2024年5月17日金曜日

 ドル円、ずいぶん反発しましたね。
152円くらいまで落ちてくれると思っていたのですが、
153.60円で下げ止まりました。
今回の下げ幅に対して61.8%リバウンドしています。
※ドル円日足

ここからは一方的に下落するでも上昇するでもなく
153~156円でのレンジに入りそうな予感・・・。

ドル円リバウンドは米金利のリバウンドも関係してるかな。

※米国債利回り日足 下げ止まった
今夜の米指標はまちまちでしたが
金利は指標発表後に上げ幅拡大しています。
※米長期金利日中足 21:30から上昇加速
■米新規失業保険申請、1万件減少-前週はNY市学校の休みが影響
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-16/SDKWC4T0G1KW00
🇺🇸新規失業保険申請件数
結果:22.2万件(予想:22.0万件 前週:23.1万件)

失業保険申請の減少に反応したのでしょうか。
他の指標は軒並み悪かったのですが。

🇺🇸フィラデルフィア連銀製造業景気指数 5月
結果:+4.5(予想:+8.0 前回:+15.5)

■米住宅着工件数が予想下回る、許可件数は減少-ローン金利上昇響く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-16/SDKX8HT0AFB400?srnd=cojp-v2
🇺🇸住宅着工件数(4月)年率換算件数
結果:136.0万件(予想:142.0万件 前回:132.1万件)

🇺🇸建設許可件数(4月)年率換算件数
結果:144.0万件(予想:148.0万件 前回:145.8万件)

今夜はFed要人発言がタカ派トーンであったことも
金利低下に歯止めをかけたのでしょうか・・・

■米リッチモンド連銀総裁、インフレ低下には「もう少し時間かかる」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-16/SDL2ITT1UM0W00

それと年内利下げはないという見方も根強いのね。

■米国の年内利下げ可能性は低い、ヘッジファンドのロコス幹部が予想
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-16/SDKQH3T1UM0W00

■JPモルガンCEO、米経済になお「多くのインフレ圧力」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-16/SDKW8XT0AFB400

今日は日本国債利回りの上昇も一服。長期金利の1%乗せは時間がかかるか
日米金利差の縮小も一服しやや拡大しています。
日本のテーパリングや利上げの予想も増えてきましたが
この状況で日銀の引き締めなどできるのでしょうか。
⬇️
■GDP1─3月期は年率2.0%減、内需に弱さ 特殊要因響く
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/B2YX2IARDBK4NKAAHCEKVIFKUY-2024-05-16/
・実質GDP前期から▼0.5% 2四半期ぶりにマイナスへ
・年率換算では▼2.0%
・ダイハツ工業と豊田自動織機の認証不正問題、能登半島地震など特殊要因も
・GDPの過半を占める個人消費が▼0.7% 4四半期連続マイナス
・個人消費とともに内需の柱である設備投資 ▼0.8% 2四半期ぶりマイナス

今必要なのは利上げで更に需要を縮小させることではなく
減税で需要を刺激することではないかと思います。
それによって景気が拡大すれば税収は増えるのですから。

155.70円ドル円ショートは154円ミドルまで反発して揉みあった際に
売り増しをかけたのですが、下がってくれずに再上昇したため
154.80円台で全て買い戻し。

介入警戒もありますし、絶対的日米金利があるため
ドル円はここから方向感を読むのが難しくなりそうです。

今後は米利下げ時期模索でドル安が新たなテーマとなりそうですので
ドルストレート通貨でのドル売りに妙味ありかなと思っています。
ユーロドルを1.0859ドルで軽めロング。
豪ドルにも注目しています。

ひろこのX

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2024年5月16日木曜日

 売り場を探していたドル円、今日夕刻から急にドル金利低下が加速。
ドル円が落ち始めました。

ロンドン在住の松崎美子さんと話す機会があったのですが
どうやら今夜のCPIに向けて金利低下にかけた債券オプション取引が
膨らんでいることに為替市場が反応した、ということのようです。

※米長期金利日中足 夕刻16時台から下げ出した 21:30指標で急低下

※ドル円15分足
CPIも小売も低下、減速することが予想されていましたが
最も利下げ開始が遅いと思われている米ドルに下落余地が大きい、
と考えるトレーダーらによる仕掛けが入ったということですね。
実際、今夜発表されたCPIと小売売上高は弱かった。

