Kings Hysteria

9年ぶりに琉球ゴールデンキングスへ復帰した桶谷大ヘッドコーチとお話しする機会をいただき、成果物をOUTNUMBER webに寄稿させていただきました。

おそらく新聞やテレビでは紹介されないであろうマニアックな内容多数になっていますので、ぜひご覧ください。

なお、桶谷さんの“人となり”が伝わるよう、できる限り、発した言葉をそのまま掲載しました。口語のため文字にすると読みづらい箇所があるかもしれませんが、オールドファンは桶谷さんの声で脳内再生してお楽しみください。


https://outnumber.online/article/09095105/
  

Bリーグ6シーズン目（キングス通算15シーズン目）に向けた琉球ゴールデンキングスのスタッフおよび選手の契約状況をまとめます。発表があり次第、逐次更新していきます。

【スタッフ】
桶谷 大ヘッドコーチ（新規・復帰）
森重 貴裕 アシスタントコーチ（継続）
栗野 譲 アシスタントコーチ兼通訳（新規）
東山 真 アシスタントコーチ兼通訳（新規）
キース・リチャードソン サポートコーチ（継続）
幸地 渉 アシスタントビデオコーディネーター（継続）
畝挟 孝洋 ストレングス＆コンディショニングコーチ（継続）

藤田 弘輝 ヘッドコーチ：退任→仙台へ
遠山 向人 アシスタントコーチ：退任
田中 亮 スキルコーチ：退任→A東京へ

【選手】13人（日本人9人＋帰化1人＋外国籍3人＋アジア特別枠0人＋特別指定0人）
#2小寺 ハミルトンゲイリー（新規・帰化）
#3並里 成（継続）
#4コー・フリッピン（新規・日本国籍）
#7アレン・ダーラム（新規・外国籍）
#9渡邉 飛勇（新規）
#13ドウェイン・エバンス（継続・外国籍）
#14岸本 隆一（継続）
#24田代 直希（継続）
#30今村 佳太（継続）
#32満原 優樹（継続）
#34小野寺 祥太（継続）
#45ジャック・クーリー（継続・外国籍）
#88牧 隼利（継続）

#0石崎 巧：引退
#1船生 誠也：自由交渉選手→退団→広島へ
#7ナナー ダニエル弾：自由交渉選手→北海道へ
#21寒竹 隼人：自由交渉選手→仙台へ
#41キム・ティリ：自由交渉選手→コロッソス・ロドウ（ギリシャ）へ

【更新履歴】
[8/6]小寺ハミルトンゲイリーの背番号が2に決定。コー・フリッピンの背番号が4に決定。アレン・ダーラムの背番号が7に決定。渡邉飛勇の背番号が9に決定。
[8/2]キム・ティリがコロッソス・ロドウ（ギリシャ）へ入団。
[7/2]田中亮 元スキルコーチがアルバルク東京のアシスタントコーチ／スキルコーチに就任。
[6/30]チームスタッフを発表。森重貴裕アシスタントコーチとキース・リチャードソン サポートコーチ、畝挟孝洋 ストレングス＆コンディショニングコーチが継続。幸地渉 アシスタントビデオコーディネーターが継続（マネージャーから昇進）。栗野 譲氏と東山 真氏がアシスタントコーチ兼通訳に就任（新規）。
[6/30]満原優樹が選手契約（継続）。
[6/23]ナナーダニエル弾がレバンガ北海道へ入団。
[6/18]渡邉飛勇が選手契約（新規）。
[6/17]小寺ハミルトンゲイリーが選手契約（新規）。
[6/16]アレン・ダーラムが選手契約（新規）。
[6/15]並里成が選手契約（継続）。
[6/15]キム・ティリが退団。
[6/14]船生誠也が広島ドラゴンフライズへ入団。
[6/12]コー・フリッピンが選手契約（新規）。
[6/11]小野寺祥太が選手契約（継続）。
[6/11]船生誠也が退団。
[6/10]岸本隆一が選手契約（継続）。
[6/9]藤田弘輝 元ヘッドコーチが仙台89ERSのヘッドコーチに就任。
[6/9]桶谷大ヘッドコーチが就任（新規・復帰）。
[6/8]寒竹隼人が仙台89ERSへ入団（完全移籍）。
[6/8]遠山向人アシスタントコーチ、田中亮スキルコーチが退任。
[6/8]牧隼利が選手契約（継続）。
[6/6]今村佳太が選手契約（継続）。
[6/5]田代直希が選手契約（継続）。
[6/4]ドウェイン・エバンスが選手契約（継続）。
[6/3]ジャック・クーリーが選手契約（継続）。
[6/2]藤田弘輝ヘッドコーチが退任。
[6/1]石崎巧が引退。
[6/1]船生誠也、キム・ティリを自由交渉選手リストへ公示。
[5/31]ナナーダニエル弾、寒竹隼人を自由交渉選手リストへ公示。
  

