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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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※標題のお話はこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。

・「さすがにこの格好のOLが前時代的なイメージに過ぎないことは俺もわかってるんだけどさあ」OLよりBGと言われていた時代ですかねぇ。まぁでもこういう事務服を着たキャラの出るゲームがありますのでそこまで隔世の感は無いかも知れません。
・「それはそれとしてなに着せても似合うのはどういうことなんだろうな‥‥」どうもこうも。素材の勝利でしょうよ。
・かっちりした服の方がスタイルが強調されてエロみが増すのは痛いほど同意です。ミニよりタイトを好む派がいる所以でもありますね。
・メガネドヤ顔さわちゃん先輩の破壊力が絶大過ぎてクラクラします。
・「こんな雑なコスプレで喜びたくないのに」「俺のさわさんがかわいいことによりすべてを許しかけている」かつての青年なら正座させて説教だったかも知れませんね。残念ながら人は変わるものだ諦めろ青年。
・「できたら残り香が残るくらいしっかりめにお願い」悩みながらも欲望には正直な男、篠崎聡太。そんなお前、嫌いじゃないぞ。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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・メガネ似合うなぁ‥‥。
・OLにOLの格好をさせるのは実に変態度が高い。私服通学の高校生にセーラー服を着せるが如し。
・もしくは。昔々、セブンの店員にローソンのコスプレしてもらった友人がおりますがそれに近い狂気を感じます。
・まぁ、さわちゃん先輩の場合何着せても似合ってしまうので「これはこれで」になってしまうわけですが。
・「そうたくんはコスプレのどういうところが好きなの」素朴にして当然の疑問。
・「改めて言語化しようとすると難しいな‥‥」好きな食べ物の理由同様、性的嗜好も意識してのものでないのでなかなか困難なものです。
・好きな人の好みについて解像度を高めようという試みは大変乙女っぽくて可愛らしいですね。
・「まず前提として制服って精神的かつ肉体的な拘束具なんですよ」あ、これ長くなるやつだ。
・制服フェチにも色々バリエーションが存在しますが、制約とそれにより浮かび上がるものに価値を見出すのはなかなかに業が深い。
・そして話が長くなりそうだからとお茶を淹れにいくあたりの解像度の高さよ。普通ならこれで十分なんですが、なおも更なる高みを目指そうとするさわちゃん先輩もまた業が深いと言わざるを得ません。
・青年が語っているのは美学や哲学にも似た何かなんですが、いつものようにさわちゃん先輩が本当に訊きたくて知りたいことにはなかなか辿り着いていないという。
・「コスプレの妙味はそこに生まれるかりそめの倒錯感」まさに然り。要はごっこ遊びなんですが、大人がやると主従関係だったり先輩後輩だったり、あるいは兄妹もしくは姉弟だったり。色々と複雑化させることが出来るので、それにより味わえる倒錯感はごっこ遊びの域を超越して濃密で深いものになりえるわけです。
・本物に反応できないもうひとつの理由こそ、実はさわちゃん先輩が本当に訊きたくて知りたかったことのような気もします。
・そして当の本人は今回もまたおいてきぼりなのでした。
・ここの「わかった!」は本質を掴んだという意味においては正しい言葉。
・髪型ひとつとっても多大な労力が費やされているというのを今更「そうだったのか‥‥」とか言うな青年よ。ここが今回のそういうとこポイントですね。
・「そういうことはその場で言ってよぉ!!」そしたらああまではこじれなかったのにねぇ。
・スマート&スタイリッシュなはずなのにこういうところは人並み以下なのが、スペックは優良物件のはずなのに長く空室だった理由でしょうね。
・「っていうのをちゃんと言葉にしたらいいんだな」「学習する」「よろしい」ここからまた長い旅路が始まりそうな予感。
・「これ俺が押しつけるみたいに俺が贈ったやつだよね」「ちゃんと身につけてくれてありがと」株価の乱高下も甚だしいぞ青年。さわちゃん先輩が温度差で風邪ひいちゃう。
・「俺の人生こんなはずじゃなかったんだから」「‥‥ちゃんと責任とってね」「お互いさまだよ」食べられなかったものがいつしか食べられるようになったり、見えなかったものが見えるようになったり。染めあい、乱しあい、時に高めあったりもする。そんな相手のことを『運命の人』というのですよ。
・「俺自身はあんまり設定に介入したくないんだけど」「かといって俺以外の奴とさわさんがよろしくしてるとこ想像したくもないし‥‥」わかりみが深すぎてため息しか出ない。突き詰めると色々めんどくさいんだよこの手のごっこ遊びは。
・「だいたいもうただのコスプレじゃん」「ハロウィン関係ないじゃん」世にいう地味ハロウィンというやつですな。世の中にはこの日だけ堂々と人前で駅員の格好ができることに歓喜する鉄オタもいたりするのでその辺は日本式ということで。
・最低オブ最低なトリックオアトリートを見た。
・「いいんだよ口実なんかなんでも」お前の美学はどこへ行った。
・「OLのポッケにはお菓子が忍ばせてあるものさ」大阪のおばちゃんもね。
・いやぁ、落語のような切れ味のオチでしたね。お見事!そら青年もきゅんとします。


