2013/01/14

Unknown Another Thai Orchestra - Thai Classical Music (Unknown (Pigeons), HS350, 7")

と、もう一枚。

ミュージック・コンクレートで水音サンプリングしたかのような琴使い弦使いの超絶盤。

このままノイマイヤーのZero Setに繋げたいくらい。

英米海外表記だと"Thai Xylophone Instrumental Music"とか書かれてます。自分もこういうものをプロト・テクノとか言っちゃいがちな搾取側の人間であることを痛感しながら、辺境とかいう言葉の偏屈で偏見に満ちた偏狭具合を改めて感じてみたりするわけです。

しかし、、最高ですね。もしもこれがヨーロッパのライブラリー・レーベルに残されていたら、90年代中頃に発掘されて世界の実験音楽の行く末と日本のモンド・ミュージックの基準が変わっていたはず、とかやっぱ言っちゃう自分です。

Unknown Thai Orchestra - Lao Duang Duen

Unknown Thai Orchestra - Kamen Potisat

2013/01/13

Unknown Thai Mixed Chorus Group - Unknown Title (Crown Records, CT5137, 7")

でまたやっぱりアンノウン。

なんてジャンルかもよくわかってない最低の文化搾取ですが、チャント的ヴォーカルと瞑想もできそうにない覚醒ミニマルグルーヴからすると宗教儀式的なものなのかジャケどおりに単なるダンス音楽か。台詞が入るところからすると演劇音楽の線が濃厚でしょうか。ちゃんとジャケがある時点でこちらも外国人向けのお土産音楽臭も漂います。

もしも西洋現代音楽がガムランと禅よりも先にこちらに気付いていたらどうなってたんだろうなーとか夢想します。あとなんか途中で「アップル・ティー」て聞こえるの空耳でしょう、、ね。

メランメラ~とかはAlan Lomaxのカリブ諸島録音で聴けるものに限りなく近いと思ったり。

Unknown Thai Mixed Chorus Group - Unknown Song 1

Unknown Thai Mixed Chorus Group - Unknown Song 3

Unknown Thai Mixed Chorus Group - Unknown Song 4

2013/01/12

Unknown Thai Orchestra - Thai Classical Music (Crown Records, BS1184, 7")

英語表記がある時点で珍しいですね。近年知れ渡ったタイ産レアグルーヴものとは一線を画す一枚も。

はっきり外国人向け、Thai Classical Musicと銘打たれた、正しくイメージの中での楽園x仏教国音楽。といってもLaoとあるのでイサンなどラオス文化圏の祭事音楽でしょうか。

日本の民謡・音頭・節・三味線・雅楽なんかも他の耳にはこう聞こえているのだとすると、しっかり紹介してみるべきかもと思いますよね。ま、文化交流レベルでしているか。国外の穿った耳で表面の音だけ剥ぎ取られて紹介されてみたいもんです。

A面後半の酩酊具合とかクラウトロック超えですし、B面なんてまるごと前衛実験電子音楽が100年かけてやってきたことを振り切ってます。

ミャンマーの太鼓ものとかもレコメン勢真っ青みたいな瞬間ありますし、突っ走ってきた筈の先鋭が原始とまったくイコールだったっていうサルの惑星みたいなオチの良質な文化的臨床サンプル、のような。

Unknown Thai Orchestra - Lao Duang Dork Mai

Unknown Thai Orchestra - Manora Lui Fai

2013/01/11

ดิ อิมพอสซิเบิ้ล - Unknown Title (Supanahong, KTE-047, 7")

見た目からすると後期の盤。見た目むさ苦しい上に人数まで増えてるわりに、音数少なくしっとりしてますね。

A面の若干日本の歌謡曲臭、これはこれで嫌いではないです。でまたB面はジャケに出てない女性が歌うっていう。この人たちの通例なんですかね。

The Impossibles - Unknown Song 2

The Impossibles - Unknown Song 3

The Impossibles - Unknown Song 4

2013/01/10

ดิ อิมพอสซิเบิ้ล - คอยน้อง / ไหนว่าจะจำ (Metro, PM-077, 7")

