ワイルドでマイルドに生きる

このワイルドな現代社会をせめてマイルドに生きたいと願う

平成を駆け抜けた仮面ライダーたちについて・私評

 Twitterポケモン映画全作品の感想まとめみたいなのを上げている人がいたので感化されて久々に文章を書きたくなりました。ちょうど今日は平成仮面ライダー最後の作品『ジオウ』の最終回なんで図らずしもタイミングも良いですね。仮面ライダーなんて子供の見るもの、なんて誤解されている人もいらっしゃるかもしれませんが是非ご一読いただきちょっとでも興味持ってくれたりすると嬉しいです。

仮面ライダーは「昭和」「平成」という元号のくくりで大まかに分けることができます。なぜ元号で分けるのかといいますと昭和最後のライダー『仮面ライダーBLACK RX』の後10年間放映がなく、またその間に原作者の石ノ森章太郎先生が亡くなられたということから、ちょうどこの10年を境に作風が大きく異なってくるからです。

そして平成10年2000年の『クウガ』を嚆矢にいわゆる「平成ライダー」が始まり、以降20年間途絶えることなく続いてきたという訳です。平成ライダーの面白いところは謂わば「何でもあり」なところで、「如何にしてこれまでの慣習やお決まりをブチ破っていくか」について東映はずっと頭を悩ませてきました。それは例えばライダーの奇抜なビジュアルであったり、また作風も近未来SFから和風なもの、探偵ものや学園ものなんかもやりました。それらはひとえに仮面ライダーという大きなコンテンツでありながらもそこに胡坐をかいていたら子供たちに飽きられてしまうという覚悟、言い換えれば挑戦的な姿勢、もっと言えば「俺たちが新しいコンテンツを作るんだ」という作り手の気概を感じます。また子供向け番組だからと言ってレベルを下げることをせずむしろ大人の視聴にも応えるようなものを作る、というのが平成初代『クウガ』という作品であり、それは脈々とその後の作品にも受け継がれたりされてなかったりします。20作もあると中にはちょっととんでもない方向に行ってしまった作品もありますが、それはそれでその後の反省となったりしているわけです。

またちょうど平成ライダーは20作品なので、最初の『クウガ』から10作目『ディケイド』までを平成1期、11作目『W』から今日で放送が終了した20作目『ジオウ』までを平成2期とも呼びます。ここではその中でも平成2期群について取り上げます。作風も1期はややハードで2期は明るめのものが多いという違いがあります。平成1期もいい作品が多いのですがやはり10年以上も前の作品だと服装やセリフ回しとかが昔っぽかったりCGがお粗末に見えてしまったりするので平成2期のうちのどれかから見始めることをオススメします。

また偉そうにつらつらと書きますが私なぞ去年から仮面ライダーを見始めたいわゆる「にわか」ですので、至らない点が多くあるかと思います。個人的な意見として大目に見ていただけると幸いです。

 

仮面ライダーW』2009~10

名作です。今後の仮面ライダーの方向性を確立した、エポックメイキング的な作品。単純に出来がひたすら良い。ファンも多く、放送終了10年後になった今でも漫画版の続編が出ているほど。

「W」はダブルと読み、つまりいわゆるバディもの。片割れの1人が今を時めく菅田将暉。主人公2人で変身する設定で、菅田将暉は変身する際に意識を失いもう1人のほうに精神が移る。2人それぞれ3つの能力を持ち、相手によって多彩に組み合わせて戦う戦闘スタイルで、フォームチェンジというのはこれまでの平成ライダーの特徴でありましたが「組み合わせ」というのは初めてで今後の作品でも多々出てくるようになります。この作品で凝っているのが敵怪人で、まるで漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のごとくザコ敵でもいろいろ策を講じて厄介な能力で攻撃してくるので、視聴者が飽きがこないように工夫してある。町の平和を脅かす悪党集団と町を守る探偵コンビというストーリーも分かりやすい(この設定もなんだが『ジョジョ』の4部っぽい)。進行としては毎回探偵のところに何か悩みを持った依頼人が訪問してきて、もちろんそれらすべての事案は怪人が絡んでいる訳だが、それを謎解きも絡めながら前半・後半の2話で攻略していくのが基本的な流れ。この構成は見ていて分かりやすく、『W』以降『ウィザード』まで踏襲されることとなる。

