花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

グローバル社会のリスク…

こんばんは。今日も雨が降っていますね。春雨、かな…

一昨日、市場の近況をお伝えしましたので、今日は簡単に。

年度末を控え、利益を確定させるため売りが先行し、株価は下がりました。円相場は、日銀の為替介入を警戒してわずかな値動きでした。

 

さて、最近、科学ネタが多いようですが、今日は事故を取り上げてみようと思います。

アメリカのボルティモア港にかかる橋が崩落しました。要因は、船が衝突したためとのことです(衝突の原因はまだはっきりしていないようですが、船の電気系統がトラブり、停電が起こって進路が変わってしまった、という話もあるようです)。

また、橋のほうは、昨年5月の検査では安全とされましたが、構造上、一部が破損したら橋全体が崩落する恐れがあるという指摘もあったそうです。

 

そして、この橋があるボルティモア港は、アメリカでも最大級の港で、車の取扱量が13年連続アメリカで一位、ということ、事故の規模から港の閉鎖が長期間に及びそう、ということで、影響が広がりそうな様子です。

おりしも、トヨタの2月の世界販売台数が前年同月から7%弱減った(ちなみに国内では昨年同月の3分の2しか売れなかったそうです)というニュースが出ました。以前取り上げた不正認証による生産停止が主な要因だそうです。

トヨタは先日の春闘で、満額回答を出していましたが、そんな中での売り上げ減少と港湾事故、ゼロ金利政策解除…自動車業界の盟主、トヨタの先行きが何となく、重苦しく感じてしまいました。

そんな中で、日産とホンダが自動車の電動化・知能化に向け、協力関係を結ぶことになりました。

これまでライバルで、トヨタをそれぞれの路線で追っていた両社の協力は、うまくいくかどうかはさておき、自動車業界に一石を投じるかもしれず、トヨタにも、日本の自動車業界全体にも、少なからず影響が出るかもしれません。再び日本の自動車産業が世界をリードするのか、それとも海外勢に巻き込まれていくのか…

販売台数が大幅に減ったダイハツなども含め、自動車業界が日本の経済界に与える影響は大きく、だからこそ今回の橋の崩落事故は、対岸の火事ではないな、と思ってしまいました。

 

モータースポーツを手軽に楽しめる車を出していたのに、今や軽自動車でかろうじて屋台骨を支えているホンダを寂しいと思いつつ、ファンとして応援し続けたい、チャリ通の爺でした。

再生医療!!

 こんにちは!両津です!

 

 今回は、基礎生物学研究所NIBB)と米カリフォルニア工科大学Caltech)がイモリを用いた再生実験で新たな発見があった事についてです。

 

 イモリやサンショウウオなどの有尾両生類は手足や尻尾、目、皮膚のみならず、体内の臓器や脳の一部まで再生する事が知られていて解明出来れば人工器官などを作り出すヒントになると思われ、世界中で研究が行われています。

 

 発見があった実験では、今まで健全な手足が切断されると元に再生する事は判明しているので、生まれつき形成不全で指がないイモリでどうなるか試してた所、健康的で完全な足が再生される結果になりました。

 

 実験で使用したイモリは、人工的に臓器などを形成するのに不可欠な遺伝子を破壊して手足の遺伝子を持っていない個体でしたが、完全な脚が再生されたので体を再生させる「再生遺伝子」は体が出来る時に使われる遺伝子とは別と言うことが分かり先天的な形成不全の組織を切除することで、健康で完全な状態の組織が再生される現象を「超再生現象」と名付けられました。

 

 発見された「超再生現象」を調査して解明出来れば、将来的に欠損した人体の再生などが現実で可能になるかもしれません。

 

 担当者 両津

ベニザケ養殖に救世主

こんにちは

ニュースでベニザケの漁獲量が、最低量になったそうです。

それを救うべく岡山理科大教授らが、開発した好適環境水と呼ばれる水がベニザケ養殖に革命をもたらすだけではなく他の魚の養殖にも使えるかもしれないそうです。

一つの水槽に金魚とカクレクマノミを、一緒に泳がせている映像がありました。

好適環境水はナトリウムカリウムカルシウムを、あるバランスで配合すると海水の魚でも淡水の魚でもすめる水になるそうです。

この技術があればどのような場所であっても魚の養殖が可能となるそうです。

BYウッチー

バブル崩壊は再び訪れるのか…

こんばんは。先週末から梅雨のような雨が続いていますが、体調をしっかり管理していきましょう。

 

