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おかげ様ブラザーズのVo、kinta minoのブログ。
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ああ面白うゴザンした。
今日(ホントはもう昨日)のライブに参加頂いた諸君、立ちっぱなしの2時間半(開演待ちの一時間を入れればなんと3時間半)さぞ足腰も辛かっただろう。
おつかれさま&ありがとう!

あなたがたは本当にすてきな人たちだ。
そして、そんなすてきな人たちが大満足で腰をさすりつつ笑顔で開場を後にするようなライブを成し遂げた俺達はもっとすてきだ。

三日後に東京ライブを控えているため中身に関する一切の詳細は伏せておくが、今回は東京でネタモノを何曲か差し替える。
それに、東京は退館の時間が強烈にシビアなのでどうしても大阪のように長々とはいかない。
したがって、MCは残念ながら幾分ショートバージョンだ。

俺の天才的な行き当たりばったりのMCを期待している諸君には申し訳ないが、京都のネガポジというライブハウスで各月でやっている「きんた・ミーノのトークンロール」という中身のほぼ7割がMCという実験ライブに是非御参加頂きたい。

今回は大阪ライブから帰って書いてるって事もあって、ちょっと眠たい気味なので、写真も無いけどこのくらいで勘弁して頂きたい。

今後もできるだけ更新して行くし、みんなからのコメント(レス)付けられる様に戻してあるので今回のライブの感想なんかをじっくり聞かせて欲しい。
かといってたいして参考になどするはずはないのだが。ウソ。
歯に衣着せぬ斬新な感想を待っている。






























































































 
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昨日、今回のフルコンプリートライブの打合せが、舞監の後藤が籍を置くデカナルという会社の一角を拝借して行われた。
会うや否やシリコダマ引き抜かれんばかりに怒られた。
「シリコダマ引き抜かれんばかり」に怒られたという事は、後藤はそれはもう猛烈に腹が立っていたんだろう。だって「シリコダマ引き抜かれんばかり」に怒られたんだから。

俺の田舎では昔から川で暗くなるまで遊んでいると、どこからとも無く「もう暗いのに早よいななんだら(早く帰らないと)ガタロにシリコダマ抜かれるど〜!」と野良仕事を終えて帰る大人たちの声がした。その声はどこのオヤジかオバハンかわからない、というかきっと子供たちが遅くまで川で遊んでるそんな光景を見た大人は誰かれ構わず注意を促す声をかけていたからどこの誰かは知る必要もなかった。しかし、大人たちはそれがどこの子供なのかという事をきちんと把握していたらしく、その証拠にしばらくすると母がえらい剣幕で向かえに来たりした。
ガタロとはカッパの事でケツの穴から手を突っ込んで引き抜かれるシリコダマとはきっと魂のことだったんだろう、それを引き抜かれるという事は『死』んでしまうということだ。そういえば水難事故にあった死体は肛門が大きく開いていると聞いた事がある。真意は定かではないが。

話を戻そう。
後藤が、俺が肛門を開いて死んでしまうくらいの勢いで何をそんなに怒っていたかと言うと、このブログを再開せよという半年、いや1年越しの命令を「そうやな。ふんふん。わかったわかった。」などと言いながら一向に再開せずのらりくらりしていたその俺の自堕落さ加減に怒っていたのである。

後藤「きんたさん!ええ加減にして下さいよ。ずっと言うてるやないですか、『ブログ書いて下さ い』って。なんで放ったらかし…1年半も…もう笑けてくるわ…ふふふん、なんで書きませんの。」

俺「そんな別にみんな見てないやろ。スマイリーのブログみたいに有名人が登場するわけでもないし、福井や金子みたいにレスに優しい返事送るわけでもないし、第一毎日毎日事件は起こらんやろ、今日俺が何喰ったかとかいちいち知りたいか?」

後藤「俺は別に知りた無いですよ!そんなもん肥満体が何食べようと血糖値が上がろうとどうでもええんですよ!そんなことと違いますやんか!思ってる事でええやないですか!」

