2024年5月1日水曜日

 やはり29日(祝)のドル円の急変動に裏には介入があった模様。
正確には5/31に発表される「外国為替平衡操作実施状況」(財務省)
で確認できますが、その前でも日銀の当座預金見通しから
推計することが可能なんですね。

■29日の為替介入は5.5兆円規模の可能性、日銀当座預金見通しが示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-30/SCQQP4T0G1KW00

1日で5兆円使いましたか(゚ロ゚)w これはそこそこ大きいゾ。
22年の計3回の介入では総額9.2兆円使っていますが、
10/21が5.6兆円、1日の加入規模ではこの日が過去最大でしたが、
この時に並ぶ規模で行われた可能性が高い。

この規模の介入だと、後1回くらいしか介入はできないかな・・・。

というのも、GDP比2%以上の介入総額となると
米国が定める為替操作国認定条件に抵触してしまうのです。

米国は年2回、財務省が貿易相手国の為替政策を分析・評価した報告書を
議会に提出します。これが「為替報告書」

この報告書にて米国から「為替操作国」と認定され、
交渉による問題解決措置が取られない場合、
米国から関税をかけられるなどペナルティを科せられてしまいます。

為替報告書はオバマ政権下で3つの認定基準が導入されました。
(為替操作国に加え「監視対象国・地域」も追加されている)
バイデン政権下で認定条件が一部変更されたとのことですが、
現状では下記が為替操作国認定となる基準となっています。

1.対米の財・サービス貿易黒字額、年間150億ドル以上
2.経常黒字がGDP比3%以上、または為替レート評価フレームワークを
  用いて財務省が実質的に経常収支「ギャップ」があると推定した場合
3.持続的で一方的な為替介入
(過去12カ月間のうち8カ月以上の介入、かつGDP比2%以上の介入総額)

この3番ですね。
日本の2023年のGDPは591兆円。
1%が5.9兆円ですから2%で11.8兆円程度。
今回およそ半分を使ってしまっています。

22年の介入総額は9.2兆円でしたがこの年のGDPは548兆円。
2%は10.8兆円ですからこの範囲内に留めたことが伺えますね。

日本の外貨準備高は潤沢ですから
米国債を売ってドル資金を捻出することもできますし
スワップ協定を使えば無制限に介入を続けることは可能ですが
そのようなことは米国が決して許さないということです。

となると、次の介入はより慎重にタイミングを伺うはず。

とはいえ、今週は米FOMCや米4月雇用統計が発表されますから
ここで再びドル円が160円に乗せるような上昇を見せれば
放置はできないのでは、、、と思います。
逆に言うと、そうした大きな動きが出ないことには
しばらくは(FOMCや雇用統計で大きく動くまでの間)
様子を見るのではないかと思います。
 
日本の通貨当局が慎重に慎重を期して2回目の介入をやるだろう、
すぐにはやらないだろう、との見方が広がると、
やはり日米金利差が大きい通貨ペアですから、
自然にドル高円安となっていきます。

今日すでにドル円相場は157.50円台まで上昇していますね。
それも仕方ないですね、、、今夜も米金利は上昇しています。

※米国債利回り

今夜の住宅価格指数が強かったことなども金利高の背景か。
しかし、この2月の急伸は一体何でしょうね?!

■米住宅価格指数、2月は前月比1.2%上昇 1年10カ月ぶり大きさ=FHFA
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/JR2V2UQM3RKK5OC5URSLYVNT7U-2024-04-30/
前年同月比上昇率は7.0%と22年11月以来、1年3カ月ぶりの大きさ

■米雇用コスト、第1四半期1.2%上昇 予想上回る
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/GGCZNCTLBVOUZAOY6S52KS3NVI-2024-04-30/

24年Q1雇用コスト指数(ECI)前期比+1.2%
 ~伸びは前四半期の+0.9%から加速
前年同期比では+4.2%、伸びは前四半期と並んだ。


インフレの指標が再上昇の機運にあります。
これが今夜の金利高の背景と思われますが、
しかし、今夜発表された米指標、決して強いものばかりではありません。

■米CB消費者信頼感、4月は97.0に低下 約1年半ぶり低水準
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/PRDD2SN3C5J3RBEHA36RHX4WPY-2024-04-30/
・4月の米消費者信頼感指数、97.0(3月103.1) 
  ~22年7月以来の低水準(100を下回るのがこの時以来)
・消費者の間で将来のビジネス環境や雇用機会、収入に関する懸念が増している


コンファレンス・ボード消費者信頼感指数は消費者に対するアンケートですが
アンケートの対象が5000名で、同系統の指標であるミシガン大学消費者信頼感指数に
比べて規模が大きい。

米国のGDPの7割が個人消費ですからね。
消費者のマインド低下は景気の減速のシグナルかもしれない?!