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・『10月と言えばハロウィン!』『ハロウィンといえば そう!コスプレ!』『ごく自然に衣装着用をお願いできるボーナスイベントが近づいているのだが』キミ、のべつまくなくご要望している印象だったけど、あれでもセーブしてたのか。
・うっかりと警官コスのさわちゃん先輩に逮捕される青年を幻視しましたがそういう小芝居は彼的にはどうなんでしょうね。より効果的に衣装の威力を発揮させるものとしての小芝居はありなのか、それとも好きなのはあくまでも衣装なのか。初期の頃なら小芝居を醒めた目で見てる印象でしたけども。
・今年はセーラー服にバリエーションを持たせる方向で来ましたかそうですか。
・そんな相変わらずどうかしている青年を見つめるさわちゃん先輩の眼差しが不穏。
・結果、初めて見るようなおむずかり顔に。まぁ、無理もないですな。青年はしっかりと反省するように。
・結局彼は今も大事にする大事にするって言いながら肝心の部分から逃げ回っていたあの頃とあんまり変わっておらんのですよね。ええ。
・「ごめんね?俺なんかした?」まぁ、悪気なくやってるし悪いことだと思ってないからわからんわけです。一緒にお出かけしている最中に、彼女ほったらかしにして他の女性見るなんて一番やっちゃいかんことじゃないですか。
・「なにしたかわかってないのに謝ってくるのはもっとやだ‥‥」「それは‥‥はい ごもっともです‥‥」そろそろ自分がいかに甘やかされてきたか気づけるかな?
・これは日常茶飯事だったら、そりゃあまどかさんも「私のことなんて本気で好きじゃないんだな」って思うわけですよね、ええ。
・洗剤買って帰るのを2人そろって忘れるのはめっちゃ生活感あって好きです。
・「あっ」「待ってだめっ」「私怒ってるんだか‥‥」からの唇強奪。ああ、コイツこうやって今まで許されてきたんだなというのがよくわかりますね、ええ。それは誤学習というやつだぞ青年。
・それはそれとしてここのさわちゃん先輩はとーってもエロかわいくて眼福でございました。
・やすやすと為すがままにされてしまったことと、それがちょっと嬉しかったことが悔しい顔をなさっておられる。
・「かくなる上はそうたくんをあっち向かせるしか」「いたたたたた首折れる首折れる」一度くらいパキッといっちゃってもいいんじゃないかな?世に曰く、痛くなければ覚えませぬ。
・「つまりどういうこと?さわさんは俺の顔が見たくないの?」「‥‥というより私のこと見てないのそうたくんのほうじゃん」「え!?」「それだけはなくない???」この期に及んでまだこんなことを。お前ホントサイテーだぞ。
・「‥‥ならなんで私といるときたまにうわのそらなの」「よくひとりでなにかもの考えしてるなと思ったら」「今日はとうとう高校生の女の子たちじっと見てたし」「そうたくんはバレてないと思ってるかもしれないけど」「バレなければいいとかいう問題でもないよね」「なにより」「そういうのさすがに鈍い私も傷つくよ」ああ、やっと。やっとぶちまけてくれた。読んでいて大いにスッとしました。
・これだからモテ続けてきたヤツはよぉ‥‥と思ってしまうのは非モテのヒガミだとしても。篠崎聡太という男はどっかズレてるんですよね。これは大事にしてる云々の時にも感じたんですが、彼は非常に自己完結型の生き物です。なんでもソツなくこなしてしまうから基本的に他人の助けを要してこなかったんでしょうな。
・「そ」「そんなつもりは‥‥」悪気がなくても、いや、悪気がないからこそ傷つくこともあるのだ青年。学べ学べ。
・改めるなら今やぞ青年。ラストチャンスと心得よ。
・「いいよ大丈夫」「そうたくんは私のことなんかほっといて高校生の女の子たちでも見てなよ」「ほんとは女子高生さんが好きなくせに」「でも未成年に手を出したら捕まっちゃうから」「だから代わりに私にセーラー服着せたがるんでしょ」ブチまけてるブチまけてる。ああ、これが積年の想いだぞ青年。重く重く受け止めてくれ。
・青年の言い訳タイム開始。それに対し「そんなのほいほい信じる様なちょろい私だと思ったら大間違いだから」と返されるわけですが。こう返しちゃう時点でちょろいと白状してるんですがその辺が大層カワイイわけですね、ええ。
・「それって」「記憶の中とか未来にいる私のほうが」「そうたくん的にはたった今目の前にいる私より大事ってこと?」はい、これでストライクバッターアウト。スリーアウトになる前になんとかするんじゃぞ青年。
・私も創作する側の人間なので妄想癖空想癖ありますが、TPOってものがありますわな。
・「ごめん俺どうかしてた」別れる前に警告してくれる優しい彼女に感謝しなされよ。
・「私もちょっといじわる言った」「ごめんね」ああ、優しいけどちょろい。
・「私といるときは今の私のこと見ててほしいです」まぁ、これに尽きます。急には改められないとしても、せめてフィードバックをしなさいな。
・妄想を白状させられる青年。恥いる心があって何より。
・こういうやりとりから結局いちゃいちゃにつながるあたりは実にラブラブで結構なことです。
・性癖に理解ある彼女のありがたみを痛感したらしいですけど、またやりそうな気もしておりますよ。


