8/10/2018

ガレージ電力用ソーラー発電システムに小トラブル

ガレージの電動シャッターなどに消費する電力を賄おうと、この春にヨットから下ろした12V/120Wのソーラーパネル2枚をガレージ屋根に設置し、バッテリー2基に1KWのDC-ACインバーターを接続してソーラー電力使用を開始した。

充放電コントローラーはネットでいろいろ調べた結果、信頼性の高いDENRYO SmartAmpを選択した。システムは設置以後順調に機能していたので安心していたのだが、7月中旬から8発初めにかけての異常な暑さの続く中、旅行に出て家を留守にしている間に異変が起きた。

ガレージに設置していたセキュリティーカメラが、ある日突然機能しなくなったことに旅先で気がついた。カメラに問題が発生したのか、それともソーラー発電システムに問題が発生したのかわからぬまま帰宅してみると・・・、

充放電コントローラーの、ソーラー電力インプット端子のマイナス側が黒焦げになって、配線がはずれていた。絶縁カバーは跡形なく溶けていた。しかし隣り合ったプラス端子側にはショートした形跡は無為。ガレージ屋根のソーラーパネルには異常無し。バッテリーにもインバーターにも異常無し。安全のためにシステム回路上で何重にも配列してあるヒューズも全て無事、飛んでいない。

焼けて切れていたマイナス端子を再接続して見ると、コントローラーは正常に働き、バッテリーへ充電を始めた。インバーターも正常に機能しているように見える。

専門外のオツムではいくら考えても全く原因が思いつかない。いずれにしても何かの異常があったのだろうが、充放電コントローラーの安全回路か何かが機能して、入力側マイナス端子が焼けただけで、ガレージが火事になる事も無く無事だった・・・。

新たに購入して再設置したコントローラーの入出力端子の金属露出部分は、念のため、絶縁ペーストで蓋をした。


8/09/2018

ビスケ、麻痺改善せず。

昨年の5月に、手術1週間後のレントゲン撮影時、医療過誤による脊椎損傷で下半身麻痺になって入院加療、医師が全く何もできないまま8月5日に退院してから一年経過した。

上半身の筋肉回復で自力歩行はできるようになったが、下半身の麻痺は変わらず。排泄機能も麻痺の影響で粗相が多い。

ビスケ自身は懸命に頑張っているのだが、如何せん麻痺の程度を改善することはできないままでいる。

睡眠中に何を夢見ているのか、後肢が激しく痙攣している・・・・。

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3/29/2018

ガレージで使う電力源をソーラーシステムに変えてみた。


ヨットから降ろして放置してあった12V240W(二枚並列)のソーラーパネルが埃をかぶっていてもったいないのでガレージで使う電力源として働いてもらうことにした。

このパネル、枠はアルミなのだが表面の強化ガラスがかなりの重量、梯子からの転落とぎっくり腰の危険を冒して、決死の覚悟でガレージの壁に(一人力で持ち上げ)固定した。方位はほぼ180度、真南。2枚のパネルを連結した一辺にステンレスパイプを通して壁に(角度調整できるよう)半固定、下辺を3本のパイプで持ち上げて、つっかえ棒の要領で壁にL字アングルを使って(これも角度調整できるよう)半固定、季節によって角度を変えることができるようにしてみた。風当たりの少ない場所だが念の為に3本のステーを張って補強。

L字アングルなどの支持金具は9ミリ長の木ネジを使って内壁の2X4枠にまで貫通させてあるので取り付けの強度と耐久性は問題無いだろう・・・と思う。

東と西にそれぞれ林と竹藪があるが、まあ、ほぼ常に陽は当たっている。

ヨットで使っていたdenryoのチャージコントラーラーに加えて、ソーラーパネルの出力電圧とバッテリーの電圧を監視するメーター、12V電圧の取り出し端子などを、アルミボックスに取り付けて、簡単だけど制御盤を製作してみた。また、太陽光の力を視覚的に観察できるように、入力電圧計と並列に24Vの豆球も付けてみた。夜明けとともにうっすらと点灯し、時間とともに明るさを増して行き、晴天時の正午前後には(ほぼ20Vを計測)ギラギラと光っている様を見ると太陽光のエネルギーを実感できる。