■米CPIコア指数、6カ月ぶりに伸び鈍化-年内利下げへの一歩
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-15/SDJ1FOT1UM0W00
◎コアCPI 前月比+0.3%(予想+0.3% 前回+0.4%)
     前年比+3.6%(予想+3.6% 前回+3.8%)
          ⇒予想通りではあるが、前月より低下

⇒コアCPIの3カ月移動平均は年率4.1%上昇と、年初来で最も低い伸びに 
⇒31日に発表される4月のPCE価格指数は軟調な内容になる予想      
◎総合CPI 前月比+0.3%(予想+0.4% 前回+0.4%)予想を下回る:前月も下回る
     前年比+3.4%(予想+3.4% 前回+3.5%)予想通りも前月を下回る

■米小売売上高、4月は前月比横ばい-市場予想は0.4%増
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-15/SDJ1IIGQD79C00?srnd=cojp-v2 
◎4月小売売上高:前月比 0%(予想 0.4%、3月 0.7%)なんと3月比▼0.7
   自動車除く:前年比 0.2%(予想 0.2% 前月 0.9%)3月比▼0.7
 
 同時刻、NY連銀景況指数も発表されました。

■NY連銀製造業景況指数、6カ月連続の縮小圏-予想に反して悪化
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-15/SDJ1MQT1UM0X00?srnd=cojp-v2
◎▼15.6 予想▼10 前回▼14.3  そもそもずっとマイナス圏
どれもこれも悪い結果。
これを受けて米利下げ折込みは
■米国債利回り急低下、9月までの利下げ確率は80%超に-CPI受けて
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-15/SDJ4LJT1UM0W00

日足でみた米金利もご覧の急低下です。
※米国債利回り
米金利が動くと世界の金利が動きますから、今日の主要国の
長期金利はご覧の急低下なのですが

※主要国の長期金利
おや?日本の金利だけ、あまり下がっていませんね。
※日本国債利回り 利上げバイアスにありますから・・・
というわけで、日米金利差はご覧の縮小です。
というか、今日に限った話ではなくて、
このところ金利差は縮小のトレンドにあったにも関わらず
ドル円が上昇したいた事に違和感がありましたね。

※日米金利差とドル円  ようやく日米金利差に沿った動きとなるか
売りの機会待ちとしていたドル円、今日は何度かトレード。

156.12円 ⇒ 154.96円買い戻し
155.70円で再度ショート継続中。

※ドル円日足 米金利低下が続けば152円台まで?!
米金利低下で米株は上昇中。
景気が悪いというのに利下げ期待で再びラリーが加熱。
このところゲームストップ株(ミーム株)が急上昇しており
やはり株はバブルを形成し始めたような気がします。
※米国主要株価インデックス
ただし、日本の金利は上昇基調にあるため
日本株は米株ほどには上がりませんね。多分。

NOTE

バイデン・トランプ両氏の初対決、6月27日にCNNでテレビ討論会
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-15/SDJ9ZOT1UM0W00
いよいよ米大統領選挙色も強まってきます。

ひろこのX

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2024年5月15日水曜日

 今夜は米国の生産者物価指数(PPI)でドル円が神経質に乱高下。

■米PPI、4月は予想上回る伸び-一部の主要項目は落ち着き示す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-14/SDH6TBT1UM0W00
・PPIは前月比0.5%上昇、市場予想0.3%上昇-3月分は下方修正
・サービス価格が前月比伸びの4分の3近くを占める
・FRBが重視するPCE価格指数の算出に用いられる主要カテゴリーは比較的落ち着き

PPIが予想を上回る伸び、ということで、瞬間米金利が急上昇。

※米長期金利(10年)日中足 急伸は21:30

ところが、その後急速に金利が低下しています。
なぜ金利が急速に下がっているのか、わかりませんが、
パウエル議長の発言の影響との指摘もあるようです。

アムステルダムでのオランダ外銀協会イベントに参加しているパウエル議長、
インフレは引き続き2%に向けた改善基調にあり、
次の行動が利上げになる可能性は少ないとの考えを再表明した、と。

先日も同じことを言っていましたし、新味はありませんし
報道によってはヘッドラインはタカ派的なものもあるのですが
とにかく金利は下がっています。

パウエル議長、米金利をより長期に高水準で維持する可能性示す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-14/SDHBJXT0G1KW00?srnd=cojp-v2

※ドル円15分足 とはいえ156.50を超えるところまで上昇していますね。
ここからは、明日のCPIと小売売上高に注目です。
米金利、今夜は低下していますが、
ここ1週間くらいは米金利、横ばいなんですよね。
ここからどちらに放れるか。明日の指標ではっきりするでしょうか。

