松本市美術館で開催されている
「エクセラン高等学校美術科 22期生卒業制作展&美術科展」を見てきました。

今回のテーマは「YOUR COLORS ーキミの色を知りたいー」。

今回、気に入った作品は、立体の「祖父」。
三年生の卒業制作のようです。

この作品をつくるのにどれだけ対象を見つめ続けたのだろう。
人物の本質をとらえるために、真摯に向き合ったことがわかるとても素敵な作品でした。

会場いっぱいに、個性的な作品が並んでいて、とても楽しかったです。

まだの方は、是非見に行ってください! 楽しめます。

「エクセラン高等学校美術科 22期生卒業制作展&美術科展」
松本市美術館 2階 市民ギャラリーA・B
2023 2/8(水)~2/12(日)
※最終日は9時~15時まで


一週間ほど前の信濃毎日新聞の建設標に「安曇野の偉人 実像迫りたい」という投稿が出ていました。

その投稿者の方は、横沢本衛という実業家のことを、史料をもとにたどっているとのこと。

「横沢氏本人の残したものがあるのか」
「会社の社史のようなものが残っているのか」
「安曇野の経済界の記録があるのか」
などによって、追いかけるのはとても大変なことだと思います。

埋もれている歴史に光をあてる研究を地道にこなしている投稿者に頭が下がります。

「日々の記録を残す」人たち
その残されたものを、「後世に伝える」人たち
そして、この投稿者の方のように、「史実を解き明かす」人たち

どれ一つ欠けても、歴史は時代の下層に埋もれてしまいます。

まずは、記録を残すことから始めてみようかな。


先日、小さな作品展を見てきました。

接触をできるだけ避けるために芳名帳はなく、来場者は連絡先を投函するスタイルでした。

小さなスペースですが、素敵な小品がたくさんありました。

このような状況でも制作に向き合ってきた作家さんの息遣いが感じられるものでした。

しばらくは友人と一緒に出かけることはできませんが、ひとりで静かに作品を見に行こうと思っています。

タグ :作品展

えんぱーくはオープンして10周年だそうです。

えんぱーくに最初に来たときは、迷子になりました。

塩尻市立図書館は、「何かおもしろいものないかな」とブラブラするのにいいですよね。

宝さがしみたいな図書館ですよね。

たぶん、自分のもともと興味のあったところから外れている分野にも、意識が向くような仕組みがわくわく感を刺激しているような気がします。

最近は科学系の本でおもしろそうなものを探しています。

昨日の記念対談には行けなくて、とても残念! 常世田良さんの話を聞きたかった。 DVDがあれば見てみたい!

先月出かけた時は、記念事業の一つとして「街かどギャラリー」はやっていましたね。

以前から知っている団体というより、新しい団体が多いかなと思いました。

「えっ、なぜこの団体が?」というものも展示されていましたが、私が知らないだけで塩尻で活動されているんですかね?

しかしながら、えんぱーくの求心力はやはり「図書館」だと思います。

「えんぱーく」は生まれる前から市民の思いをうけていて、生まれてからは市民とともに成長し続けてきた10年間だったと思います。

だからこそ、これからの10年間もまだまだ成長していくんだろうなとえんぱーくの未来が楽しみです。


松本市図書館がアンケートを実施中です。

市のHPによると、目的は「図書館サービスの向上と今後の図書館運営に役立てるため」だそうです。

私は市のツイッターでこのアンケートのことを知りました。

しかし、アンケートにはちょっと問題もあります。

広報という面では

・「広報まつもと」にアンケートの案内が出ていない。

・松本市のアンケートにもかかわらず、市役所にはアンケート用紙が置かれていない。

・地域づくりセンターでは、他のパンフレット類と同じようにラックに並べられていて、気づきにくい。

実施期間については

・6月27日までとなっているが、「6月27日23:59」なのか、「6月27日0:00」なのかはっきりしない。

このアンケートは広く市民の声を聞くというよりも、実際はアンケートやっていることに気づく「図書館利用者」が答えるような形となっていると思います。

このアンケートのことが書かれた市のツイートを近藤晴彦議員がリツイートしていますが、アンケートの認知度はとても低そうです。

このアンケートで、今後の図書館運営の方向性を出せるのか疑問です。

アンケート、まだの人は急いでください!


