GP/グリムポップ(Ver.9)
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玩具・模型写真ガンプラ30ML他バンダイ製キットコトブキヤ他プラモデル完成品等SDガンダム
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最近の更新
2024.04.21. 玩具・模型写真1/72ギザを追加
2024.04.20. 玩具・模型写真30MM 1/144 eEXM-9 バスキーロット[グレー]を追加
2024.04.14. 玩具・模型写真1/72テラーンを追加
2024.04.13. 玩具・模型写真1/72フロストを追加
2024.04.07. 玩具・模型写真1/72ゼニスを追加
2024.04.06. 玩具・模型写真HG-CE1/144ゲルググメナース(ルナマリア・ホーク専用機)を追加

2024/04/24
■頭を動かすと出る系のめまいが月曜に出て火曜には治まったかと思ったら今日また出ました。あと腰痛はほぼ慢性化しています。寒暖差の影響もあるのかもしれませんが。

■アイアンマン2020:ロボットレボリューションを購入。原著は実際に2020年刊行ですが邦訳は今年です。1冊で完結しているミニシリーズで、自律型ロボットの人間に対する権利を巡る闘争・・・かと思ったらだんだんそうでもなくなってくる話。
 アイアンマン2020というのは元々80年代のマシンマン(※星雲仮面とは無関係なアンドロイド系ヒーロー。あと媒体によって日本語表記がマシンマンだったりマシーンマンだったりもして今回は後者)の悪役として登場した、既にトニーが死んでいる2020年の未来世界でスターク社のあれこれを相続したアルノ・スタークという人物がアイアンマンスーツを装着した姿で、その後現在と2020年の間隔が狭まってくるにつれて設定が何度か変更されていましたが、最終的に2013年のアイアンマン50周年展開で実はトニーはハワード・スターク(トニーの父でスターク社の創設者)とは血縁が無い養子だった、という後付け設定が投入された際にハワードの実子がアルノだったことになっています。
 で、ハワードがトニーを養子にしてアルノの存在を秘匿する必要に迫られた経緯を成立させるための後付け設定の結果として、アルノは「2020年に宇宙から襲来する脅威から自分が世界を守らないといけない」という強迫観念じみた使命感を抱えていて、一方でトニーはシビル・ウォーUで昏睡状態になってから自分の体の細胞を全部作り直す荒技で復活したものの(ちなみにアイアンハートの活動開始初期はこの昏睡と時期が重なっているので、トニー本人ではなく代わりに活動していたトニーを模したAIがアイアンハートの師匠的な役回りになっています)、それ以来自分は本来のトニーを複製した人工物でしかないのではないかと思い込んでいて(これよりだいぶ前の「エクストリミス」のエピソードでトニーは自身の体にナノマシンを投与しているので、元から厳密な意味では生身ではなくなっていた気もしますが)、最終的にアルノは地球防衛の手段としてスターク社を自分のものにするために今のトニーは人間としての権利を有していないとして放逐、一方何やかやでトニーはロボットを弾圧する人間への反抗勢力の指導者に収まっている、というのがこの話の開幕時点での状況です。
 でも前述のように人間とロボットの対立はシリーズ全体の軸にはなっていなくて、自己否定に陥っていたトニーのヒーローとしての復活(と、あと2020年が現代になった時点でのアイアンマン2020の話)が主軸ですが、まあトニーの内面における自分の人間性と機械性の対立みたいな話ではあります。そして結果として自身が人間ではないと思い込んで意固地になっていた頃のトニーの方が自己のアイデンティティを回復してヒーローとしての責務を果たす決心をしたトニーよりある意味人間的だったような、というトニーの複雑な人間性が表出した話でもあったり。
 あと反乱勢力のメンバーとして過去作に登場していたロボット系キャラクターが大量に登場しているのもポイントかも。私は付属の解説が無いと誰が誰やらよくわかりませんでしたが。


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