GW日記(前半)

4月26日

通院があったため午後休をとってGW開始。
予約の15時まで時間があったので、吉祥寺のたまに行く定食屋で昼食を食べることにした。
最後に来たのは1年前くらいで、帰りの電車が吉祥寺で運転見合わせとなった際に、ここで夕食を食べたのだった。店主が1人で切り盛りしていることが多く、最初に出される注文表にあれこれと注意事項が記載されていることに毎回たじろぐも、ご飯はちゃんとおいしい。
反芻したり人におすすめしたくなるようなおいしさではないのだけど、何かがちょうどいいんだよな、と思いながら食べ終える。

診察は今日から新しい先生だったので少し緊張していた。
いざ顔を合わせてみると、おそらく30代前半かという年頃の先生で、明らかに自分より年下のお医者さんに担当してもらうというのはもしかしたら初めてかもしれないなと思った。そういう年頃に(自分が)なったのだという感慨がある。
夏の定期検査について相談をして、帰路につく。

この日は夜に飲み会の予定があったのだけど、病院が早めに終わったので一旦帰宅して文鳥が眠れるよう準備してから再び家を出た。

秋葉原の書泉で、おすすめしてもらった本「コントロールの極意」を購入してから約束のスポーツバーへ。
横浜ファンと巨人ファンと、来月一緒に阪神戦にいく友人と4人で、左のモニターに横浜vs巨人戦、右のモニターで阪神vsヤクルト戦をみながら、お互いの応援しているチームの今年についてあれこれプレゼンしながら見る。
この日は自分の好きな選手のエラーや好きな投手の失点があり、個人的には歯を食いしばりながらみるような試合だった。
その隣のモニターでは横浜のルーキー度会選手が満塁ホームランで勝ちを決めており、横浜ファンの友人ははしゃいでベイスターズカラーのカクテルを作ってもらっていた。
こういう夜も143試合分の1にはある。そういうものだという気がしている。


4月27日

友人と立川のepice舞でランチ。
このお店はコロナ禍に1人で昭和記念公園によく散歩に行ってた頃に知ったお店で、いつか友だちと来たいなと思っていたのが実現してなんだか嬉しかった。
コロナ禍のことが少しずつ懐かしくなりつつあるけれど、思い出すたびに時空が歪むような、不思議な気持ちになる。
食事を終えた後はその昭和記念公園を3人で散歩した。
曇天だけど雨が降るほどではない、程よく涼しい散歩日和だった。
途中、ベンチで持参したitoというゲームを遊ぶ。
このゲームにはいろいろな遊び方があるみたいなのだけど、実家ではいつも、あるお題に沿ったランキングを作るような形で遊んでいる。長い付き合いの友人たちと一緒にやったらさぞかし楽しいだろうと思っていたのだけど、ばっちりはまって大笑いできた。

帰路についたところで電車がとまってしまったので、喫茶店に寄ってさらに小一時間ゲームをしてから解散。帰ってからもしばらくLINEでそのゲームの話をしていた。


4月28日

実家にあつまって上の弟の誕生日会をした日。
といっても上の弟はアメリカにいるので、本人とはオンラインで話をしながらの会だ。
弟のアメリカ駐在は思ったより長引いていて、しかも単身赴任手当がでているために、帰国は1週間以内でないと認められないのだという。
小学校に入った甥っ子は日に日に成長をして行く最中にあるし、一方で大人たちはそれなりに老いたり、病気をしたり、いろいろある。上の弟は昨年生まれた妹の子にも、まだ会っていなくて、
だから私たちはみなうっすら「帰ってきてほしい」と思っているけれど、そうはいかないというのもわかるのではっきりとは言えないでいる。

妹の子はめざましい成長ぶりで、体重はもう8キロを超えた。
体幹もしっかりしてきたせいか、抱っこをしても重いという感じはあまりしない。というのはほんの数分でのことで、長時間の抱っことなれば話は別だ。改めて妹にも、母親にも、頭が下がる思いがする。

皆で手巻き寿司を食べた後、ワードウルフを遊んで大笑いして帰宅。


引き続き野球観戦日記も書いてます。(リンクはこの3日間の阪神vsヤクルト戦)
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文鳥換羽のきろく

わが家の文鳥と暮らすようになってもうすぐ4年になる。
その間、幾度かの換羽(とや)を経験したのだけれど、冬でもケージの温度を一定に保つようにしていることで季節の変わり目を感じにくいのか、これまで時期はまちまち、時にはだらだらと数か月換羽が続くということも少なくなかった。

しかし今年は違った。3月に入ると風切り羽や尾羽の大きな羽から抜け始め、だんだんとやわらかい羽根へと移りかわっていき、つい先日(4月の23日くらい)に「終わった」という境目があった。

換羽の始まり(3月末)
尾羽が生え始める(3月末)

