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by lamuseedekeyaki
| 2009-07-08 01:21
| 音楽
20日(土)は嬉しいことに晴れて、スズキコージさんとのライブペインティングを庭ですることができました。途中でマイア・バルーもアブ(ベース)レオ(パーカッション)と来てくれて2曲歌って景気づけてくれました。
娘さんの琵奈ちゃんのほっぺたやベンチにまで絵を書いてしまう、手のひらで、指で、ガンガン描いてゆくコージさんと小さな筆で、緻密に角から、顔から書いてゆくクロスさん。ユタりのポエジーはかくも違いながら、どこかでつながっている。という事実をキャンバスの上で発見しました。 どぎついインコ(のようなもの)が都市に君臨して、そのはるか向こう上空に菩薩が覗いている。というような、絵が出来上がりました。飲んで、休んで、描いて、1時から6時まで、約5時間のパフォーマンスでした。 良く21日はあいにくの雨、夏至の日なのにこれじゃあ太陽賛歌もあったものじゃあない。でもイベントはうれしいことに室内。ゲストに作家の青野聰さん、ナビゲーターに大竹明子さんを迎え、黒須さんの芸術?を語ってもらいました。黒須さんは自分の絵を決して語らない、とてもシャイな人。でも30年間、ひとりでバイトもせずに、毎日白いキャンバスに向かっているのだから言葉は奔流になって頭の中に渦巻いていないわけがない。そのヒントは彼の詩集。自費出版ならぬ、自費コピー20部限定の詩集を読んでもらった。私がDMに「シアワセの因数分解」。と書かせてもらったが。やはり言葉の世界でも彼はほんのはかない、幸福感、奇跡の片鱗みたいなのを追っかけている人なのだろう、と確認。 #
by lamuseedekeyaki
| 2009-06-29 12:26
| アート
ラミュゼdeケヤキ はピエールバルーと敦子の東京の拠点です。
フランスでいつもやっているように 自宅を開放して、音楽、絵画、そしてアミチエ(友情)を融合させた芸術体験を、コンサート会場でもない、ギャラリーでもない、生活空間に引っ張り込もうという、楽しい たくらみを始めて今年で3年目です。 おととしの簔口 博 庭園彫刻展、去年のパリから来てもらったクロスのぼるの色彩おどる油絵展、そして今回は野又穫さんの新作ドローイング展をひらきます。 私は無芸ですが、ピエールと娘まや、そしてミュージシャンの友人たちが野又さんの絵に刺激をうけて会場でセッションをするはずです。 ピエールはいつも言うのですが「芸術について何時間討論するのもいいが、自分にとって芸術とは想像力を刺激させるもの。そのひとことである。」まさに今回の野又さんの作品にはどんな頭の固まってしまった人をも誘い込む秘密の庭があります。 お楽しみに、皆さんお誘いあわせの上、いらしてください。 ~~~~~~~~~~~~~~ 今回、もっと楽しもうとたくらんで、こんな企画をしました。 友人で臨済宗のお坊さんに頼んで野又さんの絵にインスピレーションを得て創作精進料理を作ってもらうことにしたのです。和室の床の間には掛け軸にあらず野又さんの絵。だったらオリーブやズッキーニ、レンズ豆やひよこ豆が精進料理に加わってもいいじゃあないでしょうか?? 野又さんはここの庭にインスピレーションを受け、お坊さんは野又さんの絵にインスピレーションを受け、ピエールバルーはそのまたすべてにインスピレーションを受け歌をうたい、皆さんはそのまたすべてを感じられたらすごくおもしろいのではないか。 いまからどきどきしています。 料理は予約制で1回5人まで、和室において。展覧会会期中いつでも。昼食、1汁3菜で3000円 またお坊さんはご希望の方にはお抹茶とこれまた創作菓子をふるまうそうです。1000円。 予約は以下のアドレスへ。 皆さんふるってご参加ください。 あつこ バルー ニュース:画集に文章を書いている詩人の谷口江里也さん。彼が私達と野又さんを紹介してくれた本人なのですが、谷口さんのトークが30日土曜日の2時からあります。