2024年04月20日

皇族数確保策に関する党見解

自民党幹部が安定的な皇族数確保の
為の見解をまとめる動きを歓迎します。

 我が国の皇位継承は、
今上陛下は126代目でいらっしゃいますが
例外なく、男系で継承されてきました。

 今、皇統に属する男系男子は、
秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下、
常陸宮正仁親王殿下の3方が
いらっしゃいますが、次世代は
悠仁親王殿下のみです。

 未婚の皇族は全員が女性皇族で、
婚姻したら皇族の身分を離れられます。

 内廷の方々は天皇皇后両陛下、愛子内親王、
上皇上皇后陛下の5方。

 宮家の皇族殿下方は、秋篠宮家(4方)、
常陸宮(2方)、三笠宮(4方)、高円宮(2方)の
各宮家で12方。

 つまり、我が国の皇室は17方しか
いらっしゃいません。

 未婚女性は、愛子内親王、
秋篠宮家次女佳子内親王、
故寛仁親王長女彬子(あきこ)女王、
次女瑤子(ようこ)女王、
高円宮家(たかまどのみや)の
長女承子(つぐこ)女王の5方のです。

 深い関心を持って取りまとめを観ています。  

Posted by 國場幸之助 at 11:37Comments(0)

2024年04月19日

食料・農業・農村基本法25年ぶりの改正

 農政の憲法といわれる、
食料・農業・農村基本法が、25年ぶりに
改正されるのも興味深いタイミングです。

 食料安全保障を前面に出し、過度な
輸入依存から脱却し、国産を充実させる
内容と理解しています。

 衆議院農林水産委員会での付帯決議を
観ると、食糧安保以外にも、
環境との調和、多面的機能の発揮、
農業の持続的な発展、農村の振興等が、
冒頭に明記されています。

 国交省との関連で気になったのは、
輸入に頼る農業資材から
堆肥等の国内資源への代替の促進
という部分です。

 確か国交省は、平成20年度くらいから、
下水汚泥等からのリン回収に取り組んで
います。

 下水汚泥には、輸入されるリンの約5割が
含まれているが、有効利用されているのは、
1割も無いという、データもあるそうですが、
足元の資源の有効活用という問題意識を
カタチにすべく取り組みたい。

 また、農村は、離島や半島の国土保全、
生態系、環境を守ることにも直結します。

 国土論の観点からも問題意識を深めます。  

Posted by 國場幸之助 at 16:10Comments(0)

2024年04月19日

二地域居住促進法可決

 広域的地域活性化法改正案が
国土交通委員会で可決されました。

 昨年改正された国土形成計画にも
二地域居住の促進が重視されています。

 20年ほど前の地方への移住などは、
リタイアした団塊の世代が山村漁村など
に関心を示していたそうですが、
今、東京での移住相談が最も多い世代は、
40代以下で全体の7割を占め、その中でも、
もっとも関心が高い世代は20代です。

 一方、区域外就学制度などは、
小学生で8%、中学生で5%しか活用
されていなく、ドュアルスクール制度がある
自治体も徳島県や秋田県などまだ少なく、
課題は残ります。 

 いづれにせよ、若い世代、子育て世代が
二地域居城に関心を持っている以上、
政府や自治体の適切な促進策が機能すれば、
東京一極集中の打破、防災減災に資する
国土、地方創生もカタチになる多極多彩な
国づくりが実現できると期待も膨らみます。

 鳥取県智頭町は、災害時に避難先を
3食1週間の滞在で提供する、災害保険、
という取り組みをしていると初めて知りました。

 災害の無い年は、特産日を送る、と。

 実に優れた企画です。

 災害対応だけでなく、国民保護等にも
応用できる気がします。

 災害・防衛への視点。

 二地域居住とは、すでに実践されている方も
いますが、ふるさとを複数持つ人生を豊かに
する生き方でもあります。

 空き家等の情報を有効に活用し、
経済環境がどうであれ活用できる制度に
近づければ素晴らしい。

 すまい、なりわい、コミュニティーが新たな
拠点での課題となります。

 実際、試みたものの、再びやりたくないという
方の中には、共同体に溶け込めなかったから、
という声もあり、仲介者、コーディネーター、
お世話係、世話係が
非常に重要だと聞きます。