柔らかい羽が抜け始める頃はアイリングも白っぽく、放鳥中もよく寝ていて心配になった。一番具合が悪そうだったのは一気に抜け、尾羽が生え始めた3月末〜4月頭頃だろうか。

引き続き尾羽が生えている4月6日
羽毛がごっそり抜けた4月13日

大きな羽がある程度生えてしまったあとは、筆毛にイライラしつつもだんだんと元気になっていった。
ちなみに筆毛とは、新しい羽根が生えてくる際の白いとげのような段階のこと。羽っていうのは殻に覆われた状態で生えてきて、嘴でそれをほぐして羽を開くんだと文鳥を飼って初めて知りました。

筆毛がびっしりの4月19日

今回の換羽で不思議だったのは、換羽中に体重が増えたこと。
ふだん24〜25gくらいなのに一時は27gまで増えた。
小さな文鳥の3gは結構な増加なので焦ったのだけど、換羽中に体力をつけるためによく食べる場合もあるという話を読んだこと、まあ正常な範囲の体重ではあること、換羽中に通院するのは体力的に心配であること、という3つの理由でとりあえず見守っていた。
そして「終了した」と感じた頃からスッと体重が減り始め、現在は25gをキープしている。
その間、与えているシードの量は変わっていないので、体調に合わせて自分で食べる量を調節しているような気もします。もしかすると、成長とともに換羽が上手くなるというのもあるんでしょうか。
不思議ではありますが、ひとまずは換羽を無事乗り越えてくれてホッとしています。

換羽完了した文鳥

新体制、野球観戦、換羽

4月1日

職場が今年度からようやく新体制になった。
メンバーは変わらないのだけど、ここ数年続いていた、直属の管理職がいない状態がようやく終わり、結論から言えば「せめてこうなってほしい」と思っていた体制になった。
呼び出されて「言った通りにしたからね」というようなことを言われたのには、なんだか義理が発生してしまったような、複雑な気分にもなったけれど、
でもまあ、最初はぎこちなくても、この体制は前よりは確実に良い。

4月6日、7日

3月下旬が寒かったせいか、例年より遅れて咲き始めた桜がこの週末にようやく満開となった。これまでずっと、桜は卒業式~入学式のイメージだったけれど、これからはシーズン開幕とも重なるんだろうな。

6日には友人夫妻と神宮球場へ行った。
野球観戦は、試合時間がどのくらいか事前に読めないこと、屋外球場の場合は天気次第で中止になる場合があること、チケット発売前から予定を摺り合わせる必要があること*1、など諸々の理由から、正直人を誘いづらいイベントのような気がしていたのだけど、
この日はなかなか見応えのある試合だったのもあり、一緒にいった友人も楽しかったと言ってくれて嬉しかった。

翌日は同じく神宮で1人観戦。
日常生活で野球の話ができる相手が限られていることもあり、球場で会う人と話すのは結構楽しい。この日も隣のおじいさんと前の席のおじいさんがどちらも愉快な人で楽しかった。
乾杯をきっかけに話しながら観戦をしていて、私が「なんでアウト…?」みたいなことをぽろっといっても「ピッチャーゴロだね」とかサッと答えてくれる。
私もいつかこんな風に、現地でもパッと状況を理解できるようになれるかな。

4月10日

開幕が嬉しくてつい3週連続で野球観戦をいれてしまったところ、体力的にはどうにかなっているものの、家事やらマンション関係の用事が滞ってしまった。ので、それらを片付けるためにまる1日休みをとった。

3月の半ば頃から徐々に羽が抜け始めた文鳥は久しぶりの大規模換羽でここのところしんどそうだったのだけど、ようやく抜けるターンから生えるターンに変わってきて、コミュニケーションも溌剌としてきたような気がする。
この溌剌さはあくまでもこの数年を1対1で付き合ってきた経験からの推測でしかないのだけれど、
筆毛が気になるので触られたくはないが、注目は欲しいとか、嘴だけ撫でられたい、とか、餌の入れ替え時にビュッと飛んできて肩に着地する感じとか、そういう溌剌さです。

ちなみにマンションの大規模修繕工事がはじまったのでベランダを人が出入りするのだけど、文鳥がいるのでカーテンを締切るわけにもいかず、室内を晒す状態になっている。
こういう時ってどうするのが良いのかな…。
工事のために網戸を取り外したので、換気中に放鳥をしてしまわないように、窓に注意書きのふせんを貼った。

*1:神宮球場などダイナミックプライシングを取り入れている球場は直前にとろうとすると、売れている試合の場合は値段が跳ね上がっていたりするため

シーズン開幕と備忘録

3月29日

東京ドームで行われる巨人vs阪神のシーズン開幕戦を見に行った。
仕事は午後休をとり、水道橋の勝本でラーメンを食べたあと、友人夫妻とドーム下にあるフライデーズで飲みながら開場を待った。
大学生の頃からの友人なので、まさか野球にハマるとはねえ、と会うたびに驚かれるし、私は私で、長い付き合いなのに野球が好きだなんて全く知らなかったので不思議な感覚だ。
近況もそこそこに、今年期待の選手や、お互いのチームの補強についてあれこれと話をしているうちに、あっという間に開場時間になった。