ということで今夜の米株はご覧の大幅反落です。
あるいは、金利の再上昇を嫌気しての反落かもしれませんね。
日足チャートでチェックすると今回の急落から半値戻しを達成するも
半値以上に買い上げる力がなかったようにも見えます。
金利が下がってくれないと最高値更新は難しいでしょう。
このまま再び大きめの調整がはいるかもしれませんね。
※米主要株価インデックス日足 
株が大きく下げるならドル円も、、、と言いたいところですが
米金利が高いので、なかなかドルロングの解消には繋がりませんね。
ドル円相場は次の介入を催促する上昇が続くと思われます。

注意しなくてはならないイベントはFOMC,雇用統計でしょうか。

昨日156円台から買い始めたドル円相場、
昨晩はやや早めに寝てしまったのですが
156円を割り込む介入もどきのような動きがあり
ロスカットされちゃいました(T_T)

今日また156.51円で買い直しています。
157.50円近辺まで上がってきました!
もちろん逆指値は忘れずに。
157円割れに逆指値をおきます。
今回は利食いで終われるように。
158~9円台では手仕舞おうと思いますが、値動き次第でその前に止めるかも。
そこまで介入がなくじわじわ上がってくれればいいですが。

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。



2024年4月30日火曜日

 GWの最中、29日(祝)
市場参加者が少なく、マーケットの薄いところで介入実施とは。

昨日のブログで介入はできないと決めつけるのは早計、と書きましたが
やはり入ったようです。

■まず午前10:35にドル円相場は突如160円節目を突破。

~マーケットが薄いこともあり
ドル円高値はブローカーによってかなり異なります。
くりっく365FXは160.34円がついたようですね。
最も低いレートは160.01円、高いところだと160.52円がついたところも。
EBS(インターバンク間で電子端末機により行われる為替仲介システム)だと
160.03円だった模様。

160円節目達成でしばらくは利食いが旺盛となり
ドル円クロス円ともに長い上ヒゲがついた格好で
2時間半ほど小動きが続きます。

■そして13:05、突如ドル円が大きく崩れだします。
159.60円近辺から155.02円まで4円60銭程度下落しました。

※ドル円5分足

1度150.20円近辺までリバウンドするも欧州時間
16:05くらいから再度反落。
ここで2回目の介入が入ったと目されます。

本当に介入かって?

神田財務官はこのように述べています。

■為替介入、神田財務官「今はノーコメント」 円相場急騰
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA291DX0Z20C24A4000000/
「今はノーコメント」
「今は作業中だ」  作業中・・・?
しかしこの表情ですよ、映像で見てもニッコニコです。
してやったり、という表情にみえますね。
■神田財務官、介入有無コメントせず 過度な変動「看過しがたい」
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/CJASHDLEL5I7LPS3QUTZ7IRZWU-2024-04-29/
「為替介入の有無については申し上げない」
過度な変動による悪影響は「看過しがたい」
「必要に応じて適切な対応をする」
「24時間365日、平時であっても対応できる」
「特定の為替レートを念頭に置いて仕事をしているわけではない」

介入を実施した、とは言いません。察しろ、ということですが、
介入が実際にあったかどうかをデーターで確認できるのは
財務省が月末発表する「外国為替平衡操作実施状況」です。
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/feio/index.html
明日4/30に発表されるのですが、
明日発表されるデーターは3/28~4/25までの期間であり
今日4/29分は含まれていません。

今日の介入金額など実弾が入ったかどうかを確認できるのは
5月末発表のデーターとなります。

ただし、明日発表される5月1日分の日銀当座預金残高の見通しで
為替介入などを反映する「財政等要因」が短資会社の予想と大きく乖離するか否かで
介入があったかどうかを推測することは可能。
安田佐和子さんのポスト⬇️
https://twitter.com/Street_Insights/status/1784827463090278601

すでに市場では今日の回入金額の推計◯兆円という数字が飛び交っており
まあ、今日のドル円急落は介入だったことは間違いないと見られます。
WSJ紙は日本政府が介入を実施したと報じています。

Japan Intervenes After Yen Slides Against the Dollar
https://www.wsj.com/world/asia/japanese-financial-authorities-intervened-in-forex-market-to-support-yen-4bd27f50