キングスがまだbjリーグ参入2年目の頃だったから、もう13年くらい前だったと思いますが、こんなアンケートを受けました。

①好きなチーム
②好きな選手

で、私はこう回答しました。

①琉球ゴールデンキングス
②石崎巧

鬼の石崎とか仏の石崎とか言われてますが、私が持っている写真の中で、一番のお気に入りはこれです。

2012年7月1日 日本代表vsチャイニーズ・タイペイ代表 ＠大田区総合体育館

ワンマン速攻でディフェンスを蹴散らしてゴール下に切れ込む石崎巧選手（鬼モード）。当時はドイツでプレーしていましたが、代表戦に出場するということで、沖縄から東京まで観に行きました。

長い現役生活、本当にお疲れさまでした。
  

2021年5月27日（木）の宮古新報にて、琉球ゴールデンキングス#24田代直希選手の記事を書かせていただきました。

チャンピオンシップ・セミファイナル千葉戦での裏話と、彼のキャプテンシーについて書いています。

電子版は 新聞オンライン.COM で購入可能です。100円です。  

2021年5月20日（木）の宮古新報にて、琉球ゴールデンキングス#30今村佳太選手の記事を書かせていただきました。

チャンピオンシップ・クォーターファイナル富山戦での活躍と、セミファイナル千葉戦に向けての意気込み。そして、彼のメンタリティについて書いています。

電子版は 新聞オンライン.COM で購入可能です。100円です。  

B.LEAGUE QUARTERFINALS 2020-21「琉球ゴールデンキングス×富山グラウジーズ」は1勝1敗となり、いよいよ雌雄を決する第三戦を迎えます。どちらかのチームのシーズンが、今日で終わります。

対戦が始まる前は、冗談で「沖縄のホームコートアドバンテージで会場のクーラー切ったらいいよ」なんてことを言っていましたが、実際に試合が始まってみると両チームとも好プレーの連続で、今日も最高のコンディションで試合に臨んでもらいたいと切に願います。

さて、大一番が始まる前に、これまで二試合の振り返りと、第三戦の見どころを書いておこうと思います。


◆GAME1 キングス 92(17-22.21-12.28-20.26-21)75 富山 [BOX]

富山のディフェンスは出だしから2-3ゾーンでした。ゴール下を守る巨漢センター#34スミスが外に出ていくことはできないので、ハイポストにボールが入ると上の2人が守ることになります。キングスは#13エバンスがハイポストに立ち、上の2人を引きつけると、45度の位置にスペースができます。この空いたスペースにシューターが立つと、コーナーのディフェンスがチェックに来ます。すると、ショートコーナーからコーナースリーのあたりにスペースができます。

という感じで、「1人で2人は守れない」というゾーンの仕組みをうまく突いて、#13エバンスと#30今村が得点を量産しました。キングスのターンオーバー数が「4」ということからも、富山のゾーンが効いていなかったことが伺えます。


◆GAME2 キングス 74(26-26.14-16.17-28.17-27)97 富山 [BOX]

富山は、マンツーマンとゾーンのチェンジングディフェンスで揺さぶりをかけてきました。攻撃に関しては、#32マブンガと#34スミスのツーメンゲームを起点にしていました。

そして、キングスにとって恐れていたことが二つ起きてしまいます。一つ目は、富山のシューター#77岡田の覚醒。もう一つは、富山が「マジッククォーター」と呼んでいる3Qの開始3分で3対11のランを許したことです。

