夕食:TKG、積ん読:3冊
駅前に来ていた卵専門店で買った高級卵でTKG。普段買っている卵の数倍の値段だが、色も味もさすがではある。
軍事研究2024年5月号
「ウクライナ軍反転攻勢「失敗」の理由」(渡部悦和)は、昨年夏のウクライナ軍攻勢の分析記事。戦力集中不足(バフムトに向けた戦力が大きすぎた。その戦力も集中が遅れてロシア軍に準備時間を与えてしまった)や航空優勢不足(機動戦の前提として防衛線弱体化が必要。通常は空軍を用いるがウクライナ軍に航空優勢を獲得するための空軍力はない)がある。これは西側の援助不足が遠因としてある。この援助不足がハマスの攻撃でさらに悪化する。
「ウクライナ軍無人兵器/ミサイルの実戦録」(山形大介)は、ウクライナ軍の活動歴の紹介。砲兵戦を有効に戦うためのドローンの役割は大きい。
「露A50撃墜、AWACSは生き残れるか」(石川潤一)は、早期警戒管制機撃墜の解説。もちろん詳細は公開されていないのだが、両機は現在のトレンド(小型化、ロトドーム撤去)とは違う方向に進化した機体であることに注意が必要だが、この問題は日本も直接関連してくる。
「中東テロ勢力 3つの系譜」(黒井文太郎)は、中東テロ組織の3つのタイプ、イスラム勢力、パレスチナ武装組織、イラン系組織がある。今回のガザ紛争はカッサム旅団とPIJが起こしたもので、その背後にいるのがイランの工作機関コッズ部隊。
「世界が期待する日本の機雷戦部隊」(川上康博)は、機雷戦の現在と未来の解説。機雷も技術革新が進んでいるが、だからといって旧世代機が無力化したわけではないところが大きな違い。中共が台湾を侵略するならば台湾へ機雷をばらまくのは確実で、それは台湾救援を妨げるのみならず、日本近海にも漂着する。また、これにより海上保安庁の活動が低下すれば、それを好機とみて尖閣諸島の占拠を目論む可能性もある。
「演習場は陸上自衛隊の道場」(渡邊陽子)は、演習場整備という地味な活動のレポート。公道を走る前に、念入りすぎるぐらいに洗車しているのだそうだ。また「道場」という言い方は、自分が訓練するための場所は自分で整えるという意識とのこと。この辺はいかにも自衛隊っぽい。
PA-WX5400HP
www.aterm.jp使っていたルータが古くなりアップデートが終わっていたのに気がついたので更新。故障とかはなかったのだけれど、さすがに古いのを使い続けるのは怖いので。
在宅勤務で使うのである程度の性能は欲しい。ということで、カタログを見て複数台対応の機種から適当に選択。
しかし、設定とか簡単になったね。初期設定はほぼ自動で済む。パスワードとか更新して完了。家の中の色々な機器自体の更新は随時やることになるが、こっちの方が面倒。
夕闇に笑う少女
1999年、自殺者の急増が取りざたされていた世紀末の日本。夏休み直前の蒸し暑い日に、四国の森で女子高生の遺体が見つかった。発見時、彼女は全裸で顔は満面の笑みを浮かべていた。
現場付近には少女が近年まで住んでいた団地があるということで調査を始めた卓上探偵団だったが、団地の児童公園には、わらべ歌のようなものを口ずさむ老人もおり……?
日付に指定が細かかったので何か天体現象のネタでも?と構えたのだが、さすがにそんなことはなくて別ネタでした。
一箇所「それはちょっと無理では?」と思うところがあったのと、少々情報(演出)不足を感じるところもあったが、推理ものとしては楽しめたと思う。(前作、前々作のような無理矢理感は感じなかった)