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2024/04/17

世界の変わり目に、引きこもれ!

最近、物忘れがひどいんですよ(真顔)・・・とかのたまっていた前回から二か月以上がたってしまいました。

思えばのんきなものでしたね。いや、静かに始まっていたのですが……世界の片隅では。

8時だよ全員集合!やらバブル崩壊やら湾岸戦争やら(古)……いろいろアレな体験をリアルに体験してきたアラフォーですが、まさか感染症の脅威にまでさらされるとは…… 
志村さん……(泣)


御存じ、私の生きがいである展覧会も多数、マボロシと化し、ほくほくと握りしめていた前売り券も払い戻しに。。。


皆さまがつつがなく、またなるべくならば金銭的にも困窮することなく、この酷な時期を乗り越えてくださいますようにひたすらお祈りしております!

ウチの会社は、祈っていてもいっかな動かなそうだった上層部に若手の社員たちが無理やり発破をかけ(?)た結果、どうにかこうにかテレワークが突貫工事的に導入されました…… 


3~4月上旬は満員電車に乗るたびに、どうなることかと思ましたね。。


とにかく国をあげてのステイホームというわけで、私も何かせねば、というわけではないのですが。

自分的に広義?の感染症モノとして感銘を受けた2作品を紹介してみたいと思います。



 
異星人の郷 (上・下) (創元SF文庫) マイクル・フリン著



SFという性質上、あまり言うと興をそぐかと思いますが、一言でいうとペストが猛威を振るった中世ヨーロッパを舞台にしたファースト・コンタクトものです。


時折、現代パートが入っているので謎が謎を呼びますが、仰天するようなSF的仕掛けを楽しむというよりその迫真のリアリティと異文化の衝突、そして困難と対立を乗り越えることのできる人間の本質……そういったものを堪能する小説ではないかと思います。

読んだのが何年も前なので詳細はあまり覚えてませんが(オイ)、このたびの世界状況下で真っ先に思い出した小説です。


続いては。

 

映画「千年医師物語 ~ペルシアの彼方へ~ 」(2013年ドイツ) 



珍しい、ガチ中世ヨーロッパ医療ものとでもいいましょうか。


こちら原作小説も有名ですが、その映画化です。我らがベン・キングスレー様が、あっと驚く役どころで出演!!! 

いわゆる理容師が外科医をかね、迷信的医療がはびこる11世紀のイギリス。
少年ロブは母親をある病で亡くします。それは、現代でいうところの盲腸でした。
天涯孤独となった彼は旅回りの理容師に拾われ、壮大な、医術への道を歩みだします。


当時世界で最先端の医療を提供していたペルシアの都、イスファハーンへ……!


イギリスからそこまで行く?!と思うわけですが、行くんですよ、ロブ君ったら……



育てのオヤジの、清濁併せ持つ理容師の人間くささが泣かせます。


そして、圧巻のベン・キングスレー様。
なんと、みんなが世界史で覚えさせられた(であろう)『医学典範』をあらわした大医学者、アヴィケンナことイブン=シーナーを演じています。


そして、これまたぼんやりと先を明かすと、最終的にロブはペストとの熾烈な戦いに巻き込まれていきます。


もう、あのキャラもこのキャラもいい!! 舞台設定も素晴らしい。


もっと評判になってもいいのでは映画の典型です。



作品世界が突き付けてくるある種の厳しさや気高さは、リドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン』(ディレクターズ・カット推し!)にも通じるところがあります。


私も、こんな時期だからこそ、あえてこれらの作品を見直してみようかなと思います。


それでは、皆さま。
再び日常を取り戻すまで、頑張って極力、ヒキコモリましょう!! 



次回はもうちょっと間をあけずに出現します!(予定)
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2020/04/23 日常っぽいこと Comment(0)

美術本かと思いきやスキル本

最近、物忘れがひどいんですよ(真顔)
 あと、大ポカも多いです。忘れ物とか仕事上のミスとか。こんな抜け、する?!みたいな凡ミスが連発!
 