もしこれが介入だとするならば、今日だけで終わる可能性は低く、
再びドル円が上昇してくれば戻りを叩いてくるかもしれません。

100.96円の豪ドル円ロングは104円台で手仕舞いました。
介入の値動きではデイトレでドル円をショートを何度か回転させ、
156円台乗せからはロングにしています。
158円台くらいまでは戻りそうですが、
156円を終値で割り込むようなら撤退。

※ドル円、クロス円日足 クロス円もトップアウトか
次の介入がいつどのような形ではイルカがポイントですが、
今週は5/1(水)FOMCとか5/3(金)雇用統計の他にも
5/1(水)ISM製造業景況指数なんかも注目でしょうか。

結局ドル金利が低下してくれないことには介入は時間稼ぎにしかなりません。
米国の金利を占うイベントが今週は盛りだくさんですので
そうしたイベント時のボラティリティ上昇局面で
再度介入があるやもしれませんね。
あまりレバレッジを上げすぎないように。
※米国債利回り このままドル金利上昇がピークアウトしてくれれば、、、

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。

2024年4月29日月曜日

 なぜ介入は入らないのか?
ここまでやらないなら、介入牽制発言を繰り返さなければ良かったのに。
介入期待でドル買いを控えて待っていた輸入、
ドル円ショートで介入を待っていた個人投資家が悲鳴を上げています。

為替はファンダメンタルズに沿って動くものと誰もが承知しています。
米金利の利下げ期待が後退し米金利が再上昇する中では
ドル円が上昇し、円安となることは自明の理。
誰も疑問を抱きませんが、都度「投機は許さない、介入も辞さない」姿勢を
アナウンスし続けた財務大臣、財務官の言葉を信じた方が悪かったのか?

介入をするつもりがないなら言わなければいいのに。
いや、するつもりだったが、

①「介入してもいいが、何度も繰り返すものではない」
    という米国側からの牽制。
  米国側が介入に関しては好意的ではないため、効果的タイミングを
  慎重に見極める必要があるが、 
②やっても効果が薄いと思われる相場展開が続き(米金上昇で)
 効果的なタイミングを待ち続けたら結局158円まで上がってしまった

ということなのかもしれません。
しかし、何も日銀の金融政策決定会合が開かれている最中に
このようなメッセージを出さなくてもいいのでは?
イエレン財務長官。
⬇️
米財務長官、為替介入は「極めてまれで例外的な場合に」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN25EYI0V20C24A4000000/
米財務省が従来から原則としている表現をほぼ踏襲しただけではあるが
日銀会合開催中というタイミングでわざわざロイターの取材に答えるという
どうしても答えざるを得ないという状況で引き出されたコメントではなく
あえて日本に釘をさしたかのような発言をしたことが、
ドル円ショート筋の介入期待を後退させ、
ロング筋の自信を強めたと考えられます。

これでは日銀後、ドル円が急上昇しても動きにくい。
日銀会合後にドル円が上昇するだろうことは予測可能な値動きで
「極めて稀で例外的な場合」に該当しないからです。

そもそも、日銀は先行きの金融政策運営について
「緩和的な金融環境が継続する」としているのです。
これは植田総裁の会見でのコメント。

今回の日銀会合ですが、
量的緩和政策については「不透明感が増した」と見方が。

「当面の金融政策運営について」
日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、次回金融政策決定会
合までの金融市場調節方針を、以下のとおりとすることを決定した(全員一致)。
無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0~0.1%程度で
推移するよう促す。
なお、長期国債およびCP等・社債等の買入れについては、2024 年3月の金融政
策決定会合において決定された方針に沿って実施する。

たった1枚のPDFに集約。
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2024/k240426a.pdf

前回3月は~マイナス金利解除という政策変更があったせいもありますが
かなり長い説明がありました。ページ数が3Pありました。
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2024/k240319a.pdf

今回のポイントは
・政策金利のレンジ:0.00%-0.10%に維持、全員一致(予想通り)
・月間の国債買い入れ額6兆円程度の注記を声明から削除
・これまでと同程度の国債購入を継続するとの文言を声明から削除

政策の変更があるとすれば量的緩和政策部分と目されていました。
実際、国債購入金額6兆円の注記を削除され、
緩和縮小か?と思わせる変更となりましたが、
しかし『国債/CP/社債の買い入れは3月会合での決定に沿って実施』する
としています。これって、どういうことでしょうか。