キャラクター的に最も愛着が湧いてしまうのは、主人公2人も勿論だがむしろ2人目(3人目?)のライダー、仮面ライダーアクセルこと照井竜。刑事なのだが登場時は本当に他人と接することに問題が大アリだったのだが、主人公グループと接するうちに徐々に人間性を取り戻し馴染んでいく様がいい。平成仮面ライダーは大体主人公と別にもう1人ライダーが登場し、2号ライダーと呼ばれライバル役をすることが多いが、最も模範的な2号ライダーだったといえましょう。

ライダーのビジュアルもOPも文句なくカッコよく、平成2期として最高の出来。最初に見るには絶対おすすめ。アマゾンプライムで視聴可能。

 

仮面ライダーOOO』2010~11

「オーズ」と読みます。秀作、お気に入りです。バディもの・お悩み解決の2話構成・アイテムによる能力組み合わせで戦うなど前作『W』の成功した要素を踏襲しながらも、新たな設定により別物として昇華することに成功した作品。

今作はライダーと怪人というコンビであり、最初はお互い利用し利用される相容れない関係であったものの、だからこそストーリーが進むほど生まれていく絆がより一層感動的なものとなっています。また戦闘も変身用小物のメダルが敵にとっても重要なパワーアップアイテムのため、これの奪い合いにより双方の戦力が変化するという設定も秀逸で飽きが来ない。

また「欲望」という日曜の朝に似つかわしくないテーマも上手く描き切ったと思います。ゲストキャラは皆、物欲や金銭欲、食欲、有名になりたいなどなど抱えておりそれらを解決する中で主要キャラも自らの欲と向き合う訳です。子供向け番組なら陥りそうな、「欲張りは良くないよ!」みたいな教科書的な説教は決して口にせず「いかに己の欲と折り合いをつけるか」ということを言ってくるので見ていて「なるほどなぁ」と思わせられる。

この作品は何よりパートナーである怪人、アンクというキャラクターの魅力が爆発している。子供向け番組にらしからぬ風貌に随所に見せる可愛らしさ、そして俳優三浦涼介氏のハマリ役具合がハンパじゃない。

残念ながら放送中に東日本大震災が発生しモロに影響を受けた後半は失速が否めないが、それを差し引いても平成2期でも間違いなく上位に入る佳作。OPを大黒摩季が歌っており爽快感に溢れていてメチャクチャにいい。

 

仮面ライダーフォーゼ』2011~12

今や国民的俳優、福士蒼汰のデビュー作。リーゼントのツッパリだが友情に溢れるという難しい役だったが見事に演じていると思う。ヒロインとして元・清水富美加さんも出ている。天然の幼馴染キャラをやっており、1年間通して全てのカットで可愛い。

作品としては残念ながら凡作の印象。仮面ライダー初の「学園もの」をやりたかったようだが、もう1つのテーマ「宇宙」と極めて相性が悪かった。それでも前半はしっかりと学園ものをしていて、狭い学校生活で陥りがちな「○○グループ」に分かれて生徒が生活しており、そこに「全生徒と友達になる」と豪語する転校生の福士蒼汰が強引ながらもグループの垣根を越えて、闇落して怪人になってしまった生徒を救うことで友情を築いていくというストーリーはしっかりと「学園仮面ライダー」をしていて素晴らしかった。関係ないが序盤はヒロインのお色気シーンもある!後半はひたすらに「学園もの」要素のほうが足を引っ張り、築き上げた仲間もただの賑やかしに落ちぶれてしまったのが非常に残念。

アマゾンプライムで以前は視聴できたものの、現在はできないよう。

 

仮面ライダーウィザード』2012~13

凡作。主人公は指輪で変身する魔法使い。魔法を使った戦闘は、序盤は楽しいものの段々飽きる。ストーリー進行も遅く、お決まりパターンも多い。決定的にダメというわけではないが、逆にいいところというのも中々難しい。ヒロインの女の子が小動物系で守ってあげたくなる感じが非常に出ていて可愛い。変身時のベルト音声がメチャクチャやかましい。シャバドゥビタッチヘーンシン

アマゾンプライムで視聴可。

 

