ベジタリアンと魚の手作りレシピ

野菜や雑穀と魚が中心の簡単なレシピをご紹介します。

西洋梨の赤ワイン煮の作り方

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早4月になりました。

桜の散る姿も清々しい季節になりましたね。


日本人の私には、フランスに桜があっても

どうも情緒が違うので、感動度が違うのです。


日本人にとって桜は極上の幸せ感を

もたらしてくれるものでないでしょうか?


今日は西洋梨の赤ワイン煮の作り方をご紹介します。

梨の季節が終わる前に急ぎ足でお届けします。


この梨のワイン煮というのは

フランスの家庭料理の典型のデザートです。


まったく簡単にできるし、

ダイエット中の人や気にしている方に

甘すぎないフルーツ煮は喜ばれるのですね。

(でも結構砂糖がいるのですが)


グーグルで日本のレシピを見てみましたが、

芯を取って、切ってから煮るようです。


本場のものはまったく簡単。

皮をむいて、ワインと砂糖などで煮るだけです。


食べる時はスプーンで頂くんですが、

芯から種まで食べてしまう方もいるんですね~


だからお皿には何も残らない。。

良いことですよね~ お腹にも地球にも。


そういえばぶどうの種や皮も

ボリボリそのままたべてしまうんですね、あの方達は。


まあグレープの種油はおいしいですので。。


面倒な事はしない、というところが

合理的と言いましょうか、お国柄が違うんですね~



おしゃべりはやめて、以下がレシピです。


材料:

西洋梨 6つ

ワイン 500cc

きび砂糖 250g

シナモンスティック 1

(丁子でもいい)

レモン 1個分の絞り汁


作り方:


1 梨は皮をむく。


2 鍋にワイン、砂糖、シナモン、レモン汁を入れ

  梨を入れて中火で火にかけます。

  煮えたら弱火にします。


3 2を20分煮ます。

  そのまま冷めるまで放置します。

 

4 冷蔵庫に一晩寝かせます。


梨だけ取り出して、お皿にのせます。

スプーンを添えます。


良く煮たデザートで、

砂糖煮も白砂糖を使うと美しいのですが、

私は白砂糖を使わないので、あまり作りません。


どちらもシロップを作って

その中に皮を向いた梨をゆっくり煮るのです。



ご参考になれば嬉しいです。

簡単なあずきあんと寒天のレシピ

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大変お久しぶりです。

 

他の仕事にかまけて、投稿がされていませんでした。

これからも続けますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

今日は簡単なあずきあんと寒天のレシピをご紹介します。

 

最近フランスであんこが人気になってきてますが、

まだまだ甘い豆なんて考えられないという人も多いです。

 

それで別々に作って冷蔵保存しています。

 

 

この二つを作っていると

バリエーションが簡単につくれます。

 

 

あんみつだったら、

バニラアイスと果物で飾ればできるし、

 

甘いものがダメな方には

食物繊維が豊富な寒天と果物を。

 

 

風邪をひいて咳がでて、食欲がなくても

葛を煮て、あんこを混ぜると栄養があり

咳がおさまります。

 

 

 

圧力釜で煮ると早いので、使っていますが、

本当は弱火でコトコト煮るのがいいですね。

 

 

材料:

 

あずき 150g

水 あずきの3~4倍

塩 少々

黒砂糖 お好みで

 

粉寒天 9g

水 450g

きび砂糖 大さじ2

 

作り方:

 

あん

 

1 あずきは洗ってから圧力鍋に入れ

  水を3.5倍位入れ、塩を入れます。

 

2 水が沸騰するまで強火で加熱し

  沸騰したら火を弱火にして約20分煮ます。

 

3 ふたをとったら砂糖を入れて混ぜます。

  水分の具合を見ながら、強火にかけ

  木じゃくしで混ぜて底が見えるくらいの固さがいいです。

 

  さっと煮ましょう。

  触りすぎると豆が崩れますから。

 