3月の声明文はこちらです。

(2)長期国債の買入れ
これまでと概ね同程度の金額で長期国債の買入れを継続する。
長期金利が急激に上昇する場合には、
毎月の買入れ予定額にかかわらず、機動的に、
買入れ額の増額や指値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施する。
注記: 足もとの長期国債の月間買入れ額は、6兆円程度となっている。

上記3月の文言から
「これまでと概ね同程度の金額で長期国債の買入れを継続する」と
「 足もとの長期国債の月間買入れ額は、6兆円程度」の注記は
削除されているのですが

「長期金利が急激に上昇する場合には、
毎月の買入れ予定額にかかわらず、機動的に、
買入れ額の増額や指値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施する。」
が活きています。

つまり、量的緩和政策についてはこれまで6兆円という目安があったが
この先、月額いくら買うのかがわからなくなった。
長期金利の急激な変動があれば、
機動的に増額、オペなどを実施するが
規模はわからない、というものです。
月額4兆円に減るかもしれないし、9兆円に増えるかもしれない。

前回3月会合でYCC政策は撤廃されましたから、
現状では長期金利のターゲットもないわけです。

これから日銀の国債購入規模は
日銀の裁量で決定されるということになるわけです。
日銀の政策の不透明感がより増した印象があります。
う~ん、これでいいのでしょうか。
曖昧にするほうが現状では得策、と考えたということですね。
米国はSEP(経済・金利見通し)でFOMCの先行き見通し、
金利目標が示されます。
フォワードガイダンスは頻繁に修正はされるものの、
FRBの市場との対話の姿勢は高く評価されています。
それに逆行するのでは・・・

しかし日銀は物価の番人であって通貨の番人ではありませんから
円安加速を意識して政策を拙速に変更するなどということは
あってはならない、
この点においてそのスタンスを貫いた点は評価できます。

市場には何もここで「緩和的な金融環境が継続する」との
お決まりの文言を繰り返さなくてもいいではないか、
との指摘も聞かれますが、
会合結果発表の朝にこんな弱いインフレ指標が出てきてしまっては
迂闊にタカ派発言もできない、ということもありましょう。
⬇️
4月の都区部物価1.6%上昇 伸び縮小、予想大きく下回る
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA260BM0W4A420C2000000/
生鮮食品を除く総合CPI-3ヶ月ぶりに2%を割り込む
前年同月比で+1.6%(3月+2.4%から▼0.8%減・予想+2.2%に届かず)
 ~高校授業料助成の所得制限撤廃、実質無料化が押し下げも(61.7%低下)
  この影響を除いても前年比+2.4%⇒+2.1%と▼0.3%減速
  食料(生鮮食品除)の伸びが縮小+4.6%⇒+3.2%
  
今回は高校授業料無償化の影響が強く出ているといえばそうですが、
それを除外したとしても、インフレの伸びは鈍化しています。

コメント欄で永濱氏がコメントされていますが
「明らかに基調的物価上昇圧力は弱まっており、
個人消費も弱いことからすれば、とても物価・賃金・消費の好循環が
起動しているとは言えないでしょう。」

これにつきます。
賃金上昇⇒実質賃金のプラス転換がなければ消費者マインドは好転しません。
これがまだ実現できていないこともありますが、
インボイスによる増税を始め、社会保障量の引き上げなど
可処分所得が減少していく方向の政治のあり方にも問題があるでしょう。
財政政策が伴わない中で、日銀だけに円安の責任を負わせるのは酷ですね。

さて、イエレンさんに釘を差されたから介入はできない、
と決めつけるのもリスクが大きいと思っています。

ドル円が158円台まで駆け上がる相場で
ドル円のショートはずいぶん整理されたでしょう。
西原さんとお話したところ、ここまでロングで攻めてきた海外勢も
ぼちぼち利食いに動き始めているようです。

つまり、先週の相場でドル円の上昇エンジンはかなり縮小してしまった。
NYクローズに向けてダメ押しの踏み上げも入っています。

米ドル円5分足

17:00の介入のような値動きは介入を装った売りを誘うアルゴが発動
した、ということのようです。

というのも2022年9月22日の介入時は
この日に日銀の金融政策決定会合があり、緩和継続スタンスを確認したことで、
ドル円相場が上昇していたところに、17:00に介入が実施されたのです。

この時の記憶が市場に残っていたということです。
今回も全く同じで日銀会合後にドル円が上昇していましたので
介入が来るかもしれないという警戒は強かった。

同時刻17:00とうことで、機械的に仕掛けた向きがあり
介入を待っていた向きがまた機械的に動いたことで
156.70円から154.95円まで瞬時に2円ほど落ちたものと見られます。

