13年。

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 お久しぶりのブログ更新はやはりこの日になりました。
 今年は身も心も寄り添いに妹家族のいる仙台へ。
 最終日の今日は石巻で数時間過ごしました。

 8年前に訪れた時はまだ復興の始まりという印象でしたが、今回は平日ながら人の賑わいもあり昨日までの寒さが嘘のように春めいてた石巻。
 お昼ごはんを食べお土産を買い、青い空と流れる旧北上川を眺めながらわずかな時間、あの日に思いを寄せます。
 来年も再来年もどこでなにをしていても、今日と同じ気持ちでこの日を迎えるでしょう。

 今回の仙台は姪っ子の卒業式を見届けようと計画しました。
 が、絶賛思春期中でほとんどかまってもらえなかったわたしです。
 全ての誘いをほぼ断られる一方通行感。
 姪っ子、甥っ子それぞれの「なんてかわいげのないこと!!」という場面に幾度も立ち会うことができ、その度にどうしたものかと考えて、なんだかわたしも一緒に成長できたような気持ちで仙台を後にしました。

 そして先ほど登別に到着し、昨日とある骨董屋で購入した古伊万里のお皿が割れていたことにショックのあまり全身から汗が吹き出し、いったん忘れようとお風呂を沸かし、すべてを荒い流すかの如くこのブログを書いています。
 大切なものの管理の悪さと今の動揺っぷり、成長ゼロでした。

 震災の日、骨董屋の主人曰く「食器はすべて全滅」だったそうです。
 まったく比べ物にならないぞと自分に呆れながらも、改めて今日という日を忘れてはいけないと強く思うのでした。

 最後にLOPPIS開催日のお知らせです。

 6月29日(土)~30日(日)はイコロの森
 9月28日(土)~29日(日)は登別カルルス

 今年も夏と秋、大好きなふたつの場所で開催決定です。
 詳細は近々FacebookとInstagramでご案内します。

 森のお庭と川が流れる温泉地でお会いしましょう。

 ※写真は石巻で偶然見ることができたブルーインパルス(と思われる)の演習風景です。

下川町「森ジャム&EZOCUP2023」ありがとうございました

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 前回「また明日」で締めくくったことを日付が変わってから思い出したわたしです。

 今年も参加して参りました下川町「森ジャム&EZOCUP2023」。
 登別に帰ってきても草刈りの音がチェーンソーの音に聞こえて振り返ってしまいます。

 最初の写真はmini LOPPISブースの一部、「トクベツ!のぼりべつ」コーナー。
 このタイトルについて白井Dが「N村さんぽいね」とつぶやいたので「韻を踏んでみました」と返してみたものの、ただのダジャレだということはお見通しのようです。
 タイトルはさておき、下川のみなさまにも登別自慢の食品を一部ですがご紹介することができました。
 北海道産小麦麺にこだわった望月製麺所さんの「ざるらーめん」はコシとツルツルした食感が美味しいと友人たちに喜んでもらい、大豆と納豆菌もメイドイン北海道の道南平塚食品さんの納豆は、同部屋だった弟子屈町の地域おこしガール隊に大好評。
 わたしもイベント中、「みなみ屋」さんのうどんの中にこの納豆を投入して、ズルズルといただきました。野外納豆初体験です。

 夜は2日間とも定番のアポロさんへ。
 変わらないママの美しさ、マスターの美味しい料理、下川フレンズたちの温かさに癒されてお酒もすすみにすすみ、気づいたら朝でした。
 正直どうやって帰ったのか覚えていません。
 宿泊先まで送還してくれたOセンパイ、いつも2次会会場「ロマン」に付き合ってくれるS姉さん、この場を借りてお礼申し上げます。

 お礼を言いだしたらキリがないくらい、今回もたくさんの方にお世話になりました。
 せめてラジオネームだけでもご紹介。
 野球好きメガネさん、シミ防止UVメガネさん、ウクレレ弾きMさん、余市帰りなのに元気なNさん、みんなありがとう!!

 感謝を胸に、森ジャムの参加は今年で最後にしようと思います。
 来年からはお客さんとしてオジャマンボウ(タケチャスさん風)できたら。

 森ジャム&EZOCUPがますます盛り上がりますように。
 8年間、楽しい思い出をありがとうございました。
 

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アポロのカツカレー

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アポロのパリジェンヌ 

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何十回も通ったのに全く名前を覚えてくれないロマンのヨッチ

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かわいくて登別に連れて帰りそうになった
チェーンソーアートのレジェンド、児玉さんの木彫り熊


 
 
 
 
 
 
 

「イコロの森&LOPPIS2023」ご来場ありがとうございました

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イコロの森&LOPPIS2023

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森ジャム&EZOCUP2023


お久しぶりのブログ更新。
イコロの森LOPPIS、下川森ジャムが事後報告になってしまいました。
相変わらずの筆不精をお詫びします。
ふたつのイベントと断髪式(美容室)を終え、気分はすっかり大晦日のわたしです。

今日は午後から仕事始めのつもりでブログを更新しています。

今年のイコロッピスはお天気にも恵まれて、過去10回開催した中で一番「ちょうどよい」2日間でした。
初開催のモルック「イコロ杯」、初使用のボーダーガーデンで茶道体験、N村初着用の膝上短パン、初めての挑戦がすべてピッタリ納まったように感じます。