 同じ話は、奄美でも聞きました。

 様々な事例は、地元沖縄で、拝聴できる気が
します。  

Posted by 國場幸之助 at 15:38Comments(0)

2024年04月18日

街の本屋を守る議連

 街の本屋さんを元気にして、
日本の文化を守る議員連盟総会に
参加しました。

 2024年3月時点で、無書店の
自治体は、全国平均27.7%、
沖縄県は、41市町村のうち、
無書店自治体は23、
無書店率が56.1%という深刻な
現状です。

 本屋は地域の文化拠点であり、
地域共同体、知的絆の中核です。
守り育んでいかなくてはならない
大切な存在であると私は考えます。

 公務等があり遅参して参加しましたが、
文科省、文化庁、公正取引委員会、
経産省からの報告資料がありました。

 特に、経済産業省や文部科学省は、
大臣自身のリーダーシップが伝わりました。

 本屋を守るのは重要な事ですが、
その根底にあるのは、活字に親しむという
国民運動が大切です。

 子どもの読書教育のみならず、大人の習慣
も大切であり、その為に、何が出来るのか、
問題意識を持って考え、実践したい。  

Posted by 國場幸之助 at 20:19Comments(0)

2024年04月18日

豊後水道地震発生

愛媛と高知の皆様には
心からお見舞いを申し上げます。

昨晩23時14分、豊後水道を震源地とする
マグネチュード6.6、震源の深さ39キロの
地震が発生しました。

その直後、国交省で、特定災害対策本部会議を
開催しましたので、深夜でしたから、タクシーで
宿舎から役所に向かいました。

報告では、まず、被害状況の早期把握と
緊急対応が強調されました。

気象庁からはじまり、各局、四国地方整備局、
四国地方運輸局等からの現状ブリーフが続きます。

災害対策会議の度に、国土交通省の組織力、
現場力、緊急対処力を感じます。

被害報告として、上水道の漏水、断水、落石等
による国道、県道等の通行止め、鉄道の
運転見合わせ、給水支援の為の散水車の
派遣の調整などがなされました。

昨晩は地震発生2分後、大臣指示で、
早期の被災状況と人命救助を最優先に
全力対応していました。

海上保安庁とTEC-FORCEは、
関係自治体からの要請を待つことなく、
積極対応をしており、巡視船艇は延べ11隻、
航空機、固定翼機は延べ5機で対応。

気象庁の発表では、津波の心配はなし、
南海トラフ地震の関係を調査する基準には
達していないが、地震発生から一週間程度は
最大震度6弱程度の発生への注意、
特に、2、3日程度は規模の大きな地震発生が
多いとの見通しが出されていますから、
引き続き緊張感を持って対応します。
  

Posted by 國場幸之助 at 20:01Comments(0)

2024年04月16日

奄美群島振興開発審議会での発言

 奄美群島振興開発審議会の冒頭で、
担当副大臣として挨拶しました。

 基本理念の「沖縄との連携」、
法目的の「移住の促進」、そして、
奄美・沖縄が連携することにより、
南西諸島、琉球弧、ヤポネシアの概念で、
日本の国土を、多極多彩化する。

 離島・地域振興にとどまらない、
国土論という大局的な観点から、この法律に、
魂を吹き込んでください、という趣旨の
内容を話しました。

 10年前は、国土交通委員として、質問に立ち、
今回は担当副大臣として、担当するご縁には
感謝に尽きます。

 直前に、大島紬のネクタイを締めれたタイミングも
良かったです。  

Posted by 國場幸之助 at 18:33Comments(0)

2024年04月16日

第46次隊帰国報告を受けました

今回の週末は、対話集会や街頭活動等、
がっつりと地元活動が出来、改めて初心に
帰り、エネルギーを得た充実感がありました。

 今日は、第46次ソマリア周辺海域派遣
捜査隊の帰国報告を受けました。

 昨年9月に佐世保を出発し、約6か月半、
海賊対応任務、特に、司法警察権を持ち、
海賊の逮捕など司法手続きは、
海上保安官にしかできない重要任務です。

 海賊行為への第1義的な対処は、
海上保安庁です。

 海賊事案発生状況は減った状況ですが、
中東情勢緊迫化に伴い、イエメン・ホーシー派
による攻撃事案等が発生し、大変な緊迫下での
任務の完遂に心からの敬意と労いと感謝を
させていただきました。

