春のたのしみのひとつ、たけのこ。
鮮度のよいものを自分で下ごしらえして食べると、本当においしい。今年も京都の八百屋さん、角谷さんのところで買いました。
下処理ですが、鮮度もいいので「皮を取りのぞいて、水からゆがいて、沸いたら30~40分ほどやさしい火加減で煮る。そのまま冷ます」でやってみたら、いい具合に仕上がりましたよ。米ぬかも米も使わず。
さあ、どう料理しようか?
あれこれ迷う時間も春のたのしみです。
まずはオリーブオイルとにんにくで軽くソテーしてから、濃いめの鶏だしとミニトマト数個、塩で軽く煮て、仕上げに黒こしょうしたもの。
いいつまみになりました!
たけのことそらまめの軽いクリーム煮。
好きなんですよー、この組み合わせ。さっぱりした白ワインを呼ぶ、春の佳肴です。
たけのこと釜揚げ桜えびのアーリオ・オーリオ。
にんにくとオリーブオイルでソテーしたら桜えびたっぷり入れて、軽く白ワイン蒸しに。
これまたお酒が進む味だったなあ。
春キャベツとたけのこの蒸し煮。
さっぱりとしたのも食べたくなり、キャベツに焼きをつけてから昆布だしと塩で蒸し煮にしてみたら、おやなかなかいいじゃないですか。
煮干しだしでやってもおいしいだろうな。
メインは牛肉と合わせてオイスターソース炒め。
くっきりした味にしたくて、牛切り落とし肉をめんつゆ(3倍)で下味つけたのがわりとよかった。豆鼓の砕いたのを隠し味に。
フィナーレはやっぱり、たけのこごはん。
ふたを開けるとき、自分で仕込んだのにわくわくしました(笑)。今回は大きめに切ったたけのこオンリー、4割ぐらいもち米にして、かつおと昆布のだしと塩、薄口醤油、みりんで炊き込み。
ああ、思い残すこと無しだ。
あとは山菜を思いっきり料理したいなあ。これから良いものが手に入るといいんだが。
ちなみにたけのこだけ、というのもなんだなと思い、豚しゃぶサラダも作りました。
サニーレタスにクレソンたっぷりの豚しゃぶごまドレサラダ、たまに食べたくなる。
まつりの翌朝は、春キャベツと桜えび、たけのこの姫皮のトリオで味噌汁にしました。春だけの贅沢な味噌汁、うまかった……。
たけのこをまた来年もたのしめますように。