今や我々の生活に欠かせないものとなったインターネット。ネットがここまで発達した背景には、検索エンジンの存在がある。

 検索エンジンの中でも抜群の検索速度と精度を誇るGoogleは、1999年に登場して以来多くのユーザーを集めている。だが、いまだに検索エンジンの使い方をよく分かっていない人は多い。ネットには無料で膨大なデータが転がっているのに、それを的確に引き出すことができなければ宝の持ち腐れだ。この連載では中堅・中小企業の経営者の方々に「Googleを経営に活かす」というテーマで、さまざまな検索エンジンのノウハウを解説したい。


これまでに掲載した記事の一覧

Last Update 2006/06/26

【第1回】話題になっているが意味がわからない専門用語の調べ方
【第2回】気になる企業の株価がどうなるのか----株関連の情報だけを調べる
【第3回】自分の会社や商品・サービスの評判を調べ、顧客の本音を探る
【第4回】新規事業に関して規制などがないか公的文書を調べる
【第5回】新規事業に関する事柄について、あらかじめ対象サイトを絞り込んで調べる
【第6回】パソコンがエラーを起こしたら、まずGoogleで調べる
【第7回】ニュースを無料で自動的に収集する方法とは?
【第8回】検索用のキーワード候補を教えてくれる「サジェスト機能」
【第9回】自社の商品やサービスに関する信頼できる情報を探すには?
【第10回】ファイルを絞り込んで会社運営に必要な資料や書類の「テンプレート」を探す
【第11回】ネット通販サイトを除外して,資料的な情報を徹底的に調べる
【第12回】路線,地図など業務に役立つ「特殊検索」機能を使いこなす
【第13回】社内コミュニケーションに「Googleグループ」を活用する
【第14回】IT系の専門情報を狙い打ちする“専門検索機能”
【第15回】国を指定して,ヨーロッパなどへビジネスを展開する際の現地情報を日本語で調べる
【第16回】ネットを利用して著名人のプロフィールや発言録を調べる
【第17回】Amazonなどオンライン書店の書籍・雑誌データベースを検索する
【第18回】取引先の携帯電話やIP電話のキャリアを調べて通話料金を節約
【第19回】海外向けの動画コンテンツを視聴して英語を勉強する

■津田 大介 (つだ だいすけ)

【略歴】
1973年東京都生まれ。週刊誌、インターネット誌、ビジネス誌、音楽誌などを中心に幅広いジャンルで執筆。ここ数年はネットカルチャーやネットワーク時代の音楽の在り方について多くの原稿を寄稿している。主な著書は、目的別にGoogleの活用法を解説した『ググる』、ネット通販サイト「Amazon」の活用法を解説した『アマゾる』(両書とも毎日コミュニケーションズ刊)など。

【関連URL】
 音楽配信を中心としたデジタルコンテンツ流通、著作権問題などの関連ニュースを集めた情報サイト「音楽配信メモ」(http://xtc.bz/)も運営している。