仮面ライダー鎧武』2013~14

異色作。「錠前で変身するフルーツ侍ライダーのバトル」というトンデモ設定もいいとこで仮面ライダーもここまで来たかという感じがあるが様々な面でその後の作品に大きく影響を与えた作品でもあります。というものの『W』以降恒例だった2話構成というのが前作『ウィザード』にて限界を迎えたようで、では1年間の約50話をどう進行させるかというのが命題であったわけですが、脚本の虚淵玄氏は1クールごとに目的や敵を交代させる、長期連載の少年漫画にあるような(例えば『ワンピース』だったら「空島編」「アラバスタ編」などのような)方式を採用したのがこの作品。毎クールで主人公もパワーアップし、なるべく視覚的にも分かりやすいように努めているのでしょうが、作品全体を通してみても「大人の大きな思惑に利用される少年少女」「変えることのできない運命」「地球に侵攻する異種生物」などかなりハードかつ難解。間違いなくこの作品がその後のライダーが子供向けに大きく舵を切るきっかけになった。『魔法少女まどか☆マギカ』を彷彿とさせるオチ。

序盤の視聴のしんどさが尋常じゃないです。主人公チームはダンスチームなのですが、ダンスも歌も衣装もとにかく何もかもダサいし、展開も遅い。中盤くらいからエンジンがかかってきて面白くなる。

個人的にこの作品でお気に入りなキャラクターがミッチこと呉島光実、仮面ライダー龍玄。兄という存在に憧れと嫉妬を抱きながら悪の道に唆され、結果として身を滅ぼしてしまう様が悲しくて良い。中盤以降のかき回し具合というか、「何をしでかすか分からなさ」もストーリーを面白くしていた。

ちなみに『鎧武』はガイムと読みます。アマゾンプライムで視聴可。

 

仮面ライダードライブ』2014~15

今や誰もが知る、「国民の彼氏」と称される竹内涼真氏のデビュー作。

仮面「ライダー」でありながらバイクに乗らず車を運転するというある意味「反則技」を使いながらも、そのほかの面で特に挑戦した印象もなく、前作『鎧武』がかなりぶっ飛んでいたからというのもあるでしょうが、無難で大分落ち着いた作品。逆に言えば癖がなくオススメしやすい。刑事である主人公が怪人の集団を討伐するというわかりやすい大道ストーリーですし。ただ途中で「いい怪人もいる」という問題を定義しながらも結局は「子供向け番組」だからとナァナァにして主人公が明確な答えを出せずにいた印象。前作の反省を受け子供向けを意識したからなのか、身内キャラのギャグがやや多めで人によってはキツイかも。

個人的にこの作品で最も残念だった点は、2号ライダーのマッハこと詩島剛というキャラクターの扱いですね。登場時はアメリカ帰りでひたすら明るく場をかき乱す、「どうやらコイツは今までのライダー作品には存在しなかったとんでもない奴だ、これからどうこいつを転ばせていくか楽しみだ」とまで思わせておきながら、その後中々扱いに困ったようで、ストーリーが進行するほどよくいるただの苦悩キャラになってしまった。

ヒロインである内田理央の警官コスプレ姿がひたすら可愛く、竹内涼真の今では見れないような演技も含め、キャストだけでも見る価値ある。

アマゾンプライムで視聴できる。

 

仮面ライダーゴースト』2015~16

すみません、唯一の未視聴です。

『ゴースト』以降の作品はアマゾン未公開です。

 

仮面ライダーエグゼイド』2016~17

「ゲーム」「医療」というミスマッチとしか思えない2つのテーマ、ピンク基調のカラーリングで2頭身というデザイン、子供向け番組では描写に限界がある中で「命」を扱うと、どう考えてもコケそうな要素しかないのだが、これらが何の間違いか相互作用して大成功してしまったというとんでもない作品。「仮面ライダーとしての既存の概念をぶち壊す」「大人の視聴にも応える」という点で、ここにきて平成2期は集大成を迎えた、「快作」もしくはある意味「怪作」といってもいいのかもしれません。

恐ろしいのは全話を通して全くダレることがなく、毎回次の話が気になるストーリーは圧巻で、もしこれをリアルタイムで観れていたらますます面白かったんだろうなあと思います。

