やりたいお稽古がたくさんあるのに...時間が圧倒的に足りません。私はもともと興味が無数に生まれ、常に新しい趣味を始めるタイプではあるのですが、こと日本文化については、学ぶべき興味深いことがたくさんあるように思います。

57歳で何かを始めるのは、達人と呼ばれる領域に達するには少し遅いことは実感していますが、それでもとても楽しい経験をさせてもらっています。

私に心地よい刺激と新しい道を示してくれた池坊さんに感謝いたします。

- Joi

## それぞれのお稽古に対する思い

ここからはシナダがお届けして参ります。

家元のお家に生まれ育った池坊さんがお父様からお花について幼い頃から教わっていたというお話、なんだかじーんと来てしまいました。生まれたころからお稽古に近い場所で育った池坊さんと、50歳を超えて日本文化のお稽古に目覚めたJoiさん。収録時には、「こんなところでもう一つ結び目が増えたね!」とお互い喜びを噛み締め合っている瞬間がたくさんありました。

実はJoiさん池坊さんとは友人としてかなり長いお付き合いだそうで。今回のポッドキャスト収録で「いけばなに挑戦したいみたいなんです!」とご本人に番組出演をご相談したところ、とってもびっくりされていたんです。知らないうちに茶道や書道など日本文化にどっぷりハマっていたのですから!

今回は自由花のお稽古でしたが、次回はもう少しレベルアップしたルールやお作法のあるいけばなに挑戦したいと意気込むJoiさん。 まずは、5月に東京で開催される生け花展にいくことを相当楽しみにしていました。 池坊美佳さんとJoiさんによる「はじめてのいけばな編」これにて完結となりますが、もしかして、茶道のように、ここで華道にハマったりするのかも。次回のJoiさんと池坊さんによる華道体験講座は、いつ開催になるのか!?乞うご期待です。

## 番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

はじめてのいけばな教室を考えるための3つのキーワード

本略手前

裏千家のの十三代圓能斎宗室が戦後に考え出したもので、お盆の上に棗と茶碗を乗せて行う薄茶点前を指すんだそう。

仕覆

茶道具を入れる袋を指します。茶器の大きさに合わせて作られ、布や紐を選びしつらえるのが、習わしなんだそうです。

珍裂

古い時代の染織品の端布のことで,一般には明治以前の染織品を指すそうです。古代裂(こだいぎれ)とも呼ぶそうです。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

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こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。NFTを取得するにはウォレットアドレスをゲットする必要があります。

特設ページの中からお聞きの配信回をクリックし、NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:大文字半角英数字で入力ください。

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KAMONホルダーの方はHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

池坊美佳さんとじっくり話すことができてとても楽しかったです。途中、収録していることをほとんど忘れて、友達同士のような会話になってしまったので、大雑把な感想を話したり、自分の言い方を気にしたりすることに十分な注意が足りなかったかもしれないと聞き返して思いました^^;。)

普段僕の番組を聞いてくださってるリスナーのみなさんのうち、何割ぐらいが僕のハマっているthis spaceを探求しているのかとっても気になります。

- Joi

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Joiさんは華道体験から何を学んだのか?

先週のいけばな体験とは打って変わって、今回は華道体験からJoiさんが感じたことや学んだことなどをアフタートークで語っています。

今回のポッドキャストで印象に残ったのは、日本の文化が海外に渡ったときに失われてしまうポイントが多々あるという点でした。海を渡ると、どうしても表面的な部分だけが伝わってしまうものですよね。私自身、海外のニュースや話題などを日本の視聴者に届ける仕事をしてるのですが、きっと他国の文化を氷で薄めてしまう犯罪にきっと手を染めていたのではないかなと思います。もっと本質的な部分や奥深いポイントなどきちんと理解した上で、伝えていかなければならないなとJoiさんの言葉を聞きながら耳が痛かったです。。。

この話を裏返してみれば、コンテンツを海外に売り込むときでもその奥深さをわかってもらえるようによりディープな伝えかたをしていることが日本の勝ち筋なのかもしれないですね。歴史的背景や、考え抜かれたコンセプトなど、多くの人が「こんなの見たことない!」と思ってもらえるようなプレゼンテーションとコミュニケーションが日本のコンテンツには必要なものなのかもしれません。