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ご優待の話
・でかあああああい。説明不要というより問答無用という感じのデカさですな。まぁ、そりゃあ青年もしげしげと眺めてしまうわけで。
・「あんまりまじまじと見ないで!!」「はずかしいでしょ!!」こういうところも同棲で明らかになっていく点ですね。ああ、コイツ意外とデリカシーないんだな、とわかるわけです。
・「はずかしいもなにもそれ俺が買ったやつじゃん」「株主優待みたいなもんだと思えば‥‥」お前は何を言っているんだ。
・「ゆ‥‥」「ゆうべいっぱいご優待したもん!!」それを着けて!ご優待なさったと!しかもいっぱい!
・「それはつまり買えば買うほどご優待が得られるという‥‥」気づいちゃった、知っちゃった。あーあ。
・「なんでこういう話題になったとたんおばかになるの」さわちゃん先輩はご存じないことですが、コイツ昔っからシレッと興味ない顔して内心こんなことばっかり考えてたんですよ。つまりはこれが正体なんです。


あざとい話
・属性をこれでもかと詰め込まれて恥じらうさわちゃん先輩。恥じらい2連発。1番の恥じらいポイントはどこなんでしょうか。ツインテール?
・そして覚醒する青年。
・「俺正直今までこういうあざとい系って何がいいんだろうと思ってた」「これからは心を入れ替えてやっていくわ‥‥」うむ良い心がけじゃのう。ではまず服の話で金太郎の前掛けが関の山とか言ってたことを訂正謝罪しようか。


捕食の話
・「そーたくん」「ハッピーバレンタイン」「あ」バレンタインでドギマギしたり勘違いしたりしたのも今は昔。青年雛鳥みたいになってますな。
・「そうやって当たり前に待ち構えられるのもなんだかなぁ‥‥」さわちゃん先輩におかれましてはあの頃の純朴っぽかった青年が懐かしいのかも知れませんが残念ながら万物は流転するものですゆえ。将来お子さんができたら話の種にでもしてやってくだされ。
・「!!!」捕食。
・「やると思った!!やると思った!!ばかーッ!!!」予測可能回避不可能。
・「たすけて」もう助からないゾ。


名誉な話
・くしゃみから「だんをとろう」までの流れるような動きは流石の一語。
ここだけ落書き10のお湯の話でも思ったんですが冷えと温もりについてのこういうムーブは寒さ厳しい土地の生まれ育ちだからなのかな、と。
・「そこに居られると俺なにもできないんですけど‥‥」「そんなことはない」「なんとあのさわちゃんをあたためている」自分で「あのさわちゃん」って言っちゃうのすごくかわいい。
・青年の匂いと温もりと声に包まれて寝るのが至福なんでしょうな。ごちそうさまです。


ハッピーバースデーさわちゃん3.8
・いろいろとかわいいお姿を拝見してきましたがやっぱり満面の笑みが一番ですね。
・そして何かを企み後ろ手に隠している青年。ホワイトデーはありましたし逆もありましたけど青年からさわちゃん先輩に誕生日プレゼント贈るのはこれが初めてですな。こうなる前にはあげたことがあるのか、ちょっと気になりました。


