博論をベースに2015年刊行した書籍『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』の、第2版を刊行することができました。第2版には現在も行っている高齢者とのアクションリサーチについても追加で記載しています。今回は並装とし、お値段も下げました。研究書ではありますが、ご関心ある方、手に取っていただけましたら幸いです。
始動する春
しつこいようだが、コロナで私の世界はいったんすべてが止まっていた。
個人的には憂鬱すぎる件がもう1つあり、それで世界が真っ暗になった。
そう思いこんでいた。
でも、なんだか2023秋くらいからいろんなことが動き始めて、この数ヶ月でめちゃくちゃ速度が増してきた。
流されないように着実に。でも勢いにのってまた、元に戻るのではなく新しい次元にたどり着きたい。
コロナ禍でも実践は継続させてきたし、インタビュー調査も欠かさなかった。出張こそいけなかったが、きちんと芽は温存できていたようだ。
2024 新春のお慶びを申し上げます
旧年中は、大変お世話になりました。ありがとうございました。
昨年末に46歳となり、無理せずマイペースで生きることの大切さを感じています。コロナ禍が落ち着いたことで国内出張のみ再開しました。また、代表・分担の科学研究費が2023年度に3つ終了するため、成果報告に向け奔走しました。一方で新しい研究の芽も育ちつつあり、それに伴う新しい人間関係も生まれ新鮮な日々を過ごしています。2024年には新しい書籍刊行のご報告もできそうです。今後も研究・教育・社会貢献に尽力したいと思っています。
今後とも引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
皆様のご健康と益々のご多幸を心よりお祈りいたします。
クリスマス
がんがん仕事を片付けるクリスマス。
『哲学対話の冒険日記』
梶谷真司先生からご恵贈いただいた『哲学対話の冒険日記』の中で、私が高齢者の方と行ってきた活動についてご紹介いただきました。とても優しい文章で、自分の実践が客観視できてありがたいです。もし機会がありましたら皆様もお手に取っていただけたらと思います。
「本人たちには、いろいろ心配事や不安はあるのだろうが、若い世代が彼女たちに接し、あのように輝いている姿を見るのは、未来への贈り物となるにちがいない。」(『『哲学対話の冒険日記』』102ページ)