 多分歳のせいだと思う。そう思うことにしている……

 それで、というか、題名とコンセプトに惹かれて読んだのがこの本。

 

「観察力を磨く 名画読解」 エイミー・E・ハーマン著(早川書房)

 おお、観察力! それも名画で! ついでに絵にも詳しくなれそうだしいいのでは!
 あからさまな脳トレとかやる気でないもんな!

 確かにそういう本だったのですが、むしろビジネス本でしたw
   自己啓発本というほど説教臭くもなく、物の見方を変えることで仕事一つとってもこんなに変わるよ、ということが実例を通して実感できるなかなかすごい本でした。頭ごなしではなく、筆者自身の実体験も交えて描かれているのが親近感が増してよかったですね。

 だから、この絵のアトリビュートは~みたいな美術史を本書に期待するのはちょっと違うけれども、美術愛好家も一読して損はない内容かと。ところどころ、驚きの美術エピソードもありますし。

 ぼーっと生きてる人間は、見たいものしか見えないんだということがすごい、わかります。。
 自分だよ!

 間違いを恐れるあまり、仕事中にエクセル表を10分間”鑑賞”しているわけにはいかないのは当然ですww   でも、日常生活や緊急時の優先順位のつけ方とかは参考になりそうです。 

 次からは、せめて展覧会に行ったときはぼーっと見ずにこの本にあるように舐めるように名画を観察しようと思います。

2020/02/09 読書した本 Comment(0)

あけましておめでとうござry

 お久しぶりでございます。
 まだいたのか!居たんですよ!

    休刊になった映画HIHOの最後のベスト&トホホで、ワタシが昨年激賞していたゴジラKOMがゴミカス扱いされてるのに落ち込んだりもしましたけれどおおむね元気です。批評家なんて!エエ、批評家なんてえええ(さまざまな怨念)

 PCは、なんとか新しいものに買い替えることができまして。が、当面分割払いでしにそうです!(乾いた笑顔)

   おまけに、なぜか従来のLANケーブルが差し込めず……穴の形が、そもそも違うッ(パニック)
   仕方がないので無線LANにしましたが、お、重いッ!! 
  これじゃあ、旧パソコン時代と変わらねえ。。。

 それで、結局PC、しばらく放置…

 最近になって、「そうだ、変換アダプタを買おう。」とひらめき(?)さっそく取り寄せたところ、無事、有線LANに出来てようやく、ようやくまたPCに触る気になれました。

 記念に?カクヨムで小説の新連載も始めました。自分でもお気に入りの長編です。ところがドッコイ、直したいところが多すぎて、すでに心が折れそう……(°▽°) まあ、リハビリだと思って。最近リハビリしかしてな
 
 よろしければチェックしてやってください。

 ブログも、また不定期更新していく所存です。
 ただ、旅行記、アレは、写真の整理がとっても大変なのでもう少し気力が復活してきてからにします(どんだけ)

 しばらくは読んだ本とか見た映画の記事になるかと思いますが、どうぞよしなに~~

2020/02/06 日常っぽいこと Comment(0)

年末の御挨拶および休止予告

何やらてんやわんやしているうちにどういうわけか年末ですよ。12月なんてあった?(極論)
 オマケに風邪引いたりしたもんだからやることなすことグダグダです。

 そして前にもチラりとお知らせしたようにこのPCのサポートが来年1月で切れてしまうというので代替機を……用意出来る当てもなく、ただでさえ起動するのに5分とかかかるようなお古なのに、未来が……未来が見えない……

 今年、家賃の更新さえなけりゃその資金でPC買っても良かったんですがね……やっぱ、PCより家だろ(真顔) 困ったなあ……困ったなあーーww 

 どこからかポンとカネが転がり込んでくる方法はないかなあ?!(現実逃避)

    旅行記も半ばではなはだ心残りではありますが、新しいPCをどうにかこうにか用立てられるようになるまでブログは休止せざるを得ません! 笑え! 笑えよジョー!(落ち着け)

 もうほんと年々何をするにも(貯蓄脳力のない)貧乏人には世知辛い世の中となって参りますが、復活の日を目指して地味にねばる所存ですので何卒ご容赦を……!