いけばな x 純粋経験を考えるための6つのキーワード

純粋体験

西田幾多郎による善の研究には、「純粋経験は直接経験と同一である」と記載があります。主観と客観が分かれる前の原始的な純粋経験を指すんだとか。以下に抜粋を記します。「経験するというのは事実そのままに知るの意である。全く自己の細工を棄てて、事実に従うて知るのである。純粋というのは、普通に経験といっている者もその実は何らかの思想を交えているから、毫も思慮分別を加えない、真に経験其儘の状態をいうのである。たとえば、色を見、音を聞く刹那、未だこれが外物の作用であるとか、我がこれを感じているとかいうような考のないのみならず、この色、この音は何であるという判断すら加わらない前をいうのである。」色を見たり、音を聞いたりするとき、それが何かを考えずに、ただ感じる瞬間のように、何も考えずに物事をそのまま感じること、なんだそうです。華道にもそういう体験があるんでしょうね。

変なコミュニティ

Joiさんが番組中に「変なコミュニティ」と読んでいるのは、HENKAKU COMMUNITYになります。discord上で1000人以上が集い、雑談をしたり、お茶会をしたり、web3概論を手伝ったりしています。番組リスナーの方々も多数参加。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。 この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。

スターウォーズお茶会

Henkaku memberが開催したスターウォーズをテーマにしたお茶会のこと。こちらのブログで様子を見ることができます。ダースベーダーが描かれたお茶碗やライトセーバーのお箸を使ったりとなんだか楽しそう!

長次郎

安土桃山時代に千利休のお茶碗の制作を託された人物。ろくろを使わず手で成型するなど斬新な手法で「樂茶碗」を生み出した、樂家初代。以来、樂家は一子相伝で技術を受け継いでいるそうです。

樂直入さん

1949年に樂家に生まれ、32歳で十五代樂吉左衞門当主を引き継いだ人物。2019年に15代樂吉左衞門から隠居して樂直入へと改名されています。

McMindfulness

ここ数十年で欧米ではかなり仏教だとか瞑想だとか、マインドフルネスが流行しているそう。ただ、あまりに流行しすぎて、本来の意味が薄れなんだか形骸化してるというのも事実のようで。一部では、資本主義が仏教の教えを奪った!なんていう意見も出ているそうです。

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僕が茶道や日本文化に夢中になる前に、池坊美佳さんとは知り合い、よく一緒に過ごしました。2001年のEnjin01設立の頃から一緒に活動していた仲でもあります。 でも、僕の日本文化への理解が深まってからの深い会話や交流は今回が初めてでした。本当に楽しかった。番組を楽しんでもらえたら嬉しいです。 もうすぐ人生初の生け花展にお邪魔します。今から作品を見れるのが楽しみです。

- Joi

番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

今回の収録で池坊先生とJoiさんが作り上げた作品はこちら

音声だけでいけばなを表現しようという実験的な今回の企画。頭の中で出来上がったそれぞれの作品と、実際に生けた作品、イメージは近かったでしょうか?それとも遠かったでしょうか?

ikebana.jpg
左:Joiさんの作品 右:池坊美佳さんの作品

いけばなを体験しテクノロジーを見つめる

ここからはシナダがお届けしてまいります。 今回のポッドキャスト、一見ならぬ一聴すると、「テクノロジーと全然関係なくない?」という感想をお持ちになられる可能性もあるので、ここでテクノロジー的な視点で少し解説をしたいと思います。

Joiさんがここ最近、茶道や書道、香道、そして華道などに挑戦していること。よく番組でも本人が説明している通り、完全にJoiさんがハマっているというのも理由のひとつだとは思うのですが、シナダは一つの仮説を立てました。多分Joiさんはきっとテクノロジーにおける日本文化との融合点を模索してるんじゃないか、と。

テクノロジーが急速に進化した今、私たちは膨大な情報に囲まれ、バーチャルなコミュニケーションが人間関係の主流になりつつありますよね。そんな中でもJoiさんは倫理とか、哲学とか、テクノロジーが進化した中でも人間が忘れてはいけないものや、テクノロジーに組み込むべきものを常に模索し、訴え続けています。そして日本文化の中には、その「大切にしなきゃいけない精神」が詰まっていると。

であれば、Joiさんが花を生けている過程を皆さんに番組を通じて追体験いただくことで、先人たちの知恵と美意識を感じていただき、その中から現代社会における日本文化の持つ意義みたいなものを感じてもらえるのではないか、と。

「生きた花」を生けるという行為は、「生きた時間」を感じること。花を選び、配置を考え、心を込めて生けるという瞑想的な体験から自然の美しさと儚さを感じ、自分自身と向き合うこと。この行為を通じて、テクノロジーと伝統文化が調和した均衡点みたいなものを探ろうとしてるJoiさんの気持ちを少し感じていただき、聞いている皆さん自身でテクノロジー時代における人間性の礎みたいなものを考えるきっかけにしていただけるのではないか?という壮大な狙いがあるんです。

