iOS9.3 とMDR EX750BT

e38395e382a1e382a4e383ab202016-03-31201520172051 music が始まってしばらくの間、iPhone と iPod 2台持ちで暮らしていましたが、iOS 9.3 が出たのを機会に、もう一度 iPhone だけの生活に戻ってみました。
というのは、9.2までは一部のスマートプレイリストを一括ダウンロードしようとすると music アプリが落ちるという問題が発生していたのですが、どうやら 9.3 でそれが解消された模様。スマートプレイリストを一括してダウンロードしておけば、プレイリストのライブアップデートにより順次中身が入れ替わり、Wi-Fi に接続すると勝手にダウンロードして入れ替えてくれるので、母艦につないで同期する手間が省けて非常に都合が良いのです。
こうして iPhone を音楽プレイヤーとして使うようになるとやはりイヤフォンの線が目障りになってくる。なにやら次期新機種ではそもそもイヤフォンジャックすらなくなるとかなんとか。
で、ついつい買ってみました、h.ear in Wireless 。
お値段はソニーの最新機種だけあってそれなり。同型番の有線イヤフォンがすでに9,000円割るくらいのお値段になっているのに、ちょっと高いかな、という気もします。
筐体はプラスチックですからまあ質感は高級ではないにせよ、梨子地の入った表面処理で遠目にはさほどチープさは感じられません。首かけ部のデザインはすっきりしていて好印象。
肝心の音は、意外と良いです。今までありがちだったいかにも低音をブーストしたような妙な味付けがなくて、全帯域にわたって平均的な伸びが感じられる爽やか系とでもいいましょうか。これが今の「ハイレゾ」流行の音作りなんでしょうね。それと、遮音性がかなり高い。普通の丸型シリコンイヤーピースだったのでそれほど遮音性は期待していなかったのですが、これも意外でした。この機種を装着して自転車になんか乗ったら危険きわまりない、という印象。
電源のオンオフ、BT接続時に “Power On” とか “Bluetooth Connected” とかいちいち英語で言ってくるのも最近の流行りなんでしょうか。
特に防水・防滴に気を配った風もないしすでに書いた通り遮音性が高いので、スポーツ用には不向きですが通勤用には重宝しています。

ライブラリに追加した曲を iOS 機に自動でダウンロードする

Apple Music 開始からはや半年。おかげさまで新譜もいままでになくチェックしているこの頃です。

ところで、出先ではストリーミング環境がないので、出がけに曲をダウンロードしておかないといけないのが微妙に手間がかかるんですよ。と、つい数日前まで私は思っていました。

しかし、実はスマートプレイリストをダウンロードしておくと、スマートプレイリストの中身が更新されるとプレイリスト内の曲は自動でダウンロードされるんですね。これは意外に便利。たとえば、☟のような条件で、Apple Music で未再生の曲だけを集めたプレイリストを作っておきます。

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で、このプレイリスト全体を iPhone 上でダウンロードしておけば、新しく曲をライブラリに追加するたびに、自動でその曲がダウンロードされるようになります。

おお、これは意外に使える小ネタですね。

Kensington SlimBlade Trackball

72327_1 実は Magic Mouse が出るまではトラックボール派だったのですが、またトラックボールに戻ってみようと思いました。
Magic Mouse の前に使っていたのは親指ボール方式の Trackman という商品。前は結構気に入っていたつもりなのですが、しばらくぶりに使ってみると親指ホール方式はボールのコントロールがなかなか難しい。そこで今度はえいやっと奮発して、1万円ほどもするケンジントンの SlimBlade という商品を買ってみました。
もうかれこれ4年くらいモデルチェンジのない商品で、パッケージには、Windows XP とか Mac OS X 10.4.11 とか書いています。最初、つないでみるとなぜかクリックができなくて、ボタン設定を変更してようやくクリックができるように。
スクリーンショット 2015-12-07 13.45.57なぜか既定の設定はどのボタンにもクリックが設定されていないんですよね。他のみんなはマウスと併用しているのか!
ということで最初の使い始めはやや戸惑いましたが、そこをクリアしたらあとは快調。大きめのボールを手のひらで回すのはどこかツボ押しボールにも似て心地よいですし、ボールを回す独特のスクロール操作もなかなか良い。かなり前から気になっていたのですがこの種のデバイスとしては高価な部類なので躊躇していましたが、これならもっと早く買えば良かった。