※米国債利回り 日足

事前予想が低めなので、予想外に強い数字がでると
ドル円は上昇する可能性も否定できません。。。


NOTE
バイデン米政権、広範囲の中国製品の関税引き上げ-EVや半導体など
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-14/SDGJ82T1UM0W00

中国、「断固たる措置講じる」と表明-米政権による関税引き上げ受け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-14/SDHDK7T0AFB400

米インフレ統計警戒するヘッジファンド、ユーロショートのカバー急ぐ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-14/SDH5U5T0G1KW00
・今後1週間のユーロ上昇を見込むオプション、2月以来の旺盛な需要
・15日発表の米CPI、予想下回れば欧米の政策乖離は縮小との見方

ECBは6月利下げ見込みですが、ユーロ上昇を見込むポジションが増えている?
明日の米CPIが弱く、米国が年内2回の利下げ確率が高まれば
現状で3回の利下げが織り込まれているECBとの差が縮小するから、ですって。

確かに4/16からユーロは上昇基調にありますね。。。
※ユーロドル日足
ユーロ円もこの強さ
※ユーロ円日足 ドル円に介入が入れば崩れるリスクではありますが

ひろこのX

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2024年5月14日火曜日

 ドル円相場、156円節目突破してきました。
きっかけはおそらくイエレン財務長官発言。

イエレン財務長官発言
「為替介入は過度な動きへの対処として、
 過剰なボラティリティが発生した場合にのみ、
 つまり稀であるべきで、事前伝達協議されるべきである。
 ユーロ、円、人民元を注視している。」
 
為替介入は稀であるべき、事前に伝達されるべきと
これまでと変わらぬ発言で新味はないため
定型コメントにすぎないのではないかと思うのですが
「ユーロ、円、人民元を注視している」と
名指しで通貨を指定したコメントということなのでしょうか。
市場はイエレン財務長官が繰り返す「介入は稀であるべき」発言に
今後日本の介入が制限されるリスクを感じているようです。

※ドル円15分足 NY時間にあっけなく156円突破

今日の話題は日銀の輪番オペで円金利上昇、だったんですけどねぇ。。。

午前10時10分の定例の国債買い入れで
5年超10年以下の買い入れ4250億円を通知、前回から500億円減額しました。

日銀が国債買い入れオペ減額、5年超10年以下-金融正常化
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-13/SDEA6VT0AFB400
・過度な円安進行への対応や金融政策の正常化を早めるためとの見方
・9日に公表した4月25、26日開催の金融政策決定会合の主な意見では、
  国債買い入れについて「どこかで削減の方向性を示すのが良い」など
  減額に前向きな意見が多く記載されていた。

市場には次回6月の金融政策決定会合で本格的に国債買い入れの減額を表明し、
7月会合で利上げに踏み切るとの見方も出てきた模様。

これが日本の金利上昇にも繋がりました。

日銀の買い入れオペ減額を材料に国債市場では売り圧力が強まり、
30年国債利回りは2.03%と2011年8月以来の高水準に上昇。
10年債利回りも昨年11月以来、およそ半年ぶりの水準に上昇しています。

※日本国債利回り

ドル円相場はオペ減額通知で瞬間円高となる局面がありましたが
結局リバウンド、下げ幅を全て取り戻しています。
日銀の引き締め関連のニュースには反応はするものの
トレンドを変えてしまうようなパワーはありません。

結局NY時間にイエレン財務長官発言でドル高が加速しています。
これは156円手前で揉み合いが続き、エネルギーが溜まっていたために
上方にブレイクしたものと見られますが、
このまま157~158円と上昇することがあれば
神田財務官が黙っていないと思われ、ここからロングするなら超短期で。

※ドル円日足 61.8%まで戻れば157円。
今週のCPIや小売売上高は弱いだろうという見方になっていますので
米金利の上昇はなさそう、ということで
このドル円上昇はドル主導ではなく、投機の円売り主導です。

私はロング降りちゃってるのでここから追いかけて買うことはしません。
むしろ売り場探しですが、この上昇がどこで止まるか見極めたい。

円売りはドル円だけではなくクロス円全般の事象です。
クロス円上昇がドル円を押し上げてしまっている側面もありますね。
ドル円に介入があればクロス円も総崩れとなりますのでご注意を。
※ドル円、クロス円一覧
日米金利差は縮小しているのにドル円上昇、
これは介入の反動もあると思われますが、
やはりドル円上昇が加熱し始めていると思われます。

※日米金利差とドル円 
NOTE
■ゲームストップ騒動再び、ブーム仕掛け人が復帰との臆測ー株価高騰
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-13/SDFG8HT0G1KW00?srnd=cojp-v2
・ゲームストップ株は大商いの中、一時110%余り上げ幅を拡大。
・ボラティリティーのため取引開始直後の20分で3度、売買停止

ゲームストップ株日足


月足 2021年のミームブームは凄まじかった
       今回の上昇はまだ序の口??


