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覚え書き、それはいわゆる日記的なもの。月別アーカイブもあります。

Raindrop.io Bookmarks 05/05/2024

お金持ちは合理的

となりの億り人』に続けて読んだのが、『お金持ちは合理的』。

コストパフォーマンスが悪い取引をしないことに強くこだわる点が、多くのお金持ちに共通する最も基本的な習慣・考え方

のっけから、まぁそうですよね、という結論。金額の多寡を問わず、上記の基本スタンスをあらゆる経済的行為において貫き通すことが大事で、それをできた人が俗にお金持ちと呼ばれる存在になっていくのだろうなと。

安易に物を買わない、安い商品でも多角的・長期的に損得を考えて、自分にとって価値があると思ったときだけ購入する。

上記からは、多角的・長期的な損得の思考スピードをもっと上げたいなと思いました。滅多に金額の大きな買い物をすることはなく、日常的には食事とか消耗品にほぼ限られるけれど、それでも自分にとっての価値を少しでも深掘りしたうえでお金を使うようにしたい。

お金持ちは「最大の効果が得られる投資先は、自分の子どもだよ」とよく言います。

よく言うのか......なんか初耳のような。可能な限り子供の習い事や教育にお金をかけるようにしてきたのは、あくまで自分自身がそうしてもらった過去があるからであって、別に将来の見返りを強く期待しているわけではないけれど。

何かをやめることのもったいなさやデメリットではなく、やめることで得られる未来のメリットに目を向ける

上記は、サンクコストにどう処するかってお話。過去はどうあがいても変えることはできないわけで、思考や判断の軸足は常に未来に置くべき、ですよね。費やした金額によっては、なかなか容易ではないことも、あり得ますけど。

現在の自分と、20年後の自分を比較してみたとき、より効果的にお金を使えるのは健康である現在の自分です。

私よりずっと若くして家を購入したりしている同僚のこと、単純にすごいなーとか思って見ていますが、それに通底する話かなと。お金というのは基本、歳を取れば取るほど活かしにくくなっていくもの。それをわかったうえで、いつ何にどれだけ費やすか、考え続けたい。

私のまわりで人生を満喫していると感じる人の多くは、〈お金をたくさん増やした人〉や〈お金をたくさん貯めた人〉でがなく、〈お金をたくさん使って、たくさん思い出を作った人〉です。

最近もどこかで耳にした話で、お金って結局、墓場まで持って行けませんから。私はとっくに物質的豊かさからは距離を取り、思い出っていうか経験、体験にお金を使うことに意識を向けるようにしていますが、それで良かった(≒合理的)のだなと思えました。

Raindrop.io Bookmarks 05/04/2024

となりの億り人

一般的にお金持ちと言われる人々の思考や行動パターンに興味が湧き、『となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」』を読みました。

どんな約束であれ、決して破ることのない人は人から信用されます。信用されると仕事がやってきます。つまり「信用」というのはお金になるのです。

確かホリエモンも、そんな趣旨っていうかタイトルの本を出していたような(読んでませんが)。信用って、普通に社会で生きていくだけでも不可欠と思っていますが、お金になるなら尚更、大事にしなきゃなーとか思いました。失ったときのリカバリーが大変という意味でも、お金に近いのかも?

自分は実質的には半分の約5万円しか負担していませんが、被災地のためにはちゃんと10万円が使われています。ということは残りの5万円は税金からかまなわれるということになるのです。これが「寄付が自分の税金の使い途を国に指定する」ということなのです。

上記は税額控除に対する捉え方の話で、自分には新しいものの見方でした。なかなか、税金の使途って個別具体的には御し難いイメージが強かったけれど、上記の考え方に則るなら、確かに積極的に寄付していくという考え方もアリですね......それだけの余裕があるなら。

家や車を買う時は自分でカタログやネットで調べて徹底的に考えて買うでしょう? なのにどうして投資だと『誰かに聞けばいい』とか『何か儲かるものを教えて欲しい』と考えるのでしょう。

これは、とある億り人さんへのインタビュー内容からの引用ですが、自学自習の大切さを説いてるっていうかな。世の中やっぱりラクして稼げるなんてことはなくて、投資をするための知識にまず時間なりお金を投資しないとね、と思いました。そうでないと簡単に騙されそうだし。

金額を目標にする前にまず自分のやりたいことや楽しみたいことを明確にイメージし、そのためにどれぐらいお金が必要なのかを考えたほうがいいんじゃないですか?

これも、とある億り人さんの言葉で、重要なのは金額じゃなくて......というお話。まぁ自分のやりたいことや楽しみたいことに宇宙旅行なんて掲げたりしなければ、現実的な目標設定は十分に可能かもしれないけれど笑。同じ方が1億円なんてなんくなるのはあっという間です。大事なことは自分が何をやりたいかですよともおっしゃってて、実におそろしい。

世の中に出ているいわゆる「マネー本」や「投資本」の類いはその9割以上がほとんど役に立たないと考えて良いでしょう。

最後のほうのQ&Aに、しれっと書いてあった上記には笑いました。確かに、著者がどれだけ実践しているかってところに注目すべきだなと思いましたし、いっぽう実践で稼いでる人は本を書いて売る必要なんか無いだろうし、そもそも進んで儲け方を他人に開陳しなさそう、とも思いますね。大事なことは原理原則と基本観を学ぶこと、了解です。

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