今節、キングスは#34スミスに対してダブルチームをしていません。理由は、富山の日本人シューターを止める必要があるから。その目的が未達となった結果、富山に内外バランスよく攻められ、ディフェンスが崩壊しました。


◆GAME3 見どころ

第二戦の反省を踏まえるならば、キングスの課題は日本人シューターを止めることと、3Qは相手以上にハッスルすることです。まずシューターを止めないことには、富山の攻撃は手が付けられなくなることを第二戦で立証済み。#32マブンガと#34スミスを完全に封じることは不可能ですが、逆に「#32マブンガと#34スミスしか攻め手がない」という状況にできるかが勝利への鍵になると予想します。

攻撃面に関しては、今日が誕生日の#14岸本と、今節なかなか存在感を示せていない#41ティリの活躍に期待します。

富山の#34スミスは外に出てこれないので、マッチアップの#41ティリが得意の外角シュートを小気味よく決めると苦しくなるはず。#41ティリの連続シュートに富山たまらずタイムアウト。タイムアウト明け、キングスは#41ティリを下げて#45クーリーを投入（タイムアウト中の指示が無駄になる）といった、いやらしい攻撃ができたなら、キングスのセミファイナル進出はグッと近づくことでしょう。
  

2021年4月5日発売の沖縄バスケットボール情報誌「OUTNUMBER」にて、美来工科高校（男子）、那覇高校（女子）の記事を書かせていただきました。

11年前の美ら島沖縄総体に県1位で出場した両チーム。昔話を少しと、現行チームの魅力を長めに書きました。今年のインターハイ県予選前にぜひご覧ください。




表紙は渡久地政睦選手（豊見城高→国士舘大）です。
  

2021年3月28日～30日に行われたB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIPにて、宮古島出身の末広朋也氏（西城中→宮古高→東海大）がヘッドコーチを務める名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U-15が優勝しました。

おめでとうございます！

「宮古島から日本一のチームを作る」という夢の後半部分、「日本一のチームを作る」を実現させた末広さん。いつか「宮古島から」というところも、実現させてもらいたいです。

【予選リーグ】
名古屋D U15　76-55　大阪U15
名古屋D U15　74-53　千葉U15

【決勝トーナメント】
名古屋D U15　64-51　島根U15（1回戦）
名古屋D U15　65-58　横浜U15（準々決勝）
名古屋D U15　59-40　東京Z U15（準決勝）
名古屋D U15　58-57　秋田U15（決勝）

3日で6試合の過密日程、本当にお疲れさまでした。
  

千葉国体に出場した新里龍武くん（前列・右端）。チームメイトには伊集貴也くん（現・愛媛オレンジバイキングス）や喜久山貴一くん（現・福島ファイヤーボンズ）の姿も。

2010年の沖縄インターハイに、美来工科高のキャプテンとして出場した石垣島出身の新里龍武くん（美来工科→天理大）を覚えていますでしょうか？

ディフェンスのスペシャリストで、チームの精神的支柱でした。

同年に開催された千葉国体では、伊集貴也くんらと共に全国ベスト16入りに貢献。私の記憶に鮮明に残っている選手です。

その彼が、沖縄で大玉トマトの周年栽培を可能にするため、クラウドファンディングで支援を求めています。

「物流コストを抑えて、安定した価格で、安心できる野菜を、沖縄で暮らす人に届けたい」

そんな彼の挑戦を、陰ながら応援しています。

沖縄の農業をもっと発展させたい【沖縄県初】養液栽培でトマトの周年栽培に挑戦！

https://www.youtube.com/watch?v=S8JzqDIcrR8

  

Bリーグ5シーズン目（キングス通算14シーズン目）に向けた琉球ゴールデンキングスのスタッフおよび選手の契約状況をまとめます。発表があり次第、逐次更新していきます。

【スタッフ】
藤田 弘輝 ヘッドコーチ（継続）
遠山 向人 アシスタントコーチ（新規・復帰）
森重 貴裕 アシスタントコーチ（継続）
田中 亮 スキルコーチ（新規）
畝挟 孝洋 ストレングス＆コンディショニングコーチ（新規）

