krtek@Japan

日曜日, 4月 20, 2008

フィンランド現代美術館 KIAZAMA

ヘルシンキ中央駅近くにあるその美術館を訪れた。

いいともわるいともなんとも判断しにくい現代アートの展示を抜け、美術館の北側の端たどり着くと、そこは一面ガラス張りになっていて、美術館の外が見える構造になっていた。

ガラスのすぐ向こうは再開発なのか、かなり大規模に土木工事が行われている途中だった。重機が入り、斜面が切り崩され土砂が積まれた光景は、荒々しく切り立った山脈のように視界いっぱいに広がっていて、思わず見入ってしまった。まるでそれが作品の一つであるかのような存在感だった。
同じように思ったのかどうかわからないが、ここにくると他の観客もかならず窓の外をじっと見ていた。

「キアズマ」

はじめは地名からとったのかと思っていたが間違っていた。
そういうことだったのか。

『「キアズマ(交叉)」という概念に従い、建築と周りの景観、建築と人、建築と芸術作品といった二項対立ではなく、それら様々な要素を「折りたたんだ」美術館として成立させたのである。(建築MAP) 』

日曜日, 2月 10, 2008

広島の休日


路面電車の最寄り駅名は「原爆ドーム前」である。英語のアナウンスだと「The next stop is "atomic bomb dome"」。駅名にbomb爆弾って入っているのって、かなりすごくないか?
なのにドーム自体は繁華街のはじにちょっと大きめのアート作品みたいにふつうに置かれているし、人々も平然と日常と送っている。その事実に改めて震撼する。

さて、原爆ドームの対岸からなにかのメッセージを伝えようとしている人。



なぜ今、織田哲郎なのか!?
伝えたいのはやはり・・薆、なのか!?

金曜日, 1月 18, 2008

出た! 軽いMacBook

Macのノートは、軽いのが出たら買うぞ〜と心に決めていたのだが、先日ついにMacbook Airが発表された。

人の評価を見ると、けっこう辛い評価をする人が多い。
主な批判は以下のようなものだと思う。

1、光学ディスクドライブがついてない。
2、Firewire端子がない。
3、USB端子が1個しかない。
4、たいして軽くない。Let's noteとかのほうがいい。
5、バッテリが交換できない。
6、メモリが増やせない。
7、高い。
8、有線LAN端子がない。

まぁ、こういう細かく批判を書いている人は、マニアな連中なので、
気にするふつうに使おうとする人には、どうでもいい話が多いのだが、
感想を書いてみる。以下、外出先で使うことを前提とする。

1について。光学ディスクドライブは(1)ソフトをインストールするときか
(2)DVDを見るときぐらいにしか使わない。
(1)は滅多にないし、(2)も外出先でDVD見ることがそんなにあるとは
思えない。どうしても見たくなったら、HDDに落としてみるか外付け
を持ち歩けばいいじゃん。

2について。Firewireの機器持ってないから関係なし。

3について。これはけっこう不安だが、(1)パッドがあるからマウス不要、
(2)繋ぐのはデジカメとiPodぐらい、ということを考えると1個でも
どうにかなると思う。

4について。たしかにLet's noteくらい軽いのがMacbookでもあればいいと思う。
でも、「Let's note買ったほうがいい」と言う人の気持ちは理解不能。
Macの最大のメリットはOSXを使えることだと思うので、
そもそもMacを買う動機は「持っててうれしい」ことにある。
明確なコンセプトのあるデザインと
Macというブランドが持つオーラを買うのだ。
Let's noteにそれがあるだろうか?
Macbookの代わりにLet's noteを買う話には絶対にならない。

5について。これはけっこう痛いような気がするが、外でノートを使った事が
ないので実感としてわからない。バッテリが切れたらそこで諦めて別な事をする
というのも潔いかも。外でパソコンばっかやっててもなぁ、という気もするし。

6について。 標準の2GBで十分。それ以上増やしていったい何をするのだろう?

7について。20万円が妥当という気はする。でもあれだけ美しい仕上がりだっ
たら多めに払ってもかまわない、とも思う。

8について。これが私にとっては致命的。無線LANが使えるホテルってどのくらい
あるんだろうか。あまりない気がする。出張先でネットしたいというのがメインの
希望なので、それができないと非常に困る。AirMacを持ち歩くのか?

というわけで、私としては、デザイン、機能、価格は十分購入するのに妥当だと
感じたが、唯一8がネックになって、購入はもうちょっと様子を見ようかと
思った次第。