-
- ことば
- こころ
- 自然
- エッセイ
第4回 歩き遍路が抱えているもの
私の同行二人――ふたたびの四国遍路黛まどか
-
- たべる
- くらし
- エッセイ
第26回 志村けんの水割り――酒とコントは定位にあらず
土俗のグルメマキタスポーツ
-
- まなぶ
- くらし
- 評論
第2回 階層や地域をのりこえて
土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか井上章一
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
さようなら、ハリー
村井さんちの生活村井理子
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
20. 息子、YouTuberデビューする
住職はシングルファザー!池口龍法
-
- ことば
- こころ
- 自然
- エッセイ
第3回 人生を「どちら側」からながめるか
私の同行二人――ふたたびの四国遍路黛まどか
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
19. 緊急事態のひとり親家庭
住職はシングルファザー!池口龍法
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
野池政宏に聞く、住まいの省エネとは? 後編
堀部安嗣「建築の対岸から」堀部安嗣
野池政宏
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
野池政宏に聞く、住まいの省エネとは? 前編
堀部安嗣「建築の対岸から」堀部安嗣
野池政宏
-
- まなぶ
- くらし
- 評論
第1回 ベッドで靴をぬがないで
土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか井上章一
-
- こころ
- くらし
- ことば
- エッセイ
5.なぜ話せないのか?——自信と信用について
あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ桜林直子
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
祝100回!
村井さんちの生活村井理子
ランキング
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