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2008年12月21日

わたしのコメントは迷惑コメント…?

カテゴリー: [blog]

こんなサボりのブログですが、コメントをいただいたので、お返事を書いたわけです。

ところが自分が書いたコメントが反映されません。
コメントの一覧にも見あたらないと思ったら、、迷惑コメントに放り込まれてました…

原因は、自分が設定したキーワード。貼り付けたURLが引っかかったようです。

あんまり、大きな網をかけるものじゃないですね…

自分で設定して、自分が引っかかっているんじゃ世話がない…

最近は、こちらのDNSBLを試してます。

統合スパムフィルタ「スパムちゃんぷるー」のデータに基づくDNSBL(β)

効果は、まだよくわからないです。効いてる気はするんですが。

さて、次、更新するのはいつだろう…

投稿者 shingo : 02:43 | コメント (62) | トラックバック (0)

2008年3月 4日

Windows2000の修復・HDDの破壊と修復

カテゴリー: [パソコン]

踏んだり蹴ったりとか、泣きっ面に蜂というのは今日みたいなことを言うんでしょうね。

パソコンの調子が悪いので、再起動したら…

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \WINNT\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM

みたいなメッセージで、Windows2000が起動しません。

回復コンソールで、レジストリを初期状態に戻せばいいようなので、試してみたら、

C:\> dir

ディレクトリを列挙するときにエラーが発生しました

となってしまいます。よく考えてみたら、BigDriveのHDDでした。Windows2000のインストールディスクは、BigDriveを扱えないんですよね。

仕方がないので、HDDを外して、他のマシンにHDDを直接つないで、いじろうとしたんですが…

なんと、IDEケーブルをさしたとき変な音がしたと思ったら、HDDのピンが一本ちゃんとはまらないままIDEケーブルを差しんでしまい、1本ピンを押し込んで基盤からはがしてしまいました…
余計な仕事を増やして、状況を悪化させている自分がイヤになります。

青くなって固まっていても仕方ないので、半田ごてを取り出してきて、はがれたピンを半田付け。
半田がブリッジしたりして、苦労した以外は問題なく作業は終わり、復旧しました。大事に至らなくて、やれやれです。
さすがに、HDDに半田ごてを当てたのは、初めてです。

エラー メッセージ : 次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \Winnt\System32\Config\Systemced
このページを参考にして、他のPCに直接HDDをつないで、C:\WINNT\system32\repair\system にある初期状態のシステムハイブファイルを、C:\WINNT\system32\config に持ってきて、再びHDDを元のPCに戻し、起動してみると、ブルースクリーンで駄目。
INACCESSIBLE BOOT_DEVICEとなります。

よく考えてみたら、初期状態だとBigDriveは扱えないんですよね。たぶんこれが原因。
このあたりで、修復インストールを考えましたが、結局、インストールディスクは、BigDriveに対応してないからだめです。

事実かわかりませんが、システムパーティションのサイズを小さくしてあっても、システムパーティション以外のパーティションが破壊される可能性があるという話を見つけて、修復インストールは躊躇しました。
一か八か試してみる気には、とてもなれません。

念のため、Windows2000 SP4のインストールディスクを作成して、回復コンソールを試してみましたが、結局駄目でした。

どうやら、システムハイブが大きすぎるのが問題のようなので、
クラスタ サービスが LANMANSERVER のファイル共有エントリを削除しない」を参考にして、
別のWindows2000マシンに、システムハイブファイルをコピーして、システムハイブの縮小を試みました。
しかし、ファイルが壊れているといって、レジストリエディタが読み込んでくれません。
WindowsXPのレジストリエディタは読んでくれるんですが、アクセス拒否になってしまい、レジストリキーを消せません。たぶん手順が間違っていたんでしょう。

修復セットアップは無理、システムハイブファイルは小さくならない、と八方ふさがりです。

悩んだあげく、WindowsXPのレジストリエディタで、ハイブを読み込み、それを何もせずに、「レジストリ ハイブ ファイル」形式で、エクスポートしてやりました。
そうしたら、それだけでファイルが小さくなったんで、元のマシンのC:\WINNT\system32\config に置いてやって、HDDを元のマシンに戻して起動したら、元通りになりました。

やれやれです。

収穫としては、システムハイブのサイズを縮小する方法がわかったことと、WindowsXPのレジストリエディタが出力したものを、Windows2000が扱えるということがわかったことですかね。
ピンをはがしたのは、完全に余分なことでした…

なお、真似して、どうかなっても責任は持てません(^^;

投稿者 shingo : 04:00 | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年1月22日

データを全てファイル名に!?