またこんなミーム株に資金が入り始めるということは
米株市場、ここから最後のバブルを演出するのでしょうか。
短期は全体上昇基調を強めるのかもしれません。

■NZ中銀が13日に公表した四半期調査で
短期インフレ期待は低下

インフレ予想(第2四半期)
1年物 2.73% 前回 3.22%
2年物 2.33% 前回 2.50%
5️年物 2.25% 前回 2.25%
10年物 2.19% 前回 2.16%

ひろこのX

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2024年5月12日日曜日

 ドル円相場は156円が上値が重い。
介入と雇用統計で151.85円まで下落したドル円、先週155.95円まで
反発するも、木曜の新規失業保険申請件数の悪化で上値をおさえられ、
金曜は小動きに終始、結局156円に乗せることはできませんでした。

※ドル円日足

※ドル円15分足
10日金曜日はミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回りましたが
期待インフレ率が予想を上回ったことで、米金利はやや持ち直し。

・米5月ミシガン大学消費者信頼感指数:67.4(予想:76.2、4月:77.2)
・米5月ミシガン大学1年期待インフレ率:3.5%(予想:3.2%、4月:3.2%)
・米5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率:3.1%(予想:3.0%、4月:3.0%)

※米国債利回り一覧
先週(5/6~5/10)は米国の重要経済指標が少なかったこともありますが、
156円は今回の介入相場での下落幅に対しての50%戻り水準であるため
ここを抜けてさらに上昇するのか、それともそれを許さぬ再度の介入が入るのか
注目のラインです。

相場の材料として、ここを抜けて上昇する可能性があるのは
今週15日(水)の米CPI(消費者物価指数)と小売売上高の数字でしょうか。

半年ぶりにコアCPI鈍化が予想されており、それによって米金利が低下するなら
156円を抜けることなくドル円も反落してくれるかもしれません。

■米コアCPIは半年ぶりに鈍化か、FRBの懸念和らげるには不十分
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-12/SDCCFFT0G1KW00
・4月コアCPI予想 前月比+0.3%(1~3月は+0.4%だった)
・前年同月比 予想+3.6%(過去3年間で最小の伸び)

総合CPIは 前月比+0.4%となる予想(3ヶ月連続)
これはガソリン価格が半年ぶりの高値水準にまで上昇した影響。

そして3月に予想+0.4%のところ+0.7%(前月比)に急伸した
米小売売上高も発表されますね。
サンフランシスコ連銀が米家計の余剰資金が枯渇した、との
レポートを出したことが話題。
もう積極的な消費は難しいのではないか、という話です。

■コロナ期に積み上がった米余剰貯蓄、ついに枯渇-SF連銀調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-07/SD37ACT0AFB400
・3月時点で、パンデミック期の貯蓄を使い果たした

そして負債は膨張している。
■ウォール街にも連銀にも見えない「幻の負債」-米消費者の現状不透明
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-09/SD5L7OT0G1KW00

というわけで、米金利が再度上昇するリスクは極めて小さい。
実需の買いが旺盛だということを除けば
投機による積極的なドル買いは手控えられると思います。

介入が入ったこともあり、IMM通貨先物市場のドルロング円ショートポジションは
縮小しはじめました。
先週火曜時点の数字(最新データー)は13.4万枚。
4/27発表の17.9万枚から2週連続で円ショートポジションは減少しています。
■ヘッジファンド、円ショート縮小-日本の通貨当局の介入可能性を意識
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-11/SDB4HWT0AFB400?srnd=cojp-v2-markets

このまま投機筋のポジションが縮小を続けるか。
介入がいつまた入るかわからない中でリスクを取るより
落とす向きのほうが多いと思うのですがどうでしょうか。

ドル円が急伸するような局面があれば、ドル円を売ろうかと思案中。
急伸ではなくじりじり上がっていくようだと売りたくはありません。。。

日本株は円安再び、という相場の中で冴えないですね。
日経新聞かこんな記事を。

■円安でも沈むトヨタ株 為替の安定、日本株再上昇の条件
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB101OU0Q4A510C2000000/
・日本企業で初めて5兆円台の営業利益をたたき出したトヨタが冴えない
・「円安なら日本株は買い」という従来のセオリーを投資家が疑い始めている