バッテリーはG&Yu/SMF27MS-730(ディープサイクル)2基を並列使用。DC/ACインバータは信頼性の高さが不可欠と思い、そこそこ高価なCOTEK(denryoのSKシリーズとほぼ同じに見えるけど、OEM?・・・)1000Wを導入した。

ヨットに積んでいた(設置角度0度)時にも感心したが、この(yーsolar)パネル、なかなか優秀なようで、3月の曇天時正午頃18V以上(メーター計測上)は発電している。

ガレージ内の電気配線を商用電源から切り離してソーラー電源システムに切り替えた。
毎日何度も開けたり閉めたりする2枚のシャッターの開閉用モーター(カナダ製、取説見ても消費電力は不明)は2基同時に問題なく動いた。これが動かなきゃ独立電源の意味がないのでまずは一安心。

電気代のかかる消費電力1000W以上のケルヒャー高圧洗浄機は、電源を入れると弱々しく唸るだけ、インバーターの過負荷保護回路が働いて動かない。

シャッター用のモーターの次に使用頻度が高く、これが動いてくれなければ困ると思っていた、消費電力800Wのエアコンプレッサーはあっさりと、難なく動いてくれた。負荷はかなりかかっておりインバーターのロードインジケーターはオレンジ色が点灯しているけど、立ち上がり時にさほど大電力を必要としていないらしい、このモーター。

次は不安的中、消費電力こそ90Wと低いけど冷凍庫(イノシシ肉保存用)は、立ち上がり時に大きな電力を必要としているらしく、スイッチオンと同時にインバーターの過負荷保護回路が起動してしまって運転できない。うんともすんとも言わない。

う〜む、価格を考えると躊躇はするが、ガレージ内で電力完全自給するためにはDC/ACインバーターを2000W〜3000Wタイプへグレードアップするしか無いか・・・。


2/14/2018

ビスケ、危機脱出か。



9日間連続でステロイド剤を服用して痛みは和らぎ、じっくり打ってもらった鍼のおかげもあったようで、立ち上がることも困難な状態にまで麻痺がぶり返していたビスケの症状はかなり改善された。

しかし、悪化直前1月30日に雪上に残した足跡と比べると、まだまだ後肢の運びは不安定。寒い中での散歩は早めに切り上げて背筋のツボ周辺を温めながら養生。

【2月12日の朝散歩】

 【1月30日の朝散歩】


2/07/2018

ビスケ、症状急変。



2月1日、散歩を終えて家に入ろうかという頃に異変発生。
左前肢を着地して踏ん張れず、大きくビッコを引き始めた。そのせいか後肢の動きまでぎこちなく、おかしくなっている。補助輪を外すと四つん這いの姿勢を維持することが極めて困難になってしまった。痛みも感じているようで息遣いが激しい。

散歩中に変わったことも無かったはずなのに、急激な症状の変化にビスケ自身も戸惑っている様子だ。翌日になっても痛みはある様子で、歩様の容態は変わらず、というか、前に進もうとしない。排便、排尿は介助してやらないと危険な状態に・・・。昨年8月初旬の退院直後からしばらくの期間の症状に逆戻りしてしまった。

理学療法で診てもらっている先生の診察日を待って、5日に病院へ行き、まずは痛み(さらに、あるかもしれない炎症)が収まるかどうか、ステロイド剤を処方してもらった。5〜6日間様子を見て、変化が無いようであればCTかMRIで問題箇所を特定しなければならないとのこと。(脊椎の手術痕には金属のインプラントが入っているが、MRI撮影は可能なのか?)腫瘍の可能性も考えなければならないと言う。

ステロイドのせいなのかどうか、食欲は旺盛。便と尿の状態には異常は無い。
安静状態を保ち、9日の診察、診療日を待つ。

12/30/2017

ビスケ、ストレッチメニューを追加してリハビリ続行



医療過誤による脊髄損傷から7ヶ月経過。再手術も再入院も効果なく、下半身麻痺のまま退院してから4ヶ月間、地道なストレッチと補助輪歩行を続けた結果、12月に入ってからなんとか自力で立てるようになり、ふらついたり転けたりしながら歩くこともできるようになってから、主治医の薦めもあり、米国テネシー大学公認の動物理学療法認定資格を持つ獣医師の勤務する病院を訪ねて、理学療法を始めてみた。