この作品はキャラクターもよく出来ており、特にEXILE系で仮面ライダーに初めて起用された小野塚勇人氏演じる九条貴利矢と岩永徹也氏の怪演が光る檀黎斗は大人気を博しました。個人的には無免許医の花家大我と女子高生ゲーマーのニコちゃんのカップルがお気に入りで社会のつまはじきもの的な2人が衝突しながらも心を通わせていくのが素晴らしい、仮面ライダーに登場する中でもベストカップルとして推します。とはいえ主人公もキャラ負けしておらず医者としての「命」を貴ぶ気持ち、ゲーマーとしてのその異様なまでの目的遂行能力、そして歴代ライダー最強論議筆頭レベルの強さはまさに主人公。

オープニングは三浦大知氏の「EXCITE」。仮面ライダーのオープニング曲でここまでヒットしたのも他に無いんじゃないでしょうか。映像もカッコいい。総じてオススメできる作品です。

 

仮面ライダービルド』2017~18

個人的にお気に入り。序盤から中盤くらいまでのテンポの良さとストーリーの読めなさと言ったら素晴らしく、また「科学」「戦争」といった真面目で大人向けなテーマと近未来SFっぽさが個人的にツボでした。人体実験された記憶喪失の主人公、敵対する謎の組織と怪人、背後に存在する国家の思惑とかなり王道ヒーローもの。日本が3分割され争うという設定なのですがただ「戦争」については中々日曜の朝から放映するにはいささか限界があったようでかなり描写として妥協が見えます。残念ながら後半になるにつれ設定を持て余し失速していきました。ただオチはかなり秀逸で平成2期でも随一。

しかしとにかくこの作品はライダーのビジュアルがひたすらにカッコいい。前作がビジュアル面でかなり変化球だったからなのか、『ビルド』はどのライダーもアメコミのメタルヒーローのようで動いてるだけで映える。

主人公役の犬飼貴丈さんの演技も見事です。ストーリーの設定上、2役3役くらいを演じたのですが全く違和感なく演じきりました。朝ドラにも出演中で、今後の活躍が期待される俳優さんです(ライダーから朝ドラの流れは佐藤健氏や竹内涼真氏などが歩んだいわば出世街道)

 

仮面ライダージオウ』2018~19

駄作。最後の最後にして最低点を大きく更新してしまった。平成ライダー最終作として銘打ち、これまでの作品に登場したキャラクターが客演するのが大きな魅力。だがせっかく客演してもらったにもかかわらず殆どのキャラが『ジオウ』主人公の引き立て役とされてあまりにもひどい扱いで過去作ファンなら怒りを覚えずにはいられない。そもそも「歴代のライダーの世界を冒険する」というのが10作目の『ディケイド』の二番煎じ、時空間系のやけに小難しい設定も説明不足、キャラクターの魅力のなさなど指摘する点は大いにあるがこの作品にもファンはいらっしゃる思うのでここまでにしておきます。公式自ら「端折ったのでよくわかんなくなっちゃってます」「細かいことは気にすんな」と言い訳する始末。9月からの新番組に期待です。

 

番外『仮面ライダーアマゾンズ

一般的な「平成ライダー」には含まれませんが一応。Amazonオリジナル作品として作成され、ニチアサではなくアマゾンプライムにて公開された作品。昭和ライダーでも異色作の『仮面ライダーアマゾン』のリブート。ではあるものの作風は大きく異なり、どう表現すべきか難しいですが「SFホラー」といったところ。1期と2期があり1期は上手くまとまっており力作だが2期はひたすらに主人公いじめが続き見ていてとてもつらい。どちらも完全にキッズなど念頭に置いておらずTVじゃできないことをやるという信念じみたものを感じる、よってグロテスクな表現もかなり大目ですが大人向けに作られているだけあって「生きる」とは何かという問題にかなり切り込んでおり見ごたえはあります。そのあたりに免疫のある方でしたら1期はとてもオススメです。

主人公のアマゾンオメガは初代アマゾンを平成バージョンとしてリメイクした見た目で割とヒロイックでかっこいい。当然アマゾンプライムで視聴できます。

 

 ということで初めて見るのにオススメなのは『W』、ついで『OOO』『ドライブ』『エグゼイド』『ビルド』もしくは『アマゾンズ』辺りでしょうか。アマゾンプライムで見られる作品も多いですができない作品は「東映特撮FC」という公式アプリをダウンロードし月額960円払えばどのライダーもついでに戦隊も見放題です。

