Nntoth Suha

ハースストーンとかグウェントとか気まぐれに書く(予定)。しばらくはグウェントの記事が中心になる(かもしれない)。

グウェント Tier1っぽいデッキまとめ

 

 

みなさんこんにちは、Oppopeです。グウェント楽しんでますか?

今日はなんかTier1っぽい雰囲気のデッキについてまとめたいと思います。 
 
Tier1っぽい認定の根拠としては、
・GwentDB、Gwentifyといったデッキ公開サイトで際立った高評価を取っている
・ランク戦上位のプレイヤーが使用している
・各種コミュニティで話題に上ることが多い
・ランク戦における遭遇率が高い

 

あたりを基準にしています。
なかなかふわっとしていますね。ちゃんとしたTierlistが読みたい人は、そのうちGwentTrackerあたりが発表してくれるのを待ちましょう。
 
それでは始めます。レッツ蜂蜜酒
 

 

 

<かなりTier1っぽいデッキ>

 
密偵ニルフガード>

 
http://www.gwentdb.com/decks/18843-top-300-calveit-spies
http://www.gwentdb.com/decks/18606-nilfgaardian-inquisition-open-beta
日本語
https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/2fcaxrVxQG
 
最強と呼び声高い密偵ニルフ。「禁衛旅団」と「使者」を軸にしたデッキです。リーダーはたいてい「ジョン・カルヴェイト」ですが、「エムヒル・ヴァル・エムレイス」が使われることも。


「禁衛旅団」を大量の密偵カードで育てるのが基本戦術。というか、核となるギミックはそれだけです。あとは単体で強いカードを大量に採用するだけ。

ニルフガードの優秀なカード群を生かしたグッドスタッフに近いデッキですね。それゆえ採用カードのバリエーションは豊かで、構築力の試されるデッキになっています。

 

イーススペシャル>

  
http://www.gwentdb.com/decks/18568-spelltael-control-stream-is-live
http://www.gwentdb.com/decks/18926-mcbeards-the-specialist
日本語
https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/4fknwQC9dg
 
もしあなたがフリーズメイジや超越ウィッチが好きなら、僕はあなたについて二つ言えることがあります。一つは僕とあなたは友達になれそうにないということ、もう一つはあなたがこの「イーススペシャル」も気に入るだろうということです。


ちまたで噂のクソデッキ、イーススペシャルコントロール。このデッキはユニットカードをほとんど採用しません。大量に詰め込んだスペシャルカードで「ドル・ブラザンナの守護者」を育成します。
ユニットカードを重視しないことで、相手の天候カードやダメージカードを腐らせることができます。またブロンズカードの採用数を絞ることで、「日の出」によって「ドル・ブラザンナの守護者」を高確率で(デッキによっては確定で)召喚できるのもポイント。
その性質上、敵陣への干渉を得意としたデッキには強いものの、自陣を強化することに特化したデッキには力負けすることも多いようです。

 

<女王近衛兵スケリッジ>

 

http://www.gwentdb.com/decks/18386-kbts-open-beta-queensguard-w-guide
http://www.gwentdb.com/decks/18447-all-in-queensguards
日本語
https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/PifkNSvPLi
 
「操る者」で4人に増やした「女王近衛兵」を何度も使いまわすデッキ。ガチガチのシナジーデッキで、多くのカードが墓地に関連した効果を持っています。墓地で育てまくった「女王近衛兵」を連打すれば、単純な力比べで負けることはほとんどないでしょう。


強力なデッキですが、こちらの墓地に干渉してくる相手を極端に苦手とします。代表的なのがニルフガードの「ヴィコヴァロ軍の衛生兵」で、「ガレットのレソ」なども含めて対ニルフガードはかなり厳しい戦いになります。
そして残念なことに、現在ランク戦ではニルフガードとの遭遇率がかなり高くなっています。デッキパワーは非常に高いものの、環境に噛み合っていないのが弱みのデッキだと言えるでしょう。
 

 
<まあまあTIer1っぽいデッキ>


<霧ダゴン

 
http://www.gwentdb.com/decks/18560-1-ladder-dagon-fog
日本語版
https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/TjiCnUHt3m
 
濃霧によって敵陣を崩壊させつつ、霧シナジーによって自陣を強化。じわじわと差を広げていくいやらしいデッキです。
現状、「ラグ・ナ・ログ」対策のためにほとんどのデッキが晴天カードを複数枚採用しており、天候操作デッキにはかなり向かい風の環境。にもかかわらず、それでもランク上位に食い込むパワーをこのデッキは見せています。すごい!