・円安効果でなく「為替換算の影響を除いた実質的な稼ぐ力を見極めたい」投資家
・23年春「日本の構造変化」を確信しヘッジなしで日本株に投資したファンドも
 ⇒ヘッジしなかった分、円安分はマイナス。
  23年春ってドル円130円台です。
 ⇒海外投資家の日本株投資意欲の減退につながったいる

ドル円相場の読みを誤ったファンドがある、という話ですが
ヘッジなしで日本株投資していたというのは、ここまでの展開だと残念。
ではここからヘッジするべきかしないべきか?
為替動向を見通すのは難しいですね。

あまり為替変動が大きくないほうがいいのです。

長期的に日本株は上昇するフェーズにありますが
そのためには為替の安定が重要かもしれまえん。

※日経平均 下落幅に対して50%戻りで頭を叩かれ上値が重い展開
緑色の移動平均線90SMAをサポートできるか否か。

************今週の主な予定***********

 ――5月13日 (月) ――

 ・日本4月マネーストックM2 (8:50)
 ・ユーロ圏財務相会合

 ――5月14日 (火) ――

 ・日本4月国内企業物価 (8:50)
 ・日本4月工作機械受注 (15:00)
 ・英国4月失業率 (15:00)
 ・ドイツ4月消費者物価指数[確報値] (15:00)
 ・ドイツ5月ZEW景況感指数 (18:00)
 ・ユーロ圏5月ZEW景況感指数 (18:00)
 ★米国4月生産者物価指数 (21:30)
 ・EU経済・財務相理事会(ECOFIN)

――5月15日 (水) ――

 ・日本4月投信概況 (15:00)
 ・日本4月訪日外客数 (16:15)
 ★中国MLF(中期貸出制度)金利 (10:20)
 ・ユーロ圏1-3月期GDP[確報値] (18:00)
 ・ユーロ圏3月鉱工業生産指数 (18:00)
 ・米国MBA住宅ローン申請指数 (20:00)
 ★米国4月消費者物価指数 (21:30)
 ★米国4月小売売上高 (21:30)
 ・米国5月ニューヨーク連銀製造業景気指数 (21:30)
 ・米国3月企業在庫 (23:00)
 ・米国5月NAHB住宅市場指数 (23:00)
 ・米国週間石油在庫統計 (23:30)
 ・米国3月対米証券投資 (16日5:00)
 
―― 5月16日 (木) ――

 ★日本1-3月期GDP (8:50)
 ・日本週間対外及び対内証券売買契約等の状況 (8:50)
 ・日本3月鉱工業生産[確報値] (13:30)
 ・日本3月設備稼働率 (13:30)
 ・米国新規失業保険申請件数 (21:30)
 ・米国5月フィラデルフィア連銀景況指数 (21:30)
 ★米国4月住宅着工件数 (21:30)
 ・米国4月住宅建築許可件数 (21:30)
 ・米国4月輸入物価指数 (21:30)
 ・米国4月輸出物価指数 (21:30)
 ★米国4月鉱工業生産指数 (22:15)
 ・米国4月設備稼働率 (22:15)
 
――5月17日 (金) ――

 ・中国4月新築住宅販売価格 (10:30)
 ★中国4月鉱工業生産指数 (11:00)
 ★中国4月小売売上高 (11:00)
 ★中国1-4月固定資産投資 (11:00)
 ・中国1-4月不動産開発投資 (11:00)
 ・ユーロ圏4月消費者物価指数[確報値] (18:00)
 ★米国4月コンファレンス・ボード景気先行指数 (23:00)

NOTE

■バイデン政権、中国EVなど主要分野に関税賦課の方向-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-10/SD8VN0T1UM0W00?srnd=cojp-v2
・(今週にも)中国への関税を巡り広範な決定を発表する方向
・電気自動車(EV)やバッテリー、太陽電池などの産業に焦点を絞る

一部に中国EV車への輸入税率を100%に引き上げるなどの報道が。
完全に中国製品の締め出そうということのようです。

日本はEV補助金の中に中国のBYDも含まれていますね。

■イラクはOPECプラスのさらなる減産には同意せず=石油相
https://jp.reuters.com/world/LBYQO64FHRIP3BULILSARKFERY-2024-05-12/
足元で原油は200SMAを下回っています