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・また身体が鳴ってる……おいたわしやさわちゃん先輩。見るからにつらそうで、楽器だとかふざけていられないご様子。
・しかし青年の申し出には遠慮するという不可思議。そりゃまぁ、そんな反応されたら前回の件に思いが至りますよね。ええ。
・妖怪ホック外し降臨。そういう姿も似合うな青年!怪奇外ヅラ仮面よりはよほど清々しいかも知れない。まるっきりド変態だけど。
・そして涙目のさわちゃん先輩が大変可憐です。実際にはなかなかどうして青年では実現させられない絵面だと思いますのでしっかり目に焼き付けておきたいと思います。
・『心外だな そんなに信用ないか?』ハハッ。ナイスジョーク!
・『俺はこれでも社会人としてそれなりのふるまいを‥‥』『できてないですね!!』現実を突きつけられて非常にイイ顔してんなぁ。しかしあのキスマ事件、結局上書きしたんでしょうか。誤解って書いてあるから未遂っぽいですが。
・めっこし凹んでますな青年。
・「そんなに私の肩甲骨が寄せたかったの‥‥?」だとしたらなかなかフェティッシュな趣味をしていることになりますが。
・種明かしタイム。しっかしここの「こう‥‥」「ね」が、非常に好みです。なんというか、がっつりと有体に言えばエロくて大変よろしゅうございます。
・「これ飛ばしたらリカバリーできないんだよ〜」割とピンチな事態だと思うんですがなんでそんな呑気なんですか。
・「俺の社会的評価は脅かされてなかったんだ‥‥」前回野上さんから突きつけられたものを無視してはいけないぞ青年。
・「うち帰って着替えたらいっぱいほぐしましょうね」ほぐす前後で不埒な真似に及ばぬと約束できるか青年。というかボタン飛ばすとこ見せてくださいとか真顔で言いかねない、というのが私の彼に対する現在の評価となっております。


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・「えーん およそ人体から鳴るべきではない音がするよう」自由自在に音階を操れるようになると晴れて『楽器』というあだ名が進呈されます(経験談)
・「同じ時間デスクワークしてるはずなのに」「そうたくんは肩こりとかないの?」体質とかもありますからねぇ。肩や首を温めるだけでマシになったりする場合は冷えが主原因だったりとか。
・まぁ、これを書いている当の本人が肩こり由来の頭痛に叩き起こされたりしているのでなんかすごくタイムリーというかなんというか。いや、万年肩こりの人間にタイムリーもなにもあったもんじゃありませんけど。
・「なんだよう!」今なおこういうノリは変わってなくて嬉しいしホッとします。
・「肩甲骨寄せてほしい」人にやってもらうという方法があったか!私はベンチプレスみたいな感じで動かして自力でやってます。職場でやると珍奇な動物を見る目で見られますがそれを気にしている余裕もないのでやむを得ません。
・この『ぐぅぅぅぅぅ〜 ぱっ』『ぐぅぅぅぅぅ〜 ぱっ』の手慣れた感。いいですねぇ。こういう何気ないやりとり‥‥いや、ここ私が肩こり持ちだから普通に流してるけど職場でこれやるのは普通かな?いやまぁとにかくすごく好きです。
・かぱかぱするのかわいい。
・「ホック‥‥ はずれちゃった‥‥」「トイレ行って直してくるね‥‥!」言わなくていいんですよ言わなくて。
・「わ〜」「犯行現場見ちゃった〜」「そうたセンパイ 今日も元気にサイテーですね♡」おお、久しぶりの野上さん。これは嬉しいサプライズ。お変わりなさそうな笑顔で何よりです。
・「肩ほぐすのに乗じて彼女のブラのホック外すとかなに?」「しかも服の上から?どんな職人芸?」「もしかして女の敵ですか?」本当に相変わらずな野上さん。国定忠治よろしくニッコリ笑って人を斬る。自分を振った男に対する当たり方としてはまだ穏当?
・「状況としてはそう見えたかもしれないけど百パー誤解だから!」「特殊なプレイはご自宅でどうぞ」今回は誤解かもしれないけど、青年は職場でキスマつけようとした前科があるからなぁ。反論の余地はないかと。
・当のさわちゃん先輩ご本人にもそう思われるかどうかは日頃の行い次第ですかねぇ。ご本人今それどころじゃなさげですが。


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 個々のものにコメント等していたのを感想書いたと勘違いしてうっかり抜けておりました。申し訳ありません。

 サンタの話
・なぜサンタコスをすると人はおじいちゃん要素の方に寄せてしまうのか。嬉しいのはそっちのじゃないでしょ、と思ってみてもいざ自分がそういうお話を書くとなったら女性キャラに毎回「ワシじゃよ」とか言わせていたので本当に謎。
・「かわいいしうれしいけど風邪ひいたらやだよ 俺」それ。本当それ。そういうことをするときはちゃんとお部屋をガンガンに温めておきましょうね。脱ぎたくなるくらいに。
・プレゼント、せめて肩たたき拳とか耳かき券とかもっと安全なもので。
・「こんな危ないもの俺に握らせちゃいけません!!」青年は自分が根っこのところでどうしようもないダメなやつだという自覚があるんですよね、ええ。本当にそこは立派。
・喜んでもらえると思ったのにってしょぼってしているさわちゃん先輩がかわいそうかわいいなのできちんと責任取って慰めてあげてほしいものです。まぁ、言われるまでもないでしょうけども。


 ほっぺの話
・ほっぺふくふくするのは幸せの証だぞ青年。喜べ。
・『責任ある立場として』職 権 濫 用。
・なんて素敵なキス待ち顔。幸せを限界まで詰め込みました、みたいな顔。
・条件反射するくらい回数を重ねたんですね分かります。
・まだかな~がかわいすぎて手足が痺れる。