カテゴリー: [ソフトウェア] [プログラミング]

スラドで見つけたんで、知っている人も多いでしょうけど。

スラッシュドット ジャパン | データをすべてファイル名扱いにして高速検索を実現?
HOWS「ISSEI(イッセイ)」:ITpro

既存のRDBの限界を超える、高速検索が出来るようにデータの全てをファイル名に入れる事にした検索技術を作ったというものです。OSの機能で高速検索できると主張しているわけですが。

最初は、何か利点になるポイントがあるんだと思って読んでいったんですが...
つっこみどころが満載で、どこからつっこんでいいやら困ってしまいます。ジョーク記事かと思いました。

すくなくとも、解説を読む限りはつっこみどころ満載です。
世の中、解説だけがでたらめということはあるので。(これがそれだけの話とは正直思えないですが)

とりあえず、他の人たちもつっこんでいるように、「ストップウオッチ片手に高速化を追求」というところは、つっこんでおかないといけないでしょうね。なぜストップウオッチ…

OSの基本機能であるファイル名の検索機能を用いることで、ハードディスク内のファイル本体にアクセスせず高速に検索できるのが特徴だ

HOWS「ISSEI(イッセイ)」:ITpro

ファイル名の情報も、ハードディスク上にあると思うのは私の勘違いなのでしょうか?
なにか、ファイル名を取ってくるのは、どんなときでも高速であるという思いこみがあるような気がします。

そもそもファイル検索機能というのが何をさすのか、よくわからないのですが、Windowsのファイル検索のことなんでしょうか。
あれだって高速化するには、インデックスつけたりするわけでDBと同じ事なんですが。
つまり、結局、Windowsのファイル検索は速いよ、ということですか。

検索対象は、このファイル名の集合体。この方法によって、ハードディスクに保存されているファイル本体にアクセスすることなく、メモリーにキャッシュされたファイル名群を検索することで高速化を図っている。

なるほど。メモリに持っておくから速いんですね。
でも、ファイル名としてデータを保存するから速いんではなかったんでしたっけ?
結局、ファイル検索ってなに…?キャッシュとは普通のディスクキャッシュのことなんでしょうか?
それこそ、単にOSの機能では?

従来のDBは、

「ファイルの入出力にかかる時間がボトルネックで、検索速度が上がらないとの問題を抱えていた」
というんですが、そこから、なぜ、ファイルの中身を読まずにファイル名だけ読めばよいという発想に至るのかよくわかりません。ファイル作成や、ファイル名の取得はボトルネックにならないと思ったのでしょうか?
そもそも、そのボトルネックはどうやって調べたんでしょうか。(ストップウオッチ?)

次はOSメーカーと共同開発し、ISSEIをOSの標準機能として盛り込みたい。最終的にはISSEI専用チップをメーカーと開発するのが目標だ

OSの機能をそのまま借りるのが利点だという主張なのに、なぜ専用チップですか。
これは、他と比べて、非常にわかりやすいつっこみどころですね。

このままつっこみ続けると、全文引用してしまいそうなのでこの辺で。
「ゼロベースで発想」したそうですが、どういう意味でゼロだったのか…

ファイル名にプログラムから利用される何らかの情報を持たせるということは、普通にあります。有効な場面もあるでしょう。
でも、そういうのは、62進数で全部のデータをファイル名に入れるとか言う話とは違う話ですし、新技術とか言うものではありません。

とにかく、この技術がたとえ本当に速かったとしても、すごいのはMicrosoftなわけです。
ファイルシステム、ファイル検索といった、「既存のDB」を使っているだけなのですから。

書くべきか迷いましたが、あんまりな話なので書かずにいられなかったです。
なんというか、トホホな話です…

追記:
改めて、何に違和感があるのか考えてみると、引っかかっているのは単に技術的に変とかいうことではないんですよね。
自分はそこに着目しがちですが、記事だけでは詳細まではわかりませんし。
まあ、記事の書き方自体がなにか変なのは確かですが…
用途は限られるでしょうけど、ファイル検索機能に検索させるということ自体は、(もしかしたら)状況によっては意味があるかもしれない。
(Google Desktop Searchとかの方がいい気はしますが)
でも、新技術とか、既存のDB技術と一線を画すとか、革新的とかいう話じゃない。(一番大事なところが借り物)
そこのところに引っかかるんでしょう。

