この季節のお奨めコラム
SAKURA 2008 No.3
春の六斎念仏
ゴールデンウィークは、祭、祭、神輿、神輿の日が続く京都である。
その間を縫って、是非子連れで出かけたいのが春の念仏踊りである。
原稿を書く傍らで、罰則強化の鮮明となった少年法… 続きを読む
松尾の葵祭
京都の皐月といえば、上賀茂、下鴨の両神社での葵祭(賀茂祭)である。
斎王代や藤の花の掛かった牛車などの巡行が、都大路から下鴨、上賀茂の両神社へと平安王朝絵巻を繰り広げ、路頭の儀、… 続きを読む
京の旅 / 苔か鈴虫 はたまたお酒
四条通を西へ西へと車を走らせると、松尾山を背景に大きな鳥居が見えてくる。
松尾橋を渡ると、阪急電車嵐山線の松尾駅。
その目の前の大鳥居の直前に、これまた大きな、見上げるほどのお神酒徳利が治まっている。
この神社で授与されるお守りは、「服酒守」「販… 続きを読む
SAKURA 2008 No.4
洛中洛外京桜図 一見さんの桜に通の桜 編 その三
桜吹雪があちこちで舞い出した。
気忙しさと寂しさが織り交ざり、複雑な思いである。
先週末は何処もが見頃で賑わっている。洛北原谷の原谷苑、鷹が峰の常照寺、大原の三千院、下鴨の半木(なからぎ)道、洛中では二条城、洛西嵯峨では竜安寺、西山大原野では勝持… 続きを読む
西陣の日蓮宗寺院の櫻 その1
花見シーズンの渋滞や混雑を逃れ、桜を楽しむなら近場の西陣が良い。
半日ぐらいの街歩きで、隠れた名刹を探訪できる。
西陣には日蓮宗の寺院が数多くあり、その中で三具足山と呼ばれるのが… 続きを読む
街角探検にみる景観保存
梅の花が満開となり桜の蕾が膨らみ出すと、日々の緩み出した空気が肌で感じられるようになる。
部屋の中に居るより外気が恋しくなって、宛てなく小路を歩きだしてしまう。
見慣れた通りをブラブラ歩くだけでも、普段の目線を少し上下に変えてディティールを気にし… 続きを読む
京の八重桜探訪
平城京の頃は花といえば梅であり、平安京で紫宸殿に左近の桜が登場して以来今日に到るまで、花といえば桜となった。
古今東西、日本で誰もが知る最も一般的な花であり、最も愛されている花で… 続きを読む
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