 差し入れの話
・久々にお酒がらみで嬉しい。記憶失くすからって飲まなくなっているようですが、酔っ払い暴君さわちゃん先輩は無敵で素敵なのでまたお願いします。
・一升瓶抱えてもなおこんなに可愛らしい女性がいるという奇跡。
・青年が介抱しながら自分と出会う前のさわちゃん先輩に思いを致すのがとても良いです。忘れるためにお酒を飲んでいたころはどうしていたのか。それは当の本人も忘れてしまったこと。確かめようもなく、しかし想像には難くないこと。優しくしたくなる日っていうのは、こういう時ですね。


 湯舟の話
・あふれるお湯に「そうたくん太った?」の先制パンチ。疑われる前に疑え、やられる前にやれ。彼氏彼女であっても太った瘦せたはシビアな問題なのだ。
・「そういう自分こそこの腰回りは油断してるんじゃないの」「私悪くないもん たべものがおいしすぎるせいだもん」どこまでもどこまでもウソがつけない人だなぁ。2人で食べるとより美味しいんでしょう。いやまぁ付き合う前からずっと2人で食べてましたけど。
・「なーんだ俺 さわさんまた料理うまくなったなって思ってた」「素材の味か あれ」「私のこともほめていいよ」素材の味を生かすも殺すも腕次第。美味しいものを美味しくするためにはきちんとした仕事がなされなければいけません。まぁ、こんなこと青年は言われるまでもなくわかっていて言ってるんでしょうけどもね。ツッケンドンでツンデレなのは本性だから仕方ないですね、ええ。