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2024年5月10日金曜日

 ドル円、155.95円まで上昇。
介入の下落幅に対して50%反発しました。

※ドル円日足

ドル円ロングは155.83円で全て手仕舞いました。
ここから上を買い上げていくには勇気がいりますね。
もう介入はできない、などと決めつけない方がいいでしょう。

ロールシャッハ・アドバイザリー代表 ジョセフ・クラフト氏の
解説は大変参考となりますので、ぜひご視聴を。

動画<トランプ、ライトハイザーとドル安政策>
『介入悲観論に異議!』
https://youtu.be/jU-itOcGmh8

ジョーさんによると、日本の個人のポジションもドルロングに大きく傾斜。
IMM通貨先物市場のヘッジファンドポジションも16万枚台のドルロング。
個人のポジションは介入前の「介入期待のドルショート」ポジションが
積み上がっていた状態から一変しています。

こうした介入期待のドルショート円ロングが踏み上がる形で
29日㈷に160円を突破したわけですが、今はそのような需給ではないため
ここからドル円が急伸するパワーはあまりないと思われます。

つまり、どちらかというと介入がないと見たドルロング円ショートが
「投げさせられる」ことがあれば、ドル円相場は崩れやすい状況にある
というわけで、ここから先は売り上がり戦略かなぁと思っています。

しかし156円を抜けてしまうと勢いづいて新規ロングも参入してきそうで
158円くらいまで上がる可能性は否定できませんので
ここから売るなら小分けに少額づつ売り上がる形。
160円まで耐えられるような資金管理での低レバで、
ということになるでしょうか。

152円台から期待させて160円まで介入がなかったコトを考えると
当局が市場にパンパンにドルロングを構築させてからの介入、
というやり方をする可能性もあって、160円までの耐久戦です。
個人的には160円まで引っ張らないとは思いますが、、、

今日5/9(木)神田財務官は
市場介入について「必要があればいつでもやる用意がある」と延べ
市場介入に使われる資金的な原資について
「世の中で言われている『こういうところが限界ではないか』
ということは全く間違っている」としています。
このあたりの話は上記、ジョーさんの動画をぜひ。

また、ドル金利がこれだけ低下しているのにドル円が上がり続けることも
難しいのではないかと思うのですが、どうでしょうね。
ボラティリティが低下してくると絶対的金利差から
スワップ狙いのポジションがじわじわ積み上がっていく構造、というのは
理解できますが、ここまでドル金利低下を無視してドル買いが続くのも
やや不可解ですね。

※米国債利回り

※日米金利差とドル円
日米金利差は縮小しているのにドル円は上昇。
介入によるドル円急落の反動とはいえ、
あまりに金利差に反したドルロング構築は
日本の通貨当局を軽視しているようにみえますね。

今日のドル金利低下は新規失業保険申請件数の悪化。

■米新規失業保険申請件数、前週比2.2万件増の23.1万件-予想21.2万件
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-09/SD7XHRGQOFSW00?srnd=cojp-v2
・先週分新規失業保険申請件数:23.1万件
           (予想:21.2万件、前回:20.9万件←20.8万)
・失業保険継続受給者数:178.5万人
        (予想:178.2万人、前回:176.8万人←177.4万人)
新規失業保険申請件数は昨年8月来で最高。
これをきっかけにドル円相場は156円を伺う展開から反落基調。

※ドル円15分足
しかし、ドル金利が低下したおかげで米株はハッスル。

※米国主要株価インデックス
ん~株式市場は凝りませんね。。。
下記NOTEに取り上げたニュース、米国経済を憂うものが増えていますが
株式市場は利下げを期待して再度上昇するんでしょうか。

また、ちょっと不穏なのが日本株市場。
再度円安進行でも、米株が上昇しても上昇力が弱い。

※日本主要株価インデックス
日経平均のチャートがよろしくない。

90SMA(緑の移動平均線)をサポートできなければ
35000円台がリアリティを増します。

今日はソフトバンクGの下落が日経平均の足を引っ張ったみたいですね。
傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス株が決算
発表後の時間外取引で9%近く下落したことが響いたようです。

また、取引開始前に公表された
4月開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」
円安により基調的な物価上昇の上振れが続けば
正常化のペースが速まる可能性は十分にある」との
見方が出ていたことが確認され日銀の早期政策修正への思惑から
国内長期金利が上昇したことも嫌気されたでしょうか。
銀行株などは上昇していましたが、要は日銀はタカ派シフトしているということです。

■日銀 金融政策決定会合の主な意見公表 追加利上げ関連の発言も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240509/k10014444041000.html