<継戦ドワーフ

 
http://www.gwentdb.com/decks/18488-updated-swims-tempo-dorfs
http://www.gwentdb.com/decks/18782-lifecoachs-dwarf-deck
日本語(解説なし)
https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/EHJI7Rl3K4
 
見た目の派手さに定評のある継戦ドワーフ。継戦を持つ「ヤーペン・ジグリン」「マハカムの守備隊」を育てに育て、2ラウンド連取を狙うデッキです。
巨大な継戦ユニットを相手に封印や焦土がなくて絶望した、という経験はグウェントプレイヤーなら誰しも持っていることでしょう。逆に言えば、封印や焦土があれば簡単に対応できるということでもあるのですが。


自傷スケリッジ>

 
http://www.gwentdb.com/decks/18333-update-greyboxers-viking-metal-warriors
 
育成ゲームが好きなあなたは、このデッキを使うといいかもしれません。キュートな「モークヴァーグ」ちゃんと、ついでに「ブログヴァル一族の狩人」を育てるのがこのデッキの主な目的です。リーダーは「クラフ・アン・クライト」。リーダー効果でモッちゃんをサーチしてきます。
ご存知のように、ベースアップによる強化は墓地に行っても残ります。ラウンド1で大量にベースアップしておけば、「モークヴァーグ」「フラヤの女司祭」の効果によって墓地から舞い戻った時も強化されたままというわけですね。 


<かすかにTier1っぽいデッキ>


<公開ニルフガード>

 
http://www.gwentdb.com/decks/19066-ng-show-me-what-you-got-65-win-rate
 
手札のカードを公開して「観測手」を育てたり「マンゴネル」で撃ちまくったり。リーダーはもちろん「モルヴラン・ヴーヒス」。
自分の手札を公開することも多いですが、メインターゲットは相手の手札。ゲーム終盤では相手の手札をすべて公開してしまうことも少なくありません。こうなるともう詰めグウェントですね。
最近見ることの減ったデッキです。密偵型の人気に押されがち。


<霜エレディン>

 
http://www.gwentdb.com/decks/18774-updated-swims-frost-hybrid
日本語(解説なし)
https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/eXwAsqwY1A
 
初心者にも大人気、ワイルドハントを中心とした天候操作デッキ。
「ワイルドハントの騎兵」で打点不足を補ったり、捕食カードにタッチしてみたり、濃霧とのハイブリッドにしてみたり。わりとバリエーション豊富なデッキみたいですね。
 
 
 
 

 

 


 
 
いかがだったでしょうか。以上が僕の考えるTier1っぽいデッキたちです。
ただ強調しておきたいのは、グウェントはまだまだ開拓期のゲームであり、新たなTier1候補はこれからも生まれ続けていくということです。
既存のデッキタイプに捕らわれることを良しとしないプレイヤーは少なくありません。「捕食モンスター」、「マリガンスコイア」、さらにはなんと北方諸国でデッキを作ろうとしている猛者まで存在します。いまのところ彼らの挑戦はあまり実を結んでいないようですが、明日の最強デッキがその中から生まれてこないとも限りません。
生まれたばかりのカードゲーム、グウェント。このゲームには無限の未来が広がっているのです。
 
グウェントのよりよい未来と北方諸国の上方修正を願って、今回はここまでにしたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。
 

ウンゴロカード評価 アリーナの章

 

 

評価は

 

☆☆☆☆☆ サンキューベンブロード

☆☆☆☆  強い

☆☆☆   普通

☆☆    弱い

☆     ゴミ

 

の五段階です。

なぜ一般的に採用されている四段階にしないかというと、アリーナには「普通」としか言いようのないカードがいっぱいあるからです。ブラッドフェンラプターは強くも弱くもないんです。

それではいきましょう。アリーナのカード評価は構築ほど難しくないので、たぶん全部的中します。

 

 

<メイジ>

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☆☆☆

そもそもメイジの秘策はアリーナで取りたいカードじゃない。マッドサイテンティストと違って効果が決まってもテンポアドを取れない。バニラよりは嬉しい程度。

 

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☆☆☆☆

手札からの打点は正義。エレメンタルはオマケだけどデッキ次第でビックリマンシールになる。

 

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☆☆☆☆

スペルカードクレクレ君。メイジのスペルは基本的に強いので、ドローするだけの戦利品クレクレ君よりも優秀なミニオン

 

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トリガーが既存の秘策と一緒だとついでにケアされるから弱い。コインが呪文じゃなくなったらまた来てね。

 

