2017年12月12日火曜日

キャリア戦略研修

先週、湘南で広告代理店のデジタル関連会社の若手向けにキャリア戦略研修を行った

私の会社の事業構想立案のための「価値創造メソッド」をキャリア戦略に適応した内容となっている。 「自分株式会社」をどう飛躍的に成長させるかを丸1日一緒に考えた。

普段、若い人とお話することがあまりないので、不安があったが、後半になってきてかなり打ち解けることができた。だんだん質問の数も多くなり、最後の方はかなり、色々な人生相談っぽい質問もしてもらえた。

今回の研修を通じて、価値創造に徹することであらゆる行動が変わりより自分らしく自由に振舞えるようになればいいなと思っています。

人事の担当の方や受講者の方に温かく迎えてもらえて、とても楽しい1日でした。
皆さんに感謝しています。

2017年10月4日水曜日

自分の原点

今、事業構想のワークショップの仕事が増えてきました。そその中で自分の原点を見直すことの重要性を感じています。

ふと、幼い頃自閉症でいじめられっ子で人と全く話せず、社会からはみ出ていた自分がなぜビジネスに興味を持ったのかを振り返ってみた。

中学時代のスペイン人の先生が私に眼をかけてくれて、赤い羽根の共同募金をやってみたらと勧められた。そこで、駅前に立っていたのですが、私は身長が140センチしかなく、丸坊主だったせいもあり、おばさんから「かわいい」って言われ、同僚より多くの募金を集めることができました。

自分に自信がなかったのですが、「僕ってかわいいんだ」と感じ、自信がわきました。

また、その先生に老人ホームや身体障がい者の施設に行き、奉仕活動をするように勧められ、それにも参加しました。すると、いて、普通に話すだけでとても喜んでもらえた。 ここでも自分が存在するということで喜んでくれる人がいるんだと感じました。

共同募金に関しては、立つ位置やメッセージに工夫をしたり、老人ホームではピアノや歌など芸を工夫したりして、喜んでもらえる努力をしました。

奉仕活動って自分に自信のなかった自分にとっての原点だ。
スペイン人(バスク出身)、高齢者などダイバーシティーの良さを心から感じた。
最近、やっていないな。やりたい。

2017年3月19日日曜日

クックパッドの経営体制刷新


クックパッドの経営体制が刷新され、穐田さんから佐野さんに変わることで、株価が低迷している。ネットでは穐田さんは実績もあり、すごい経営者と評判が高く、佐野さんが結構色々と叩かれているので少し佐野さんの記事を見てみました。
あれほど会社を創業した人がネットでいわれるほどひどい人ではないという仮説のもとで。

結論として、しっかりした人ではないかと。

戦略について料理に集中するのは世界での勝算がある時に、同じサービスで世界展開したほうが、サービスの品質、競争力、利益、成長すべての面で勝るように思います。 佐野さんは大株主でもあり、世界で勝てる勝算がかなりあるということの証左ではないかと

海外からクックパッドを経営するのは、日本のクックパッドから彼が主導的に進めてきた世界のクックパッドへという強い思いを推進するためである(個人的にはネットでいわれているように税金低減目的もあるかもしれませんが)

唯一不安は人の意見を聞かないんではないかと点に関してです。 信念が強い方は誤解されやすい傾向にあります。 海外で小さいころ過ごした人は、いじめられて意固地になるケースを除き、一般に多様性がある人が多いと思います。 今までに穐田さんに経営を任せるなど人を信頼できる実績もあるように思います。

新しい経営体制のクックパッドも応援していきたいと思います。

参考までに佐野さんのインタビュー記事です。 いいことおっしゃっています。

http://story-is-king.com/post-159




2017年2月8日水曜日

久々に楽しかった私塾

前職のやめる前に1回きりで様々な所属の若手マネジャーに集まってもらう私塾をやりましたが、昨日はその人たちと久々に飲み会をやりました。

みんながどんどん立派になるのを感じうれしかったのとやっぱり前職はいい会社だなと思いました。

私が今やろうとしていることを2枚物の紙で説明して、色々と貴重な意見をもらうことができました。

最近の推薦教科書は何か?という質問がありまして、いっぱい読んでもらいたい本がありその場で適切にこたえられなかったのですが、3月立上げの新サービスである「タレントマグネット」の名前をもらった「マルチプライヤー」という本はマネジャーを数年経験した人にとって最適な教科書かと思っています。 チームメンバーの能力をマルチプルするリーダーになるために書かれた本です。

また、新入社員が昔とはけた違いに入ってきて、研修がより重要になってきているという話がありました。その中で、私は「コラボ型価値創造メソッド」(メソッドって言っても日々更新中ですが)を作っていて、エンジニア×価値創造力で報酬がアップするという話をしたのですが、「なぜ?」という質問が出ました。

それに対して、酔っぱらっていたせいもあり明確に答えなかったのですが、エンジニアは基本的に顧客ニーズを聞いてしっかり実現することがミッションになっていますが、エンジニアが価値創造力を持っていれば、より大きな価値が訴求でき、その分投資額も多くなります。投資額が多いと売り上げも増え、報酬があがるという簡単な理由です。

この考えの背景にはガートナーさんのデータが参考になります。日米のビジネスサービスの市場調査です。 ビジネスコンサルティング(一般的に付加価値を創造するものといえる)は米国は日本の約22倍お金を使っています。一方、SIは米国は日本の2倍です。GDPが約3倍ですから、GDPで調整するとビジネスコンサルティングは1/7であり、SIは1.5倍使っていることになります。
このデータは日本では、SIの多くが大きな価値創造に結びついていないことの証左になるのではないでしょうか?