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・「ありがと」「篠崎くん」あれ?もしかしてこの呼び方初出ですか?と思ったらちゃんと7話で出てきてますね。しかし満面の笑みでこの呼び方だと脳がバグるというかなんというか。あれ?今回過去編かな?などと思ってしまいました。
・そして背後のザワつきと青年の表情ですぐに理解しました。え?何この呼び方?って俺なんかした?という書いていないモノローグまで見えるかのようです。
・「あのさ篠崎」「不仲?」「違うわ!!」でも普通はそう思うよね、うん。
・心配そうに声かけてくれてるんで依田くんいい人なのは間違いないんだが会話のキャッチボールがいつも剛球。
・「ちが‥‥」「ちがう‥‥とおもう‥‥」「なんで自信なくなっていくんだよ」とりあえず否定しておかないとメンタルがきついんだろうなぁ。わかります。
・「最近瀬川さんにしたことといえば?」「ぷ、プロポーズ‥‥?」「マジで⁉︎やっと⁉︎⁉︎」やっとって。やっと‥‥?え?いや、まぁ長年近くで見てきた依田くんからするとそうなのかも知れないけど、付き合いだしてまだ1年も経ってないしなぁ。
・指輪‥‥そういや我が家は指輪買おうとしたらいらないって断られたので今年で結婚18年目ですが婚約も結婚も一度もつけたことがなく。そのため古い友人からは『脳内嫁』扱いされたこともありますが。嫁さんが欲しがらなかった理由がまさに失くすのが怖いからでしたなぁ。
・『じゃああの呼び方はなんだ‥‥?』『入社以来あの人に篠崎くんなんて呼ばれてた時期ないんだが⁉︎』そういやそうだなと思って読み返したところ上述の7話しか見当たりませんでしたね。それどころか青年、後輩の野上さんにも初手からそうたセンパイって言われてた模様。
・「俺うまいことは言えないけど」「話は聞けるから‥‥」本当いい奴だな。
・「既婚者の先輩と見込んで訊くんだけど」「お前んとこのプロポーズってどんなんだった?」「どうした急に篠崎恋バナとか世界で一番嫌いそうなのに」「そうだよ よそのカップルの恋愛事情なんか毛ほども興味ねーよ」せやろな、としか言いようがないほどわかりみが深い。
・「ただ‥‥」「あの人とうまくやってくためなら」「藁でもなんでもすがってやるってだけの話」この心理、痛いほどわかる。私の乏しい経験からですが、相方がいる男同士の恋バナは概ね戦訓報告会及び検討会。
・回想シーン、ちょっとプロポーズからは程遠い感じのスタートですね。
・「5分で支度しな!」ラピュタのドーラ婆さんよりはよほど有情。まぁ、あっちと違って寝起きだからね。
・「今日卒論出し損ねたら留年だってわかってんの⁉︎」これやると内定取り消しになったりしますな。あと追加でもう1年分の学費と生活費がのしかかります。
・そしてこれがかつての芙美子女史、現在の依田夫人ですか。あー、うん。諸々とても腑に落ちる。
・「はぁ~~助かった~‼」「ありがとな芙美子~!」こういう時わりかし当の本人のほうが呑気ですね。ええ。
・「ちなみに貴様単位のほうは足りてるんだろうな」「それは大丈夫!」「教務掛の人が不安がっていっしょに数えてくれたから!」学内でも有名だったんだな依田くん。
・教務課じゃなくて教務掛ってことは依田くん国立大学のご出身でしたか。
・好きでもなんでもないけど知らないところで死なれたら後悔するから結婚する、ですか。家族愛とかそういうタイプの愛情ですかねぇ‥‥いや、違うな。
・「だから私のこと側に置いといて」女傑だ。器がでかいんですな。
・「籍入れとかねーと緊急時に連絡もこないしその後の決定権もないだろうがよ」「その権利を寄越せって言ってんの」一応我が家は恋愛結婚ですが、それでも嫁さんが入院して手術するとなった時に諸々の書類を記入しながら芙美子夫人と同じ理由で「ああ、結婚しておいて良かったな」と思ったもんです。なので半分だけですがその気持ち、痛いほどわかります。
・なお、我が家の場合は両者の共通認識として「お互い他に選択肢は無い」というのがあります。
・プロポーズにイエスの返事?言葉での反応がどうであろうが指輪受け取ってる時点でイエス以外にないでしょうに。青年がそのまま血迷ったこと言い出さず直後に気が付いてよかったです。
・結果、さわちゃん先輩特有の謎理論という結論に至る青年。まぁ、おそらくそうでしょう。しかし、過去の謎理論あれこれを列挙してみると面白そうですな。その辺はまたいずれ折を見て。
・飲みに誘われてホイホイとついてくるあたり警戒心のカケラもないさわちゃん先輩。
・目そらし!目そらし!かわいいなぁもう!
・「つくづくうそのつけないひとだなぁ」なのにうそつこうとするんですよねぇ。そこが実に愚かわいい。
・他人であることを嚙みしめておく。ああ、うん。なるほどなるほど。
・やらかしを一切合切覚えてなかったことを「マジで最低ですよね」とか追い打ちかける青年が相変わらずでホッとします。
・わざわざ名札隠して自分の名前訊くあたり、間違えられ続けたことを深く静かにムカついていたんですな。
・「私ひとの名前覚えるのが苦手でさあ」「そうたくんでいい?」もしここで青年がダメって言ってたら歴史が変わっていた可能性があるんですねぇ。
・「もう少ししたら私も篠崎さんになるんだと思ったら」「今のうちに呼んどきたいなって‥‥」乙女な理由ですな。
・そして話題はもうひとつの呼び方、青年の先輩呼びへ。これは私も知りたかった奴です。
・「お手本みたいな寝言だな!」お前誰も見てない時までそんなイイ切れ味のツッコミを。
・名前を知らなかったから先輩としか呼びようがなかったというのは苦笑が漏れてしまう理由ですな。
・「じゃあいい機会だから私のことしばらく瀬川さんって呼びなよ」「いやだよ」なんのために1年同棲するか忘れてそう。
・「お互い急に名字呼びになったら」「ケンカでもしたのかって変な気遣われるよ」今日既にザワついていましたし。
・「俺はやっぱ下の名前で呼んでほしい」「さわさんが俺の名前呼んでくれるの」「‥‥すっげー好きなので」なんですかこの絶妙な匙加減のツンデレは。そら撃ち抜かれますよね、ええ。
・「‥‥そうたくん」「うん」「へへ」「やっぱりこっちのがいいや」とてもしっくりきますね。ホッとします。
・依田くんは青年イジってる時が一番輝いている気がする。
・お礼をその場で製造できるのは強いな青年。
・「推しには認識されたくない」「っていうから」わかるわかります。私も本来は笠地蔵かごんぎつねのように影からひっそりと応援したい人間なんですが。うっかり火力が強すぎてちょっと色々。一昨年などは応援するチームのホーム球場に1年間名前が掲載され続けるなどしてしまいましたし。炎が我が身を焼く前に火加減を覚えたいと思います。