トークといっても堅苦しくないものでそのまま音楽やおしゃべりに移行していくかも。とにかく出会いのたくさんありそうな楽しい午後になりそうです。 ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ✳ ピエール・バルー、敦子夫妻のご好意で「ドローイング展」を行わせていただくことになった。今までとは違う技法でドローイングを試みたいと思い、目止めをした板に様々な色鉛筆、パステル、コンテ等を使って制作した作品。画廊ではなく住宅を使用しての個展で、いつもとは違う柔らかな空気の中、新しい作品と出会ってもらえたらと思っている。 バルー夫妻と出会ってまだ2年程だが、ピエール・バルーさんの音楽との出会いは今から25年以上も前になる。ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」を聴いてから「サラヴァレーベル」に興味を持ち、71年の「サ・ヴァ、サ・ヴィアン」からバルーさんの音楽を聞き始めた。特に「le pollen」、「sierras」は、今でもアトリエで聴くことが多い。最新作「一期一会」までのバルーさんの音楽は、いつも粘り気の多いこの国の風土から僕を切り離して、ニュートラルな気分にさせてくれる、自分にとって大事な「くすり」だ。 夏のある日、バルーさんとお会いする機会を作ってくださったのが、僕の画集に文章を書いていただいた谷口江里也さん。バルーさんのご自宅で箕口博氏(1923〜1977)の彫刻展が行なわれている時だった。新宿御苑に隣接したお宅に足を踏み入れると御苑の森を背に、30メートルはあろうかと思われるケヤキが目の前に立っていて、目を落とすと点在する彫刻に人々が集っていた。こんな印象深い場所でバルー夫妻と初めてお会いした。その後、幾度か内藤町のお宅を訪れる機会があったが、深い森を背にした時空に、いつもここはどこなのだろうかと思う。季節が移ってもその木々の眺めは、いつまでも頭から離れず、いつのまにか僕の中では森を見た記憶として定着してしまった。今年2月の個展「視線の変遷」で発表した作品の中に、少なからず内藤町の森が影を落としていたようだ。 秋の日、ケヤキの樹の下での個展。 僕の「ドローイング展」をバルーさんのお宅で行うという出会いの不思議を思う時、ピエール・バルーさんの「le pollen」の歌詞「花粉 すべては僕たちを培ってきた花粉」が思い浮かんでくる。 野又 穫 野又 穫ドローイング展 " SEEDS "企画概要 会期: 2004年 10月23日(土)— 11月14日(日) 木、金、土、日、祝日 オープン 時間: 12pm – 6pm 会場: L’amusee de Keyaki 新宿区内藤町1−6 JR「千駄ヶ谷駅」より徒歩 10分 丸ノ内線「新宿御苑前」より徒歩 10分 行きかた:千駄ヶ谷駅を出るとすぐ左、線路の下をくぐって道なりに行くと外苑西通りにつきあたります。これをまた左、御苑に沿って坂を上って行くとStudioDavasという写真スタジオあり。その角を左に曲がった行き止まりの大木のある家です。 丸の内線新宿御苑前から:新宿通りを四谷方向に歩いて初めての大きな5差路を右にまがる。これが外苑西通り。50mほどで内藤町と書いた信号あり。なおも30mばかり歩くとStudioDavasという写真スタジオあり、その角を右にまがって突き当たりの大木のある家です。 展示内容:新作ドローイング28点 イベント: 10月30日(土)午後2時より、谷口江里也氏(詩人、ヴィジョン・アーキテクト)によるゲスト・トーク 精進料理の会(会期中いつでも。要予約)、ミニコンサートなど 予約/問い合わせ : lamusee@mac.com 090-2936-3269 #
by lamuseedekeyaki
| 2004-10-12 14:40
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