カラパイアの歩き方

一部の白色矮星は死後もエネルギーを発している可能性
 「白色矮星」は、太陽のような恒星が寿命を終えた後に残される星だ。だが、こうした星の死体は、ときに死に抗うことがあるようだ。

 ESAのガイア宇宙望遠鏡が2019年にとらえた観測データの中に、数十億年前から冷却を停止している白色矮星があることが判明した。

 これが意味するのは、「死んだはずの白色矮星の中には、燃料を使い果たしてなおエネルギーを作り出せるものがある」ということだ。

 だがこうした白色矮星は、どうやって死してなおエネルギーを放ち続けているのか? ウォーリック大学(英国)とビクトリア大学(カナダ)の天文学者は、その謎を解明したかもしれない。
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ホテルの鍵の脆弱性、ハッカーに数秒で開錠される恐れ
 ホテルの部屋の鍵は、最も機密性の高いテクノロジーが使用されているはずだ。だが、ハッカーの手にかかればものの数秒で開錠されてしまう恐れがあることがわかった。

 あるハッカーチームは、1年半かけて131カ国のホテルに採用されている鍵システムを解読。このシステムが採用されているあらゆる部屋の鍵を瞬時に開けるられることを証明した。それによって影響を受けるドアは300万枚以上だ。

 その鍵システムを販売するDormakaba社は現在、各ホテルにシステムのアップデートをうながしているが、現時点でまだ3割程度しか完了していないという。
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 ルンバに始まったロボット掃除機の登場は、ペットの抜け毛に悩んでいるお宅に革命をもたらした…なんてケースもあるんじゃないかと思う。最近では中に溜まったゴミを自分で排出してくれる機種もあるので、ほんとこれ一つあると楽なんだよね。



 だけどペットたちにとってロボット掃除機とは、うるさいし邪魔だし何だか怖いしで、なかなか仲良くなれない相手みたいなんだ。
牧師が娘のボーイフレンドを殺すためヒットマンを雇う
 まるでミステリー系ドラマのような出来事が実際に起きた。アメリカ・カリフォルニア州で聖職者という立場にありながら、娘のボーイフレンドを亡き者にするために殺し屋を雇った牧師の男が逮捕されたのだ。

 牧師は複数の殺し屋に4万ドル(約600万円)の報酬を支払い、娘のボーイフレンドを殺そうとしたが、幸いにもボーイフレンドは九死に一生を得たという。
女性のための女性による自動車整備工場
 自動車整備工場の整備士というと男性を思い浮かべる人がおおいだろう。だが社会が多様性を受け入れつつある今、アメリカ、ペンシルベニア州に全米初となる女性経営者および女性スタッフによる女性のための自動車整備工場が誕生した。

 この整備工場で働くのは全員女性。女性のための実践的なメカニック・ワークショップのほか、車の修理中にネイルやペディキュアサービスを提供してくれるという。
10頭のゴールデンレトリバーが歓待してくれるアメリカの施設
 優しい顔立ちとふさふさの毛並みを持つゴールデン・レトリバーは、やさしくてフレンドリー、温和で賢い性格であることから、人気が高い。

 とは言え大型犬故に飼うのはハードルが高い。そんな人たちにとっては夢のようなレジャー施設がアメリカに存在する。

 ゴールデン・レトリバーが約10頭が総出で愛情を振りまいてくれる「ゴールデン・レトリバー・アワー」を体験できるのだ。

 ここを訪れて犬たちと素晴らしい時間を過ごした人々の中には、幸せ過ぎる!と泣き出す人が続出、ディズニーランドの20倍良かった!と語る人も。
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 いっておくけどこのトップ画像ほどかわいくはない。だけど確かに背中に白い綿のようなモフモフがくっついていて、昆虫好きな人なら若干かわいげがあると言ってもらえるかもしれない。

 カミキリムシの仲間は、地球上でもっとも多様な昆虫のひとつで、3万6000種以上、5100属が存在しているが、まだまだ未発見、あるいは発見されているものの登録されていない種も多い。

 オーストラリアで、背中と体、頭が白いふわふわの毛に覆われたカミキリムシが発見された。9.7mmと、とても小さくて綿ぼこりと勘違いしてしまいそうだが、それは新種だったのだ。ということで本文ではご本人に登場してもらおう。
スワンボートに大興奮のクマたち
 白鳥さんたちが手招きしているようでなぜか乗りたくなってしまうスワンボートだが、心惹かれるのは人間だけではなかったようだ。