簡潔に書いたつもりですが好きな作品は結構思うがままに書いてしまいました。ちなみに9月から始まる令和初のライダーは『仮面ライダー01』。ライダーはバッタモチーフで原点回帰を意識しつつもテーマは現代に沿った人工知能AIを取り扱うそう。前述のとおり仮面ライダーにとって元号一発目はかなり重要ですので期待が高まります。

リッチキング完全攻略!アーサス王子獲得への道

先日、無事にラダーの方はレジェンドへ到達できたので、この1,2日間はアーサス王子の獲得に励んでました。そしてこちらも何とか達成することができました。

全9ヒーローでのクリア構成をご紹介します。あくまで一例ですし、もっといい構築はいくらでもあると思います。逆にもっと安価に済ませることも可能だと思います。

まずはプリ。試練は「ヒーローが沈黙される」。プレイに影響は無く、実質的な制限はありません。構成も、普通のコンボプリーストです。

続いてドル。試練は「3マナ以下のミニオンが使えない」。翡翠ならばこちらも制限の意味はなく、楽にクリアできます。

次はメイジ。試練は「開始時に体力が1になる」。レノメイジで相手のミニオンを上手く除去できれば楽勝です。細かい構成は煮詰める余地がありそうです。

お次はシャマ。試練は「ミニオンが1/1になる」。私はマーロックでクリアしましたが、進化での攻略もアリだと思います。

「呪文の使用できない」ローグも、マーロックの力を借りました。他には翡翠断末魔でクリアの報告も見られます。

ウォーロックもまた、易しめの制限です。「1ターン目にデッキに埋まっている複数枚のカードだけダメージ」が条件なので、レノロックを使うことを推奨されているようです。あまりウォーロックの資産は無いのですが、あり合わせで何とかなりました。

ハンターは少し苦戦しました。制限は「1ターン目にデッキに埋まっているミニオンの数だけダメージ」。初手の引きと、ハイエナに除去が飛んでこないのを祈るゲームです。

最も難関だったウォリアー。個人的にあまりウォリアーの資産がなく、相手の体力が160もある以上アグロでも突破も難しいと踏んだので、[アラームロボ]での運ゲーに走りました。結果的にお互いの引きが全ての試合となり、リセマラのような錯覚を覚えました。

最後はパラディン。こちらもマーロック。制限は「自分の死んだミニオンが相手の場に召喚される」という最も困難なようですが、引きが良ければウィントレードの連続で意味を成しません。そこまで苦戦はしませんでした。[飢えたカニ]を入れれば良かったと、終わってから気づきました。

基本的にマーロックを使えば全ヒーロー何とかなるらしいのですが、資産と相談してカスタマイズするのもデッキ構成の楽しさですよね。ちょうどパラディンのデイリークエストが出たので、明日存分にアーサスを使ってみたいと思います。それでは。

リッチキングに会いに行こう!台湾4泊5日ツアー(最終日)

 とうとう最終日。最後は蒋介石先生に挨拶してから帰ります。

 


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その前に腹ごしらえ。ここは有名なおにぎり屋さんらしいです。


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で、でかい...。これで45元というのだから驚きです。食べきれず、半分は昼飯用に残しておきました。


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具もたくさん入っています。色んな種類の具があるので、1つのおにぎりでいくつもの味や食感が楽しめます。しかもメニュー自体もたくさんあり、それらはお米の種類などでカスタマイズ可能ということで、ここ1軒でかなりバリエーションがあるはず。もっと事前に知って通っておけばよかったと、ちょっと後悔。

 

中正記念堂

 


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台北の目玉、中正記念堂。蒋介石の死の際に建てられたそうです。建物は、北京の天壇をモチーフにしているとか。

 
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正面の階段を登れば、建物の4階にあたる場所に巨大な蒋介石が待ち構えています。建物も大きければ銅像も大きいです。ここの兵隊交代式も人気のパフォーマンスです。

 
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3階と1階も見学可能。特に1階には蒋介石の生涯を展示物と共に紹介しています。

 
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なるほど、こういう書き方になっているんですね...。


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ここは入場無料、見学無料。庭園も綺麗ですし、市民の憩いの場でもあります。

 