 海上自衛隊や各国との連携も含め、
我が国の海上保安能力の向上と経験値と
国際社会からの評価が高まる事にも
誇らしく思います。

 2009年3月に、第1次隊を派遣し、現在活動中
の47次隊を含め、合計379名が派遣されて
います。

 無事の帰国と支援の充実に引き続き
取り組みます。 

  

Posted by 國場幸之助 at 18:24Comments(0)

2024年04月11日

沖縄産コーヒー豆、米国大統領へ

 岸田総理がバイデン大統領への
お土産のひとつに、沖縄産の
コーヒー豆があったという報道を
嬉しく知りました。

 沖縄県は、我が国でのコーヒー
生産可能な北限です。

 そして、黒船のペリーは、
1853年の7月に浦賀に来る前に、
6月に小笠原、5月には、沖縄に
上陸しています。

 日米関係の先駆けに沖縄が
絡んでいるという歴史を踏まえても、
国賓待遇で招かれた岸田首相が、
沖縄産のコーヒーをセレクトしたことに、
敬意を表したい。  

Posted by 國場幸之助 at 18:08Comments(0)

2024年04月10日

物流総合効率化法質疑

 本日は、衆議院国土交通委員会で、
物流総合効率化法の質疑と採決が
ありました。

 各委員の質疑を大臣の傍で拝聴しながら、
国会とは、改めて究極の衆知の場であり、
日本社会の縮図であると痛感します。

 多重下請け構造のトラック業界は
実態が見えない現状がありますので、
まずは、契約関係や運送体制の可視化を
目指します。

 また、諸外国の事例を参考にしながら、
下請け次数を二次までとするなど、
必要な措置を講じることが付帯決議には
盛り込まれました。

 物価高に負けない賃上げは
岸田政権の最大の政権目標のひとつです。

 他産業より、拘束時間が長いにもかかわらず、
給与が低く、価格転嫁が最も進んでいないと
指摘される運輸業界の処遇を改善する
大目標が主眼です。

 「標準的運賃」を平均8%上げ、
荷待ち・荷役の対価など新たな運賃項目を設定し、
時間当たり、10%の賃上げを目指します。

 そのための、荷待ち・荷役時間の削減に
向けた取り組みを荷主等に義務付け、
元受け事業者に、実運送体制管理簿の
義務付け、適正運賃収受に向けた取り組みを
トラック事業者に義務付けるなど
規制的措置を新たに導入しています。

 トラックGメンもフル稼働します。

 何人かの委員からは、下限運賃制度の導入の
検討をするべきだという提言がありました。

 今の国交省の立場は、荷主に対する交渉力が
弱い現状のトラック事業者は、実勢運賃が
下限に張り付く恐れと、下限運賃を定めることに
より、高い運賃を収受できてる事業者の運賃が
下方修正されるリスクを踏まえ、
その導入には慎重です。

 トラック輸送の現状は、帰り荷の場合、
標準的運賃を下回っているものの、
往復で運送コストを賄える水準で運送を
請け負ってる実態もある中、下限運賃の導入で
現場が混乱する恐れもあります。

 本法案では、元受け事業者等に対して、
下請け行為の適正化に係る努力義務を
課していますから、高速料金を荷主に
請求することも新たに項目建てとし、
明確化しましたが、有料道路を利用しない
場合の運転の長時間化を考慮した割増も
設定しています。

 物流の力は、日本経済の発展を左右します。

 その中核は、ドライバーの処遇改善の為の
給与の引き上げに尽きます。

 引き続き、法案に魂を注入すべく、
現場との連携を深めていきたい。
  

Posted by 國場幸之助 at 14:57Comments(0)

2024年04月08日

答弁事前ブリーフ

 自家用車活用事業に係る営業区域
ごとのタクシーの不足車両数は、
タクシー配車アプリ等をもとに算定し、
マッチング率90%を確保するための
必要な車両数という定義になっています。