すっかり衰え、働きを失った各部の筋肉を回復させるための様々なストレッチを指導してもらって毎日朝夕実施している。


排泄の開始と終了をコントロールできないという症状にはほとんど変化が見られないものの、歩様に関しては少しづつ、少しづつ、回復しつつあるように思える。

また、12月18日に試験的に施してもらった鍼治療で、排尿時の垂れ流し状態が少し改善されてようにも見える。膀胱以外にも、直腸とか肛門などの制御機能に効くツボがあるならば、用足しをするときに踏ん張る筋肉の回復と相まって、ビスケ自身も日常生活がもう少しラクになると思うので、年明けから本格的に鍼治療を行ってもらう予定だ。

11/12/2017

ビスケ、補助輪外して吊り下げリハビリ開始。11月11日。

5月19日、レントゲン撮影時の不注意な医療過誤により下半身完全麻痺。
5月24日、再手術。
      脊髄損傷の状態が深刻で麻痺は改善されなかった。
      その後治療のために長期入院したが事態は変わらず。
8月5日、 病院院長が「回復させる見通しが立たない」と言ったので、退院。

以後、自宅室内で前肢のみを使ってのイザリ移動を自由にさせて、上半身の筋力回復に努めた。一方、排泄のコントロールはビスケ自身の意のままにならぬ状態が続く。屋内でトイレ箱まで行こうとするのだが、行き着くまでに大も小も漏れてしまい、介助無しでは床と自分の身体を汚してしまう。

その後も毎朝夕、補助輪の使用と散歩後のストレッチで、後肢の感覚を回復させるリハビリ続行。しかし排泄のタイミングの調節はできないままで、「出している」ことはわかっているようだが「出し切った」感覚がつかめていないから排泄途中で歩き出し、特に排尿時には足元が著しく汚れる。

9月末、後肢の感覚が少し戻ってきて、「酔っ払いの千鳥足」のごとき歩様で室内をうろちょろするようになった。最初の手術時に、脊椎の湾曲を矯正しないまま石膏で固められて、酷い傴僂状態になっているので、進む方向を変えたり、振り向いたりするとカンタンにコケる。排泄コントロールは相変わらずできていないので屋内では常に床面を注意していなければならない。

10月下旬、フラつきながらも歩く時間が増え、腰砕けになってペタンと腰を落とす回数が減ってきた。後肢の筋肉が徐々に戻ってきている。しかし神経の麻痺は以前と変わりなく、僅かに残された神経回路を使って脳と後肢が信号をやり取りしているのを、回復した筋肉が頑張って支えているといった感じだ。排泄コントロールは相変わらずできていないので、出したウンチの上に尻を落としてしまうことが多い。

11月に入って、(室内で)大好きなゴルフボール遊びを要求するようになった。元気な頃のように、繰り返し投げられたゴルフボールを飽きもせず回収してきてはまた投げさせる。ボールを追いかける姿は依然として千鳥足ではあるが、ほとんど転倒することはなくなった。補助輪使用時の歩行もスムーズになった。



11月11日、散歩時に補助輪を使わず、クロス型の胴輪(ハーネス)を流用して後肢を吊り上げるハーネスとして歩かせてみた。



それほど強く吊り上げていなくても、なんとか左右の後肢を交互に繰り出して前進しようとしている。しかし後肢の筋力は回復していても、脊椎の湾曲と僅かな神経伝達量のために、微妙なバランスをコントロールすることは難しいようで、排尿、排便のための姿勢を維持することは極めて困難。

以前のビスケの、力強さ、俊敏さは見る影もないが、まあしかし、下半身完全麻痺状態から、よくぞここまで頑張ってくれたものだ。ただひたすらビスケ自身の「歩こう、動こう」という意思の力のなせる技だ。この三ヶ月間、ビスケの前向きな姿勢には胸を打たれた。

再手術後の二ヶ月間、「見た目ばかり立派、口先だけ患者さんファーストの病院」の小さな箱の中に閉じ込められていたことが、損傷した神経の回復を絶望的にした、ということでなければいいのだが・・・。

大小の排泄がうまくコントロールできないということについては、ビスケ自身も不甲斐ないと思っている様子なので、神経伝達回路が今の状態よりもさらに改善されることを祈ってリハビリに励むのみ。