さて飛行機の離陸にはまだ早いですが、お土産の時間なども考慮してこれにて空港に向かいます。


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さらば台湾。必ずまた来ます。


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これにて「リッチキングに会いに行こう!ツアー」は終了。5日間お付き合いいただきありがとうございました。雨が多いと聞いていたのですが、せいぜい小雨程度で天候に恵まれました。実は道に迷ったり所持金がギリギリだったりとトラブルだらけの旅行でしたが(ちなみに帰りの飛行機もめちゃくちゃ遅れて危うく空港泊になるところでした)、「リッチキングに会う」という大きな目的が果たせて良かったです。あっという間の5日でしたが、台湾がなぜ日本人に愛されるのかよくわかりました。あまりにも日本人向けの観光地と化した場所には個人的にやや閉口ですが、その分初めての海外という方には非常にオススメできる場所です。

 



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ベストスリーは士林邸宅、宮原眼科、寧夏夜市です。そしてもちろんリッチキング像はレジェンダリー。皆さんも、ぜひゲームの中だけでなくリアルでリッチキングと会ってみてはどうでしょうか。では、また。


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リッチキングに会いに行こう!台湾4泊5日ツアー(4日目)

さて、お待たせいたしました。偶然にもハースストーンでは明日、アドベンチャーの最後の区画が解放され、皆さんもリッチキングと対面するわけですが、私は一足お先にとうとうリッチキングことアーサスに会いに行きます。

まずは台北から台中まで移動。電車で2時間ほどです。やけに古く立派な建物ですが、東京駅と同じ建築家、辰野金吾の設計らしいです。こちらは現在使用されておらず、裏の新しい駅に降りました。

リッチキング像

そこからバスで揺られること10分程度…。(いないとは思いますが、もし来られる方のために。台中駅から27か51のバスに乗り、「英才向上北路口」駅で降りてください。)

ん?

あれは…

出たー!!本当にあった!!リッチキングの銅像!!

そこまで大きくはないですが、近くで見るとかなり精巧にできているのがわかります。

せっかくなので記念撮影。正直、あまりにも情報が少なすぎて不安だったのですが、無事に来れて良かったです。

足元には「永遠に、最も"エピック"なエンターテイメント体験を作ることを捧げる」とあります。

銅像の横には英語と中国語で説明が。

ちなみに近くには凍てつく玉座の騎士団の大きなアートが!時期によって変わるのでしょうか。感動です。

台中公園

さて、この周辺には他に何も無いので移動です。市民の憩いの場、台中公園。

ここにはハトと同じようにタイワンリスがいっぱい。「リスを食べるな」という看板もありました。

宮原眼科

ここは眼科ではなく、有名な小洒落たお菓子屋さん。店1番の売れ筋のアイスは大行列でした。

内装はまるでファンタジーの世界のようです。

可愛い店員さんを見つけたらすぐに写真を撮ってもらいます。お土産も購入し、さてそろそろ台北に帰ります。

帰りの車内。座席が国旗を表しているのでしょうか、可愛らしいです。

明日帰るので、今晩は台湾最後の夜です。私の泊まっているホテルオークラのスイートルームにもお別れです。

リッチキングに会いに行こう!台湾4泊5日ツアー(3日目)

3日目はこのあたりと、九份を探索します。

台北101

台北ランドマークタワー台北101です。朝早いのでお店は大体閉まっています。

展望台は値段が高いので登らないつもりでしたが、マックを食べただけではあまりにも来た気がしないので行ってみます。

台北の街を見渡せます。

台北101のキャラクターです。lol

国父紀念堂

台北101からほど近いところにある、国父紀念堂です。国父とは孫文のことです。

1時間に1回の、ここの兵隊の交代式はまるでダンスのようでした。ただ歩いたり止まったりするだけで無く、銃を回したり靴を鳴らしたりと、およそ10分ほどかかります。単に観光客のためのパフォーマンスなのか、それともちゃんと意味があるのでしょうか?

