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SETI@home Classic お役立ちツール集

いつの間にやら SETI@home日本語情報ページ & Team EDGE 他 公認(?)リンクページ☆
BOINC/SETI@home 版はこちら

SETI@home の解析ソフトそのものではないですが, ひたすら解析を繰り返す無味乾燥な日々に彩りを添える(?)サポートソフトをいくつか紹介します。 「SETI@home 日本語メーリングリスト」 など, 私のネット上での行動範囲で知りえたツールから独断と偏見でチョイスし,勝手に掲載させていただいてます。 (故に自分のツールは無条件で載ってしまう (^^;)
ここにないツールで紹介して欲しいソフト等ありましたら

を添えて紹介していただけますと嬉しいです。 自薦他薦は問いません。 「載せてくれるな」 等の苦情もメールで頂けますと幸いです。 連絡先は spiegel@alles.or.jp です。


星図表示

Let's SETI@home 藤原さんが作られたJavaアプレットで, 赤経・赤緯を入力すると,該当する座標へフォーカスが移動します。 フォーカスがぴゅ〜んって動くのがメチャメチャかっこいいです。
Distant Suns:
SETI@home version
ひょっとしてSETI@home関連ツール初のパッケージ物?
Windows/Macintosh 用の天文シミュレーションソフトと SETI@home を組み合わせた 「ディスタント・サンズ」の SETI@home 対応版だそうです。 先ごろ新バージョンがリリースされ, それまでの「Distant Suns 4」は無償提供されているようです。 (誰かレポートしてくれないかなぁ)
Phenix
(コードネーム)
Team Cochrane で公開されている表示ソフト。 まだ粗削りながら, 後述する SETIWatch/SETILog, SETI@Support, Seti Queue と連携できるなどユニークな機能を備えています。 今後に期待です。

情報表示&ロギング

SETIStat BOMBO/久保田さんが AppleScript で work_unit.txt のヘッダ情報の内容を表示するツールを作っておられます。 クリップボードに内容をコピーしたり, データをファイルに追記していく機能もあるそうです。 また,ファイルメーカーProに自動的に取り込んで記録を残すツールも作られたそうです。 (誰かレポートしてくれないかなぁ)
SETI@Support 大坪五郎さん作で, 取り敢えず 「情報表示&ロギング」ツールとして紹介していますが(実は分類に困った), 「星図表示」ツールとしても必要十分な機能を持つまさに万能ツールです。 Javaアプリケーションとして作られているため, Windows, Macintosh, UNIX(およびその互換OS)等Javaの実行環境があるプラットフォームなら大抵動作します。 インストーラ版も用意されています。 Version 0.7 からは Gaussian Distribution を表示します。 (最新版は Version 0.75 です)
お薦めの逸品です。
SETI@home client
Network monitor
通称 「setimon」。 Team Yellow Dwarf の林隆博さん作で, ネットワークで繋がっているたくさんのコンピュータ上で動くクライアントソフトの進捗情報を, 標準出力に一度に表示してくれます。 ソースコード付きで, しかもANSIの標準関数のみで実装されているので, 様々なプラットフォームへの移植が可能です。
GUIソフトのような派手さはありませんが, バッチ処理としての応用が色々考えられそうです。
現在 3.0 クライアントに対応した 0.61 が公開されています。
setimonを Borland C++ 5.5 でビルドするための makefile を作ってみました。 興味のある方はどうぞ。
SetiProg 高井さん作の BeOS上で動作する解析データの進捗表示ツールです。 BeOS R4.5.2 x86版での動作が確認されています。 (誰かレポートしてくれないかなぁ)
SETI@はうン SETI@home 関連ページをグルグルしてて偶然見つけました。 Windows用VBアプリケーションで, 進捗と終了予測を表示してくれます。 小さくて邪魔にならないユーザインタフェース。 時々見えてればいいや, っていう人にはお薦め。
SETI、あっと、どぉ?
(NOM アーカイブス)
NOM で公開されている, 解析状態を表示する VBScript。 何しろお手軽なのがいいです。 自分の好みにアレンジするのも可。
SETI@rank
(zantei)
えどどさん によるランキング情報の集計ソフト。 Web上のユーザ情報ページから必要な情報を収集し表示するアップルスクリプトです。 集計履歴も見ることができるようです。
Scafa.xml
作成・表示ツール
(Atelier:Old-Future
SETI@home
)
じんべさんによる解析データの蓄積・表示ツールです。 Java アプリケーションになっていて,ログファイルがXMLファイル (Scafa.xml) になっているのが特徴です。 実行には Java 2 の動作環境と Java 2 用のXMLパーサ (SAX2対応) が必要です。 Jva2 1.4.0 には XML パーサ (Crimson) が同梱されていますので, これを導入する事により問題なく動作します。 私の場合は Windows 2000 Professional に J2RE 1.4.0 を導入して動作を確認できました。
解析情報の全てをログとして保存でき, (適当なXMLパーサがあれば) 色々と応用が効きそうです。
SETI Monitor WUの解析状況を表示するツールで, Windows 用です。 チャープレートを横軸に解析情報をプロットしているのが特徴です。 result.sah の内容を丸ごと保存することで過去のデータも表示できるようになっています。
また簡単ながらWUをキャッシュする機能も備わっています。 スクリーンセイバ版クライアントに対応するWUキャッシュソフトは少ないので, この機能は重宝すると思います。
Information
for Working Unit