つまり、本当の介入ではなかったと思われます。
といいますか、これが介入なら失敗ですね。

しかし、158円までの上昇でかなりドル円ショートが
切らされたと思われ介入効果が薄い需給状態は
解消に向かっていると思われます。

投機筋は先週火曜時点でもなお、円ショートを拡大させており、
ここからは投機筋のポジションが更に積み上がるというより
手仕舞い方向に動く可能性も視野に入れておくべきかと思います。
IMM通貨先物ポジション 179.9枚の円ショート(ネットポジション)



介入はもうできない、と決めつけた新規ロングが
明日祝日にでもドル円相場をさらに押し上げるようなら
火曜の早朝などに気をつけておくべきかと。

今年年始のドル円相場は140.98円台から始まりました。
たった3ヶ月半で17.45円もの上昇ですから、
十分介入の大義名分もあろうかと思われます。
投機筋も過去最大規模の円ショートを構築していますし。
投機的なドル円相場、と言えるでしょう。。。

タイミングとして気をつけて起きたいのが火曜の早朝、
5月1日のFOMC前後、5月3日米雇用統計前後でしょうか。
雇用統計はもし数字が悪ければドル金利は急速に低下すると
可能性もありますね。その場合、利食いは大きくなると思われます。
そこで介入がアレば効き目は大きくなると思われます。
22年10月の介入は米金利低下のタイミングを重なり(ニックのコメントで)
効果的となったという経緯がありました。

今週、160円を超えるようなドル円上昇でも介入がなかったら
もう「できない」ものと市場に判断され
これまでショートだった日本の個人までドルロングに転じると思われます。

今週はGWですので、日本サイドの為替流動性は低下すると思われます。
こういう時は値が飛びやすいので注意が必要ですね。

豪ドル円100.96円ロングは週明けに手仕舞います。
介入はできない、ドル円は160円を目指すと市場がかなり
強気に転換してしまっています。これも気持ち悪いですね。。。
ドル円もクロス円も
ここから上を買い上げるのはリスクが高いと思っています。

NOTE
日本は何をしているのか、円急落でも動かない当局にトレーダーら疑問
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-28/SCN7H5T0AFB400

パウエルFRB議長、「より高くより長く」路線維持へ-今週のマクロ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-28/SCMNLCT1UM0Y00?srnd=cojp-v2


今年初の米銀破綻、リパブリック・ファースト銀をFDICが閉鎖
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-26/SCKOF6T1UM0W00
リパブリック・ファースト銀行の閉鎖を発表するとともに、
同行の預金および資産の大半をフルトン銀行が取得することを明らかにした。

今年初の米銀破綻のニュースがでていますが
別銀行が救済に動いたようですので
流動性枯渇、信用リスクの増大には繋がらないと思われます。

米株は週末金曜日に反発上昇していますし
ドル円も円安が進行しているため
火曜日の東京株式市場は強いのではないでしょうか。
火曜までに介入があってドル円急落となっていれば話は変わりますが、、、

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。

2024年4月26日金曜日

やはり出てきましたね、観測気球。
今夜は時事通信。

■日銀、国債購入の規模縮小措置を検討へ-報道
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-25/SCI4V8T0AFB400?srnd=cojp-v2

利上げではなく、月額6兆円購入を継続している国債購入の規模縮小、
という量的緩和策の引き締めを検討する、という観測ですが
ほとんどドル円は動かず。
量的緩和規模の縮小程度ではこのトレンドは変わらないと
マーケット参加者が考えているということなのか。
3月はマイナス金利解除の事前報道でそこそこドル円下落したのですが
実際に解除が発表された日銀会合後、円安ドル高が進行しました。
絶対的な金利差は変わらない、ということですね。

今夜、神経質にドル円を動かしたのは米1-3月期GDP速報値。

■米GDP1-3月に急減速、インフレは加速-軟着陸期待に水差す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-25/SCI0BWT1UM0W00
・GDP速報値 前期比年率+1.6%(予想+2.5% 前期+3.4%)
・PCEコア価格指数+3.7%(予想3.4%)
   ~四半期ベースで1年ぶりに伸びが加速
   ~住宅とエネルギーを除くサービス分野の価格指数は+5.1%
    伸びが前四半期の2倍近くになった
    
23年は力強かった米経済が24年に入って急速に勢いを失ったコトを示す。
しかし、インフレは加速。まさしくスタグフレーションの兆候。

インフレにフォーカスすれば早期利下げは難しい。
しかし、経済は急減速している、、、利下げしなくていいの?
ということでFRBはかなり難しい舵取りを迫られることになります。