 公表されている全国4つの営業区域では、
0時台から明け方の時間帯が、60%台で、
最も不足する時間帯であることが
判明しています。

 今後、タクシー事業者の申請をもとに、
国交省が算定し、地域、次期、時間帯を
判断し、公表というプロセスで、
進んでいくことになります。

 車やドライバーの安全性、
事故が起こった際の責任、
適切な労働条件の3点は最重要です。

 午後、委員会の答弁に臨みます。
  

Posted by 國場幸之助 at 11:49Comments(0)

2024年04月07日

台湾有事シンポジウム

 先日、岩田元陸上幕僚長をお招きして
台湾有事をいかに防ぐのかという
講演会、シンポジウムがありました。

 私は、パネルディスカッションの
コーディーネートをしましたが、
正直驚いたのは、若い世代の参加の
多さです。

 「先島12万の九州への避難国民保護は
あるが、沖縄本島の方々への避難対応が
無くて本当に良いのか」など、岩田元陸幕長
の鋭い指摘と迫力に、聴衆は圧倒されて
いました。

 防衛や基地問題への意見を表明する
大前提の国際情勢や安全保障、
近隣情勢を学ぶ試みこそ、平和創造拠点の
沖縄には必要です。

 これからもこのような企画、試みには、
今後もなお一層、コミットしていきます。  

Posted by 國場幸之助 at 19:04Comments(0)

2024年04月07日

ジャーヨータイワン

 先週の地震の際は、沖縄でも津波警報が
激しく、車で移動した方々からは、
大渋滞で動けず大混乱した故、
「あんなに大騒ぎさせて、次、何もなければ
だれも信用しないよ」という厳しい指摘を
受けました。

 国防部会長の時、北朝鮮のミサイルの
Jアラートの際にも、
正確性と迅速性の議論がありました。

 予測がまだまだ不確実である現状から
すると、
正確性より、迅速性で警笛を鳴らす方に、
私は軍配を上げたい。

 72時間を超えた台湾が心配です。

 捜索救難の一助として、能登半島地震で
成果を上げたドローンの活用の提案を依頼
されていますが、すでに、トルコの
ドローン部隊が台湾に入っているニュースを
ラジオで聞きました。

 トルコ地震の際に台湾がいち早く支援をして
くれたからその恩返しだ等のコメントを
聞きましたが、この総合扶助の精神は
災害地域、諸国にとり、掛け替えのない
財産ですし、日本全国で、自然発生的に
義援金運動が始まっているのも純粋に嬉しい。
   

Posted by 國場幸之助 at 18:52Comments(0)

2024年04月07日

強い経済と平和創造拠点

 在京当番でなかなか週末地元で、
挨拶回りできませんが、だからこそ、
沖縄にいると、限られた時間の中で、
中身の濃い対話集会、会話が深まる
氣がします。

 國場さんは何を目指しているのか?
国会議員として何やりたいの?
というと問は、初心原点を突き付けられる
前提チョップ。

 先日、離島農業振興議連の件で、
森山総務会長の部屋で、面会を
待っている際に、事務所の壁に、森山先生
の初当選の時の新聞記事が貼られて
おり、「農村や離島を泊まり歩きながら、
声を届けていきたい」という言葉がありました。

 その姿勢こそ、正姿勢。

 私は、沖縄の国会議員ですから、
やはり、政治は生活、平和国家建設の為、
強い経済と平和創造拠点としての国づくりに
邁進したいし、その宿命で、国政にいると
認識と覚悟し、行動します。  

Posted by 國場幸之助 at 18:40Comments(0)

2024年04月04日

奄振法改正後の動き

 奄美群島振興開発特別措置法改正案
成立に関する御礼で、与論島の
田畑町長と、沖永良部和泊町の
前(すすめ)町長が、国交省に見えて
いました。

 お互いに非常に親しみを感じつつ、
楽しいやり取りをさせていただきました。

 改正法では、基本理念に沖縄との
連携が盛り込まれましたが、
与論と沖永良部は、奄美群島の中でも
元来、沖縄との関係が非常に深く、
両町長からは、沖縄奄美で、
「琉球圏」という概念で、農林水産物や、
観光のコト消費等、もっと関係性を
深めたいという提案がありました。

 まったく同感です。

 午前中は、奄美大島出身の、き久県議が
訪ねてましたが、沖縄県と鹿児島県で、
連携協定が締結されているので、
両県の南西諸島にゆかりのある議員同士
の議連を立ち上げたいという提案が
ありました。