開幕戦ということもあり、すでに思い思いのユニを着た老若男女で入場ゲートに長蛇の列ができている。
場内にも色んなファンがいて、でもみんな、シーズン開幕を喜んでいるんだなと思った。

久しぶりの現地観戦をして思ったのは、それぞれの選手を見てきた時間の分、ひとつひとつの打席の見え方も変わってくるんだなということだった。
例えば、開幕投手に選ばれるということの重みについての理解も開幕までのあれこれで深まったがゆえに、選ばれたからには勝ちたいという切実さも感じるし、他の選手たちも先発に勝ちをつけたいと思ってるだろうなとか、初の開幕スタメンの選手の意気込みとかあれこれ考えてしまう。

結果はあいにくの完封負け。
入場前は終わったら飲みに行こうかなんて話していたけれど、明日もあるんで…と退散して翌日に備えることにする。


3月30日

半袖で出掛けてもいいくらいの気候であちこちで桜が綻び始めている。
この日は初めてビジターで1塁側に座って観戦をした。
当たり前だけど周囲はみんな相手チームのファンで、みんな楽しそうにタオルを回していた。
そしてこの日も阪神は完封負けをした。

これは……応援が足りないのかもしれない、と思い、帰りに今まで持っていなかった応援バット(応援用の小さいメガホンのようなもの)を購入する。
もちろん、これはゲン担ぎに近い行為なのだけど、何かを好きになるというのは総じて、目に見えない何かに祈る気持ちと隣り合わせにあるものなのだろう。


3月31日

この日も7回まで0-0の展開だった。
先発才木投手の熱投もあり、どうにか点が欲しいところだったのだけど、1点が遠い。

普段、野球を見るときは試合前にビールを1杯飲んで4回くらいにおかわりをするんですけど、あまりにも点が入らないので、もう点が入るまでビールのおかわりはしないと誓ってみる。
もちろん、そんなの試合展開には何にも関係しないのは重々承知の上で、ともかく水を飲みながらの8回の表。

代打、代打、代走と攻めたところで2アウト1、3塁のチャンス。
ファンの祈りやら願掛けやら声援やらを一身に背負った森下選手の3ランホームランでついに今シーズン初めての得点が入った。ファンの顔も綻びっぱなしの9回でさらに2点を加えて0-5でシーズン初勝利。

スポーツニュースをチェックしながら帰宅し、ユニやタオルを洗濯して夕食を作り、弁当用のおかずの作り置きもして、と慌ただしくしていてふと、野球のある生活って忙しすぎるなと思う。球場でおかわりしそびれたビール*1は、帰宅してから飲みました。

そんなわけで、ついにシーズンが開幕しました。

去年1年間野球を追いかけてみて、試合についての備忘録をつけたいと思っていたこと、それからスポーツメディアの記事を試合と紐づけてブックマークしておきたいと思っていたことから、今年は1年、1カードごとにnoteに観戦記録をつけてみようと思っています。

note.com


日記は相変わらずこっちに書きますが、もしも野球についての記録を見てくれてる方がいましたらよければこちらもお願いします。
というわけで今年もどうぞよろしくお願いします。

*1:9回は岩崎選手が登板するので飲んでる場合ではなかった

3月とアクセル

気づいたらもう3月が終わろうとしていて驚いた。
とはいえ、今月はなんだかんだ色んな心境の変化もあったため、短かったというよりは、まだ3月だったのかという驚きに近いかもしれない。

色々思うところがあり、今年いっぱいで今抱えてる仕事の目処をつけようと最近は定時内をいつもの1.3倍速くらいで働いているため、それなりに疲れているんだけど、
こういう感じでメンタルにアクセルかけられるくらいには元気になったのはありがたい。

今も続いている服薬治療を始めたばかりの頃は、副作用(いわゆる更年期障害に近い症状)で特にメンタルがガタガタだった。
常に焦燥感があり、集中がしにくく、家の中では床におちたレシートを拾うモチベーションをかき集めるのに数日を要したりしていた。
それでも、漢方でまあまあやり過ごして半年くらい経った頃、ようやく四角い車輪で走ってるみたいだった心臓が通常営業に戻った様な気がした。
病気そのものではなく、副作用であんなしんどい思いをするなんて想像もしていなかったけれど、あの状態を経験したことで、普段の生活にも、少し気を配るようになった気がしている。

そして引き続き、野球が自分にとっていい気分転換になっている。
長かったオフシーズンもいよいよあと1日。今週末にはシーズン開幕だ。

そんな感じで今年度が終わりますが、来年度は新しいことができるように、多少負荷をかけつつやっていきたいなと思っております。