※日本国債利回り
前回ドル円上昇加速のきっかけを作った4月の日銀会合ですが
植田総裁の会見の
ドル円、基調的な物価上昇率への影響を無視できる範囲かとの問に
「はい」と回答したことばかりがフォーカスされています。

しかし、名目の中立金利は、プラス1.1〜2.5%と言及
2026年度までの見通し期間後半に政策金利が中立金利に到達としており
決して4月会合はハト派的ではありませんでした。

植田総裁は5/7岸田首相と会談してから発言のトーンが変わっていますよね。
5/8には為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている、
金利をより早めに調整していくことが適当になるなどと発言しています。

日銀きっかけに円安が加速する、というこれまでのパターンは
今後はなくなるのではないかと見ています。

ただ、為替に配慮して発言のトーンを修正することは結構ですが
政策の転換、というのはまだ早いでしょう。

■実質賃金3月2.5%減 24カ月連続マイナス、過去最長
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08BLH0Y4A500C2000000/

インフレに賃金上昇が追いつかない。
実質賃金は24ヶ月連続マイナス。
しかも今回は2月の▼1.8% から▼2.5%にマイナス幅拡大です。

ただ、今年の春闘は高い水準の賃上げが実現しており
「4月分から(今年の)春闘の実績が反映され始める」と見られ
次回発表される勤労統計に注目ですね。

ここでプラス転換があれば、一気に日銀の利上げ、引き締め機運が高まり
円金利上昇圧力が強まる可能性が。

年後半に米国は利下げを始めるだろう、
日本はともすると引き締めに動く。
やはりドル高円安相場は終盤にある、という気がするのですが
足元はドル円上昇が続いています。
この流れを財務省は容認しないと思われますので
再度の介入にはお気をつけください。

NOTE
■ウォール街にも連銀にも見えない「幻の負債」-米消費者の現状不透明
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-09/SD5L7OT0G1KW00
「BNPL(後払い決済)」
・市場規模は28年までに世界全体で7000億ドル
    (約108兆9000億円)近くに達すると予測
・各社は情報開示の強化を求める声に繰り返し抵抗
 ~極めて重要な米国家計の健全性の全体像を覆い隠している
・クレジットカードの支払いの延滞率は少なくとも12年以降で最高
~ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、ティム・クインラン氏

■「深刻な債務超過」の住宅ローン、全米で増加-金利上昇が市場冷ます
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-09/SD7BWLT0AFB400

■米ハイテク「マグニフィセント7」、幹部や取締役の自社株売りが加速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-09/SD7Y34DWX2PS00?srnd=cojp-v2-markets

■英中銀、利下げに近づく-総裁は市場予想より速いペースも示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-09/SD7T8TDWRGG000
[金融政策]
・英中銀:政策金利を5.25%に据え置きとすることを決定
「政策委員7人が据え置き支持、2人が利下げに投票」
「インフレ持続のリスクは後退している」
「インフレ予想は26年4-6月に1.9%、27年4-6月は1.6%に」

・声明
「インフレ持続のリスクは後退している」

・ベイリー英中銀総裁
「状況が正しい方向に向かっていると楽観」
「為替と市場動向を注視」

短期金融市場では英中銀の6月の利下げを織り込む。
ポンド売り優勢になるもリバウンドしており、決してポンドは弱くない印象。

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2024年5月9日木曜日

 ドル円相場、155.50円を超えてきました。
想定内の動きとはいえ、やや戻りのスピードが早いのでは、、、。

介入はもうできないというわけではありませんが
押し下げ目的での介入はないだろうという認識もあり
半値戻りくらいまでは買い安心感もある、ということで
今回の下落幅に対しての半値戻りである156円近辺、
(このレベルは一目均衡表の転換線とも合致)
この辺りまではロングを引っ張っても良いかもしれません。

ただ155.50円で一目均衡表の基準線まで到達していますし、
156円まで後50銭程度ですので、欲張らずに手仕舞ってもいいでしょうか。
153円台で買ったドル円、半分を155.50円で半分仕切りました。
残り半分は156円ターゲット。

※ドル円日足

今日は日銀、植田総裁の講演が話題でした。
円安牽制発言があった、などと報じられていますが
マーケットの反応は薄く、日銀のスタンスは従来と変わらないと
市場が認識していることが伺えます。
岸田首相と会談していましたので、やや円安を助長しかねない発言を
控えるなどの配慮を求められた可能性はありますが。

