検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

横浜にある昔ながらの立ち飲み「角打ち店」のある場所を教えて!

ココがキニナル!

横浜にある昔ながらの角打ち店が気になります。安善のほてい屋酒店、横浜橋近くの浅見本店などが有名ですが、他にどんなお店があるのでしょうか。(ときさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜で50年以上続く、角打ち店(立ち飲みできる酒店)を紹介。今回は伊勢佐木町、中村町、本牧の計3店を紹介。

  • LINE
  • はてな

ライター:ほしば あずみ

駅からは遠い。だが行く価値あり

 


鈴木屋酒店外観。どれだけ楽しい場所か、もうおわかりいただけるのでは


地元の常連客でにぎわう鈴木屋酒店。JR根岸線根岸駅からバスで15分ほど、三之谷交番付近にある。大正10年ぐらいから本牧原に「鈴木屋酒店」として開業。空襲で焼けてしまい、現在の「おはしcafeガスト横浜本牧店」がある場所からこの場所に移ったのが昭和25年ごろ。「鈴木屋酒店」としての営業はもう90年ほどになるという。

鈴木屋酒店には、ひとつのファミリーのような温かみがある。決してもののたとえではなく、新しいお客がくるたびに常連のお客さんから、それが女性なら「おお、うちの嫁が来た」と紹介され(他人だった)、若いお客だと「オレの息子を紹介するから」と言われる(他人だった)。
 


みんなの息子さん
 

そしてみんなのおかあさん。鈴木屋酒店店主百合子さん
 

家族みんなでカウンターを囲む


おかあさんは、こちらが食べ物を注文していなくても「お金はもうもらったから」とセロリを切って出してくれる。ポテトチップスの袋をあけて出してくれる。
隣のお客さんは「オレの好きな焼酎があるんだ、ごちそうするよ」と水割りをおごってくれる。
 


セロリに塩をふっただけでこんなに美味しいなんて
 

お客さんおすすめのメロー・コズル磨(みがき)。麦と米をブレンドした鹿児島の焼酎
 

終戦直後の鈴木屋酒店の写真が店内に飾られていた
 

定番のワンカップ(230円)も堪能
 

そして家族写真

 


取材を終えて



子どもが駄菓子屋さんに集まるように、飲む大人は角打ちに集う。求めるのはお酒だけではない。場を共有することで生まれる得がたい喜びは、人生そのものなのかもしれない。
角打ちという形態は減りつつあるが、地域のコミュニティとしてこうした場所は残っていてほしい。
引き続きほかの町の角打ちもぜひ訪れてみたい。
 

今回訪ねた店舗








―終わり―

 
<店舗情報>

甘粕屋酒店
住所/横浜市中区伊勢佐木町7-152
電話/045-251-3509
営業時間/10:00~21:00
定休日/日曜

鎌倉屋酒店
住所/横浜市南区中村町3-202-1
電話/045-251-2592
営業時間/9:30~20:00
定休日/不定休

鈴木屋酒店
住所/横浜市中区本牧原28−11‎
電話番号/045-622-8340 ‎
営業時間/12:00~19:00
定休日/不定休
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 鶴見界隈にも何件かあるような、工場の朝帰りの仕事の人とかに重宝されているみたいですが

  • 上大岡周辺ならジェントルマンのような立飲み専門をはじめ、酒屋併設の角打ち店が割と多くある。私が時々通う角打ち店は杉田や文庫にも。そういえばここ数年の間、女性客が増えた感じがしますね。特に改築して綺麗になった店に。

  • 記事になるくらい、酒屋店内で呑めるお店が少ないのですねえ。

もっと見る

おすすめ記事

敷居が高い?松原商店街の飲食店ってどんな感じ?

一歩足を踏み入れれば、そこはもう北海道!? 道民も驚く味がそろう、野毛の隠れ家的和食料理店「ぽあろ」

  • PR

横浜周辺で、昼からお酒の飲める店を教えて!

音楽とハンバーガーとトロピカル・カクテルがあれば、3秒で西海岸やハワイに行ける「STOVE’S」

  • PR

【編集部厳選】パスタじゃない! 「スパゲッティー」が食べたいんだ!

横浜中華街で横浜のソウルフード「ブタまん」を提供する創業明治27年の老舗・ブタまんの「江戸清」

  • PR

横浜にはこんな市場もあった! 知る人ぞ知る横浜の穴場スポット、栄区「荒井市場」のグルメ事情を徹底レポート!

女子に密かなブーム? 精力増強に留まらないスッポンの魅力を伝える、野毛の専門店「横浜味処 あぐら亭」

  • PR

こんな記事も読まれてます

バッチャンの名にかけて! 「駄菓子屋のひ孫ライター」細野が保土ケ谷のほのぼの駄菓子屋を訪ねる!

ポートサイド地区の高層マンションの下に燻製店がある理由は?

ハンバーグ3個80円!?原価割れにも程がある生麦のBar、激安食べ物の味は?

中央卸売市場『もみじや』の定食が1000円で豪華ってホント?

横浜発祥!?「珈琲あんぱん」って何!?

今年3月に閉店した関内の野菜カレーで有名な「カレーハウスキッチン」が移転して「キッチンY」として復活したって本当!?

パンのフェス2018秋が開催! 県内の参加店舗は?

【編集部厳選】パスタじゃない! 「スパゲッティー」が食べたいんだ!

新着記事