(I4WU)
Windows上で work_unit.sah 等の解析情報を表示するツールを作ってみました。 今やすっかり過去の遺物です。
SETI@home Reporter
(仮称)
SETI@home クライアントソフトや他の支援ソフト等が出力する情報を取り込んで解析・加工するためのパッケージを作ってみました。 パッケージは C++/STL をベースにしたソフトウェア部品(ソースファイル提供)と, その部品を使った簡単なツール(取り敢えずWin32コンソールアプリ)で構成されています。 ツールは現在以下のものを提供しています。
  • 2ss.exe - SETI@Support用(?)データコンバータ
  • ResCopy.exe - Result ファイル保存
  • Res2HTML.exe - HTMLファイルへのエクスポート
自前で何か簡単なツールを作ろうと思っておられる方に多少なりとも参考になれば幸いです。

ワークユニット キャッシュ/プロキシ

SETIdoubler あの Bio_100% のmetysさんの作で, ワークユニットを一度に複数取ってくることにより, サーバがダウンしているときでも効率的に解析処理を行うことができるという 素晴らしいソフトです。 ランキング争いをしている方にお薦めのソフト。
2.0 クライアントに正式に対応しました。
Seti Queue サーバ-クライアント間の WU/解析結果 の受け渡しを中継する凄いツールです。 LAN全体で SETI@home に参加しているヘビーユーザ向け。 WUのキャッシュもできるようです。 英語版なのですが Team EDGE のページにある 日本語解説が参考になります。
MultiSeti SETIdoubler のようにワークユニットをキャッシュするツールです。 Windows版はGUIになっていて使いやすくなっています。 MultiSeti から他のアプリケーションを起動することもできます。 拙作の I4WU を起動する方法も書いてありました。 また, ソースファイルが公開されていて,UNIX環境でも動作するそうです。
バージョン1.14からは Windows 9x/Me/NT/2000 のサービスに対応しました。 バージョン1.16からは サーバのトラブルに対してある程度対処できるようになった他, ユニットの残り数を条件に自動接続できるようになりました。 バージョン1.18からは RAMドライブで運用しやすいように色々と便利な機能が付加されています。 (最新版は 1.18)
SETI@home
Screen Saver unit
Controler
Win95プラットフォームでコマンドライン版が使えない人のための, スクリーンセイバ版のクライアントソフトの制御ツールです。 setimon も公開しておられる の林隆博さん作です。 現在β版が公開されています。
GSIS SETI@Support を公開しておられる大坪さんが, 新たにMac用のツールを公開されました。 ワークユニットをキャッシュするツールで, AppleScript + Akua Sweets で作られています。 同様のツールに SETI Unit Manager (通称SUM) というツールがありますが (というよりGSISはSUMが元ネタになっている), こちらはソースが見える形で公開されており解析結果を寄付する必要もありません。 GSISは 「SETI@home 日本語メーリングリスト」 におけるSIS議論から生まれたツールです。 (SISについてはダウンロードページの説明を参照してください) 現在 クライアントソフト 3.0 に対応した 0.3 が公開されています。
setihodai UNIX互換プラットフォーム用のキャッシツールです。 ワークユニットを収集するツールと順次解析を行うツールが別々になっていて, 組み合わせることにより色々応用が効きそうです。 (2つのツールを同時起動しても競合しないようになってるそうです) 現在β版が公開されています。

データ変換ツール

WU2WAV work_unit.sah ファイルの解析データを音声データ (WAV形式) に変換します。 大抵のデータはただのホワイトノイズですが, 何かクセになります。

md5sum − MD5サムチェックツール

md5sum はUNIX互換プラットフォームではお馴染みのツールで, MD5 と呼ばれる「メッセージダイジェスト」アルゴリズムを用いて配布パッケージが改竄されていないかチェックするのに使います。 ここではUNIX互換プラットフォーム以外で動作するものを紹介します。

Win32版 md5sum 主に Win32 で動作する md5sum です。 md5sum は以下のように使います。
C:> md5sum -b setiathome_win_3_03.exe
76c452fa50faac414e144f0474ed8f4f *setiathome_win_3_03.exe
Cygwin Project Cygwin とは, Windows プラットフォーム上で GNU の環境を構築するための一連のツールキットで, その中に md5sum も含まれています。 ただしパッケージが大きいので, GNU やコンピュータプログラミングに興味のない方には扱いにくいと思われます。
GNU Privacy Guard 有名な暗号化プログラム「PGP」の GNU Project による別実装です。 MD5値を計算するためのツールではないですが, 以下のようにファイルのMD5値を調べることができます。
C:> gpg --print-md MD5 setiathome_win_3_03.exe
setiathome_win_3_03.exe: 76 C4 52 FA 50 FA AC 41  4E 14 4F 04 74 ED 8F 4F
MD5チェッカ じんべさんが公開しておられるツールで, Java アプリケーション (GUI) として動作します。

その他のツール紹介ページ

他にも支援ツールを公開・紹介しているところが幾つかあります。