2011年3月1日火曜日

FC東京を応援する


FC東京
の熱烈なサポーターであるLoBoとムラさん。
熱烈であるが故に、
試合の応援に行くか、
ハイラインに行くか、
天秤にかかってしまうらしい。
ならば、

ハイラインしながら応援しよう、

と考えたかはわからないが、
フフフと笑いつつ、
マフラーを取り出し、
必死にエールを送る。
応援歌歌いまくり。
いやでも応援歌覚えてしまうね。
決してフザケているワケではない。
かなり真剣。

どっちもね。

L:36m - H:8m
WHITE MAGIC

2011年2月25日金曜日

L:80mを一人で


L:80mを一人で張ってみました。
嘘ではありませんよー。

今までは、
張るのに一生懸命でスラックラインどころではない。
それが本音。
それはそれで楽しいのですが。


日本人二人で、
綱引き2時間以上。
クッタクタでスラックラインする気になれない。

日本人三人ならば、
綱引き1時間半。
クッタクタだけどトライしてみようか。

どちらも時間一杯努力して、
テンションは結構ユルユルです。

で、今回。
ただ一人、
綱引き1時間。
ほとんど疲れること無く、
筋力握力体力、
すべてに余裕があります。

そしてラインのテンションは、
ガキンガキン張りです。
100m以上でも問題ない感じです。
システム拡張の余裕がかなりあります。

使用プーリーは、
前半14個、
途中システム変更して、
後半17個でしたー。
(ダブルプーリーは2個として計算)
物量でロマンを打ち消した感がありますなー。

プーリーが多い場合、
ロープを有効に使う必要があります。
システムをもっと効率的に組み直そうと思います。
物量を投じれば、時間と体力、作業スペース、全てが最小で済みます。
ギアの必要不必要がハッキリ見え始めました。
人数だとか場所だとか、
不確定要素に振り回されることがないので、
装備の軽量化も考えやすくなります。
なにより、
ハイライン展張時、
それが30mや40mであったとしても、
支点設定メンバーの合流を待たず一人で完結できるのです。
今までは30mといえども一人で張るのはスペースと力が必要でした。

ということで、
時間と体力に想像以上の余裕があったので、
機械式デバイスを使わずにシステムを組めないか、
色々と試してみました。

で、
SIMONDの新しいビレイデバイス、
トウキャン2をメインシステムに組み込みます。
とても調子いいです。
まず機械式デバイスと違ってロープが傷みません。
カムで挟み込むグリグリ系機械式では、
ロープが変形して戻らないほど傷んでしまいます。

機械式と比べて操作と設定にコツが必要ですが、
気になるレベルではありませんでした。
安いし、
軽いし、
ダブルロープで降りられるし。
イイ音するし。
なにより解除時にデバイスの破損を危惧しなくて済みます。
つまりテンション解除はとても楽チン。
メリットばかりです。

ただ、
すべてが、
クライミング専用なんです。
使用の際には注意が必要ですよー。

2011年2月22日火曜日

さるえプレーパーク/2月の動画







アソビバ江東さんより、
先日のプレーパークでの動画がアップされていました。
テーマはズバリ、
新ビレイデバイス“クリックアップ”です。
実際に使ってみてその簡便な操作感と制動に感動されたようです。
ATC的に使え、かつオートロックで、そして軽い。
エイトカンからの確保器の変遷を見てきた者として、
冷静かつ客観的にコメントされていました。
なんか共感っていいですなー。

この感動はしばらく続きそうです。

鉄カラビナについて

えー、
一応ご報告。
先月ですが、鉄製のカラビナが伸びて歪みました。
破断強度表記は23kNです。
オートロックの安全環は閉まっていました。
ほんのかすかに歪んだようで、
ゲートは引っかかりつつも開閉します。
長さから感覚的に想像したテンションを超えたのです。
想定外でした。
ここで距離を具体的に書いてはダメな気がします。
過去には書いたけど。
ハイはあまりいないだろうから、
ロングをやるなら気をつけてです。

えー、
アルミのカラビナとか不十分な装備は危険ですよー。
ちゃんと言いましたよ。
ロングラインでもバックアップは必要ですよー。
ちゃんと言いましたよ。

鉄製品は強いから使っているのではないのです。
粘る特性から使っています。
勘違いをされないようにもう一度です。
素材や強度、
使う場所を間違えるとドカン、

です。

鉄カラビナだからいいわけではりません。
まさか50kNの鉄カラビナなしでハイラインとか張ってませんよね?
まさかね。
50kNの鉄カラビナ買いましょうよ。
そんな高くないですし。
一人でやるなら、まーご勝手にですけどね。
50kNの鉄カラビナで全てが解決するわけではありませんが、
購入することは象徴なのです。
高い安全意識やバックアップへの。
受け売りも劣化させないように磨く意識が大切です。

ちゃんと言いましたよ。

2011年2月20日日曜日

さるえプレーパークでスラックライン/2月

さるえプレーパークでプチハイライン張ってきました。
怒濤の勢いで、高所作業でした。
へばる。



前回はL:10m - H:6mのラインとそのバックアップを張るだけだったので現実的でしたが、今回はそれにトップロープが加わり、それでやめておけばいいのに、L:20m - H:6mを追加しました。つまり作業工程として、全部で5本のラインやロープを張ったわけです。枝の無い木を登って作業するのはとても難しいです!そしてとてもシンドイ。しかし自分でやりたくって打ち合わせを連日重ねたので諦めずセッティングしました。10時からセッティングして、全て完成したのが13時半でした。そこからすぐトライしたいところですが、まずは休憩したいとLoBoと二人へたりこんでしまいました。その間に子供達はトップロープをトライし、大人達はL:20mの洗礼を受け、心をポッキポキに折られていました。20mのハイラインはちゃんとはればそれ程難しくはないはずです。かなりの実力者達が集まりましたからねー。問題点は支点の木が揺れるの一点です。ラインを硬く張っても木がシナるだけでユルいまま、乗ってみたら木が上下左右に揺れて、ラインはユルいのでさらにやたらめったら揺れるのです。それまでのスラックラインの技術はアンドロメダまで吹き飛ばされてしまいます。

2010年正月に張ったボルダーエリアハイラインでもそうでした。細い木に片側だけ支点をとり、ラインは持っていないのでクライミングロープでハイラインをしました。LoBoはそのときにスラックラインデビューでした。私は凄まじい勢いの役立たずでした。何も知らない、何もできない。ただただスゴい経験です。
その後、流しそうめんやりながら私有地の電柱に張ったL:30mのハイラインも支点が揺れてめちゃくちゃでした。それらの経験に比べると、状況はいいといってもやはり、まともではありません。これはこれで楽しいと思えないとハイラインは難しいです。トライ環境の再現性は無いに等しいのです。どんなコンディションでも受け入れられるよう、我々も少しづつ変化してきましたから。でもやっぱりユルい方が乗りやすいなー。

評価/
ユルすぎるハイラインでシットスタートができるようになっていた。
反省/
今回はハイライン+トップロープ+ハイジ(空中ブランコ)の予定がクリアできなかった。
次回こそはと。
予告/
次回は命綱のないハイラインができないか相談中。




なんとかここまでできるようになったのかと、思わず空を見上げてみたり。

L:10m - H:6m
VERVE 25mm (7%) + Top Rope

L:20m - H:6m
ORANGE LINE 25mm (5%)

ちなみに"Click Up"、スゴい確保器でした。
クライミングはもちろん、メインで使用します。