レア・グルーヴ方面からのKool & The Gangカヴァーの熱烈支持で、タイ産バンドでは最も世界に知られているだろうファンクR&Bな名バンド、The Impossibles。ズは発音しないらしく?インポッシブルで良いそうです。

英語カヴァーの多さからタイのビートルズと評される向きもありますがこちらは現地語盤。A面はルーク・クルン(都会的ポップス)というのか甘いポップス、B面はガールヴォーカルを迎えての掛け合い。A面はインドネシア好きからすると甘茶なんちゃらとか言うんでしょうね。好きです。B面も最高なんですが読めないのでこの女子が誰なのか。。

これが何年頃なのかわかりませんが初期のようで、ジャケの服装は現地CDのベストヒットもの辺りによく出てくる時期と同じです。

The Impossibles - Unknown Song 1

The Impossibles - Unknown Song 3

The Impossibles - Unknown Song 4

2013/01/09

Unknown Male Singer - Unknown Title (Chai, , 7")

音からして80'Sな気がするんですがやはり詳細不明。

昨今のタイブームは 6、70年代ばかりで80年代発掘が進んでない気がしますが最高ですね。

↓情報提供いただきました。


ยอดรัก สลักใจ (Yodrak Salakjai) - คอยคนรัก (Waiting for your love)

ยอดรัก สลักใจ (Yodrak Salakjai) -เรื่องของผม (My Affairs)

2013/01/08

Unknown Girl Singer - Unknown Title (Unknown (Drangon), PPC001, 7")

やはりめちゃめちゃ聴いたことある気がするけど読めもしない。。ひとまず最高です。

↓情報提供いただきました。

 เฟื่องฟ้า เพชรน้ำเอก (Phuangpha Petchnamaik) - รำวงรารวัน (Ram Wong Sarawan)

เฟื่องฟ้า เพชรน้ำเอก (Phuangpha Petchnamaik) - รำวงอีหลึอีหลอ (Ram Wong ee lee ee law)

2013/01/07

ไวพจน์ เพชรสุพรรณ / ทรายทอง ณ โคราช - Unknown Title (Unknown (Temple), 110, 7")

重鎮Waipod Petchsuphanワイポット・ペットスパンな気がする一枚。

B面はทรายทอง ณ โคราช。タイ文字調べて見ましたが読めもしないし誰だかわからないのですが聴いたことある気がするんです。。

↓情報提供いただきました。

ไวพจน์ เพชรสุพรรร (Waipod Petchsupan) - สารวันรำวง (Sarawan Ram Wong)

ทรายทอง ณ โคราช (Saithong Na Korat) - สงสารสุโบทัย (Songsan Subothai: Poor Subothai)

2013/01/06

หงษ์ทอง ดาวอุดร (Hongthon Daoudon) - ฮ่วย-อะบานิบี (Huai…A-Ba-Ni-Bi) (Chang Arawan, , 7")

Hongthon Daoudon。ホントーン・ダオウドン。ごくごく一部で有名なウドンタニのモーラム/ルークトゥン歌手ですね。

タイでも大ヒットしたらしい78年イスラエル・ディスコなA-Ba-Ni-Bi(恋はアバニビ)カヴァーのタイ・ファンク/タイ・ビートなA面に、ナイスなイサーン産ルークトゥンなB面。


หงษ์ทอง ดาวอุดร (Hongthon Daoudon) - ฮ่วย-อะบานิบี (Huai…A-Ba-Ni-Bi)

หงษ์ทอง ดาวอุดร (Hongthon Daoudon) - เพลงรักจากหงษ์ทอง (Pleang Rak Jak Hongthong: Love Song From Hongthong)

2013/01/05

Unknown Male Singer With The Argo - (, RNS1005, LP)

恐ろしく日本のムード歌謡的なダークなヴァイヴをお持ちのタイ人歌手。

なんだかものすごくちゃんとした方のようですが。写真を見る限りビッグバンド形式のThe Argoを従えての活動を主としていたようです。

まったく知らない中でカヴァーとかで知ってるメロディがあると不思議とちょっとほっとしたりしますね。

Unknown Male Singer With The Argo - A1

Unknown Male Singer With The Argo - A6

Unknown Male Singer With The Argo - B4