  できたら、タッパーや瓶に入れて冷蔵庫に保存します。

 

 

寒天:

 

1 本当は粉でない方が良いです。

  棒状のものは、細かく切って水につけます。

 

  棒状のも粉のものも同じで水から煮ます。

 

2 火にかけ、かき混ぜながら加熱します。

  寒天が完全に溶けたら、砂糖を入れ

  溶けたら火をとめます。

 

3 水でさっと濡らした型に入れます。

  ガラス製の四角のタッパーは重宝します。

  冷めたらふたをして、冷蔵庫で冷やします。

 

4 冷えたら、ナイフで四角に切ります。

  そしてあんこを添えます。

 

 

あずきが柔らかくなってから

砂糖を入れてください。

 

砂糖を入れて煮ると柔らかくなりません。。

 

 

和食レストランであんみつを頂いたら、

なんと1700円もしました!

 

 

それからはまってしまいましたw。

家でも簡単に作れるオススメです!

 

 

 

ご参考になれば嬉しいです。

愛するべき動物たち


癒し 大自然の中で遊ぶ猫とキツネ(仲良し♥) - YouTube

 

愛するべき動物たち

 

仲良しがいいですね〜

狐さんと猫が仲が良いビデオ。

 

森に捨てられた猫でしょうか?

どこから来たのでしょうか?

 

そしてフクロウと黒猫。

これはもっとすごい。

 

猫は爪があるから、鳥の急所を一瞬にしてとらえられます。

なのに爪を出さずに、楽しく遊び続ける動物達。

 

今の世界情勢よりずっと素晴らしい動物達。

 

動物は言葉を話さないです。

心で話すのでしょう。

 

肉食動物でも必要以上は殺しません。

 

まず初めに

どうして人を殺す道具を作ってしまったのでしょうか???

 

良い世の中に作り直したいですね。

 

私がニューヨークで飼っていた賢い猫もオスなのに、

母親が面倒をみない子猫を育てました。

 

石膏固めの足でです。

 

私が寒い冬に受け入れた野良猫がある日子猫を産みました。

 

その野良が嫌いで、

自分の平和の生活が乱され怒っていた私の猫は

 

子猫が母親にほったらかしにされているので

面倒を見ていた私の目を引っ掻いて嫉妬を表しました。

 

それでお仕置きに外の階段に出したら

彼は焦って落ちました。

 

足を折って、獣医さんに石膏固めにしてもらいました。

落ちた瞬間、彼は悟ったのでしょう。

 

獣医さんから帰ったら、いきなり子猫たちのいる所に行き

優しく面倒をみるようになりました。

 

子猫たちは指が6本ありましたが、

全員優しい人たちにもらってもらえるまで、彼が育てました。

 

愛するべき動物達。

 

私たちは動物を保護する立場なのに

今は動物に教えられています。

 

無心な動物達。

純粋な動物達。

 

心が洗われます。

Happy Valentine's Day!

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今日はバレンタイデー。

Happy Valentine's Day!

 

日本では好きな男の人にチョコレートをあげる日ですね。

私も10代の頃はドキドキしました。

 

そういえば小学校の5年生の時、

マフラーの編み方を姉に教えてもらって

好きな男の子に編んで、プレゼントしたことも思い出しました。

 

その子が受け取った時、顔が真っ赤になっていました。

かわいいですね〜

 

ということは、私の小さい頃は

チョコレートでなくてもよかったようですね。

 

アメリカに住んでいた時は

誰もがチョコレートをプレゼントしあっていました。

 

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デザイナーのスタジオには

女の人かホモの男の人しかいませんでしたが、

ワイワイと楽しくチョコレートを食べたのを思い出します。

 

フランスでは

特別な人に良いと思うものをプレゼントをする日らしいです。

 

花でも本でもアクセサリーでもいいし

男女関係なく贈り物をするようですよ。

 

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私は夫から以前アンティークの鏡をもらいました。

小さいですが、素敵なので赤い壁にかけてあります。

 

これでないといけない、というものではないようです。

 