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☆☆

味方限定の無貌の操り手。4コストならそれなりにコスト以上の働きをしそうだけど、やっぱり空の盤面で使えないリスクは見逃せない。

 

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☆☆☆☆

バニラテスト合格で条件を満たせばそれなりのリターンを得られる。こういうカードが強いことをアリーナ勢はブラストメイジで学んでいるはず。

実は低レアリティでエレメンタルをトリガーにしたカードはわりと貴重 、というかクラスカードにはこいつしかいない。エレメンタルてんこ盛りデッキを一番組みやすいのはメイジかもしれない。

 

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☆☆☆☆☆

メイジのスペルは強い。発見も強い。コスト軽減も強い。

よってこのカードは最強。はい証明終わり。

 

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☆☆☆

冷気の放射と合わせて対メイジのミニオン配置はかなりめんどくさいことになりそう。

コスパの悪いAoEになったりコスパの悪い単体除去になったりでそこまで強くないと思う。まあ手札から直接盤面に干渉できるってだけで一定の価値はある。

 

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☆☆☆

6/6/6はまあまあ許せるスタッツ。2/2/2を経由することがメリットかデメリットかは状況次第だけど、メリットになることの方が多そう。

10/10/10はフレーバーみたいなもんなので気にしなくていい。

 

 

<ウォリアー>

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装甲積むときのガシャーンって音、いいよね。あれが聞きたいときにピックしよう。

 

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☆☆☆☆☆

なんだこいつ……

聖なる盾か体力+3を選びましょう。それでだいたい勝ちです。すごい!

 

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☆☆☆☆

攻撃力があと1高ければなあって感じ。5と6の差はわりと大きい。

ライフ守る性能はかなり高いので、武器振りすぎてライフ持たなくなるというウォリアーにありがちな負けを減らせる。普通に強い。

 

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☆☆☆☆

ミニオンと違って武器は(おおよそ)どれ引いても強い。適切なターンに使えないとインパクトが薄いってのはあるけど、それでも十分すぎる性能。

 

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☆☆☆

こういうトレードの選択肢が増えるカードは優勢のときに強くて劣勢のときに弱い。つまり何が言いたいかって状況次第ってこと。

 

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☆☆☆☆

オマケ付きのフェンクリーパーなんだけどオマケが強すぎる。5/6/9挑発は空が裂け大地が割れ対戦相手がコンシードする性能。

 

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☆ 

眠そう。

 

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☆☆☆☆☆  ☆

"Discover a card"がコスト0のスペルならこの評価。

要はピックのやり直しができるわけで、その場その場に合ったカードを選べるんだから最強に決まってる。

"Discover a card"がコスト1のスペルだったのでこの評価。

要はカードを使うたびにテンポロスするわけで、ウォリアーがテンポを取られたら負けるに決まってる。

 

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☆☆

ちょっと活躍する場面少なすぎんよ~。アリーナでもこいつはコロコロコミックの付録。

 

  

ウォーロック

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☆☆☆☆

ドゥームガードは即座に打点を出せたからクッソ強かった。こいつはそういう意味でドゥームガードに劣る。

でもバリューを投げ捨ててテンポを取るメカニズム自体がアリーナに、特にアリーナウォーロックに向いている。さすがに強い。

 

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☆☆☆☆

破壊が強制なのは辛いけど、トークンやトレードで弱ったのを生贄に出来ればめちゃくちゃ強い。有利盤面をさらに有利にしてくれるタイプ。

ウォイドテラーとは似てるようで全然違うカード。

 

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☆☆☆☆☆

強い強い強い強い強い。どう考えてもウォーロックにあげちゃいけないカード。ライフさえ守れれば無限にバリューを稼げるヒーローにこのミニオンは適しすぎている。

 似たようなミニオンと比べてスタッツの合計値が低めなのが救い。

 

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一瞬うおおおおおってなったけどよく考えたらクソ弱かった。盤面取れないとAoEは名乗れないぞ。

 

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☆☆

リザードさん、マナコスト間違えてますよ。

 

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☆☆

ディスカードはけっこう強いカードが多いし、新カードにもコモンに存在する。効果発動はそれなりにできそう。

ウォーロックで相手が手札から捨てたカードを覚えなきゃいけなくなったのが辛い。デッキトラッカー民を優遇するブリザードを許すな。

 

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あの花から飛び出す光を集めるミニゲームありそう。たまにトゲが混じってて当たると減点。

 

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☆☆

ライフをカードに変換するのはヒロパでも出来ることなので。ウォーロックのスペルってけっこうハズレ多いし、正直ビミョー。

 

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 ☆☆

基本バニラ。オシャレなエフェクトに期待。

 