俺「ずーっと考え事してるわけでもないし、ぼーっとしてる時の方が多いしなあ。」

後藤「ほな『今ぼーっとしてます』言うて書いたらええやないですか!」

俺「ブログ書きはじめたらもうぼーっとしてないやん。」

後藤「知らんがな!何でもええから書け!デブ!肥満児!魔神ブー!高木ブー!高木東六!シリコダマ引き抜くぞ!」


俺「もう〜なんでそないにキャンキャン言うてんのんなあ。俺がブログを書かへんからってチケット売れてないわけでもないやろ。」

後藤「一昨年、去年と比べて伸びて無いんですよ!チケットの売れ行きがよくないんです!だからブログを書いて下さいって言うてるんですよボケ!」

俺「え〜!?チケット売れて無いの?あかんやん!今回も死ぬほど楽しいのに、なんで?」

後藤「だから〜、ブログ書かへんからですやん。」

俺「ブログ?書いたらまた売れはじめる?」

後藤「そうですやん。飛ぶように売れはじめますやん。床抜けるかも知れませんよ。」

俺「なんかわけわからんけど…、とにかく書くわ。思い付くままに。あっ、ライブどんな内容かも書いたろか。」

後藤「それはあきませんやん。考えたら分かるやん。あかんやん!考えろっ!あほんだら!」

俺「ほんで具体的にはどうしたらチケットが飛ぶように売れはじめるの?」

後藤「ファンのみんなに『どうかいっぱい連れて来て下さい。いろんな人に声かけて下さい。』ってお願いして下さいよ。」

俺「そんな無理矢理来てもらっても面白いかどうか分からんで〜。来たい人だけでええんと違うの?」

後藤「せやから、放っといても入るくらいやったらそんなことせんでええやん。けどあかんやろ?満員に入ってもらわんと!」

俺「そないにギュウギュウ詰めでのうても〜。知らん人にはオモシロナイかも知らんし〜。」

後藤「弱気かっ!しっかりせいっ!とにかく満パイになるようにお客さんを連れて来て欲しいってブログに書いとけっ!」


というわけで、チケットがイマイチ伸びていないようだ。
みんなも色んなところに書き込んだり、割り込んだり、ラジバンダリ〜!
そんでライブに連れてきーの、歌の説明しーの。嫁ぎーの。
両方古い!


とにかく、ゆったりした会場よりも満パイのライブハウスで、汗かこうぜ。
っちゅうことで、何しろ年に一回のフルコンプリートじゃ!

もうひと頑張り協力してくれ!

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先日、テレビ和歌山というローカルのテレビの仕事で、ポルトヨーロッパというテーマパークに行ってきた。
場所は和歌山マリーナシティーというリゾート開発された中の一角で、あのカレー事件の林眞須美も買っていたリゾートマンションや、黒潮市場という海鮮物産空間や、温泉やヨットハーバーや観覧車のある遊園地なんかもある。

ポルトヨーロッパというだけあって、イタリアあたりの街並を再現した作りになっていて、その中に雑貨の店やお土産物屋や幾分マニアックな店なんかもあって、それなりに楽しかった。
和歌山に暮らしていてもなかなかプライベートで何度も足を運ぶ事も無いだけに、新鮮な気分でリラックスした仕事だった。
割と広くて、様々なアトラクションや期間限定のテーマイベントなんかもある。その中の「懐かしい昭和の思い出展」という、おもちゃとレコード(LPやEPなんかのね)とカメラの展示してある空間の片隅の壁に「懐かしいデザート」みたいな広告が貼ってあって、黒糖カンテンと白いふわふわの大福みたいな奴とミニどら焼き×3の写真と「各、番茶付きで500円」みたいな事が書いてあった。
それだけでは、そんなに和物デザートなんかに興味が無い俺が食い付くはずが無い。
そのポスターの一番下に店の名前が書いてあった。