My funny Valentineという曲をおくります。


My funny valentine Angelique Beauvence - YouTube

 

彼女の歌い方は大人の女の艶っぽい歌い方。

どんな男の人でもイチコロではないか、と思いますw。

 

 

クリスマスもハローウィーンもバレンタインも

商業的になってしまうところが好きではないですが

 

今のご時世はしかたないのかもしれません。。

 

物がなくてもお互いの一体感があれば、幸せ感はあるものです。

それは物があるから言えるんだと言う方もいますが、

 

チベット人でインドから来た友人が

欧米の人よりインドの貧しい人たちの方が幸せだ、

と言っていたのを思い出します。

 

心からの優しさに満ちた言葉、暖かい行為は

物に勝るのではないか、とも思います。

 

お金があまってなくても

好きな人にできることはたくさんありますね!

 

毎日バレンタインデーだったらいいですね。

お互いおおいに愛し合いましょうよ。

 

 

Happy Valentine’s Day!

ガレット・デ・ロアのレシピ

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ガレット・デ・ロアはもう季節外れかしら、と思いましたが

こちらのパン屋さんにはまだ売っていました。

 

人気なので年々売っている時期が長くなっています

 

今日はそのガレット・デ・ロアのレシピをお届けします。

パイの生地は市販を使えば、とっても簡単なのです。

 

日本ではアーモンドの粉は手に入りやすいでしょうか?

なければアーモンドを砕いて粉にするか、

アーモンドの薄切りを砕くかすればいいですね。

 

私はアーモンドがりんごについで好きですので

インド街やアラブの店とかに行くと安く手に入るので、

必ずお菓子用にストックしています。

 

ネットなら今なんでも買えるようですが、

インド人は菜食の人が多く、ナッツ類も大切な栄養源なので

結構手に入りやすいです。

 

今日はパイ生地2枚を使ったレシピです。

 

バターの代わりに胡麻太白油でもできます。

バターは常温にしばらく置いて柔らかくしてくださいね。

 

材料:

パイ生地 2枚

アーモンドの粉 140g

きび砂糖 100g

卵 2個

溶かしバター 75g

アーモンドエッセンス 数滴

(なければ大丈夫)

卵の黄身 1個

フェーブ 1個

 

作り方:

 

1 オーブンを200度にして温めます。

 

2 パイの生地2枚はしばらく常温に置いてから

  パイ皿に油かバターを塗っておいて

  その上に一枚合わせます。

  そしてフォークで丁寧に細かく穴を開けます。

  横側も忘れないように開けます。

  余った分の端は折り返しておきます。

 

3 中身のアーモンドクリームを作ります。

  バターに砂糖を混ぜて、卵とアーモンドの粉を混ぜます。

  アーモンドエッセンスがあれば入れます。

 

4 3のクリームを2のパイ生地にのせます。

  そしてフェーブを隠し入れます。

 

5 パイ生地を上からかぶせ下のパイ生地と合わせて、

  しっかりとフォークで押して閉じます。

  ナイフなどで、軽く切って模様を描きます。

  卵の黄身を刷毛で全体に塗ります。

 

6 200度のオーブンの中に入れて

  25分から30分くらい焼きます。

  オーブンによって違うので、時々目で確かめましょう。

 

 

とっても簡単なアーモンドパイですね。

 

フェーブの代わりにかわいい陶器製の何かを

入れたらどうかと思います。

 

楽しいパイの季節ももう終わりますが、

おいしいので、普通のお茶菓子にいかがでしょうか。

 

私は今フェーブを手で作っているところに連絡をとっています。

よい工房を見つけたら、またご連絡します。

 

ご参考になれば嬉しいです。

ガレット・デ・ロアのフェーブについて

 

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今日はガレット・デ・ロアのフェーブについて

書きたいと思います。

 

ガレット・デ・ロアはすべてアーモンドに関係しているんです。

 

フェーブはパイの中に密かに入れる上の写真のような人形。

 