 

<ローグ>

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☆☆☆

コンボの起点になるし、まあまあ悪くない。別に良くもない。

 

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Razorpetalsとやらはコスト1のスペルです。合計4コストで2ダメージはアリーナなめてる。

 

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☆☆☆

余ったマナで1点飛ばせるのは強いっちゃ強いんだけど、ヒロパでも似たようなことはできるしこのカード自体のスタッツが低いしでうーん。

ただバニラと並んでたらどっち取るか悩む性能はしてる。まあコンボの起点にはなるしね。

 

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だいたい魔力なる知性。なんだけど、ドローの必要が薄いローグのカードであること、選択肢が一つしか増えず柔軟性に欠けることからあっちより弱い。

 

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☆☆

ヒロパと合わせてコスト5で暗殺が二回打てる。ただ二発目の暗殺は相手から見えているので、小型ミニオンを並べるなどして対応されるのが難点。そもそもただでさえライフ管理の厳しいローグにこんなカードを使ってる余裕はあるのか。

 

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☆☆

4/3/3でもまあ使えないことはないし、盗みカードも今回コモンに追加されてる。ただ耐久度の高い武器はヒロパが腐るのであまり強くはない。

 

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☆☆

コインとか合わせれば大抵のデッキで2/4/4くらいになりそうではある。

ただ、2コスミニオンなのに2ターン目に出し辛いのはけっこうな問題。2ターン目に2/4/4が出てくるのと7ターン目あたりに2/4/4が出てくるのはまるで意味が違う。

 

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☆☆☆☆☆

誰がどう見ても強いし、たぶん誰がどう使っても強い。蓮華凶手と合わせて「ローグのエピックは闘技場で弱い」を過去のものにする性能。

 

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☆☆

基本バニラ。コイン絡めばたまに効果発動できるくらい。

 

 

<シャーマン>

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☆☆

ウォーゲンのスパイの方が強い。

 

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☆☆☆☆

回復は強い。

 

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☆☆

ミニオン限定でダメージ効率も悪い。ダメージスペルとしてはかなり弱い。

 

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☆☆

シャーマンにエレメンタル多めだし、まあまあ効果は発動できるはず。ただこのミニオン自体が弱いので、1枚2枚コスト減らしても差し引きゼロにしかならないのが辛い。

 

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☆☆☆

悪くない。盤面を取っている時に強いカードはシャーマンの方針とも噛み合う。

 

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☆☆☆☆☆

実質フレスト。15点あれば大概の盤面は一掃できる。

さらにAoEは一掃したターンにミニオン展開して盤面を取り返せるコストが望ましい。このカードはそういう意味でもグッド。

対シャーマンでは常にこのカードへの警戒が求められる。そんなカード。

 

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☆ 

盤面を取った後のことを考えるのもいいけど、どうやって盤面を取るかも考えような。

 

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☆☆

自分が使うとバニラなのに対戦相手は必ず火エレから繋げてくるカード。 

 

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 ☆☆☆☆

さすがに決まった時のリターンが大きすぎる。こいつのためにエレメンタルに寄せる価値があるレベルのカード。

 

 

ドルイド

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☆☆

ハズレが多すぎる。せめて発見させて。

 

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 ☆☆

アタック5以上なんてマリガンでキープしないので、3ターン目にこいつが効果発動できることは少なそう。仮にできたとしても聖なる盾か体力+3を選べないとわりと弱い。

 

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☆☆☆☆

聖なる盾がとにかくやば~~い。相手が1点出せないヒーローならその時点でわりとゲームが決まる。

断末魔付与と体力+3も強い。+1/+1も及第点。この4つのどれかが出る確率は83%。こいつがコモンにあるドルイドの未来は明るい。 

 

参考:新カード、緑なすロングネック / Verdant Longneckと新キーワード適応について: ありーなぷらくてぃす

 

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軽すぎる。コスト上げていいからバフの量も上げてよ。

 

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キノコの茎に顔みたいなのあるけど、実はこのキノコ自体もなにかの生物の適応の成れの果てだったりするんですかね。

 

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 ☆☆☆☆

基本はダスディンゴでたまーに疑似的なバーストダメージとして使うやつ。ダスディンゴが既に強いのでこのカードももちろん強い。

 

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☆☆☆☆  ☆

細かい仕様が分からないと何とも言えんけど、ほぼトレード専用とはいえ5マナで2/2を5体以上展開するのは只事じゃない。同じヒーローに同じコストで3体しか展開できないカードがあるんだぞ。

なんか戻ってくるマナクリスタルは空っぽみたいです。おもちゃじゃねーか!