これを受けて米金利は今夜更に上昇。
※米国債利回り

しかし、ドル円は今日25日の東京時間14時台に示現した
155.74円を超えられずにいます。
明日の日銀への警戒がさらなるドル円上昇を抑え込んでいる
ようです。その意味では観測報道にも一定の効果があるとみていい
のかもしれませんが、円高になるほどのインパクトはないということね

※ドル円日足 このボラでは介入し難い
また、今日の東京株式市場が軟調だった背景には
日銀が動くかもしれないという警戒があったとも指摘されています。

そして、米金利再上昇で株式市場は今夜下落スタート。
ダウはきれいに38.2%戻りで頭を叩かれました。
ナスダック、S&P500も半値戻りに届かず反落。

やはり利下げ期待で上昇してきた株式市場、利下げ開始が
いつになるかわからないという状況には買いが続きません。
昨日までの上昇は、下落に対しての自律反発程度ですね。

今夜はMETAが大きく下落。
※マグニフィセントセブン

AmazonやMicrosoftなども安いですね。
METAは決算は良かったのですがガイダンスが悪かった。
今期決算はこのケースで下落する企業が多いですね。

これまで米株市場を牽引してきたテック銘柄の
上昇力が鈍ってきましたが、最大の注目はNVIDIA。
決算は5月21日、まだ先なんですよね。。。

明日は日銀金融政策決定会合ということで
日銀のスタンスによっては円安のさらなる加速もあるかもしれません。

そして、その場合、介入はあるか。
明日金曜日はマーケットから目が離せませんね。

■日銀会合注目点:新たな物価見通しと総裁会見、円安けん制の有無
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-24/SCDR34T1UM0W00
■介入ポイントに一歩近づく円相場、植田総裁会見で2022年9月の再来も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-25/SCHAM5DWX2PS00

米GDP発表後の乱高下で99.94円でロングした豪ドル円は
101.33円で一旦手仕舞い。
その後100.96円で買い直しています。
コストよりちょっと上にストップおいておきます。

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。

2024年4月25日木曜日

 おーい、155円こんなにツルッと抜けるんかい。
今にも介入するぞ、って言ってた日本の通貨当局なにしてるん?
というのが本日の日本のFX投資家の本音かと思われます。

しかし、投機筋の円ショートホジの積み上がりなどを見ていると
じわじわドル円が上昇する環境では介入できないんでしょ、
と市場に足元を読まれているのが実情、やっぱり何も起こりません。。。

急騰すれば大義名分があろうというものですが、
この上昇は投機ではなく
ファンダメンタルズに沿った動きに他ならないですよね・・?

※ドル円日足 別に投機的に急騰しているようにはみえない


155円の節目を超えたから介入が来る、
と思って構えたていた投資家にとっては最悪の展開。
今夜はなんの材料もなく、投機的な円売りが見られたわけでなく
自然な形で節目を超えてしまっただけです。介入する大義がないんですよね。。。

日本の通貨当局としては「為替レート水準ではない」ということですが
ではどういう状況になれば介入がはいるのか?

円が対ドルで一時155円台、34年ぶり-介入警戒レベルに到達
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-24/SBTEGUT1UM0W00?srnd=cojp-v2

今週は、26日金曜に日銀の金融政策決定会合。
そしてその夜に米国でhあPECデフレータ。

ここが決戦日と思っておりましたが、
今夜スルッと155円を抜けて何も起きないというのをみると
このままジリジリ160円方向へと上昇する圧力が強まるような気がしますが
デイトレ、スキャル勢はドル円ロングでいいのでしょう、多分。

私は仕事があって常にレートチェックできないので
ドル円トレードはできずにいるのですが、、、、

後は、米金利動向が重要ですが、
まずは今週金曜の米PCEデフレータをみるまでは
ドル円ロング勢が諦める様相はない。
PCEが強ければ更に上昇、弱ければ少々の利食い。
という感じでしょうか。

日本の通貨当局はますます苦しい展開。
毎日のように介入するぞ、ってな口先牽制をしてきたことが
逆に仇になってしまっているというか。

書きたいことはもっとあるのですが
今夜はここまで・・・

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。



2024年4月24日水曜日

今日23日(火)もドル円相場は155円を伺う展開が続いています。

連日財務大臣は為替市場を牽制するコメントを発していますが、、、

■環境整ったと捉えられてもいい-為替介入について問われ鈴木財務相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-23/SCD9O3T0G1KW00
環境整ったんだぞ、介入するぞ、って財務大臣が言っているのに
ほとんどドル円相場変動なし。足元を見られていますね、、、
このところの鈴木財務大臣の為替市場に対する牽制は
朝礼の部長挨拶と化しています。誰も聞いちゃいない。