今日発売の「週刊文春 5月21日号」を買ってみました。

ネットで、務台俊介衆議院議員の記事が出ると知ったので。

「特別ワイド 「コロナの主役と悪役」」という特集の中で、30~31ページに「自粛通達を無視 自民党魔の三回生は3回地元に帰っていた」というタイトルで出ています。

記事によると、4月上旬~中旬とゴールデンウイークに、3回の帰省が確認できたそうです。

フェイスブックの日付等の「長野県内における新型コロナウイルス感染者の発生状況」を見てみると、

4月 9日 21件
4月11日 28件
4月13日 36件
5月 6日 73件

東京では3月下旬には新規感染者数が増えてきており、当然、自粛すべきだったと思います。

日本集中治療医学会の専門医を確認すると少ないですね。
松本市は医療機関数も多く恵まれていますが、南信等はかなり厳しいそうです。

当然このようなことをご存知の上で、「長野県に帰る」という選択をするということは、状況の把握が不十分です。

子どもの学校は、3月下旬には全員大学のある県まで戻ってくるように指示があり、その後は自宅待機でした。

学生でも危機感を持って動いていたのに、首都圏と地方を行き来するというのは、信じられないです。

「コロナに感染すると一定の人は重症化する。」
「急患の対応もあるので、コロナのために使える地方のICU等はかなり少ない。」

長野県の人たちを守るために、状況をよく判断して、行動をしてほしいです。


梅光学院大学で、図書館の蔵書が大量に廃棄され、「梅光学院大学図書館を守る会」が抗議声明を発表したそうです。

まずは、以下の記事を読んでいただきたいと思います。


「大学蔵書を大量廃棄」 梅光学院に作家ら106人抗議」(朝日新聞、3月17日)

図書大量廃棄に村田喜代子さんら抗議 梅光学院大は「規定通り」」(西日本新聞、3月17日)

図書館蔵書大量廃棄に抗議 梅光学院大学図書館を守る会が声明」(長周新聞、3月19日)


長野県では有名でない大学かもしれませんが、文学部だった友人は「いい資料がそろっていた」といっていました。

西日本新聞によると、江戸時代の滝沢馬琴らの和本なども処分されているそうです。

また、「日本近代文学研究者として著名な佐藤泰正元学長の蔵書も散逸している」とあります。

佐藤先生の講演会には2回行ったことがあり、先生の研究成果が散在していると聞いて心が痛みます。

抗議声明の賛同者の中には、講演会を主催したときにお話ししてくださった作家の方もいます。

大学図書館の蔵書は大学のものかもしれませんが、残していかなければならないものも多くあるはず。

朝日新聞では、「司書の図書館長が専門知識に基づき、適正に除籍している」とあるので、図書館長の発言を待ちたいと思います。



松本市美術館で、友人と「ラウル・デュフィ展」を見てきました。

絵画は、明るくて開放感ある作品が多かったですね。

テキストスタイルは、図案の意匠が面白くて、色のパターンを変えると同じ図柄でもこんなにイメージが変わるんだとびっくりしました。

でも、一番良かったのは、ドレスですね。

大胆な図柄で、でも、ドレスとしてしっくりくる不思議な作品です。

一番最後にあるブースは撮影可だったので、友人ときゃあきゃあ言いながら撮影してきました。

すごく楽しめた展覧会でした。

「色彩の画家 ラウル・デュフィ展 ーパリジェンヌが愛したテキスタイル・デザインー」
松本市美術館
3月29日まで


最近はあまり書いていないのですが、このブログを始めて9年になります。

図書館好きブログとして始めたのですが、本の話題が少ないですね。

というか、ほとんどない・・・。

読み聞かせをしているので、絵本の紹介もしていきたいなと思っています!


こんなブログですが、一番読まれた記事は「「松本市民」と「松本平市民」」です。

なぜ???って感じです。

こんなことを調べた人がいなかったからでしょうね。

他市のことはわかりませんが、松本市内でオンブズマンの設立は多いのではないでしょうか?


「松本市民オンブズマン」 
松本市サポートセンターに登録されている団体です。有賀市長のころから活動されています。


「信州市民オンブズマン」
2005年に、松本市内で設立されましたが、活動は長野県全域で活動することとなっていました。


「松本平市民オンブズマン」
2009年に、中信地区を担当するということで、「信州市民オンブズマン」から分かれて設立されました。
松本市長の講演料や松本山雅関係で裁判などをしていたのが、この団体です。
新聞記事を見てみると、団体として動いている事例と、団体の中の一部の会員が動いている事例があります。
なんだかよくわからないですね。
2018年に、会員の減少と高齢化で解散しています。