 

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そのアタック5以上のミニオンとやら、直接出すわけにはいかないのかな?

 

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☆☆

でかいだけのミニオンにはいくつか弱点がある。 このミニオンはそのうち一つである「単体除去に弱い」を解決してるけど、それ以外の弱点はそのままなので微妙。

 

 

<プリースト>

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1コストカードの利点は1ターン目に使えることなんだよ。なんで場にミニオンがいること前提の効果してるんだよ。

 

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☆☆☆☆

見たまんま強い。

 

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☆☆☆☆

4/2/6はあんまり強くないスタッツだけど、生存特化はプリに適してはいる。おまけに挑発とメリット効果付き。それなりにいいカード。

 

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☆☆☆☆

この手のカードは伝統的に強い。

 

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☆☆

3/2/3+1/1は及第点だけど他にミニオンがいないとトークンが出ない。何かしらのシナジーが欲しいカード。

 

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 ☆

スタッツだけでかくてもダメだってば。雄叫びが発動しないことを考えるとハズレ率は相当高いはず。

新しく追加される7/7突撃が出せると幸せ。雄叫びが発動しないから顔面も殴れるぞ。

 

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☆☆

面白い効果だけど2マナ払ってやることじゃない。状況を選ぶスペルの多いプリに合ったカードではある。 

 

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☆☆☆☆

「強いカードは正解になりやすい」「レアリティの低いカードは正解になりやすい」「既に使われたカードも表示される(推測)」あたりを基準に考えればそれなりの頻度で引けるはず。何より面白いので積極的にピックしていこう。

 

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☆ 

ライラって名前のくせに可愛い女の子じゃない。クソカード。

 

 

パラディン

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☆☆

触手攻め、悔しそうな表情、おっぱいに吸い付く植物。とてもえっち。

 

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 ☆☆

大型ミニオンには聖なる盾や体力+3、小型ミニオンには猛毒や攻撃力+3を付けたい。何を引けるか対象ミニオンを選ぶまで分からないのは弱い。

 

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☆☆☆

好き。仇討ちと救済が残ってたら星四つあげたかもしれない。なんで強い秘策みんなスタン落ちしてしまうん?

 

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☆☆

ハマれば強いバフカードの特徴をさらにピーキーにしたカード。猛毒とか攻撃力+3とか強そうだけど、盤面に新兵が残ってて相手に中型以上のミニオンがいて適応で望み通り引ける確率を計算してみよう。

 

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☆☆☆☆

バフカードはつよい!!!!

 

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バフカードは強いけど、バフカードがある前提のカードは弱い。

 

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バフカードは強いけど、このカードは弱い。

 

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☆☆☆☆ 

かっけー!! 普通に強いけどウルダマン先輩ほどではない。

 

 

<ハンター>

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☆☆☆☆

この手のカードは伝統的に強い。

 

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☆☆☆☆

こいつ自身に獣付いてるのがえらい。コモンだし取りまくって種族内で適応させよう。

 

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☆☆☆☆

素晴らしい。ハンターにとって序盤の優位を築きやすくなるのは本当に大きい。

 

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☆☆

1/2/1自体あんまり強くないんだけど、1マナミニオンの重要度が高いハンターであること、2マナの適応に綺麗に繋がることから比較的マシな部類に入る。

効果はオマケ、というかデッキにわざわざバニラを埋めるのはデメリットにさえなりうる。火力引ける確率下がるじゃーん。

 

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☆☆☆

びっくりさせて断末魔上げさせる係の人。なんかそう考えるとかわいいね。

 

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1マナミニオンは1ターン目に出そう。ドローできるか不安定だし、ドローできても弱い。

 

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☆☆☆

コンボ前提のカードだけど、条件がわりと満たしやすいのとリターンがそれなりに大きいのでそこそこ使えるはず。

なんかこう、フレーバーと効果が一致してるカードっていいよね。

 

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 ☆☆

ダメージレース最強のヒロパをミニオントレード最強のヒロパに変える。このカードをピックしたなら、全体的に重めに獣を多く取ってバリューゲームに持ち込みたい。

 

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☆☆

カードパワーは高そうだけど、ハンターには向いてない防御的な効果。適応から猛毒で一枚で処理されるのもマイナス。

 

 

<中立>

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☆☆

その昔、反響ウーズというカードがあってのぉ……

 

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☆☆☆☆

フロストエレメンタルが強かったんだし、こいつもたぶん強い。後攻1ターン目にローグの顔面を凍らせながら出ていけるのが地味にえらい。

 