現役大臣発言だけじゃ反応が薄くなってきたせいなのか、
このところ元財務官からも介入に関するコメントが増えています。

4/4山崎元財務官、4/4渡辺元財務官、4/10中尾元財務官。
そして今日は古沢元財務官。
■為替介入は「相当近い」、円安・ドル高はかなり急速-古沢元財務官
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-23/SCDGWGT0AFB400

単純にメディアから取材されるから答えた、というだけかもしれませんが、
財務省がスクラムを組んで元OBにも牽制に加わってくれと
お願いしているようにも見えてきて、
そうまでしないと抑制できない苦しさというのが伝わって来ます。。
要するに安易に実弾を入れられない、という事情があり、苦肉の策では?

米国の利下げ開始時期が一体いつになるかわからない事態となり
米金利上昇基調にあっては、
介入しても効果は薄いと理解しているということなのでしょう。

ただ、今夜は米金利上昇は止まっています。
長期金利は4.5%台へと下落。

※米国債利回り

ドル金利上昇一服でややドル円の上値が抑制的となっていますが、
ドル円、下がるとすかさず買い手が現れて
あっという間に戻ってしまいますね。。

※ドル円5分足


155円節目をつけさせたくない巨大なオプションの防戦売りが
上値をおさえているという指摘もありますが。
しかし、こういう防戦売りはどこかで決壊するのです。

今日は株式市場の下落が一服しリバウンド基調にあるためか
クロス円が堅調。ユーロ円は直近高値を更新し2008年来高値を示現。
※ユーロ円日足

※ユーロ円月足 リーマンショック前のレベル

カナダ円も今週、同様に新高値を示現、
2008年来のレベルに上昇してきました。

ユーロが強い背景には、今日のPMIの数字があったか?

■独4月製造業PMI  ◯42.2(前回 41.9
  非製造業PMI ◎53.3(前回 50.1 10カ月ぶりの高水準
    総合PMI ◎50.5(前回 47.7 予想外に50を上回る
                  ~10ヶ月ぶりのこと)

■ユーロ圏製造業PMI 45.6(前回 46.1
   非製造業PMI◎52.9(前回 51.5
     総合PMI◎51.4(前回 50.3
     
■仏4月製造業PMI 44.9(前回 46.2
  非製造業PMI◎50.5(前回 48.3 1年ぶり50を上回る
    総合PMI◯49.8(前回 48.3
    
ユーロ圏、独、仏とも非製造業(サービス業)PMIが予想を上回る改善。
ユーロが反発基調を強め、ドル売り基調となったようですね。

ドル金利低下で為替市場では他通貨反発基調ですが
ユーロはサービス業PMIの強さなども支援材料となりました。
今夜はドル独歩安の展開ですね。
あ、、、円も弱かった・・・反発力弱い💦

※通貨インデックス一覧


というわけで、3度目の正直。
また豪ドル円を買ってみました・・・。
コスト99.94円です。資源高基調ですし。。

介入が入る場合、直前にドル円が上方向に走るだろう
ということを考えれば
(少なくとも155円を大きく超える相場が来なければ介入はない)
下がったところでドル円を買うのが正解なのかもしれませんが
ドル円は155円の防戦売りが突破するまでは
大きく値幅を取るのが難しい、、、
ならばクロス円で、という感じでしょうか。

株式市場ですが、今夜は米金利が低下傾向にあるため反発上昇が大きい。
ダウは今回3月からの下落幅に対しての38.2%戻りを今夜達成しています。
弱い相場なら、ここで戻りいっぱい、反落する可能性がある
ということになりますが、さて。
半値戻りくらいまでの強さを見せるでしょうか。

※米国主要株価インデックス
ナスダック総合、S&P500は38.2%戻り達成は、もうちょっとかな。

日本株は38.2%までまだまだ戻り余地があります。
今夜このまま米株市場が強く引ければ明日の日本株の上昇は期待できそうです。
問題は、38.2%を超えて反発できるか、その後半値戻りレベルまで
上昇したとして、更に上値を追うことができる強い材料が出てくるか。
例えば、今週の米決算。そして米金利がこのまま下げてくれることが条件。
今夜の米決算。
テスラ [TSLA]
ビザ [V]
ゼネラルモーターズ [GM]
ロッキード・マーチン [LMT]
ペプシコ [PEP]
テキサス・インストゥルメンツ [TXN]