 イギリスのサファリパークでは豪雨に見舞われ大きな水たまりができた。そこでスタッフが試しにスワンボートを置いたところ、好奇心旺盛のクマたちが寄ってきた。

 「スワンボート王にオレはなる!」とばかりに、次々にボートに乗り込もうとする微笑ましい姿が見られたそうだ。
凍傷を装い保険金をだまし取ろうとした大学生
 台湾の大学生2人組が、複数の保険会社に加入し約2億円の保険金をだまし取ろうと企てた。寒い日にバイクで長時間走行したために凍傷になったという虚偽の事実をでっちあげるため、ドライアイスに10時間足を浸した。

 実際に凍傷になり両足を切断するはめになったが、この計画は彼らの思い通りにはならなかった。この凍傷に疑問を持った保険会社が徹底的に調べ上げたのである。

 友人に足を切断するよう説得されたその学生は、足だけを失う結果に終わったようだ。
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 アメリカで愛猫たちと暮らすフィフィさん・カリームさんご夫妻は、昨年の夏、猫フレンドリーで有名なあの国、トルコを訪れたんだそうだ。イスタンブールで快適に暮らす猫たちと触れ合ったご夫妻は、すっかりこの国に魅了されてしまったみたい。

 夫妻は街中の猫たちだけじゃなく、ペットを客室内に同伴できるターキッシュエアラインズや、イスタンブール空港にも感動した模様。なんとこの空港には、ペットのための休憩場所が用意されているんだよ。

 というわけで、今回は駆け足の動画にはなるけど、フィフィさんたちが感動したトルコの様子をお届けしよう。
シジュウカラは翼を動かすジェスチャーを使ってコミュニケーションをする
 翼を小刻みにパタパタと動かす。これは日本にも生息する野鳥のシジュウカラにとって、「お先にどうぞ」を伝えるジェスチャーなのだという。

 東京大学のチームによるこの研究は、鳥の翼はただ空を飛ぶためだけのものではなく、メッセージを伝えるコミュニケーションにも使っていることを明らかにしたものだ。

 この発見は、ジェスチャーによるコミュニケーションがヒトや類人猿だけでなく、鳥類でも行われていることを裏付けるもので、ジェスチャーだけでなく、私たちの言語の起源や進化をひも解くヒントになるという。
アメリカで携帯電話の電波を遮断し一時的に制限するポーチを試験運用
 「授業中に気が散る」「緊急時は必要」など、子どもの学校へのスマートフォンの持ち込み可否は各国で悩みの種になってるが、アメリカの学校では、スマホの持ち込みは認めつつも、授業中などは使用を一時的に制限できる特殊なポーチの導入が広まりつつあるそうだ。

 これらのポーチには携帯電話やスマホの信号を遮断する機能があり、ポーチに入れている間は使用できなくなる。

 今月22日にネバダ州クラーク郡の教育学区が、今年8月から公立学校の生徒を対象に、授業中にこうしたポーチの使用を義務付けると発表した。

 これに先立ち、ネバダ州最大の都市ラスベガスの学校を含む、複数の公立学校でポーチの試用が始まり、様々な声が上がっている。
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image credit:Instagram
 ニンゲンでもそうだと思うんだけど、ペットたちはたくさんの種類のオモチャをいっぱい買ってもらっても、その中で特に気に入ったものでしつこくずっと遊び続ける傾向があるみたいだ。

 今回ご紹介するライリーさんという犬は、テニスボールが大のお気に入りなんだそう。そこでご主人、巨大なテニスボールをプレゼントすることにしたんだよ。さて、サイズは違えど同じテニスボール(風の見た目)のボール、ライリーさんは気に入ってくれるかな?

犬がタイヤに頭をはさめてしまい消防隊員が救出
 動物はいろんなところに首を突っ込みがちだが、中にはまったく抜けだせなくなってしまうことがある。このペットの犬も遊びのつもりだったのだろうが、この表情を見る限りでは、やってしまったことをかなり後悔しているようだ。

 好奇心旺盛なラブラドール・レトリバーのデイジーは裏庭で古いタイヤを発見し、ホイールの中央に空いた穴の中に入りたくなってしまったようだ。

 ところが首までは通ったもののそこから全く動くことができなくなってしまった。タイヤは治療具のエリザベスカラーのめちゃくちゃ重くてきついバージョンと化した。困ってしまってワンワンワワン!それを助けてくれたのが地元のボランティア消防団たちだ。
 
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