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 ☆☆

ハンターならわりと喜んで取る。ローグでもまあそれなり。それ以外のヒーローではイマイチな性能。

 

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☆☆☆

それほど難しくない条件でミニロボになったりアイスレイジャーになったり。ただ気になるのは2ターン目に出し辛いこと。2マナミニオンが一番輝くマナ帯で弱いのはちょっと見過ごせない。

 

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☆☆☆

巨大ガマの対になるミニオン。顔にダメージが飛ばないのは素晴らしい。空の盤面で出し辛いのが難点。

 

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☆☆☆☆

猛毒って能力はトレード限定の攻撃力∞なんですよ。2/∞/2挑発。中二心をくすぐられませんか。

 

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☆☆☆

バニラ枠。

 

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☆☆☆☆

変クリに続くスーパークリーパー。フェンクリさんの立場が思いやられる。

ある程度放置されたあと中型に上から踏まれるんだけど、放置されてる間は顔もミニオンも殴られないわけで。

ライフを守ることに価値のあるウォーロックではサンキューベンブロード。持続型の効果を持ったミニオンと合わせても強い。

 

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オタマジャクシとカエルの中間がこんな形なんだよね。小学校くらいに理科でやった。

 

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☆☆☆

3ターン目に3/6だの3/3聖なる盾だの出てきたらキレるしかないんだよなぁ。3/4や3/1聖なる盾が十分強かったのを忘れるな。

 

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☆☆☆☆

このミニオンは敵の大型とトレードしたい。だから終盤に出す。マナが余るから他のミニオンも一緒に出す。敵の大型は一緒に出したミニオンを踏んで傷つく。そうするとこのミニオンでトレードしてもそこまでおいしくない。これが多分よくあるシナリオです。

まあそうなったとしてもコスト3ミニオンとしては十分な仕事をしてるわけだし、普通に強いカードなのは間違いない。こいつの影響で軽量AoEの価値が上がりそう。

 

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☆☆☆

悪くはないけど良くもない。いかにも中立コモンでございって感じの強さ。

 

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アリーナのエレメンタルシナジーを信じてないので星ひとつ。単体で完結しない能力は信じないと決めてるんでね。

 

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☆☆☆

ヒロパで死ぬけど、ヒロパを打たせて1/1が2体残るんなら仕事はしたと言えるんじゃないかな。

 

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☆☆

ダスディンゴと殴り合って負ける哀れな恐竜。 

 

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☆☆☆☆

君ほんとに中立?ってくらいには強い。しかもコモンである。エレメンタルを信じない心が揺らいできた。

 

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☆☆☆☆

別に5/4/7バニラで十分強い。挑発が付くことも少なくなさそう。とりあえず出てきたら取っていいよって顔してる。

 

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☆☆

AoEに弱い疑似バーストダメージ。6マナ8ダメージは悪くない効率ではある。

 

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☆☆

なんでこいつ頭に鱗刺さってんの。

 

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なんか毎回こういうの来るよね。

 

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☆☆☆☆

さすがに重すぎるので変クリーパーにはちょっと劣る。最強カードにちょっと劣るカードなのでまあまあ強い。

 

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愛嬌のある顔してる。 

 

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☆☆☆

一見カニに見えるけど正体はワニ。

 

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なんか今回カメのカード多くないですか。

 

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☆☆☆☆

大好き。3ターン目に出してもいいんだけど、ある程度盤面を取ってから出して育成していくのが楽しそう。育成中は敵ミニオンとトレードできないのが残念。

 

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盤面に飾りを置くのが趣味な人はどうぞ。

 

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飾りにしてもちょっと趣味が悪くない?

 

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☆☆☆☆

ウンゴロにボーナスついてるうちはかなり強いでしょ。4/3/5は許せるスタッツだし、効果決まったらゲームも決まる。

 

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 条件付きで全然強くないことされても困る。

 

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☆☆☆

フロストエレメンタルが強かったことを考えるとこいつは弱い。んだけど、スタッツがやっぱり魅力的だからおまけして星三つ。

 

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☆☆☆☆

でかいミニオンには挑発が欲しい。このカードは挑発付けれる。やったー!