はい、あるんですが、まあ、所詮ポッドキャストはポッドキャスト。そんなことは考えずに、普通に番組を楽しんでいただけるだけでもよいかな、と。

はじめてのいけばな教室を考えるための4つのキーワード

華道家元池坊

読み方は「かどういえもといけのぼう」。日本で最も古い歴史を持ついけばなの流派の1つ。華道の根源であることからその名称に「流」や「派」などを用いず、華道家元池坊という呼び方なのだそうです。

六角堂

正式名称は紫雲山頂法寺で、天台系のお寺で、聖徳太子によって587年に創建されたそうです。このお寺の北側に聖徳太子が身を清めたと伝えられる池があり、この池の近くに僧侶の住坊があり、これが「池坊」と呼ばれていたそう。池坊の住職が、花の名手だったことからいけばながスタートしたとか。 代々、池坊の家元は、六角堂の住職も兼ねることになっているそうです。

へそ石

もともと六角堂を支える基礎だったものが、794年の遷都で少し建物を移動しなくてはならず、石だけが残ったというものらしいです。この石は京都のまんなかを示すものとされているそうです。

自由花

華道には、立花(りっか)、生花(しょうか)、自由花(じゆうか)などがあるそうです。立花や生花は一定のルールをもった花形の中に日本人の自然観や美意識、生ける人の感性、感受性や思いを織り込みながらいけていくもの。自由花は、第二次世界大戦以降に成立したジャンルで、「どこが面白いか」「どこに心惹かれたか」ということにフォーカスするものなんだそう。高い/低い、大きい/小さい、詰まっている/粗いなどの陰陽を生かすことをよしとされるとか。フラワーアレンジメントと自由花の違いは、空間とともに花をみるかどうかにあるそうな。いけばなは花の数は最小限にとどめ、空間と共に愛でるそうです。

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隈研吾さんとJoiさんの第二章が早くも待ち遠しい

今週はシナダがお届けして参ります。 ああ、隈研吾さんの登場回は、今回で一旦おしまいとなります。 毎週毎週、編集素材を聴くのがこれほどまでに楽しかったことはありません。建築とデジタルがどんどん絡み合い、会話が進んでいく。二人の会話は別々のものを議論しているのに、一つの大きな信条や理想とする社会につながっていく。どんどんと交差する空間がとても愛おしく、終わりが近づくのがとても惜しく感じました。

ブータンの話もあることですし、ぜひ第二弾を近い将来に開催してほしいですよね。

都市開発 x 非中央集権を考えるための9つのキーワード

メタボリズム

急激な人口増加に悩む日本で、1960年に黒川紀章など、当時の若手建築家が起こした運動。都市の成長に合わせて増殖や交換が可能な建築や都市計画を発表し、話題となったそう。中銀カプセルタワービルなんかもメタボリズムの代表作と言われてるそうです。ほら、カプセルになってて、あれ増やせるらしいです。でも結局増えることはなかったそうですが。

黒川紀章

1934年生まれの建築家。丹下健三氏の弟子の一人で、メタボリズム運動をリードした人物。中銀カプセルタワービル、国立民族博物館、マレーシア国際航空などを設計されたそうです。

サイバネティックス

米国の数学者ノーバート=ウィーナーが提唱したもので、機械や生物に応用される通信と制御の科学的研究を指します。サーモスタットや神経系のフィードバック回路に見られるような自己制御機構の研究や、コンピューターや人間のコミュニケーションにおける情報の伝達や自己修正も含まれるとか。以前は人工知能の研究に使われていたそうです。

2nd order cybernetics

ハインツ・フォン・フェルスターが提唱したもので、「コントロールのコントロールとコミュニケーションのコミュニケーション」を目指したもの。サイバネティクスでは観察者はシステムに含まれませんが、セカンドオーダーでは観察者が含まれるそう。こうすることで、観察者自身が舵を取り、システムの変化に関与することになります。すると、システム自身が自己決定をするようになる。あっ、つまりこれがAIの始まりってことですね。

ブータンの橋

隈さんが言及していたブータンの橋というのは、こちら。 スクリーンショット 2024-04-10 18.13.40.png マインドフルネスシティを提唱したBIGによるブータン南部の特別行政区の都市計画案の中に盛り込まれている橋のイメージ図になります。 隈さんの作品というのは、梼原の木橋になります。(←検索してみてください)言われてみると、はい、似てますね。

Adaptive Architecure

歴史的な建造物を現代にあわせて変えていこう、という新しい考え方で、壊すのではなくアップサイクルすることを目的としています。

ミシェル

はい、番組をこよなく愛しているあなたなら、誰のことか分かりましたね。はい、Akiya DAOの創業者のMichelle Huangのこと。実は彼女、現在は長野で空き家をゲットしプロジェクトが本格スタートしたそう。隈さんの大ファンとのことで、かなり興奮していました。Akiya DAOについてはこちらの動画をご覧あれ。