 ぜひ、実現したい。

 き久県議から聞いた興味深い話は、
かつて、道州制の議論が活発にあった際、
与論と沖永良部は、鹿児島県より、
沖縄と一緒になりたいという声が圧倒的に
多かったという内容です。

 南西諸島、琉球弧、ヤポネシア、
西郷隆盛が思想を練った空間等、
多極多彩な国づくりに寄与できる
奄美沖縄の連携で、改正に、
魂を注入していきたい。 

   

Posted by 國場幸之助 at 19:46Comments(0)

2024年04月03日

今朝の地震発生時は国交委員会の最中でした

 今朝の地震と津波警報が
発生した時間帯は、衆議院の
国土交通委員会の審議がありました
ので、発生と被害状況等は、
秘書官のメモで知りました。

 台湾では、死傷者が出たの報道が
あります。

 被災された皆様に、お悔やみと
お見舞いを申し上げます。

 地元の後援会事務所は2階ですが、
五階まで避難したとの連絡と無事で
あったことなども委員会後に知りました。

 我が国は、どこの地域においても、
災害のリスクがあるということを改めて
認識させられました。

 今朝の国土交通委員会の法案審議
内容は、物流総合効率化法でした。

 私は、泉田裕彦委員から、
日本経済の競争力に対して、重要な
舵取りが課せられている物流政策を担う
政務の覚悟という問いに答弁しました。

 


  

Posted by 國場幸之助 at 18:05Comments(0)

2024年04月02日

副大臣も委員会で答弁があります

 先ほど、参議院の国土交通委員会で、
数問、答弁しました。

 京都府選出の井章委員から、
今月からスタートしている
「自家用車活用事業」と、
「京都市が提案している路線バスの
市民優先価格について」でした。

 今、京都市では、観光エリアを抱える
バス路線が、観光客が多く集まり、
市民が活用できていないという観点から、
京都市民と、観光客の運賃設定を変える
提案があります。

 市民優先価格に関しては、道路運送法
第9条7の二の条文、「特定の旅客に対して
不当な差別的取り扱いをするもの」と、
平成25年の、「特定の旅客に対し不当な
差別的取り扱いをするもの」の判例等から、
判断すべきものであると解します。

 オーバーツーリズム解消の観点からも
興味深い提案であると受けとめています。


  

Posted by 國場幸之助 at 11:39Comments(0)

2024年04月01日

無電柱化視察

 新年度が始まりました。

 国土交通省でも、新規採用職員
の入省式があり、私自身、初心原点を
確認させられる、ピリッとした空氣を
体感しました。

 また本日は、無電柱化の視察で、
豊島区巣鴨地蔵通りに行きました。

 東京都は、全国で最も無電柱化推進
に力を入れていますが、その東京都の
中での先進地域のひとつである
巣鴨地蔵通りの無電柱化の取り組みを、
国交省、東京都、豊島区、東京電力等
から、現場を観ながら、一度に
直接ブリーフを聞ける、貴重な機会でした。

 巣鴨地蔵通商店街入口のゲートでは、
変圧器等、関連機器を、地上ではなく、
ゲート看板に組み込む工夫とか、
電線共同溝のセンター整備や、
レーダー探査により地下の状況把握を
絶えず確認し、掘り返しの回数を縮減する
とか、初めて知ることが多々ありました。

 東京都は、11月10日の無電柱化の日に、
電線、電柱、無電柱化をテーマにした、
フォトコンテストを開催したり、都民の気運の
醸成に努めている点も非常に参考になりました。

 台風の常襲地帯であり、観光景観や、
車社会ゆえの歩道の安全確保や、無電柱化
先進県を目指す、沖縄、私自身にとっても、
実りある機会でした。

 ありがとうございます。
 

 

   

Posted by 國場幸之助 at 21:01Comments(0)

2024年03月27日

海上保安学校卒業式

 海上保安学校の卒業式に初めて参加し、
担当副大臣として祝辞を述べました。

 海上保安庁の歴史は昭和23年ですから、
自衛隊より古い。

 国土面積の12倍の広大な海洋秩序を守り、
海洋国家の国是を守り、我が国の平和と繁栄
を支えてきました。

 集団生活や厳しい訓練の中で、海上保安官
になる前に辞めてしまう学生もおり、担い手の
維持には非常に苦労している現場の声を直接
聞きました。

 誇りを持って海上保安庁の職員として、
募集や学生時代から、任務を担っている時期、
段階にわたり、処遇や勤務先の工夫や、
働き方も含め、いろんなことを考えさせられた
週末でした。

