2012年 03月 17日
TRIAL B-1 |
"TRIAL B-1"の魅力は、言葉では伝えにくいかと思います。
有名な誰かの音を目指したものではありませんし、値段を吊り上げられた古いパーツを使った訳でもありません。
ただひたすらに、求められている基本的なスペックを追求したのみです。
<クリーンブースターとしての実力>
まず音が良くなければ話になりません。
回路を通る限り、原音と全く音質・反応を得る事は不可能です。
私は原音に忠実である事が、絶対的に良いと言える事では無いと考えており、むしろ、変化してしまう事を受け入れ、良い変化として感じられるようにデザインする事が、設計者としての腕の見せ所だと思います。
私が目指したのは、気持ち良く、弾き易いサウンドです。
時に、硬い音色は少し落ち着かせ、ボケた音色には輪郭を持たせてくれます。
そして、弾き手はこの音が、弾き手に忠実な音である事に気付いて頂けると思います。
<バイパスシステム>
トゥルーバイパスは音色劣化しないと言われておりますが、多数接続した場合は接続数に比例して明確に劣化します。B-1は基本的なサウンドが良い為、トゥルーバイパスにこだわる必要がありません。(ただし、Fuzz・WAH等のインピーダンスマッチングが音に影響するエフェクターと併用する場合は、良くも悪くも大きく音が変化する場合があります。)
バイパス(OFF)時は上質な音色をノイズレスに出力する。バッファとして機能します。
また、ON/OFF時のサウンドが全く同じである事にも驚いて頂けるかと思います。
LEVELを最小(原音と同じ出力レベル)に絞り、ON/OFF時のサウンドを比較してみて下さい。
もし、違う音に感じる場合は、耳に問題があると言い切れます。なぜならば、全く同じ回路を通っているからです。
更に、B-1はON/OFFスイッチング時の切り替えノイズが皆無です。
<製作クオリティ>
"TRIAL B-1"は海外で大量生産したような物ではありません。
設計~製作まで、高早楽器技術の職人が責任と誇りを持って作業にあたります。
その姿勢は、シンプルな構造に設計する事で高めている、コストパフォーマンスにも向いています。
"TRIAL B-1"を私が簡単にアピールするならば、
「音が良く、十分な増幅量を持ち、小型で、スイッチングノイズが無く、ON/OFF時の音質が変化しない、素直で最良のクリーンブースター」となります。
当たり前の事を当たり前にクリア出来た自信作です。
弾いてもらえれば、すぐに納得して頂けると思います。
・効果的な使用法のヒント
"TRIAL B-1"は、単純に音を大きくする様な素直な目的にストレス無く使用する事が出来ます。
更に、アンプやエフェクター等の歪みセクションの前段に繋ぎ、ゲインアップに使用する方法もあります。
使える音色はONとOFFの二つと思われがちですが、使い方次第でサウンドバリエーションは無限になります。
例えば、通常は本体ヴォリュームを少し絞った状態で使用し、時にヴォリュームをフルにしてブーストさせるような使い方をしていたとします。当然普通は少し絞った落ち着いたサウンドを音量的に前へ押し出す事は出来ませんが、"TRIAL B-1"を踏めばそれが可能です。
ヴォリュームをフルにしてブーストさせた上で更に"TRIAL B-1"を踏めば、素のギターだけでは得られない音圧や歪みを得る事が出来ます。
楽器をコントロールする力があればあるほど、"TRIAL B-1"をアンサンブルの中で自分の演奏をより良く変化させる為に使う事が出来るでしょう。
高早楽器技術
高早 真憲
有名な誰かの音を目指したものではありませんし、値段を吊り上げられた古いパーツを使った訳でもありません。
ただひたすらに、求められている基本的なスペックを追求したのみです。
<クリーンブースターとしての実力>
まず音が良くなければ話になりません。
回路を通る限り、原音と全く音質・反応を得る事は不可能です。
私は原音に忠実である事が、絶対的に良いと言える事では無いと考えており、むしろ、変化してしまう事を受け入れ、良い変化として感じられるようにデザインする事が、設計者としての腕の見せ所だと思います。
私が目指したのは、気持ち良く、弾き易いサウンドです。
時に、硬い音色は少し落ち着かせ、ボケた音色には輪郭を持たせてくれます。
そして、弾き手はこの音が、弾き手に忠実な音である事に気付いて頂けると思います。
<バイパスシステム>
トゥルーバイパスは音色劣化しないと言われておりますが、多数接続した場合は接続数に比例して明確に劣化します。B-1は基本的なサウンドが良い為、トゥルーバイパスにこだわる必要がありません。(ただし、Fuzz・WAH等のインピーダンスマッチングが音に影響するエフェクターと併用する場合は、良くも悪くも大きく音が変化する場合があります。)
バイパス(OFF)時は上質な音色をノイズレスに出力する。バッファとして機能します。
また、ON/OFF時のサウンドが全く同じである事にも驚いて頂けるかと思います。
LEVELを最小(原音と同じ出力レベル)に絞り、ON/OFF時のサウンドを比較してみて下さい。
もし、違う音に感じる場合は、耳に問題があると言い切れます。なぜならば、全く同じ回路を通っているからです。
更に、B-1はON/OFFスイッチング時の切り替えノイズが皆無です。
<製作クオリティ>
"TRIAL B-1"は海外で大量生産したような物ではありません。
設計~製作まで、高早楽器技術の職人が責任と誇りを持って作業にあたります。
その姿勢は、シンプルな構造に設計する事で高めている、コストパフォーマンスにも向いています。
"TRIAL B-1"を私が簡単にアピールするならば、
「音が良く、十分な増幅量を持ち、小型で、スイッチングノイズが無く、ON/OFF時の音質が変化しない、素直で最良のクリーンブースター」となります。
当たり前の事を当たり前にクリア出来た自信作です。
弾いてもらえれば、すぐに納得して頂けると思います。
・効果的な使用法のヒント
"TRIAL B-1"は、単純に音を大きくする様な素直な目的にストレス無く使用する事が出来ます。
更に、アンプやエフェクター等の歪みセクションの前段に繋ぎ、ゲインアップに使用する方法もあります。
使える音色はONとOFFの二つと思われがちですが、使い方次第でサウンドバリエーションは無限になります。
例えば、通常は本体ヴォリュームを少し絞った状態で使用し、時にヴォリュームをフルにしてブーストさせるような使い方をしていたとします。当然普通は少し絞った落ち着いたサウンドを音量的に前へ押し出す事は出来ませんが、"TRIAL B-1"を踏めばそれが可能です。
ヴォリュームをフルにしてブーストさせた上で更に"TRIAL B-1"を踏めば、素のギターだけでは得られない音圧や歪みを得る事が出来ます。
楽器をコントロールする力があればあるほど、"TRIAL B-1"をアンサンブルの中で自分の演奏をより良く変化させる為に使う事が出来るでしょう。
高早楽器技術
高早 真憲
#
by HIGHFAST
| 2012-03-17 19:33
| エフェクター