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・建築は帝王の趣味、という言葉もありますが家具配置やら間取りやらを考えるのは楽しいものです。しかし青年がベッドについてこだわりを見せると「ああ、コイツまたなんかエロいこと企んでるな」と思ってしまいます。
・「なんかさ」「こうやってふたりで選んだ家具に囲まれて」「未来の私たちが暮らしていくんだって思ったら」「ちょっとずつリアリティ」「そうたくんとの暮らしが」「今この瞬間と地続きになっていく感じするね」妄想ではない、現実の延長線上の未来。一生に一度しかない貴重なワクワク感。たっぷり味わっていただきたいものです。そしていつかその未来が日常になったときに振り返ってふと笑みが零れると素敵だなって思いますね。
・あと、ここの「ちょっとずつリアリティ」というのがなにかのタイトルに使えそうだなって思いました。
・また隠れてこそこそやってるのか青年。しれっとカッコつけマンなのは変わらないようで何よりです。どうせあとで「実はこんなところもあるんですけど」って披露して「そうたくんすごーい」って言ってもらいたかったんだろうなぁ。
・「隠れてるとこまで知ってるんならそのまま見ないふりしといてもらえません!?」ダメです。無理です。君が惚れたのはそういう人だ。観念したまえ。
・離席中にうっかり秘密のフォルダとか見られなくてよかったな青年。‥‥いや、まだわからんか。
・目をそらしながら言い訳をかます青年。そんなものはもはや通用しないさわちゃん先輩。じっ‥‥‥が飾っておきたいくらい可愛いですね。
・「私がいっぱいわがまま言ったせい?」「そうたくんはイヤイヤ付き合ってくれてるだけ‥‥?」追い詰め方が上手になってるなぁ。
・増えるブックマークの数は想像の数。さわちゃん先輩良いことおっしゃる。未来と可能性に思いを致した数。出来れば引っ越し完了した後でも消さずに取っておきたいくらいでしょうね。
・「俺の解像度高すぎません?」「私ちょっとそうたくんをわかってきたかも」まぁ、今までと違って『答え合わせ』が出来ますからね。正解が積み上がっていくと急激に精度が上がるものです。
・「引っ越し準備たのしいね♡」何重にもたのしい要素があって何よりです。こんなもの事務的にやったら苦痛以外の何者でもないですからね。
・「はいはい」「飲み切ったら次行きますよ」人前だから敗北宣言出来ない青年。こういう逃げ方も上手になっていくのか、逆にどんどん下手になっていくのか。その辺も楽しみです。
・我が家はこういう時間もなくとりあえず嫁さんが飛び込んできた感じなので実に羨ましい限りです。