■物価見通しの上振れリスク大きくなれば「金利早めに調整」-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-08/SD5CDRDWRGG000?srnd=cojp-v2
「経済・物価見通しや、それを巡るリスク変化すれば、当然金利を動かす理由」
「物価見通しの上振れリスクが大きくなれば金利を早めに調整」
「最近の円安を十分注視する」
「急速で一方的な円安は不確実性を高め、日本経済にマイナス」
「今後、大規模緩和からの出口進める中で、国債買入額を減額していくことが適当」

大前提として「物価見通しの上振れリスクが大きくなれば」です。
その兆候がなければ日銀が為替を意識して動く、ということはありません。
というわけで、円安ドル高基調へ回帰してしまっているのですが、
円安なら日本株、なぜ今日はこんなに大きく下げてしまったのでしょう。。。

5月8日(水)
◎日経平均  38202.37(-632.73)▼1.63%
◎TOPIX  2706.43(- 39.79)▼1.45%

テクニカル的にみれば、下落幅に対して50%戻りレベルで頭を叩かれた格好。
※日経平均

7日のNY株式市場が決して弱かったわけではありません。
なぜ東京株式市場がこれほど売られたのか、よくわからないのですが、
一つの仮説として、日経がドラッケンミラー氏のNVIDIA株売りを指摘していますね。
■日経平均632円安 ソロス一派「NVIDIA株売却」に過敏反応
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB081GX0Y4A500C2000000/
・スタンリー・ドラッケンミラー氏がCNBC番組で
 半導体大手エヌビディア株の持ち高を減らしたことを明かした。
~この発言が影響、7日の米国株市場でエヌビディア株は1.7%安で終えた
~半導体インデックスとも呼ばれる日経平均はNVIDIAと相関が高い
⬇️
ホントかな?ということで日経平均とNVIDIAのチャート比較です。
確かによく似た動きをしていますね。
となると5/21のNVIDIAの決算は
日経平均にとっても非常に重要ということになります。
※日経平均とNVIDIA イエローがNVIDIA ブルーが日経平均 
ただ、7日NVIDIAが下げた、と書かれていますが、
それほど大きな下落ではありません。
今日の日本株下落がNVIDIA下落の影響というには
ややパンチが弱い。

※NVIDIA日足

バフェット氏がアップル株の持ち高を減らした影響に比べれば
あまり影響は大きくないように思いますね。

■5/4 バフェット氏投資会社、アップル株追加売却 13%相当
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0429D0U4A500C2000000/
24年1〜3月期に米アップル株を13%程度売却

※Apple日足

では何が今日の日本株売りの主体だったのか。
岡崎さんは今日、米景気後退リスク、株価反落リスクが高いと
お話されていました。その序章ではないかと。
確かに今夜は勢いよくリバウンドしてきた米株やや軟調ですね。
※米国主要株価インデックス

足元の米金利低下は、FRBによる年内利下げ開始期待の再燃かと
思われますが、景気後退入りを警戒した債券買いという見方もできます。
つまり、この1-4月に見られたような米金利上昇は終了、金利はもう上がらない。

※米国債利回り 今夜はやや金利反発

先週はこの金利安を歓迎して米株がリバウンドしていたのですが
実は利下げ開始の号砲というのは株価下落のサインでもあるんですよね。

※FFレート推移とS&P500 利下げ開始時期に株価は大きく崩れる

景気後退懸念、米金利低下、利下げの可能性再燃、株価下落リスク、、
となれば日本株にも影響が及ぶでしょうから、
最終的にはドル円相場も崩れると思うのです。
ドル金利が低下していくわけですから。

足元のドル円上昇はあくまで介入という特殊なドル円急落のリバウンド。
確かに現状では絶対的金利差がある、ということですが
再度160円を目指す展開となり、再度介入を強いられるのか、
それとも自ずとドル金利低下に引っ張られて下落を開始するのか。
ここからはこの点に注目しておきたいと思います。

NOTE
■ソフトバンクG、英半導体企業グラフコア買収で交渉中-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-08/SD5OBVT1UM0W00

2016年にソフトバンクGが英ARMを買収した際にはポンド円が上昇しました。
買収規模が243億ポンド(3兆4000億)だったことで
為替市場の影響が大きかった。

2016/7/18
■ポンド上昇、ソフトバンクがARM買収合意-大規模買収で資金需要へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-18/OAI87E6K50Y601

今回のグラフコアは2020年の資金調達時に28億ドル(約4350億円)の
価値があると評価されたということで、現在価値がわかりませんが
どちらにしてもARMほどの金額ではなさそう。
為替に影響が出るほどではないと思われます。

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