まずはこの2週間の市場です。

先週、日銀の金融政策決定会合でマイナス金利解除が決まりました。これを受け、円高が進むか、と思いきや、金融緩和政策から大きく方針転換するわけではないことから、まだ日米の金利差が縮まらないということで円売りドル買いが進んだようで、2週間で3円ほど円安となりました。

株価のほうは、円安が続きそうという見込みから輸出関連株を中心に買われ、再び4万円台を回復し、この2週間で1600円余り(4%ほど)値上がりしています(今日だけ見ると、1%以上の値下がりでしたが(;^_^A)。

ただ、多くの投資家が円安の進行が介入を招くのではと警戒されており、きっかけがあれば値下がりするかもしれません。

 

さて、今日のお題は、地価公示(土地の値段)です。

商業地、住宅地等を合わせた全国平均が昨年より2.3%上昇(なんと、2%を超えたのはバブル期の1991年以来33年ぶりとのこと!)しました。コロナ禍からの回復、円安による外国人観光客増加などが値上がりの要因になっているようです。

そして、上昇率の上位を占める熊本、北海道千歳市は、半導体工場(熊本はTSMC、千歳はRapidus)が値上がりの要因となっています。工業地は千葉県で、都内へのアクセスが良くて割安なのが人気の要因だそうです。

他にも、リゾート地、移住先などが上昇率上位に入っていました。

そんな中、東京圏の住宅地の値上がりを支えているのがマンションとのこと。工事費値上がりに加え、リモートワークが解除されてきたことも要因のようです。

一方、戸建ては値上がりが鈍いそうです。これもリモートワークで広い間取りが好まれたのが、出勤再開と工事費高騰で人気に陰りが出てきているためのようです。

また、半導体工場建設の影響で、人手が足りず、開発が中止や変更、延期を迫られることがみられているようです。人気のリゾート地も例外ではないようで、あの「星野リゾート」が建設を計画している施設も、開業予定が2年遅れることになったそうです。

そして、購買意欲の高い海外の富裕層が物件の値段を釣り上げている影響で、地方の移住者用の住居も値上がりし、地方の活性化のために移住者を呼び込む計画に水を差しかねないところもあるようです。

ここで、冒頭述べた、日銀のマイナス金利解除がどう影響するか、ということを考えてみようと思います。

しばらくは金融緩和政策を継続するとはいうものの、いずれどこかのタイミングで、本格的な利上げが始まると考えられます。そうなると、投資家はともかく、普通に家を探している人たちの購買行動には影響が出てきそうです。金利の負担を軽減するためにも、当初より安い物件を探すかもしれません。そして、これまで以上に2極化が進むかもしれません。

また、利上げの影響で円安が円高に切り替われば、富裕層の食指も動かなくなるかもしれません。不動産不況で苦しむ中国など他の国の状況なども合わされば、バブル崩壊の再来となる可能性も捨てきれないと思ってしまいます。

かくいう私も、特に金利は気になります。変動金利でまだまだローンが残っている中、どうするか、考えどころです(購入時から、どこかで固定金利もかませないといけないかも、とは考えていましたが)。

 

つらつらと長くなりましたが、今日はこのあたりで終わろうと思います。

合羽が古くて、着ているのに服が濡れ、朝から往生した、チャリ通の爺でした。

ゴミを荒らすカラスをカラス語で撃退?

こんにちはTです

今回はゴミをあさるカラスをカラス語で撃退することに成功した話題について書きます

 

これは昨年の夏に足立区が行った対策が大きな成果を上げ注目されており、なんでもカラスが猛禽類などが接近した際に発する声を録音してゴミ収集所で流しました

猛禽類はカラスの天敵なのですが、どうやらカラスは鳴き声で仲間のカラスに危険な状況であるということを伝えており、その習性を用いてカラスを不安にさせて追い払おうことができました

またゴミ収集所にカラスの声が聞こえることになったためかゴミを出す人間の意識も変化して、以前よりもカラスに対する意識が向上した結果マナーも良くなったそうです

 

カラスはとても賢い鳥であり以前からネットの対策をしても引っ張ってはがしたりするためいたちごっこになることも考えられますが、カラス語で追い払うという発想はなかなか面白いアイデアだと思います

 

また昔は鳥は脳が小さいため鳥頭とも言われるほど頭が悪いというイメージが持たれていましたが、最近の研究ではカラスを始め鳥は全体的にかなり頭がいいことが分かってきています

そう考えると鳥の先祖である恐竜も頭がよかったのかな?と考えたり、そもそも生物の頭の良さは単純な脳の大きさだけでは決まらないのかな?などとまだまだ不思議なことがいっぱいだと思います