『甘味処 レストラン イターリア』

なんじゃ〜!このネーミング!
ディレクタに尋ねると、この後その店でまさにその和物デザートを食するところを撮影するらしい。
食い物よりも店の名前が気になっていたので、ワクワクしながら『甘味処 レストラン イターリア』に向かった。

はたしてその店は、ポルトヨーロッパの広場のど真ん中にあった。
やはり西欧風の石造り(ダミーだけれど)の店構えにエントランスがあって、オープンカフェの様相を呈している。ただ店の看板には『レストラン・イターリア』としか書かれていない。
しかし、店の前に立てかけられているメニューボードを見た瞬間、俺の脳内に、オープン当初から様々な時の変化があり、その中で幾度となくくじけそうになるも努力と粘り強さでがんばってきた、そんな物語の映像が嵐の如く渦巻き涙が込み上げてくるのであった。
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画像が小さすぎて良く分からないかもしれない。すまん、説明する。
1列目は「カレーメニュー」、2列目は「ハンバーグメニュー」3列目にやっと「ピザ・パスタメニュー」があるも、わずか各2種類のみ、そして5列6列目には堂々の「丼メニュー」となっているのである。
おお『レストラン イターリア』俺は見とどけたぞ!お前の生きてきた証を!
そして、あの「懐かしの昭和の思い出展」に貼り出されていた『甘味処 レストラン イターリア』という期間限定の店名の潔さ(いさぎよさ)!
愛おしい!まさに愛おしい!
そうこう思いを巡らせ、涙止まらぬ俺の前に「和物デザート3品」が店長らしいこぎれいなオヤジによって運ばれてきた。
おお『レストラン イターリア』、これ以上俺に涙を流させないでくれ。
3品ともまったく何て事ない普通のデザートじゃないか。この3品の為にお前は本来の店名の前に、期間限定とは言えプライドを捨てて『甘味処』という烏帽子(えぼし)をつけ、みなに喜ばれようと道化を振舞うのか。
もうやめてくれ。涙で…涙で前がよく見えぬ。

「デザートに付いている番茶は、徳川家献上品ともなっておりました有名なお茶でございます。」店長らしきオヤジが控えめにしかし確実にそんなプチトリビアを披露してくる。
おお『レストラン イターリア』!もういっそ俺を今すぐ殺してくれ!
彼は間違いなく「イタリアンレストラン」のフロアをスキップしながら、本場の調理人が焼いたピッツァ・マルゲリータをお客さまの笑顔の前に提供したいはずなのに…。

『看板の3列目のメニューをすべて、私のこのテーブルにもってきて下さい。』
心の中でそう叫びながら、俺は大福をほおばり、俺とオヤジの涙の味がする番茶をすすった。

『ボ…ボ…ボーノ』
俺は唇に指先を突き付けそう言って手のひらを顔前に突き出した。
店長らしきオヤジの瞳にも熱いものが光っていた。

撮影も終わり、涙も枯れた俺は半ば放心状態で店を出ようとしたまさにその時だった。
一言も会話は交わしてはいないが、確かな熱い絆で結ばれた事を互いに確信していた店長らしきオヤジが、俺の背中に一言だけそっと投げかけた。

「またゆっくりどうぞ。丼も結構美味しいですよ。」

おお『レストラン イターリア』!もう、ほんとうにもう勘弁して下さい。
あなたは日本一、いや世界一のイタリアンレストランです。
来ます!必ずもう一度来ます。
そしてその時は、看板の3列目のメニューを左から順番に堪能します。
ありがとう。あなたに逢えてよかった。