投稿者 shingo : 01:16 | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月20日

RAID(mdadm)のメモ

カテゴリー: [Linux]

先日、LinuxサーバのHDD交換をしたわけですが、その後、24時間しない内に原因不明のフリーズに陥りました。
仕方ないので強制的に再起動しましたが、結局原因がわからないのでちょっと不安。
ハードウェア的にもソフトウェア的にもいろいろ変更したわけで、思い当たるところがありすぎです。

さて、HDD交換のついでにRAID1を組んだわけですが、そのときの操作をメモを兼ねて書いておくことにします。

続きを読む "RAID(mdadm)のメモ"

投稿者 shingo : 23:16 | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年1月15日

HDD入れ替えとLVMの導入

カテゴリー: [Linux] [blog] [自宅サーバ]

自宅のサーバが、そろそろ稼働開始から3年くらいになり、HDDが心配なのとパーティションのサイズに問題が出てきて不自由になってきたので、思い切ってHDDを入れ替え、LVM(Logical Volumn Manager)での管理に変更することにしました。
ついでなので、ソフトウェアRAIDで、RAID1にすることに。

まず、今のケースでは小さすぎてHDDが2台のらないので、入れ替え。

Gentooのinstallcdをつかって起動し、古いHDDをUSB経由で接続して、作業開始。
経験上、Gentooのinstallcdは、USBのHDDでも簡単につながるので便利です。

LVMにしない(できない) /bootとrootパーティションは、同じサイズのRAID1のパーティションを作ってddでコピー、のつもりがミスで少し小さいサイズになってしまって失敗。

よく考えてみれば当たり前で、/dev/hda1と/dev/hdb1 を束ねて/dev/md1 を作るとき、/dev/hda1と/dev/hdb1 を古いパーティションと同じサイズにしても、先頭にスーパーブロックが書き込まれるから、その分減るわけです。なので、普通にファイルをコピー。

その他のパーティションは、LVMで作るので、LVM用のRAID1のパーティションを作り、それをVolume Groupに追加。そこから切り出して、以前のシステムのパーティションに相当するLogical Volumeを作っていきました。
各Logical Volumeは、前のサイズよりは、少し大きめになるように取っていきました。
そして、作ったLVに、元のHDDからddでデータをファイルシステムごとコピーし、

resize2fs /dev/(Volume Gruop名)/(Logical Volume名)

で、LVのサイズいっぱいに拡張して、コピー終了。
ただ、コピーにけっこう時間がかかりました。
普通にファイルシステム作ってから、そこにコピーした方がよかったか…

作業をしていると、祖母から電話がかかってきました。
IP電話が止まっているので、変だと思ったようです。
こいつが、ルータになっているのをすっかり忘れてました。

最後の仕上げに、/etc/fstab のデバイス名を新しいRAID1とLVMのデバイス名に変更、/etc/mdadm.conf を追加、grubのrootパーティションのデバイス名を新しいものに変更して新しいHDDにgrubをインストールしました。
その後、全てのボリュームをumount、LVMとRAIDを停止して、リブートし、やっと稼働し始めました。
(ちなみに、カーネルはあらかじめLVMとRAIDを追加して再構築してありました)

結局、12時間くらいかかりました。
コピーに時間がかかったのと、コピーの間、別の用をしていたのが大きかったような。
そもそも、最初にケースを入れ替える作業があったわけで。

とりあえず、順調に動いている模様です。

記録の意味でも、後でやったことをちゃんとまとめたいですね。(後でというとやらない予感…)

余談:

その後、ついでなので、放置していたblogのメンテナンスをしていたら、なんと知り合いからのコメントまで、スパムフィルタが拒否していたことが発覚。
ブラックリストの zen.spamhaus.org に基づいて、拒否してしまったようで。
apacheで拒否するようになる前だったので、コメント自体は残っていたため復活させました。
このブラックリストは、どうやらまずいみたいです。
前のエントリでやったapacheの段階でスパムを拒否する設定から、このブラックリストは外しました。
そもそも、Movable Type側のスパムフィルタからも外しました。危険です。

投稿者 shingo : 02:00 | コメント (0) | トラックバック (0)