日商簿記3級は独学で受かる!これだけはチェックしておきたい4つのこと

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昔から就職・転職に有利な資格の一つとして有名な「簿記」ですが、実際に経理の仕事が出来る人の方が求人数も多く年齢層も広いそうで、長い目で見てもやはり有利だと言えそうです。

日本商工会議所の「日商簿記」は試験も2月・6月・11月の年3回行われているので計画が立てやすく、万が一失敗してもすぐに再受験することができます。合格点は100点満点中70点以上ですが、問題が易しすぎたり難しすぎたりすると極端な合格率になることがあります。なかでも合格率の高い3級は、独学での合格者も多いので入門編として挑戦してみる価値はあります。


1.テキスト・問題集

机独学で一番大切なのはテキストです。何冊も用意する必要はありません。1冊で良いので自分のレベルにあったものを用意して下さい。テキストで学習したことを確認しやすいので、セットになっているテキストと問題集を購入することをお勧めします。売上ランキングや口コミを参考にしながら、必ず自分の目で確認をして自分に合ったものを購入するようにしましょう。

・スッキリわかるシリーズ(TAC出版)

・簿記の教科書シリーズ(TAC出版)

・合格テキスト 日商簿記3級 Ver.8.0 (よくわかる簿記シリーズ) (TAC出版)

・はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

・サクッとうかるシリーズ(ネットスクール)

 2.サイト

中には、忙しくて時間のやりくりが難しいので独学を選ぶ、と言う人もいるでしょう。

そういう人はサイトを使った勉強をプラスすることをお勧めします。毎日まとまった時間を学習にあてることは難しくても、5分・10分といった隙間時間の有効利用は出来そうですよね。無料で学べるサイトが多数あるので、空いた時間でどこでも好きな時に学習出来ます。テキストや問題集での学習に飽きてしまった時に気分転換にもなります。

簿記3級 無料学習サイト
日商簿記3級仕訳問題 きおっくす装置
日商簿記検定・仕訳問題対策-簿記検定ナビ
日商簿記検定3級 試験問題予想-簿記検定ナビ

 3.過去問題集

テキストと問題集をこなしたら、最後に必ずやっておきたいものが過去問です。時折、問題の傾向や出題範囲の変更もあるので、テキストや問題集がある程度進んでから最新のものを買う方が良いでしょう。過去問は「○○月試験対策」「○○回試験対応」といった形で対応されているので、自分の受ける「月(回)」に合った過去問で演習してください。

・「合格するための過去問題集 日商簿記3級 」(TAC出版)

・日商簿記3級過去問題集(とおる簿記シリーズ) 」(ネットスクール)

4.計算機

電卓簿記の勉強や試験で必ず使うのが計算機です。使い慣れているものが一番なので、12桁対応の計算機で現在使用しているものがあれば、簿記3級はそれで十分だと思います。これから購入予定の方は、サイレントキーやGT機能やM(メモリ)機能が付いているものを検討してみても良いでしょう。大きさは大き目の方が入力しやすいです。高価なものを購入する必要もありませんが、上手に使用すれば10年以上使えるものなので損はしないと思います。ただ、「印刷(出力)機能」「メロディー(音の出る)機能」「プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)」「辞書機能(文字入力を含む)」が付いている電卓は、日商簿記の試験では使うことが出来ないので注意して下さい。

・カシオ 本格実務電卓 検算・税計算 ジャストタイプ 12桁 JS-20WK

・シャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942X

・Canon 12桁電卓 HS-1220TUG SOB グリーン購入法適合 千万単位表示

まとめ

数字に裏付けられた話が出来る人は説得力もあり、事務職以外でも営業職は勿論のこと様々な場面で活躍につながることでしょう。簿記3級は独学でも合格出来ます。頑張って挑戦してみて下さい!