東方の王様達のイエスの誕生祝いの一つはアーモンド。

フェーブは王様のプレゼントの象徴なんですね〜

 

ヨーロッパでは手に入らないので、

19世紀まではそら豆(フェーブ)が使われていました。

 

そしてパイの中身はアーモンドクリーム。

アーモンドクリームパイなのです。

 

これはほっぺが落ちるほど美味しい。。

 

色とりどりの小さな陶器で作った

可愛らしい人形達がアーモンドの役をしています。

 

どれをとっても可愛らしい。

 

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フェーブが入っているパイが当たった人は

こういう紙の王冠を貰ってかぶります。

 

これはガレットを買うともらえます。

 

 

私の少ないコレクションですが、ご披露します。

 

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これは伝統的なお人形さん。

 

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こんな可愛らしい人形さんたち。

 

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パイやクロワッサン、つぼやイチゴもあります。

 

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私の大好きな赤い車。

 

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誰かに送られた絵はがきや

パン屋さんの名前が書いた本のミニチュア、おもちゃ。

これなんか、現代美術にさえ使えそうですw。

 

他にも色々の種類のフェーブがあるようです。

家で作ってみると楽しいかも、と思ったら

 

子供たちのフェーブを作るプロジェクトが

できたそうです。

 

京都造形芸術大学と東北工科芸術大学が提携して、

スイスのあるところから出資された

「こども芸術村」というプロジェクトです。

 

主旨は震災のあった東北の子供たちのためです。

 

第一回目はこのフェーブを作るのだそうです。

http://www.kyoto-art.ac.jp/events/746

 

子供たちが作るフェーブを是非見てみたいと思います。

パイに入って隠せる大きさなので、かなり小さいです。

 

それを陶器で作るのですから集中力がいると思います。

 

人数に限りがありますので、早い目に登録した方が良さそう。

 

 

次回はガレット・デ・ロアのレシピを

ご紹介したいと思います。

 

ご参考になれば嬉しいです。

ガレット・デ・ロアの楽しさ

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ガレット・デ・ロアはフランスのお菓子。

フランスの寒い冬を和やかにしてくれるものです。

 

今日はガレット・デ・ロアの楽しさをお話しします。

 

東方の三人の王様が生まれたイエスを訪問した事を祝う日で

ガレット・デ・ロアは王様の持って来た贈り物のシンボルです。

 

この日は公現祭と呼び、1月6日だそうです。

 

今はただこの楽しいお菓子を

家族や友人たちと頂くのが伝統として残ったようです。

 

1月中お店で売っており、お茶のお菓子やデザートとして

楽しまれています。

 

ガレットはお菓子、ロアは王様という意味で、

王様の持って来た贈り物のシンボルなんですね。

 

何がシンボルというと、

お菓子の中に隠して焼いてある、陶器製の人形、

フェーブがシンボルなのです。

 

フェーブはそら豆という意味で、

実は王様が持って来たのはアーモンドだったけれど、

手に入りにくいのでそら豆を代りに入れる様になったそうです。

 

19世紀にそら豆から陶器製の人形などに変わりました。

 

食べる時に楽しい儀式があります。

 

一番幼い子供がテーブルの下に隠れて

すでに切り分けてあるガレットを、誰に渡すか決めるのです。

 

フェーブが当たった人が王様で、紙の王冠をかぶります。

 

子供たちは思春期になっても、この儀式が大好き。

(そのくらいの年になると目を隠すだけですが。)

 

フェーブがガレットのどこからか見えないか、

どの子も必死に目を凝らして見ます。

 

その陶器製のフェーブは

なかなか美しく獲得しがいのあるものだから

子供たちが興奮するのはとてもよくわかります。

 

今はガレット・デ・ロアは日本でも手に入るそうですね。

お菓子だけが一人歩きしたようですね。 

 

次回は私のコレクションしているフェーブの写真と

ガレットのレシピをお届けしますので、

 

ご興味のある方は是非ご覧下さいね。