Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ Made in Street 3(Live Covers)/ NEIGHBORS COMPLAIN

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以前から応援している大阪発のネオR&B系セルフ・コンテインド・バンド、Neighbors Complain。彼らが昨年夏から数えて4作目となるアルバム『Made in Street 3(Live Covers)』を、怒涛の勢いで完成させた。この4枚には、新録入りの編集盤が含まれていて、今回の新作もシリーズ物のスタジオ・ライヴ・カヴァー集という企画モノ。だが、1年経たずしてこのペースの早さには恐れ入る。準メジャー・レーベルとの契約やコロナの影響など、自由な活動ができなかったこの3〜4年の停滞を取り戻したい、そんな躍動ぶりだ。

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■ LOVER'S ROCKIN' : THE LOST ALBUM / BOBBY KEYS

bobby keys

ゴールデン・ウィークが近いこともあってか、締切関係もプライヴェートもチョイとバタバタ。この週末もライナー関係などの執筆が集中し、久々に嬉しい悲鳴。なのにこの金欠状態はナンなんだ そんな時はブログに時間を費やすコトもできないので、こういう軽やかなノリでご機嫌になれるネタを。ローリング・ストーンズの影の功労者と言われるワン&オンリーのサックス奏者ボビー・キーズ、昨年末に出ていた未発表ソロ音源集。

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■ LIFE AFTER ROMANCE / NED DOHENY (Color Vinyl)

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AORファンに大事件なニュース。まだ詳細は明かせないが、78年にワン&オンリーの名盤を出したシンガー・ソングライターが、約45年ぶりのソロ・アルバムを制作中。実はもう2曲ほど、デモが送られてきている。どうやら国も世代も超越したコラボレーションが進んでいるらしく、コイツは楽しみ。過去、中身の薄いカタチばかりのAOR作で歌って、孤高のキャリアを汚した印象があったけれど、今度は期待できそう。無事にアルバム完成〜リリースにまで漕ぎ着けてほしいものだ。待て、続報

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■ live breeze / PIPER

piper live

村田和人のサポート・ギタリストとして活躍した山本圭右(けいすけ)率いるパイパーの、貴重なバンド・ライヴ音源集が初登場。レコード会社としてはクローズしてしまったユピテル時代の塩漬けになっていたアルバム群を発掘した際には、自分もいろいろと協力させてもらったが、その後は再発プロジェクトの一人だった音楽ライター仲間の近藤正義氏が継続して発掘作業に尽力。この『LIVE BREEZE』というカタチにまとまった。まずはその労苦に拍手

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■ LUTHER・THIS CLOSE TO YOU / LUTHER

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数あるソウル・アルバム名盤の中で、自分が最も深く聴き込んだアルバムが、ルーサー・ヴァンドロスのソロ・デビュー作『 NEVER TOO MUCH』(81年)。そのルーサー・ヴァンドロスがソロ・シンガーになる前、セッション・シンガーとして活動しながら率いていたのが、“ルーサー”というヴォーカル・グループだ。そのルーサーが残した2枚のアルバム『LUTHER』(76年)と『THIS CLOSE TO YOU』(77年)が、ようやっと世界初CD化される。

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■ MAURICE WHITE

maurice white

筆者監修【Light Mellow Searches】から5月にモーリス・ホワイトの未発表デモ音源集をCD化するので、その解説を書くため、生前に遺したこの唯一のソロ・アルバムを久し振りに。リリースは85年。フィリップ・ベイリーがフィル・コリンズと組んで<Easy Lover>を大ヒットさせ、その後を追いかけるようにこのアルバムがリリースだされたと記憶する。モーリスにしてみれば、部下からの意趣返しというより、自分が切り捨てたホーン入りの生のバンド・サウンドで、オリジナル期最後のアース・ウインド&ファイアーよりも成功してしまったから、面目を保つ意味でも失敗は許されなかったのだろう。

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■ LIGHT MELLOW SEARCHES ~ Brand New Sprouts / Various Artists

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1stリリースから数えて足掛け10年目に突入するLight Mellow Searchesから、その名にふさわしいNew Searchを中心にコンパイルしたフレッシュな2枚組。AOR、アーバン・コンテンポラリー、ジャズ・ファンク、アシッド・ジャズのニュー・カマーたちを再チェック。

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■ PIANO MAN -50th Anniversary Deluxe Edition- / BILLY JOEL

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ビリー・ジョエルの出世作『PIANO MAN』の50周年記念デラックス・エディション3枚組(SA-CDマルチ4ch+CD+DVD)を遅ればせながら、17年ぶりの新曲<Turn The Lights Back On>の世界初CDリリースのタイミングで。『PIANO MAN』50周年盤は、発売から1ヶ月半が過ぎちゃっているけれど、まだ在庫があるところもあるようなので…。

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■ DAISUKE LIVE 40 -FORTY- @ Blues Alley japan