「松本圏域オンブズマン」
2019年くらいに立ち上がっています。


「市民オンブズ松本」
2020年に、「松本圏域オンブズマン」が名前をこちらに変更しています。


うーん、多いね。

というか、こんなにたくさんオンブズマンが設立されるっていうのがすごいですね。

でも、松本市の議員さんが訴えられたりはしていないし・・・。

活動自体は、あまり活発ではないのかも。

きちんと調べたら面白いのかもしれないけど・・・。

誰か、調べてくれないかな? ←他力本願


美術館には、「松本市美術館友の会」というものがあり、アート好きな人たちが集まっています。

会員作品展は、名前のとおり、会員さんの作品展です。

美術団体に所属している人や趣味で作品を作っている人など、背景はバラバラなので、いろんなタイプの作品があってとても面白いです。

もう、終了してしまった作品ですが、とても素敵な作品があったので、紹介したいと思います。

「抱擁」という作品です。

花束を抱えて佇む人物。この人物は何を思っているのかと、想像をしてみる。水彩画の繊細な描写が素敵な作品です。

十代のころは、イラスト研究会でこんな作品を展示していたなと、懐かしくなりました。

毎日新聞で、「松本深志高が外部の研究者公募 授業や生徒会、部活動で教員や生徒と共同研究」という記事を見かけました。

独自の路線を歩む高校が、外部の研究者の力も借りて、これまでの研究活動を評価検証し、さらに発展させていくというプロジェクトのようです。

正式名称は、「自治の精神」を活かした教育活動の検証と展望 研究者との共同研究。 長いですね。

個人的には、今年、この高校のある部活のお手伝いを行いました。

研究者ということではなく、高校生のサポートに携わっている人は多くいると思います。

研究者との共同研究というのも一つの方法だとは思いますが、現在共同で行われていることや部活の支援などの全体像を把握する必要もあるのではないでしょうか。

ちょっと良くない人が高校生に接触していた事例もあるので、これまでトラブルがなかったか調査したほうがよいと思います。

また、万が一トラブルになったときのために、学内での相談窓口の設置も必要だと思います。

学校の先生は、人を育てるという仕事ゆえに「性善説」で人を見る人が多いですね。

今回は研究者の募集なので大丈夫だとは思いますが、怪しい人たちを生徒に接触させないということも先生たちの大切な仕事になりそうです。

テコンドーの選手のインタビューを見て、全日本テコンドー協会というのがあるのを知りました。

スポーツのことは全くわからないのですが、選手としてやるべきことに集中できない状況でありながら、他の選手のことを思い先頭を切って協会側と対峙していく姿は見ていて痛ましいです。

会長さんは松本市の出身ということで調べてみました。

長野県では「長野県テコンドー協会」があり、ここが下部組織のようです。
松本市内に事務局があります。

松本市には一般財団法人松本体育協会があり、ここに「長野県テコンドー協会松本支部」として加盟しています。

しかし、公益財団法人長野県スポーツ協会の加盟競技団体の名簿には名前がありません。
(公益財団法人長野県スポーツ協会は、以前の公益財団法人長野県体育協会です。)

県内では、長野県議会議員の方が2017年に「長野県テコンドー協会名誉顧問」と公式サイトで書いていますね。現在はどうなっているのかわかりませんが・・・。

松本市との関係では、「集まれ!!松本キッズ!!」(2018年3月1日号)に、「いっしょにパラ・オリンピックを目指しませんか! テコンドー無料体験会・メンバー募集」という記事が出ています。

松本ではジュニアの大会を開催しており、テコンドーをやっている子どもたちがたくさんいるのかもしれません。

今、松本でテコンドーを頑張っている子どもたちが、これから選手として羽ばたいていくのでしょう。

協会の理事の方々にはできるだけ早く組織を立て直して、選手の方たちが余計な心配をせず試合に臨めるような環境を作ってほしいと思います。

鈴木均さんが亡くなって、今日でちょうど一年。

松本市出身で、浦安市の図書館で働いていました。

私が出会ったのは10年位前ですが、本と図書館が大好きな人でした。

昨年の「3時のおちゃにきてください」には、長野県からも多くの人が参加していましたね。

後日、深志の同級生や図問研の方などが墓参りに行ったりしてました。

鈴木さんのことを話せる人たちがいるので、一年たったというのに、まだ、そばにいて本の話をできそうな気がします。

「鈴木均 BEST 100冊」というリストをもらっているので、ぼちぼち、読んでいきたいと思っています。

東大卒の起業家の「経歴詐称」の話を知って、一部の嘘ではなく、大部分の嘘というずいぶん大胆な嘘にビックリしました。

若い子たちから見たら、素晴らし経歴で輝いて見えたのでしょうね。

でも、その経歴を裏付けるために、大学の卒業式の写真もあって、用意周到な一面が見えます。

松本でも、東大ではないけど、SNS上で出身大学の経歴詐称をしている人いますね。

その人も卒業生でもないのに、某大学の卒業式に来たという話は聞いていたし、「卒業式」というのは一つのアリバイ作りになるのでしょう。

自称東大の人ほどではなくても、経歴の嘘というのは意外と多いのかもしれません。
タグ :経歴詐称

松本市議選が始まりましたね。

松本市のHPに立候補者の基本的な情報が出ているのですが、SNS等で積極的に情報を出してくださっている方は少ないですね。

選挙公報だと、どんなことをやりたいのかはわかるのですが、人柄が分からないので選びにくいです。

昨日は、知り合いの選挙事務所に行ったり、個人演説会に出かけたりしてみました。

選挙事務所の様子もいろいろです。
他市の議員さんが応援に来ているところもあれば、事務所で支援者の方とお茶をしていたりと、それぞれのスタイルでやっていました。

投票日まで日にちが少ないですが、この人にしようかなと大体決めている方は、個人演説会に行かれることをお勧めします。


また、信州大学の学生さんたちの団体「信州大学地域参画プロジェクトCHANGE」が、立候補者へのアンケート結果を発表しています。

アンケートに答えている方は少ないのですが、参考になります。

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なつかげ
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