皆とてもいいアドバイスをくれました。今後とも彼らにアドバイスをもらいながら、いいサービスを作り上げていきたいと思いました。

2017年2月6日月曜日

就職先の選び方ー「高い報酬をもらえるところ」から「最高の価値を提供できる場」

弊社は転職サービスも始めましたので、様々な皆さんの転職機会に同席することが増えてきました。

私自身長く社会人生活を行い、「こんな視点で就職や転職を考えたらよかった」と思うことを書いてみようと思います。

今回は報酬の考え方を変えてみたらと思います。
若いうちは「報酬をどこが高くだしてくれるんだろう?」って考えがちです。この考え方って、まだ、終身雇用が当たり前だった時にはマシな考え方だと思います。

今の私が若ければ「どこの会社の「場」を使えば、自分の強みを活かした最大の価値を生み出せるのだろう」と考えることをしたかったと思います。
これは「報酬は自分の創造した価値の一定の割合をいただく」という考え方です。

前者のように、「報酬を払ってもらう」感覚だと上司の評価が間に入るわけで、よくわからないことに関心を払わなくてはいけないです。 「創造した価値の一定割合をもらう」という発想だと、目指すものは価値創造なのでひたすら自分の能力の上達にフォーカスできます。

コンサルタントの人もお客さんから選ばれることを目指すのではなく、自分の能力を使ったらどのクライアントの場を使えば最大の価値が創造できるのかを考え、クライアントを選ぶという考え方がいいのではないかと思います。

株価が短期的にはIRの仕方などで短期的には影響を受けますが、長期的には利益成長に収斂すると同じように、人も価値創造がどれくらいできるかに長期的には収斂するように見えます。

このような考え方が結果として、クライアントや自分の所属する企業のためにもなると思います。

2016年12月14日水曜日

プロフュージョンではクライアント企業様の「Exponential企業への挑戦」を支援します

プロフュージョンの西村です。

弊社の活動テーマを「Exponential Growth(指数関数的成長) through Best People & Innovation」にすることを決めました。

自然界では、その種が順調なときはねずみ算で知られる指数関数で成長します。ただ、ある特定の数(閾値)に達すると食糧不足になったり、外敵から狙われたりで成長が阻害され、衰退が始まります。 これがいわゆる「成長曲線」です。
実際、企業でも立上げ当初は倍々ゲーム(100%成長)で成長しますが、徐々に30%、10%成長そしてマイナス成長へと変化していきます。同じ事業を同じやり方でやっていては必ずこのような最終的に縮小していく曲線になる運命にあります。

それを避けるためには、同じ事業であれば、市場を変えたり、ビジネスモデルを変えたりする。または、新しい事業をどんどん立ち上げる必要があります。すでにグローバルに展開する日本企業にとって魅力的な市場の多くはすでに進出しているため市場を変えることで指数関数的成長の達成はむずかしくなります。そうするとビジネスモデルを変えるか新規事業をどんどん立ち上げていくかしかありません。

新たなビジネスモデルや新規事業は急には大きくなりませんから、大企業にとってインパクトのあるサイズにまで成長するには時間がかかります。そのため既存事業が元気な(指数関数的成長を遂げている)間に新しいことにチャレンジすることが重要になります。

今後、弊社としてはお客様に外部から適切なタレントやイノベーションを持ち込むことにより少しでもお役にたてればと考えています。また、テーマとしてはビジネスモデル、新規事業立上げ、M&Aなどを戦略、オペレーション、組織・人、テクノロジーの面から研究していきたいと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

2016年10月31日月曜日

魚を与えるより釣り道具を与える

最近、友人のお子様のキャリア相談を受ける機会が増えてきました。

友人の息子さんは高学歴でUSでの教育、仕事経験があるひとです。 現在、外資系コンサル企業に転職しました。 息子さんから長時間労働の相談を受けていましたが、数か月たち、お父さんの方からそこのコンサル企業の人を紹介して欲しい、相談したいということでした。

これだな とおもいました。

彼は超エリートですが、両親が立派なため、現実の困難・コンフリクトをご両親や周りの人が解決してきたのだろうということです。私は多くのことは教育により学べると思いますが、コンフリクトや困難のマネジメントは自ら経験し解決していくことのみが向上の秘訣だと思います。

彼にとって重要なのは解決してあげるのでなく、解決することを経験させることがより重要だと思いました。解決してあげるのは彼のキャリアにとってネガティブに働くのではと思いました。