iPod nano カラバリ変更

150716-0001噂通りにiPod touch がパワーアップ、ついでに nano と shuffle はカラーバリエーションが変更されました。

touch は128Gバージョンも追加され、カメラも強化したとのこと。とりあえず、iPod touch ファミリーは、iOS の走る入門機として土俵際で生き残った模様。

nano と shuffle は生き残ったと言えば生き残ったけれど、本当にカラバリ変更だけだったらしく、MUSIC の対応も見送られたようで。カラーもカラフルな色はブルーとピンクと(PRODUCT) RED だけ。以前のようなグリーンやオレンジ、パープルなんかはもう出さないんでしょうか。カラーバリエーションを全部並べてみても前のように美しくはないのがなんとも残念。UI も相変わらず IOS6 以前のスキューモーフィックなデザインのまま。MUSIC 対応もそうだけど、せめて中身のデザインも Apple Watch に似せるとかして欲しかったところ。まあ今頃は次の iOS と Watch OS の開発がいそがしいんでしょうけどね。。そろそろ Apple Watch の販売も落ちてきているとの話もあるようですし、この際、nano の中身をもっと Apple Watch に近づけたら、iPod ユーザがやがて大きくなったら Watch を購入する層に育つんではないでしょうかね。果たしてその頃にWatch とか iPod とかの製品ジャンルがまだ生き残っているのかどうか、 という問題はありますが。

 MUSICの時代にあえてiPodを復活させてみた

IMG_3261前回の投稿に続いてMusicの感想を。

  • iTunes Store の曲が全曲Music で提供されているわけではない(洋楽系でも今売れ筋のものは見つからないことも多い)のはもちろん、Musicでストリーミング可能であってもダウンロードできない曲もあるみたい。iTS で「アルバムのみ」となっている曲がダウンロードされてされてこないアルバムがあったりする一方、別にこだわりなく全曲落ちてくるアルバムもあるようです。そのあたりはおそらくレーベル(アーティスト)側のポリシーなのでしょう。
  • アーティスト側の対応も日々変わっているようで、たとえば、いつの間にか矢野顕子のアルバムがごっそりとMusicから消えていたりする。(なんと残念な…)
  • 結局、音楽提供側としては、全曲再生可能な試聴の場を提供しました、という立場のようで、DRMフリーで複数デバイスで聞きたいなら、やっぱりダウンロード販売のチャネルから買ってください、ということなんですね。
  • Musicとローカルライブラリの統合、とおっしゃるけど、DRMの件やダウンロード可能デバイスの縛りはもちろん、一つのデバイス上で再生した再生記録が他のデバイスに反映されたりしなかったりするような。おかげで、再生回数や再生日をキーにしたスマートプレイリストが、だんだんデバイスごとにばらばらの中身になってしまうのがどうもいただけない。
  • と、いうわけで、ローカルのライブラリ専用に、この際、iPod nano を復活させてみました。iPhone でMusicを利用する場合、iCloudミュージックライブラリをオンにしないとMusicからアルバムやプレイリストをダウンロードすることができないのですが、そうするとせっかくCDからロスレスでリッピングしたローカルファイルをiPhoneに同期させることができなくなっちゃうんですよね。ちょとそのあたりもやっとするので、この際iPhoneはMusic専用に割り切ることにしました。nanoの極小タッチディスプレイはお世辞にも使いやすいとは言えませんが、その代わり横の物理ボタンでほとんどの操作は可能ですし、ボタン長押しで曲名を言ってくれる機能もiOSにはないですから。
  • 欲を言えば、iPodをアップデートしてせめてMusicの曲を転送できるようにはしてほしいし、ラブもできるようにして欲しいところですが、やはりそうはならずにiPodファミリーは近い将来消えてゆくのでしょうか。。