夕日を呑み込みかけた水平線を眺めながら、1年にも感じるこの数時間を思う。
微かに聴こえるアコーディオンの軽快なサウンドが、周りの採採の風景をモノトーンに誘う(いざなう)。明日からまたお芝居の稽古が始まる。
春が来ている。
桜もソメイヨシノはもう終わった。
家の裏の石楠花(しゃくなげ)も八重山吹も咲き出した。なのに今日、一旦仕舞ったはずの石油ストーブをひっぱりだして火を入れている。
俺の住んでる場所は和歌山なのだ。
ちょっと乱暴にカテゴライズさせてもらうと『南紀和歌山』なのだ。

たしかに俺の暮らしているところは『南紀』ではない。正確には『紀北』と呼ばれる和歌山県の半分より上の地域に属している。もちろん『紀南』よりも温度は低い。柿は実をつけるがみかんはできない。
世界遺産高野山には車で30分もあれば着くが、海に出るには1時間以上かかってしまう。
ということで、結局和歌山の持つ「温かい半島」のイメージからはほど遠い『寒い和歌山』で暮らしていると言うお話。

『イメージからほど遠い』といえば、この季節どこの道ばたにも咲いているこんな小さな花を見た事があるだろう。
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俺の大好きな野草の一つで、花自体は本当に主張の少ない申し訳なさげに道ばたに咲いているのだが、実はこの花こそイメージからはほど遠いえげつない名前を持っているのである。
こやつの本名は『オオイヌノフグリ』漢字で書くと『大犬の陰嚢』なのだ。くれぐれも言っておく、芸名ではなく本名なのだ。
つまり本名が『デカイ犬のキンタマ』。なぜこんな名前をつけられてしまったのだろう。
せめて、せめて『小犬の陰嚢(コイヌノフグリ)』でよかったでしょ?
小犬のキンタマと大犬のキンタマの違いはなんなの?
悪意があるとしか思えない。
動物の股間をアップで見比べた事はないが、『子鹿の』でも『野ウサギの』でも『子リスの』でもたぶんそんなに大差は無いと思うけど。
百歩譲って犬の股間が一番リアルに似ているにしてもわざわざ『大犬の』なんて限定はいかがなものか。せめて『オオ〜イヌノフグリ』とか『オオ!イヌノフグリ』などのように発見者・命名者の感動が伝わるようなネーミングは思いつかなかったのだろうか。

ネットで調べればすぐに分かるんだろうけれど、敢えてここはその疑問を抱いたまま……。
怪優伊藤えん魔が率いる関西劇団ファントマの東京公演が終了して、少しゆっくりしている。
芝居と言うのは少し利口じゃないとできないんだということに今さらだが気が付いた。
どういう事かというと、いろんな想定の出来事の中で自分が(役として)どこにいるのかを常に把握している必要があるということ。
歌のようにリズムや和音やメロディなどという歌詞(思い)を届けるための装飾がなくて、生声で裸の思いを届けるもっとも効率的な手段を見つけることの大変さを思い知らされた。

そして結論としては「やっぱ、マイク使わずにしゃべるのは難しいっちゅねー(笑)」ということだ。
自分たちのコンサートでは俺はMCももちろんマイクを使っているのでその会場にいる誰よりもでかい声で話したり怒鳴ったりできる、だから俺の芸は『大音量芸』なのだと認識した。
そして、それが自分にはもっともむいているということも確信した。

正直に告白する。
今唄いたい。
メンバーの出す心地よいサウンドに包まれて俺は今、自分たちの愛しい楽曲を唄いたいのだ。
そしてそれを聴きに観に来てくれるすべての人たちと感動と笑いを共有したいのだ。

まもなく具体的な内容が発表されるだろう『おかげ様ブラザーズ』の秋のコンサート。
ここで俺は泣いちゃうかもしれない。いや、泣こう。泣きじゃくろう。笑い泣きまくるのだ。
そう今決めた。すべての楽曲を中国語で唄おう。
そして胡錦濤とダライ・ラマを呼んでステージで握手させよう。

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伝説のコミックバンド『おかげ様ブラザーズ』のリーダー&ヴォーカル。バンド復活に伴い当blog open。
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