NOTE

■ピムコ、日銀利上げは年内2回を想定-夏ごろに国債買い入れ減額
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-23/SCDM5PT0G1KW00
・ピムコは日銀の年内2回の利上げと、夏頃から量的緩和縮小開始と予想

■英中銀チーフエコノミスト、利下げには慎重期す-「まだ道のり」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-23/SCEA5DT0AFB400?srnd=cojp-v2
・短期金融市場が現在見込む英中銀の年内利下げは0.25ポイントがわずか2回。
・年初には5回または6回と織り込まれていた。

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。



2024年4月23日火曜日

 東京株式市場、やはり一旦反発のフェーズ。
地政学リスクが後退し、本丸は米金利と米企業決算です。

※日経平均 

90SMAと10月からの上昇幅に対しての38.2%押しで下げ止まる

ただし、このまま下落終了ということではなくて
あくまでテクニカル的な戻りですので
まずは今回の下落幅に対しての38.2%戻しの38382円近辺までの
リバウンドがあればいいですが、
米株市場が弱いようだとそこまで戻れないかもしれません。

今夜は米金利がやや低下傾向にあることを交換し
米株市場反発して始まりました。その後上げ幅縮小するなど
決して強い相場ではありませんが今夜はリバウンド相場となりそうです。

今夜は特に金利を動かす材料も、注目すべき企業の決算発表もありませんので
大きく動くことはなさそうです。

今夜はベライゾン・コミュニケーションズ [VZ]くらい。
しかし、今週は重要な決算が相次ぎます。

■4月23日(火)
テスラ [TSLA]
ビザ [V]
ゼネラルモーターズ [GM]
ロッキード・マーチン [LMT]
ペプシコ [PEP]
テキサス・インストゥルメンツ [TXN]
~米製造業PMI・非製造業PMI速報値(4月)22:45
~米新築住宅販売件数(3月)23:00

■4月24日(水)
メタ[META]
ボーイング [BA]
フォード・モーター[F]
アイビーエム[IBM]
~米耐久財受注 21:30


■4月25日(木)
アルファベット[GOOGL]
マイクロソフト[MSFT]
インテル[INTC]
アメリカン航空グループ [AAL]
キャタピラー [CAT]
~米GDP速報値(第1四半期)21:30

■4月26日(金)
エクソン・モービル [XOM]
シェブロン [CVX]
コルゲート・パルモリーブ [CL]
~米ミシガン大学消費者信頼感 確報値(4月)

ドル円は相変わらず155円を目指す位置に張り付いています。
しかし、投機筋はここまでパンパンに円ショートしていて
この先どこで手仕舞うつもりなのか。

※ドル円日足

■記録的な円ショート、痛みを伴う反発リスク高まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-22/SCBUKQT0AFB400
・レバレッジドファンドとアセットマネジャーの売り越しが過去最大
・4月16日時点で17万3000枚を超え
  CFTCデータがさかのぼれる2006年以降の最大

155円をいつ、どのタイミングで超えてくるか。
そしてその際、日本の通貨当局は介入に動くのか。
今週はこの点が注目ですが、ドル円のポジションは取らずに静観。

ただ、やや気になるのがゴールドの比較的大きな下落。

※COMEXのゴールド日足 なにか巨大な売りが出た?
年内利下げがないかもしれない、というセンチメントと
高金利が続くだろうということで、下落は何ら不思議はありませんが
ゴールドが短期的にトップアウトすることで
逆に株の調整が完了、株へ資金流入が始まるという示唆に見えないでもない。
少なくとも今夜は株高です。
よくよく考えると現在の金利水準って過去に経験していますので、
株式市場が耐えられないということはないとも思うのよね。

足元の下落は、半導体の一角が先行き不透明感から手仕舞い売りを
浴びているということに過ぎないのであれば
NVIDIAの決算がそれを払拭してしまうかもしれません。
NVIDIA決算は5/23、まだ一ヶ月以上先なので、それまでは弱いかも・・・
決算が失望されれば、さらに下落するリスクでもありますが。

金の強さの背景にはやはり中国。
彼らの買いは続くと思われ、金は調整しても再び上昇するでしょう。

■金の歴史的高騰、主役は中国-不透明な時代に個人も中銀も金塊に注目
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-22/SCBPIIT0AFB400

ひろこのX

ブログRANKING~
    
いつもご覧いただきありがとうございます。




※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社