フィボナッチ数列

イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチにちなんで名付けられたもので、前の二つの数字を足した数を並べていった数列のこと。自然界にも多く存在していると言われていて、黄金比とかいわれるあの貝のような渦巻きで表されることもある、アレです。

北海道東川町

最近移住者が増えている町として知られていて、現在は住民の約半数が移住者なんですって。しかも隈研吾建築都市設計事務所(KKAA)のサテライトオフィスもあるそうです。

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隈さんとのトークセッションの続きをお楽しみください。興味深いトピックがたくさん飛び交いましたし、私と隈さんとで重なる部分が沢山ありことがわかる発見が多い充実したトークでした。

- Joi

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最新テクノロジーとの付き合い方

ここからはシナダがお届けしています。 今週は建築家の隈研吾さんがどう最新テクノロジーを活用しているのかを中心にお届けしています。

隈さんはコンピュテーショナル・デザインを早くから導入されていたそうです。パラメーターを変化させると雲のようにどんどん建築物が変化していく「デジタルアーキテクチャー」を早くからアメリカで体感し、そしてその手法を少し冷めた目線で見ていたようです。コンピューター上ではいきいきと動き続けるのに、建築物となった瞬間に流動性は失われ固まった建物になっているのに違和感を感じたんだとか。

隈さんはコンピュテーショナル・デザインの第二世代と言われているそうです。固まった第一世代とは相対的に、第二世代は流れ続ける建築がポイントで、設計者と施工者が対話をし続け、フィードバックは永遠に継続し、利用者も設計と施工に参加する新たなな建築が特徴。素材もコンクリートではなく、木の板や石など「粒子化しやすい」物質を用いているそう。

そんな背景は知っていたはずなのに、隈さんがプレゼンにMidJourneyを活用していると聞いたのは少し驚きでした。しかも自分の名前を入力すると、生成されるって...。

しかし一方で、利休の茶室的なパビリオンをいくつも手がけて実験を行い、これを大きな建造物で活用する「手をつかった」建築も続けていらっしゃって、「パビリオンを作るのが好きなんです」とおっしゃる隈さん。かっこいいですね。

プラスチック段ボールと結束バンドで作った「織部の茶室」やスーパーオーガンザという軽い素材を使った浮庵、竹材を螺旋状にまいたBamboo Flowなど様々な実験的な茶室からそのアイデアの源泉を垣間見ることができます。

手を動かしつつ、テクノロジーのいいところをどんどん取り入れながら、有機的な建築を続けていく。その隈さんの好奇心とバランス感覚がすごいなあと今回編集素材を聞いて改めて思った次第です。

Joiさんと隈さんの対談はまだまだ続きます!

テクノロジー x 茶室を考えるための7つのキーワード

負ける建築

隈さんの著書「負ける建築」にはこの定義が次のように記載されています。

「負ける相手は何ですか、という質問をよく受ける。「まわりの環境に負けるということです」などと答えてお茶を濁しているのだが、実際のところこのタイトルを思いついた時に考えたことは、何に対して負けるとか勝つとか、ということではなく、「えばっていない建築」を知的に言い換えたいという思いがベースになっている。---「負ける建築」あとがきより

MidJourney

MidJourneyという研究所が出している画像生成モデル。最初はDall-eと対バンはってましたが、現在ではMidJourneyの方がクオリティが高いと人気ですよね。最近では人物像を固定していくつも生成できる--crefが話題ですよね。

パラメトリックデザイン

建築要素やエンジニアリングコンポーネントなどの特徴を、直接操作するのではなく、アルゴリズムに基づいて形成する設計手法のこと。隈さんの事務所では、早くからこのパラメトリックデザインを導入してきたようですね。

バーナード・チュミ

スイス生まれのアメリカの建築家で、コンピュテーショナル・デザインの第一人者でもあるそうです。隈さんがコロンビア大学で客員研究員として滞在していたときに少しだけ被っていたようです。

Bjarke Ingels Group (BIG)

デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルス率いる建築事務所。 ゴミ処理場の屋上をゲレンデにしてしまったりと都市や建築物を人間の生活と適合させることを目指しているようです。

ブータンの計画

マインドフルネスシティを提唱したBIGによるブータン南部の特別行政区の都市計画案。持続可能性、調和に焦点を当てた内容になっているそうです。

ミース・ファン・デル・ローエ

モダニズムの代表的建築家。ユニバーサル・スペースという空間概念を提唱し、建築と欲望との距離に関する新しいフォーミュラを開発したと言われています。あのバルセロナチェアもミース・ファン・デル・ローエがデザインした椅子になっています。

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