 ブログもさりながらネット小説投稿サイトもいじれないのも痛いですなあ……いや、すぐに何かしようという予定はなかったのですが。こうやって、世の中から置いていかれるんですねわかります。医療費控除とかもどうすんだよ……

 まあ、た、たしか1月14日だかなんだかまでは大丈夫だったと思うので新年のご挨拶にはもう一度顔を出す予定でございます。

 今年はドナドナ入院することもなくゴジラ映画は最高だったし、なかなかよい一年でございました。投稿的には鳴かず飛ばず

 それでは、ひとまず。
 皆様もよいお年を~~!! 

2019/12/30 日常っぽいこと Comment(0)

ナガサキ異国情緒放浪記【平戸編・その2】

遅ればせながら旅行記・平戸編その2です! ああ、旅行中はまだ暑かったのにリアル世界は冬にまっしぐら……月日が経つのはほんとに早い……(遠い目)



 2011年に復元された平戸オランダ商館の倉庫です。もうここが観たいが為に平戸まで来たといっても過言ではありません……! 中は史料館になっています。



 オランダ時代を彷彿とさせる館内は厳密な考古学調査やオランダ側の史料なども参照され、非常に忠実に作られているそうです。
 今回は初めての土地ということもあって、私はいさぎよく(?)ウェルカムガイドさん(2時間で1500円)を予約しており、その方と一緒に平戸市内を見て回りました。なにせ体力のリミットゲージが年々短くなっているので、道に迷って消耗している場合ではありません。ホテルにカバンを預けにいった時点でアレだったけど
 ガイドさんのおかげで道に迷うこともなく、またもちろん詳しい説明も聴くことが出来、非常に効率よく見れて大変良かったです! 

 商館時代の平戸にはイギリス商館もありました。オランダ、イギリス両国ばかりかポルトガルや中国などとの貿易でも富栄さかえたのですね(まあいろいろと駆け引きもあったのですが)


 イギリス商館跡地にも史跡があります。
 で、右の写真は三浦按針ことウィリアム・アダムスのお墓。
 ちなみにお墓は私が泊まった小高いホテルのさらなる山上にございます。この写真の並べ方だとまるで隣り合っているかのようにみえるな……ちがう、ゼッタイ。
 
 平戸市街では「家康と三浦按針を大河ドラマに!」という署名活動が行われているのを何度か見かけました(署名してきましたv) 現代でも地元の人たちに敬愛されているのですね~~

 
 
 こちらは平戸観光での目玉のひとつ、”寺院と教会の見える風景”スポット。
 正直いってガイドさんが案内してくれていなかったら見過ごすか辿り着けなかったと思います(断言) ありがとうガイドさんっ……! 写真も撮ってくださるし一人旅の身にも嬉しい。
 静かな雰囲気で素敵でした~~

 
 平戸ザビエル記念協会。グリーン色が大変美しい教会でもちろん必見。
 中も拝観出来ますが写真撮影は禁止です。聖所ですからね。



 平戸の美しき夕暮れ。温泉にもたっぷり入れて疲れも取れました。
 そしてポルトガルの修道院時代から伝わる秘伝のレシピで作られたという「平戸ケイジャーダ」。カスタードクリーム入りのチーズタルト。正直言って今まで食べたチーズタルトの中でいちばん美味かったです!! お取り寄せする勢い! 

 いやはや、とても平戸の魅力を語りきれたとは思えませんが、とりあえずこれにて。
 まだ初日デスヨー!www

2019/11/17 イベント&旅行 Comment(0)

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ゆきを
性別:
女性
職業:
営業事務員
趣味:
本屋街放浪
自己紹介:
 年にせいぜい一回か二回、自作小説を投稿するために年中無休で四苦八苦(・∀・) 某賞で3回続けて最終選考落選したり諸々落ちたけれど、わたしは比較的げんきです。

 映画や世界史、展覧会鑑賞、庭園巡りが好きです。 

 好きな作家はゼラズニイ、ライバー、ヴォークト、トールキン、マキャモン、レズニック、メルヴィル、皆川博子様などなどなど……

 音楽、ロック系洋楽好きです。
 30 Seconds To Mars, MUSE, New order, Nightwish, LINKIN PARKなどなど。ゲームや映画サントラも聴きまくります。 
 
 
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