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最終日。

 帰国便は14時20分発なので午前中いっぱいは楽しめる。空模様は不穏だったがやれることはいくらでもある。
 昨日より少し早い時間に朝食を食べ終えてとっととチェックアウトしてしまい、ホテルの人に呼んでもらったタクシーで空港地下鉄台北駅へと向かう。
 初日に30分待たされたあのタクシープールに降り立つと、もう帰らなければならないのかという思いで全身が満ちる。しかし帰らなければならないからこそ、残りの時間を悔いなく使うべきである。
 そのためにもまずはインタウンチェックインカウンターで中華航空に荷物の預け入れをしてしまう。
 スーツケースを預けてしまう。このあと買い出しをするのでそのあと預け入れるのでもよかったが、離陸3時間前がタイムリミットなのでもしギリギリアウトということになると泣くに泣けない。
 概ね欲しいものは揃ったし、どうせそんなには買えないのでストレスを軽くする道を選択。
 ちなみに台北駅で預け入れが出来るのは今回の中華航空を初めとする台湾系航空会社ばかりなので、この便利さを覚えてしまうとどうしてもそれを念頭に航空会社を選ぶことになるのである。
 さらにちなみに。日本でも京都駅などで同じ試みをしていたことがあったと記憶しているが、2001年のテロ事件きっかけでやめて以来復活していない。まぁ、日本の場合成田はともかく関空でやろうとすると京都新大阪から荷を関空特急はるか号に積んでということになるわけだが、これが経由する阪和線の遅延率が高かったのでさもありなんと思ったものである。
 南海は遅延率が低いのでそちらだけでもなんばから利用出来るようにしたらよかったのかも知れないが、まぁ、いずれにしても台北~桃園空港間と違って有料特急の車両に積むことになるだろうから無料でサービスするというのは厳しいだろう。
 閑話休題。
 さて。身軽になったところで午前中のハイライト、希望廣場で開催される農市へと向かいたいところだったが開場は10時から。
 今回オタ向けの本屋にしか行けていないので一般向け書店である誠品書店のうち24時間営業している支店がある松山文創園区へと向かった。
 最寄りは地下鉄板南線の国父紀念館駅。台北駅から乗り換えなしの5駅な上、希望廣場のある善導寺駅とも同じ路線なので何かと都合がいい。
 まもなく完成する台北ドームの最寄り駅でもあった。
 記念撮影用に顔出しパネルが設置されたのミニグラウンド(なんとロッカールーム付き!)、壁面いっぱいに「看棒球,搭捷運!(地下鉄に乗って野球を観よう!)」のポスター。なるほどここが台北の新しい野球の都になるのだな、と感慨深くなった。
 地上に出ると、目の前にいきなりドーム球場が聳えていた。外壁にはガラス張りの部分が多く、あまり見たことのないタイプだ。ちらりと覗く丸っこい屋根だけがここを野球場だと主張しているようだった。
 予期せずにいいものが見られたと思ったら、それを埋め合わせるかのように雨が降ってきた。南国台北とは言え冬はそれなりに寒い。希望廣場と違ってこっちはそれなりに駅からの距離がある。雨に打たれてうっかり風邪でも引いてしまうと出入国が面倒なことになる。
 最悪の事態だけは避けたいので泣く泣く断念して希望廣場へ。駅出口からは横断歩道以外は屋根のある部分がほとんどなので無事濡れずに到着。
 まだ10時にはなっていなかったがどうせ早めに開けているだろうと思って行ってみると案の定もうフルオープンしていた。
 ただし、記憶よりも面積が減じており、いささか小ぢんまりしていた。減った部分はきっちり駐車場に変わっていたのでこの辺りの変化も観光客減少の影響なのかも知れない。
 ともあれ、夢にまで見た農市である。
 今回のメインターゲットは茶葉と珈琲豆。いつもはこれらに加えて蜂蜜も買うところだが、もうスーツケースを預けてしまったのでこれはどれだけ売られていても見送るしかない。
 ぐるっと一周まわって見ての印象では売り物はしいたけ、葉物野菜、柑橘系果物、米が多かった。しいたけはどうだったか定かでないがそれ以外は確実に持って帰れない。そしてスーツケースを先に預けたことを後悔するくらいには蜂蜜が売られていた。
 ともあれ。珈琲豆は1カ所、烏龍茶は4カ所ほど取り扱いがあったのでとりあえず豆を先に買い、あとはもう一度値段や種類を確認しなおしてからこれぞと思った店で茶葉を買う。
 たとえ気に入っても農市は個人レベルの業者ばかりなので出会ったものはもう2度とは買えない。いざ産地まで買いに行くとなると台北から往復に丸一日かかるような場所にあるのがほとんどであるし、送ってもらおうにも台湾国内でならば取り寄せ可能でも国際通販していることは皆無だからだ。
 むしろ、だからこそ我々夫婦はこの農市を愛してやまない。この便利な時代に一期一会という言葉をこれほど噛み締められる場所はない。
 実はもう1カ所、花博農市というものもあるのだが残念ながら時間と体力気力の関係からパスせざるを得ない。
 少なくない成果を手に空港地下鉄台北駅へと戻り、まだ少しだけ時間が取れたので関空からの運転を想定して20分だけマッサージを受ける。『摩力充電站』という実に素敵な店名のそこは視覚障害を持つ方の施術が受けられるのだが、これが実に上手で。体内の奥深く密かに潜んでいた頭痛の種がスウッと退治されていくようだった。
 心身ともに軽くなり、地下鉄に乗り込む。発車5分前の快速列車は既に座席がほぼほぼ埋まっており、嫁さん分をようやく確保して私は立っていると。地元っぽい方から話しかけられた。新北がどうこうというのだけは聞き取れたがそれ以上は無理だったので必死に記憶の淵を掻き回しながらようやく「對不起、我是日本人。我不知道(すみません、私は日本人です。わかりません)」とだけ返した。念を入れて英語でも同様のことを告げようとしたところ、途端「え?」という顔をされて「スミマセン」と片言の謝罪をされた。別に謝っていただくほどのことはなく、かえって申し訳ないという思いすらある。
 かつて、毎年台湾旅行をしていた頃はそのたびに毎回毎回地元民と間違われて道を聞かれてきたものがまさかこの2泊3日という短い滞在でも遭遇するとは思わなかった。
 あとは特筆すべき何事もなく、桃園空港に到着。
 40時間ぶりくらいに再会した改札をくぐりチェックインカウンターの行列を横目にとっとと保安検査場へ。
 土曜日にしては空いている、くらいの待ち時間でクリアするとまずは昼食。搭乗後に機内食が出るのをわかっていても、桃園空港のフードコートで台湾料理を食べたくなってしまう。これもまた、かつて何度も繰り返してきた習慣。嫁さんは香港のチェーン店らしい萬芳冰室へ、私は昨日の昼に食べ損ねた小南門へと向かう。昨日うっかり羊を選んで食べ損ねた魯肉飯定食にここでようやくありつけた。
 さぁ、これで悔いはないか。ノー!もしくは不是!
 残り時間を生かしての買い物タイムは空港最後のお楽しみ。まずは自分用土産として日本に持ち込める自販機のお茶をと思ったらこれがことごとく緑茶だったことにくずおれそうになった。
 まぁ、これはこれでということで1本買ったが出鼻を挫かれたのは間違いのないところ。結局このあと土産物店を数々まわってみたが欲しいと思うものには出会えなかった。
 ただ、休憩用ソファの横にマジンガーZの立像を見つけた。人の背丈ほどのそれは以前からここにあったのかも知れない。偶然なのか意図的なのかはわからない。しかし、今ここに被災地輪島とつながりがあるものが展示されているということに台湾らしさを感じた。
 これが結局一番の空港土産となった。



 謝謝台湾、再見台湾。

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今さらですが非公開に変更
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四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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