 国防部会長の時期に、海自と海保と連携、
統制要領や、自衛隊法80条と海保庁法25条
との関係と防衛力を補完する予算措置等、
様々な局面で厳しい場面がありました。

 しかし、改めて思うに、海保庁法25条の
存在で、非軍事の法執行機関であるということ
が、国民保護や、有事の際の治安維持や
海上警備に資すると考えます。

 卒業生310名の内、女子学生は50名、
船舶運航システム課程が最も多く、
航空課程、情報システム課程、管制課程、
海洋科学課程とありますが、
来年度から、航空整備課程も設け、
整備士の安定的確保に努めるとの説明も
ありました。

 川上学校長は、11管区で尖閣警備を担当して
いたご縁も嬉しいものがありました。
 
 揮毫する機会もありました。

 当初は座右の銘のひとつである、
「深沈厚重」を考えていましたが、
海の安全の任務ですので、
「万国津梁」と書きました。

 世界海上保安庁級会議や、様々場面で、
我が国の海上保安庁の評価と期待は極めて
高いと確信しています。

 海保力で海洋秩序、平和創造拠点を
実現するという決意も込めさせて頂きました。  

Posted by 國場幸之助 at 21:26Comments(0)

2024年03月23日

日韓観光交流の夕べ

 日韓観光交流の夕べに参加しました。

 近年、日韓関係は極めて緊密です。

 昨年一年間で、日本を最も多く訪れた
観光客は、韓国からの方々です。

 そして、日本からの海外観光で一番多い
訪問先が韓国です。

 事前の意見交換では、オリンピックの
メダリストでもある韓国文化体育観光部の
チャン・ミラン第2次官から、「若い世代の
交流、修学旅行等に力を入れたい」と、
自らの体験を通した提案がありました。

 私も、学生時代の、九州青年の船で、
プサンとソウルを訪問した際の
ホームステイの経験や、テコンドー体験に
言及し、若い時期の相互交流の機会を作る
ことが、我々の世代の責任であると、
意気投合しました。

 挨拶では、能登半島地震へのご支援への
御礼と、北陸観光へのアピール、そして、
沖縄でも、既存のソウル直行便に加え、
プサン便の4年ぶり再開や、宮古ソウル便の
新規就航を含め、地方路線の充実への感謝を
表明しました。

 また、点灯式のイベントでは、
「韓国への一歩」という光文字が出てきました。

  「いっぽ」という日本語の発音は、韓国語では、
「可愛い」を意味するようです。

 来年は、日韓国交正常化60年の節目です。

 昨年に引き続き、韓国は、「韓国訪問年」として、
政府を挙げてインバウンド促進に取り組んでいます。

 日韓の観光相互交流は、日本からの訪問が
コロナ前との比較や、韓国からのインバウンドに
比べ、開拓の余地があります。

 引き続き、相互交流、相互理解に資する
取り組みに邁進します。

 観光は平和のパスポート。  

Posted by 國場幸之助 at 16:40Comments(0)

2024年03月19日

沖縄は日本一の蜜蜂県

 沖縄の可能性無限大がモットーです。

 沖縄の優位性のひとつはミツバチです。

 蜂群数、5年連続日本1位の県は沖縄。

 イチゴ日本一の栃木県、
さくらんぼ全国1の山形県、
メロン、スイカ、野菜、玉ねぎ等は
蜜蜂の花粉交配を必要とします。

 そのミツバチの生産飼育拠点として
年中飼育できる沖縄産ミツバチは、
全国の「農」を支えています。

 まだまだ、アピール不足で
多くの沖縄県民にも伝わっていません。

 農業は、光と水と土と祈りと、
花粉交配、受粉に資する蜜蜂の産業です。

 食料安全保障の観点からも重要。

 養蜂議連の一員として、県内で関係者を
一堂に会しての初の会合を開催出来ました。

 誠に有難うございます。

   

Posted by 國場幸之助 at 21:34Comments(0)