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ファルセット使いの実力派シンガーとして、各方面から引き手数多のDAISUKE。40歳のバースデー・ライヴ、名付けて『LIVE 40 -FORTY-』を、目黒ブルース・アレイ・ジャパンで。不惑と言われる歳を迎え、コロナ禍もアリで、いろいろ考えるトコロがあった様子。それこそ、「最後のソロ・ライヴになるかも…?」なんてコトを言って、悩みの深さを訴えていたぐらいに。仕事自体は順調そうなのに何故?と思うかもしれないが、男も40歳になると、自分の人生観や仕事観、そしてこれからも歌い続けていくことの意味など、いろいろ考えてしまうモノなのよ。

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■ RISE / ANDREA ZONN ・ MAP OF THE WORLD / KATE MARKOWITZ

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いいか、オメエら? ジェイムス・テイラーのライヴ観戦を見送ったオレ様が、この2枚のアルバムを語るんだ。「このオンナたち、誰?」なんて言ってるヤツにゃ、ジェイムス・テイラーを語る資格なんかないぞ。スティーヴ・ガッドがどうの、ディーン・パークスがこうの、と言いたいなら、その前に彼女たちについて話してみろやぁ〜〜

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■ 黒住憲五『SAKURA MAGIC 2024』@COTTON CLUB・PYRAMID -BAND SET-@BILLBOARD LIVE TOKYO

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コロナ明け初のライヴ・ダブルヘッダー。まずはコットン・クラブで、黒住憲五 Birth Day Live 『SAKURA MAGIC 2024』1st Set。続いて六本木の Billboard Live Tokyoへ移動し、鳥山雄司・神保彰による PYRAMID -BAND SET- の2nd Show。こういうのが出来るようになったところに、コロナほぼ収束を実感するが、一方でチケット代の高騰や、ライヴの週末集中、あるいはライヴ・ヴェニューによっては外タレ招聘が激減したり、開演時間が早くなったまま元通りにならない(終電が早く終わるため)など、未だに弊害も残っている。

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■ Songwriter MARK SPIRO passed away

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数日前の話になるが、産業ロックやポップ・ロック寄りのソングライターで、ソロ活動も行なっていたマーク・スピロ(日本デビュー時はマーク・スパイロ)が、3月28日に亡くなった。肺ガンで闘病していて、当日は67歳の誕生日だったという。よく知られた仕事は、チープ・トリックやハート、MR.BIG、ジュリアン・レノン、バッド・イングリッシュ、REOスピードワゴンなどへの楽曲提供あたり。

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■ たそがれ (TaSoGaRe) / 山根麻衣

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少し前に、とある記事を書くため久々に軽く聴き直すつもりが、いつしかドップリと聴き入ってしまった一枚。実力派シンガー:山根麻衣(現・麻以)が80年に発表した1stアルバム『たそがれ』。初CD化は、もう10年以上前にタワーレコードとの共同企画《Light Mellow's Picks x Tower to the People》で行なったが、その後アナログ盤も再発されている。

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■ SKIN IN THE GAME / THE IMMEDIATE FAMILY

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目前に迫ったジェイムス・テイラー来日に、ちょっと浮き足立っているウエストコースト・ファンが多いようだけれど…。でもちょっと、この人たちを忘れてはいませんか? 前回のジェイムス来日は、キャロル・キングとザ・セクション(−1)が一緒だったからこそ、大きく盛り上がったはずなのに…。だから日本の音楽ファンの多くは、メディアに踊らされ過ぎなんだって 50〜70歳代のロートル・ファンが多そうなウエストコースト方面でさえそうなんだから、これでは洋楽シーンの将来なんて、ホントお先真っ暗だわ…。

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■ MACHINE HEAD ~Super Deluxe Edition / DEEP PURPLE

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ディープ・パープルの代表作『MACHINE HEAD』(72年)のSuper Deluxe Edition (3CD+Blu-ray+LP)を性懲りも無くゲットしてしまいました。国内仕様盤は月末発売なので、ココは輸入盤で。『MACHINE HEAD』、中坊の時に買ったアナログ盤に始まって、これで果たして何枚目だ? CDだけでも初期のプラケに紙ジャケ盤、2017年リミックス/リマスターの2枚組Deluxe Editionがある。ま、我が私的ロック史の原点の一枚だから仕方ないけど…

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 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

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スーパーDB / ダウンタウン
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タンジェリン
/ ブランク・カセット
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Tower Records

camera soul 023
カメラ・ソウル
/ サマー・メモリーズ
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Tower Records

chris smith
クリス・スミス / ROOM INSIDE MY HEART
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Tower Records

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トリスタン/ SEVEN
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Tower Records

監修しました
samantha sangstarbuck
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essra mohawk_essrapeter lemongellofranklin micarenatural gas
■ PRIVATE STOCK ■
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カナザワ奇数月に出演中
レギュラー執筆中
●ギターマガジンWEB に連載スタート。
『職人ギタリストで斬る名盤セレクション [邦人編]』第2弾
シュガー・ベイブのギタリスト、村松邦男の“職人”プレイを楽しめる名盤10選
2024-03-syokunin-guitarist-kunio-muramatsu-012

●ALFA MUSIC公式note、【アルファミュージック考現学】に寄稿しています。
ALFA+アルファ〜リアル・クロスオーヴァー進化論
最新更新は松岡直也&ウィシング『WIND WHISPERS』
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