リザード台北

また、そこからさらにまっすぐ行くとブリザード台北支社?があります。昨日は台北メジャーだったらしいのですが、ここでやったのですかね?今日は開いてなかったので入り口の写真だけ。

九份

映画『千と千尋の神隠し』の雰囲気があるとして有名な街。元々は鉱山の街でしたが、今ではすっかり観光地に。道行くとどこでも日本語が聞こえて来ます。台北からはちょっと離れており、行くのが中々めんどくさいのですが、私はあまり日本人としてはメジャーでないであろう、電車メインで行きました。最寄りの瑞芳駅まで列車で1時間、そこからバスで15分ほどです。あらゆる手段では最も安く、また帰りもスムーズでした。オススメです。バス停の場所がややわかりづらいですが。

昼過ぎの雰囲気はこんな感じ。

なるほど、雰囲気はあります。

アイスのお汁粉。美味しいです。

最も有名であろう一角です。昼間は昼間で悪くないですね。ちなみにこのお店は「湯婆婆の館」と自称しています。観光客がたくさん入っていきました。

私は向かいの店に陣取って、日が落ちるのを待ちます。2時間くらい居座ったので、最後の方は店員からずっと中国語で文句言われてたのですが、わからないフリをしていました。

日が傾いてきました。夕方です。来た道を戻り、もうちょっと暗くなるまで粘ります。

魚団子で夕食。

先ほどのピンクで美味しそうなのがどうしても気になって買ってみたらめっちゃ不味い。辛くてしょっぱくて、1口で終わりにしてしまいました。

提灯の灯ったところで退散。日本語の看板に日本語の呼びかけ、日本人向けのお土産と、ここまで日本人向けに改造されていると私としてはむしろ興ざめなんですけど、どうなんでしょう。

明日はとうとうリッチキングに会いに行きます!

リッチキングに会いに行こう!台湾4泊5日ツアー(2日目)

2日目です。本日は台北の上の方を探索します。

故宮博物館

まずは故宮博物館!中国全土のありとあらゆるお宝が集まっています。朝早く来たので、まだお客はほとんどいません。ゆっくり見ることができました。その中の特に有名な展示物をかいつまんで紹介。

故宮博物館で最も有名な展示物の1つがこれ、「翠玉白菜」です。白菜の色合いと昆虫の造形が見事な一品ですが、実はこちらの玉は元々は良いものではなかったそうです。色もまばらで亀裂も入っている良くない玉を、職人の発想と技術で芸術品に昇華させました。白菜は高潔、昆虫は子孫繁栄を表しています。

こちらは子供を模った、北宋代の陶器の枕です。ふくよかな子供の表情が印象深いです。この時代には「陶器の枕専門」の職人がいたそうで、子供は幸運を運ぶイメージです。同じものを西安の博物館で見かけました。

これも故宮博物館の見どころ!古く西周の「毛公鼎」です。余計な飾りは無く、重厚感に溢れています。しかし内部はぎっしりと文字が書き込まれており、現代にその歴史を伝えている非常に貴重な一品…だそうです。

戦国時代の、バクをモチーフにしたと言われている酒を注ぐ容器です。背中から酒を入れ、容器を傾けて口から注ぎます。ユニークな一品ですが、金や玉もあしらえてあり、非常に豪華なものでもあります。

お土産も購入。ボタンを押すとキリギリスが鳴き、白菜が光ります。残念ながら、白菜と並んで有名な「豚の角煮」は展示されておりませんでした。気になった方はググって見てください。

士林官邸

博物館を一通り見終わり、ツアー客でごった返してきたので退散。近くの士林官邸に向かいます。元々は蒋介石の邸宅で、今は公園となって一般公開されています。

非常に趣味の良い感じです。手入れも行き届いており、ゴミ1つありません。

こちらが邸宅です。外装のみならず内装も本当にオシャレで(撮影禁止でした)、蒋介石の趣味の良さが伺えます。そう言えば青島にあった彼の別荘もかなりいい感じでした。

淡水

昼食を食べ一息ついたところで、淡水に移動。台北随一のデートスポットだそうです。↑の地図の、1番上の丸いところです。イギリスの建物が多く残り、異国情緒に溢れています。

淡水の名物、クソデカアイスクリーム。とても1人では食べられません。

よく見ると汚い…。入れそうな感じではないです。

色々名所も回りました。あまり人もいなくて過ごしやすいです。

夕焼けが綺麗と聞いたのでスタンばってたのですが、残念ながら曇り。

士林夜市

今晩は士林夜市で夕飯。台北の夜市といったらここ!最も大きい夜市です。食べ物ばかりでなく、金魚すくいや的当てなどの遊び、服や小物のショッピングも楽しめます。何より人が多い!スリに気をつけなければ…。

