今日の太陽2024/04/16

20240416太陽
昨夜は雲がやや厚めで、夜半以降は完全に曇りとなりました。今日朝からも雲が多かったですが、昼前ごろから青空の割合が多くなりました。7m/s越えの南よりの風が吹き、気温は23度を超えています。

20240416太陽リム
左は14:50ごろの太陽。あまり流れない雲だったため、なかなか太陽を拝めませんでした。、左側、特に赤道のすぐ南が賑やかです。プラージュも多いですね。右上、活動領域13634の目立つ黒点はリムに近づき、見かけが小さくなりました。左上リムに突出したプロミネンスが見えました。かなり裏側に回り込んだはずの右下リムのプロミネンスもまだ見えています。

今日の太陽2024/04/15

20240415太陽
昨夜は宵から夜中過ぎにかけて薄曇り。彗星も月面も諦めました。今日未明から明け方は薄ぼんやりと晴れていたけれど、高度30°より下は二等星も見えないほどだったので、透明度は相当落ちていたのでしょう。まぁ、春っぽいと言えば春っぽい。今日もくすんだ青空で、最高気温26.0度に達しました。本州で真夏日(30度以上)のところも複数あったようです。

20240415太陽リム
左は9:10ごろの太陽。中央左上や左上リム近くの黒点周囲は活動領域13639・13640・13641と採番。現在11ヶ所の活動領域が見えています。更に左下リムから新たなものも登場しました。可視光で観たほうが面白そう。左下リムのプロミネンスはますますすごいことに…。

20240415-1105降雨レーダー
ところで気象庁の降水ナウキャスト(軽量版)が本日10:55、11:00、11:05の実況画像3枚で異常な表示をしたとのこと。右画像は気象庁サイトからの引用で11:05のものです。ブライトバンドみたいな小さなものを想像してたら、超巨大な唐傘みたいで笑っちゃいました。ちなみに同時刻の高解像度降水ナウキャストのほうは正常でした。我が家も“雨の区域”に入ってるけど、実際は快晴です。

今のところ原因不明とのこと。太陽活動の影響かもと思って宇宙天気をひと通り調べましたが、強いフレアやCMEなど、それらしい現象は見当たりません。何なのでしょうね?

今日の太陽2024/04/14

20240414太陽
昨夜から今朝は曇り時々晴れ。今日朝からは良い天気。所々に雲が流れる程度です。気温は24度以上になりました。桜も葉っぱが増え、咲き残っている部分が少なくなってきました。

20240414太陽リム
左は9:10ごろの太陽。左下に見えてきた黒点周囲は活動領域13637・13638と採番されました。そのほか中央左上や左上リム近くにも黒点が現れています。全体的に活動領域は多いけれど大きな黒点が無いですねぇ。11:32JSTごろをピークとするM4.3クラスフレアが発生しました。右リム全体のプロミネンスが活発です。

雲越しの彗星と月2024/04/14

20240413木星、天王星、ポン・ブルックス彗星
昨夕(13日夕方)の日没ごろは全天が薄雲に覆われていました。晴れ間は期待できなさそうでしたが、少しの間星月が見えていたので強行突破で観察実施。

西空のポン・ブルックス彗星(12P)はだいぶ低いものの、木星と縦並びだったので、できるだけ拡大率を上げて撮影。天王星まで入れてみました(左画像)。低空の雲がちょうど彗星の高度まで覆っていたけれど、どうにか核の存在は分かります。尾は全く写りませんね…。すっきり晴れないとダメなのでしょう。この画角なら明日も一緒に撮れそうです。

月も間に合うかなと大急ぎで望遠鏡を組み立てました。でも撮影開始する頃にはもう薄雲が…。なんとか3カット撮れましたが、その後は雲に覆われてしまいました。

下A画像は静かの海と豊の海が交わるあたり。コーシーが夜明けを迎えており、断崖と谷が良く見えます。周囲のドーム地形も目立ちますね。タルンティウス連鎖クレーターが不鮮明で、その程度のシーイングだったことが伺い知れるでしょう。左下角付近が神酒の海北東部です。もうすぐSLIMの3回目の夜明けが訪れるでしょう。

下B画像は朝を迎えたジャンセンやレイタ谷付近。複合クレーターがいっそう際立つ月相です。南の海も良く見えますね。左下、ブサンゴの周囲にあるヘルムホルツ、ノイマイヤー、ヘールの並びの先に、何とかリッテンハウスが確認できました。このショットはほとんど雲がかかっていましたが、どうにか記録写真として成立する程度までコントラストを保つことができました。

  • 20240413コーシー、タルンティウス、ラングレヌス

    A.コーシー、タルンティウス、ラングレヌス
  • 20240413ジャンセン、レイタ、ブサンゴ

    B.ジャンセン、レイタ、ブサンゴ