 

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☆☆

出した次のターンにトレードに使えばデメリットは受けないけど、その使い方だと2/1と大して変わらないという残念っぷり。ヒロパが強いヒーロー(つまりローグ)なら、1Tこいつで2Tヒロパという動きを許容できるので悪くない。

 

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☆☆☆

ギリギリ許せないスタッツに武器破壊が付いてるのでギリギリ許せる。装甲ゲットはわりとどうでもいい。

 

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☆☆☆

ちょっと首が長いだけのラクダ。

 

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たまにはロマンを追うのもいいけど、闘技場で遊ぶにはゴールドが必要なことを忘れないように。

 

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☆☆☆☆☆

フェルリーバーが最強だったので、それより強いこいつは超最強。デメリットでこっちの顔が持たなくなる前に相手の顔面をぐちゃぐちゃにしよう。

ちなみに超最強のこいつを火山噴火で殺せるシャーマンは暗黒無限絶対究極百裂最強。シャーマンバンザーイ!!!!

 

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☆☆

一見するとかなり強いんだけどー。5ダメージが有効じゃない盤面って意外と多いし、特定のターンにしか飛ばせないならそこまでぶっ壊れではない。

加えて素のスタッツがいまいち。取りたくない部類に入るカード。

 

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フレイムストライクはフレイムストライクを打ちたいときに打つから強いのであって、カバルの魔導書を打ちたいときに打っても弱い。何が出るか8マナ払うまでわからないのは致命的。

 

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☆☆☆☆

でかい+はやい=つよい

 

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☆☆☆☆☆

中立のAoEはケアできないからやめてくれってお願いしたはずなんだけどな。8ターン目の2ダメージはちょっと遅いけど、倒し損ねたのはアタック4と挑発でしっかり仕留めてくれるぞ。

 

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ラダーでの活躍に期待しています。アリーナに君の居場所はないよ。

 

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効果が使えればすごいやつ。バフがいっぱい取れた時はピックしてもいいと思います。

 

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強そうなコンボはいくつか見えるけど、単体で弱すぎるカードは評価したくない。

 

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☆☆☆☆

究極のバリューカード。カードパックを引けたらもうバリューゲームで負けることはなくなる。

何がすごいって5/5/5という及第点のスタッツ。バリューカードはテンポロスになるという常識を変えた。

 

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 ☆☆☆☆

つっよ。プロトタイプとはえらい違いだ。3コス以下のカードなんて4ターン目以降は基本いらないので、それらを引かなくなるのは単純に強い。一応動きの小回りが利きづらくなる弱点はあるけど、それよりもバリューゲームで勝ちやすくなる長所の方が大きい。

何がすごいって6/6/6という及第点のスタッツ。バリューカードはテンポロスになるという常識を変えた。

 

 

<総評>

エレメンタルデッキが組みやすく優秀なカードの多いメイジ、コモンが強力なウォーロックの2ヒーローが次環境でまた2強になりそう。ウォリアーもかなりいいカードを貰ってるけど、コモンにあからさまなゴミが紛れこんでいるのがちょっと厳しいか。

 

ローグやハンターも優秀なカードは多いけど、挑発の増えた環境はかなりの逆風。特にローグはスタン落ちするカードに強力なものが多く、最強ヒーローに返り咲くのは難しい。

 

シャーマンは一番判断の難しいヒーロー。エレメンタルカードが多いので、エレメンタルをトリガーとする中立のコモン、レアをどれだけ引き込めるかが大きく影響してくる。あと火山噴火がヤバい。

 

プリーストは順当に強化された。順当すぎて特に言うことはない。

 

パラディンドルイドは貰ったカードがあまり強くなく、またそれぞれスタン落ちするカードに強力なものが非常に多い。おそらく底辺を這うのはこの2ヒーロー。

 

全体として、挑発持ちミニオンが増えることにより環境がさらに 低速化すると思われる。これはメイジ、ウォーロック、プリーストといったヒーローに嬉しい要素。

 

 

<ヒーローランキング>

もろもろ総合するとヒーローランキングは

Tier1 ウォーロック、メイジ

Tier2 ウォリアー、シャーマン、プリースト

Tier3 ローグ、ハンター

Tier4 パラディンドルイド

 

みたいな感じになるんじゃないでしょうか。

始末屋とフレストが規制されてて本当によかった。

 

 

 

以上です。あー長かった。

新環境も楽しいアリーナになるといいですね。

 

 

※構築戦の章はないです

Tier listって結局なんなんだろう

はいどうもこんにちはこんばんは、Oppopeです。
今日はよく耳にするTier listって結局何なんだよ、ということについて話していきたいと思います。

 

 


