KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【博士】博士論文審査の申請を5人から受けた

2024年4月1日(月)

新年度のスタート。長女は結婚して(結婚式なし)、次女は就職して、ふたりとも横浜の方(場所がよくわかっていない)に行ってしまったので、家の中が静かである。

私の方も、早期退職までちょうど1年間となる。ラストワンイヤー!

このように、最後の一年は心静かに終わりたいと目論んでいたのではあるが、この時点で博士論文審査の申請を5人から受けた。ちょうど11, 12人目の博士を出して、指導教員としても「成し遂げた」感を味わっていたのにである。成し遂げたというのは、「これで終わりにしたい」という淡い希望を含んでいた。ところが、である。

背景には、博論の中間審査の申請の条件が緩くなったことがある。現在の条件は、論文1本が投稿済み、もう1本が投稿準備中ということになっている。つまり、採録論文がゼロでも申請できるというのである。これはあまりにも緩すぎる。もちろん博論提出時点では最低でも2本のフルペーパーが採録されていなくてはならないのだが。

以前の基準は、1本採録済み、1本投稿済みであった。その前の基準は、2本採録済みであったのである。段階的に基準が緩くなったことがよくわかる。でも、大学が決めたのであれば文句は言わない。淡々とやるだけである。でも、言っておきたいことは、中間審査を受けることはスタート地点にすぎないのだということだ。そこから博士号取得までの道のりは、正直言って険しいことを覚悟してほしい。

【アドラー】アドラーゼミ2024Aの説明会

2024年3月31日(日)

アドラーゼミ2024Aの説明会をZoomで開いた。最大参加者は39人。関心を持っていただきありがたい。20分で開催の概要、残り40分で質疑応答をした。その結果、マガジン購入者は5人、ゼミプラン登録者は41人となり、合計で46人の参加となった。楽しみ。

いただいた質問は以下のよう。

* 初心者でもOKか →折りにふれ基本的なことを話すので大丈夫。
* レコーディングのみ視聴でもOKか →全く問題なし。
* エクステンションセンターの講座とのすみ分けは →エクステンションセンターではアドラーの全体を扱い、アドラーゼミではシーズンごとに大きなテーマを設ける。
* A面、B面の意味は →シーズンの区分け。2024年はAで「感情」、Bで「早期回想」をテーマとする。2025年は「共同体感覚」を扱う予定。
* 7月の合宿の場所は →まだ決まっていない。いい考えがあったら教えてください。

【松本3日目】「草間彌生 魂のおきどころ」

2024年3月30日(土)

松本最終日は市内を歩く。まずは松本市美術館。建物からして草間!になっているのだが、特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」が終わると何か変わるのだろうか。会期は2022年4月21日〜 2025年3月31日の約3年間で、あと1年ある。

水玉のイメージしかない草間だが(実際「水玉強迫」という作品もある)、中に入るとむしろ体験型のインスタレーションがすごい。写真が撮れないので、行ってみてというしかないが。

常設展は数は多くないが、松本ゆかりの作品が集められていて、落ち着く。併設のカフェでコーヒーとチーズケーキをいただく。

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さらに歩いてあがたの森へ。桜が少し咲いていた。さらに歩いて、松本民芸館へ。民芸館は全国にあるが、つい行ってしまう。日常の手触りの芸術という感じが好きだのだろう。自分の家にはひとつとしてそういうものがないけど。

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ここまでで1万歩を超えたので帰りはバスに乗る。先月、2万歩あるいた翌日にテニスをしたら軽い肉離れをしたので、あまり歩きすぎないようにしなくてはならない。

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中心部に戻って、また蕎麦を食べる。源智のそばというお店。天ざるを頼む。普通盛りで中盛りくらいなので、これが基準なのだろう。

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帰りはあずさで約3時間で新宿に着く。5割くらいの座席が埋まっていた。土曜日に帰るのは混まなくて良い。

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松本は気に入った。今度は安曇野に足を伸ばしてみようかな。