地下にある美食街で食べることにします。観光客でいっぱい、その分客引きも必死です。

1品目は牡蠣オムレツ。1口食べると何か嫌な感じがしたのであまり食べてません。

2品目はチャーハン。普通。

3品目は水餃子。中国といったら焼き餃子よりも定番です。こちらも味は普通。正直昨日の夜市の方が美味しかったです。

ちなみにここの店員さんは元気で可愛かったです。笑顔が素敵です。

モンジュース。こちらも台湾では定番です。スッキリとして飲みやすい。

ちなみにここの店員さんも可愛かったです。はにかむ顔が最高でした。

そう言えば、中国の都市と言えば道行くオッサンがみんな所構わず痰を吐き捨て、子供は道端で小便をする始末で、ゴミが足元に転がっているのが普通なのですが、台北ではそういったことはありませんね。看板にはひらがなが書いてあったり、日本人にウケるのもわかりました。明日は少しリッチキングに近づく予定です!

リッチキングに会いに行こう!台湾4泊5日ツアー(初日)

突然ですが私は今、台湾に来ています。台湾は食べ物が美味しく温暖で親日で…などと旅行先として非常に人気が高いです。しかし今回の私の目的は…何を隠そう、リッチキングことアーサス王子に会うことです。

悲劇の王子としてウォークラフト1番の人気キャラで、新拡張「凍てつく玉座の騎士団」でとうとうハースストーンにもボスとして登場。また彼のカードは多くのデッキに採用されており、ランク戦でも見かけない日はありません。寒い場所がよく似合う彼ですが、この暑い台湾で会えるというのです。

そこで私はチャイナエアライン台湾桃園国際空港へと降り立ちました。台湾は非常に台風の多い島ですが、とりあえず到着できて安心しました。気流が不安定だったのか着陸時はとても揺れ、何回乗ってもあのフッと落ちる感じは慣れないもので、今にも悲鳴を上げてしまいそうでした。そんな私を尻目に、隣の台湾人の幼女は何食わぬ顔でずっとアニメ映画を観ていました。

入国に手間取るアクシデントもありましたが、何とかホテル付近の駅まで来ることができました。とても大きく近代的な地下鉄です。日本のわかりづらく狭苦しい地下鉄とは大違いですね…。しかも台湾の地下鉄には、嬉しいことにWi-Fiもあります。お金をケチってWi-Fiをレンタルしなかった私にとっては命綱になります。とりあえず、まずはここからほど近い寧夏夜市で腹ごしらえです。

寧夏夜市

寧夏夜市は台北の夜市でも比較的小さめで、観光客よりも地元の人の方が目立ちます。雰囲気、暑さ、臭い、汚さ、「これぞ夜市」という感じです。素晴らしい。しかし清掃員がちゃんとゴミを回収していましたし、かなりきちんとしているようです。臭い元凶も臭豆腐が原因でした。

さて、1品目はこれ。揚げ饅頭のようですが…。

中身は、牡蠣や海老など具がぎっしり。牡蠣は大好物なのですが、当たった時が心配です…。(今回は大丈夫でした)

2品目は皆さんご存知、台湾風かき氷。やはり人気なようで、並んで買いました。フワフワとした氷にもちを乗せ、お好みのシロップとゴマ、きな粉をかけていただきます。これはマンゴー味。一口食べると、氷のふんわりとした食感とマンゴーの甘み、そしてゴマの風味が広がります。しかしお1人様用の分では無いですね…

そろそろお腹いっぱいになってきました。締めとして、3品目は鶏肉飯。米の上に鶏肉を乗っけたシンプルなものですが、飽きのこない味で何杯でも食べてしまいそうです。小さなお椀一杯で30台湾ドルと、とても安いのも嬉しいです。お腹の分量を考慮して、一杯に留めておきました。

最後に歩きがてら飲む用に、スイカジュースを買いました。スイカをミキサーしただけですが、余計な味が無い分非常に飲みやすいです。

大稲埕埠頭広場

寧夏夜市からほど近い、川のほとりの公園で散歩です。風が心地よく、多くの人のたまり場になっています。地元の人によるカラオケ大会が、あちこちで行われています。

初日はもう遅いのでここまで。ホテルのロビーでくつろいでいたら中国語で話しかけられ、片言で返すとやけに気に入られてしまいビールをご馳走になりました。

しかも2杯。