Tier listってものがどんなものか、まったく見たことないって人はHSプレイヤーには少ないんじゃないでしょうか。

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こういうやつです。要は、色んなサイトがデッキのランキングを付けているわけです。
Tierは英語で「層」って意味です。第一層(Tier1)はこのデッキ、その下の第二層(Tier2)はこのデッキ……って並べていって、それを全部まとめてTier listって呼んでるんですね。
じゃあこのランキングはどういう基準で付けられてるのか、という話。実はけっこう、ここが意見の割れるポイントです。
「単純にデッキの強さで付けてるんだよ」派と「いや、ラダーでの使用者数で決めてるんだよ」派が日夜争いを繰り広げています。


結論から言うと、少なくともHSにおいては「デッキの強さ」派が正しいです。
より厳密に言うと「ラダーでのデッキの強さ」ですね。

 

 


HSのTier listを発表しているサイトがいくつあるのかは知りませんが、群を抜いて有名なサイトが二つあります。
ひとつはTempo storm、もうひとつはVicious Syndicateです。
順番に見ていきましょう。まずTempo Storm。
かなり老舗の情報サイトで、Meta Snapshotと称して定期的にTier listを発表しています。
そしてそこでは各Tierごとの定義がはっきりと記されています。英語で。

 

Tier 1: Well-optimized decks with extremely efficient and overwhelmingly powerful combos and card synergies that makes losing against these decks feel helpless and unfair.
Tier 2: Competitive decks that have a few slight weaknesses (e.g., poor comeback mechanics or draw consistency); can still take games off top-tier decks with tech switches.
Tier 3: Average decks that aren't bad, but also aren't optimized or refined; decks that have styles not currently favored by the metagame.
Tier 4: Inconsistent decks that are unrefined, out-of-flavor, overly niche, or retired. Taking wins off upper-tier decks requires an intimate understanding of the role of every card in the deck.
Tier 5: Fun decks that should only be used if you play Hearthstone for the joy of the gameplay, rather than the joy of winning.

 

読むのがめんどくさいみなさんのために、おおよそで訳してあげましょう。Tier1はクッソ強くて相手を萎えさせるデッキ、Tier5は勝つのが楽しい人は使わない方がいいデッキだそうです。
分かりやすいですね。使用人数という言葉はどこにも出てきません。Tempo StormにおけるTier listは、デッキの強さランキングのことで間違いなさそうです。

 

続いてVicious Syndicate。こちらはもっと分かりやすいです。
Vicious Syndicateは最近になって台頭してきたサイトで、データに基づいてデッキ相性や勝率を導き出しているサイトです。
言葉は必要ないでしょう。この二枚の写真を見てください。

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一枚目がラダーでの使用率、二枚目がTier listです。
使用率では海賊ウォリアーに次いで2位の翡翠ドルイドですが、Tier listではTier3の中位に位置付けられています。
理由はご覧の通り、勝率が低いからです。使用者が多くても勝てないデッキは、Tier listの下の方にランク付けされているということですね。

 

ついでに、日本人にはなじみの深いハースゲーマーズも定期的にTier listを発表しています。

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こちらもTempo storm同様各Tierの定義がしっかり記されています。メタで見かける、見かけないという文言はありますが、やはり主な基準はデッキの強さみたいですね。

 

 

 

さて。
では一体どうして「Tier listは使用者の数で決まる」という誤解が、これほど広がったのでしょうか。
この誤解自体は僕がHSを始めた2016年の4月くらいにもちらほら見たものですが、今ほどよく見かけるものではありませんでした。
それがここまで拡散した理由は、おそらくこのサイトでしょう。

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シャドウバース攻略wiki

このサイトでも、シャドバのデッキについてのTier listが定期的に更新されています。
で、このサイトにおけるTier Listの定義ですが……

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がっつりと書いてありますね。強さよりも使用率を重視。
このwikiの管理人さんがどういう意図でこの定義を設定したのかはよくわかりません。単純に誤解していたうちの一人なのか、流行度ランキングの方が有用だと判断したのか。
ただ、いくつか他のサイトも見てみましたが、シャドバにおいてはTier listは流行度+強さで考えるというのが定着しているみたいです。
おそらくこのシャドバにおける定義づけがHSに逆輸入され、そのまま拡散したというのが今の状況なんじゃないかと思います。

 

 


そういうわけでで、Tier listというのは

 

ハースストーン:デッキの強さランキング
シャドウバース:デッキの流行度ランキング(強さも加味するよ)

 

という感じみたいです。

ゲームによって定義が変わるというのは面白くもありますが、ややこしくもありますね。

ともあれここまで読み通したなら、あなたも晴れてTier list警察の一員です。
「Tier listはデッキの人気ランキングだよ」なんて言ってる人がいたらこの記事を叩きつけて、どちらが正義か思い知らせてやりましょう。

そんな感じです。お付き合いいただきありがとうございました。