キース・リチャードソン アシスタントコーチ：

【選手】14人（日本人9人＋帰化0人＋外国籍4人＋外国籍追加契約0人＋アジア特別枠0人＋特別指定1人）
#0石崎 巧（継続、2年契約の2年目）
#1船生 誠也（新規）
#3並里 成（継続、2年契約の2年目）
#13ドウェイン・エバンス（新規）
#14岸本 隆一（継続）
#22セドリック・シモンズ（新規）（2/5～インジュアリーリスト登録）
#24田代 直希（継続） ※キャプテン2年目
#30今村 佳太（新規）
#31ハーパー ジャン ジュニア（特別指定選手・新規）
#32満原 優樹（継続）
#34小野寺 祥太（継続）
#41キム・ティリ（新規）
#45ジャック・クーリー（継続）
#88牧 隼利（継続）

ナナー ダニエル弾：選手契約継続→山形へ期限付移籍
寒竹 隼人：選手契約継続→仙台へ期限付移籍
福田 真生：自由交渉選手→退団→西宮へ
長谷川 智伸：自由交渉選手→退団→奈良へ
税所 寛：自由交渉選手→退団
デモン・ブルックス：自由交渉選手→退団→島根へ
ユージーン・フェルプス：自由交渉選手→退団→愛媛へ
ジェイソン・ウォッシュバーン：外国籍追加契約→登録抹消→新潟へ

【更新履歴】
[2/8]ナナー ダニエル弾が山形ワイヴァンズへ期限付移籍。
[2/5]キム・ティリがインジュアリーリスト抹消。セドリック・シモンズをインジュアリーリストへ登録。（右手関節痛・右遠位橈尺靭帯損傷・TFCC損傷）
[1/26]ハーパー ジャン ジュニアが特別指定選手として契約（新規）。17歳11ヶ月17日はB1リーグ史上最年少入団。「17歳11ヶ月26日」でリリースがありましたが、その後「17歳11ヶ月17日」に訂正されているためご注意ください。
[1/8]セドリック・シモンズが選手契約（新規）。
[1/4]キム・ティリをインジュアリーリストへ登録。（右膝関節内遊離体）
[11/4]ジェイソン・ウォッシュバーンが新潟アルビレックスBBへ入団。
[10/16]ジェイソン・ウォッシュバーンが登録抹消（ドウェイン・エバンスとキム・ティリのリーグ登録による）。
[8/26]ジェイソン・ウォッシュバーンが外国籍選手追加契約（新規）。
[8/25]ドウェイン・エバンス、キム・ティリが選手契約（新規）。
[7/28]寒竹隼人が仙台89ERSへ期限付移籍。
[7/1]船生誠也の背番号が1に決定。
[6/25]ユージーン・フェルプスが愛媛オレンジバイキングスへ入団。
[6/25]長谷川智伸がバンビシャス奈良へ入団。
[6/24]デモン・ブルックスが島根スサノオマジックへ入団。
[6/11]福田真生が西宮ストークスへ入団。
[5/30]森重貴裕アシスタントコーチが契約（継続）。
[5/30]畝挟（うねばさみ）孝洋ストレングス＆コンディショニングコーチが契約（新規）。
[5/29]田中亮スキルコーチが契約（新規）。
[5/28]遠山向人アシスタントコーチが契約（新規・復帰）。
[5/27]福田真生、長谷川智伸、税所寛、デモン・ブルックス、ユージーン・フェルプスが退団。
[5/26]船生誠也が選手契約（新規）。
[5/21]今村佳太が選手契約（新規）。
[5/14]岸本隆一が選手契約（継続）。
[5/12]デモン・ブルックス、ユージーン・フェルプスを自由交渉選手リストへ公示。
[5/11]寒竹隼人が選手契約（継続）。
[5/9]小野寺祥太が選手契約（継続）。
[5/1]ナナーダニエル弾、牧隼利が選手契約（継続）。特別指定選手から本契約へ。
[4/30]福田真生、長谷川智伸、税所寛を自由交渉選手リストへ公示。
[4/29]石崎巧が選手契約（継続）。2019-20シーズンから2年契約。
[4/28]満原優樹が選手契約（継続）。
[4/27]並里成が選手契約（継続）。2019-20シーズンから2年契約。
[4/26]ジャック・クーリーが選手契約（継続）。
[4/25]田代直希が選手契約（継続）。
[4/24]藤田弘輝ヘッドコーチが契約（継続）。