モルック大会「イコロ杯」ではわたしたち実行委員もチームを組んで参加させていただきました。
一回戦のお相手は全員小学生。
こちらはN村とLOPPISのドッペルゲンガーことスケガワ&白井D、3人揃いのTシャツで挑みました。
結果はモルック経験者の白井Dの貢献空しく、わたしのドボン(設定された点数を超えてしまいゼロ点に戻ること)で一回戦敗退。
全力で戦い全力で小学生に負けるという容赦のないスポーツ、モルック。
大人も子供も、年齢、性別に関係なく誰もが楽しめるスポーツなんですね。

記念すべき第一回イコロ杯は女性二人組の「チームO」さんの優勝で閉会。
わたしたち実行委員会チームは一回戦敗退でしたが、トロフィー代わりにイコロの森から巨大サボテンが贈呈され、苦笑いのお二人にそのサボテンをお渡しできたのが今年一番、、いえ、前半一番のよい思い出です。

大好きなイコロの森で温かいお客さま、楽しい参加店さんに恵まれて、わたしは幸せ者です。
いつもいつも、ご来場とご参加ありがとうございます。

そんな幸せいっぱいのわたしとは対照的に、現在の登別市は突然の豪雨。
窓の外を眺めながらなぜか卒業旅行で行ったバリ島を思い出しています。
友人たちが三つ編みヘアの代金を過大請求されてたなーとか、ロブスターでお腹を壊したなーとか、あの頃は日本人の若い女の子というだけでチヤホヤされたけれど今はどうなのかなー、などなどぼんやり考えているうちに雨が小降りになりました。

午後から真面目に働きます。
森ジャムのご報告はまた明日。

今日は天気が荒れ模様ですね。
お気をつけてお過ごしください。

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イコロの森&LOPPIS2023フードエリア

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イコロの森&LOPPIS2023 ボーダーガーデン茶道体験

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下川町の宝「アポロ」の優しい夜

12年。

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 東日本大震災から12年。
被災された方々の苦しみに、ほんの少しでも寄り添うことができたらと毎年祈るようにこの日を迎えます。
遠くにいても流れる映像に涙があふれたあの時の気持ちを放さないでいたい。

微力ながら近くにいます。


 写真はわたしの住む町、登別の幌別地区にある「刈田(かった)神社」の狛犬さま。
 神社は好きでよく行きますが、勝手に系統をつけるならダントツで「コロコロコミック系」でしょうか。
 愛嬌たっぷりで癒されます。
 お近くにお越しの際はぜひ会いに来てください。

 さて。
 今年のイコロの森LOPPISは、6月24日、25日を予定しています。
 秋開催は登別も検討中です。

 ご案内までもう少しだけお待ちください。

 

 

本年もよろしくお願いします

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 明けましておめでとうございます。

 2023年が始まりましたね。
 みなさまはどんなスタートを迎えられているのでしょうか。 

 昨年もこちらのブログにお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
 厚岸で暮らしながら更新していた頃、一時「厚岸通信」になりかけたLOPPISブログ。
 札幌に戻ってからはLOPPISの一員として真面目に書いていたつもりですが、今も「まだ厚岸?」と言われることが多いわたしです。

 そんなみなさまのご期待にお応えして、昨年9月に札幌からタッチアンドゴーで登別市民となりました。

 正午に流れるドリフターズの「いい湯だな」に毎回テンション爆上がりです。
 今年はわたしの湯の町暮らしもここでひっそりと綴っていきたいと思います。 

 さて。

 LOPPISは今年で13歳。
 わたしは46歳。
 LOPPISに寄せて中二病時代を思い出しながら、昨年のウクレレラジオ体操のようにみなさんと一緒に楽しめる企画を練っていきます。

  本年もどうぞよろしくお願いいたします。

イコロの森&LOPPIS2022-AUTUMN-「POTORI BAKERY 」さん(10.2のみ)

 前回のタカネさんはブログのトリではありませんでした。
 朝の寿珈琲さんでトーストをかじりながらブログアップ中のわたしです。
 かつてのLOPPISはパン屋さんも多く出店されていましたが、今はぎゅっと凝縮されたような気がします。
 もちろん意図的にではなくて、札幌近郊でいろんなイベントがある中で、自然と今のカタチになりました。

 今日ご紹介するポトリベーカリーさんは長くご一緒しているパン屋さんのひとつです。
 インタビューでも語られていますが、「日々の生活に寄り添うパン」、その言葉がぴったりとくるポトリさんのパン。
 ダイニングテーブルにいつもあって、1日3食、自然に手が伸びる、暮らしの風景と一体化したパン。
 わたしのポトリさんのイメージです。
 
 LOPPISは年に数回だけですが、毎回、参加店みなさんのお店が家の近くにあったらいいなあと心から思います。
 もちろんイコロのお庭も!毎日眺められたら幸せだなと思う景色です。

 大好きが集結するおまつりLOPPIS、ぜひ遊びにいらしてください。
 それではポトリベーカリーさんのインタビューをどうぞ。

POTORI BAKERYさんインタビュー

ーどんなお店か、紹介をお願いします


「日々の生活にパンが寄り添っています。

 とんぼと一緒に軒先で柿が風に吹かれて日向ぼっこ。
 薪窯に火を灯し酵母を育て土や風や素材のして欲しそうなことにそっと手を添えてできがったパン。
 自然を映し出すようなパンを焼いています。

 あなたの食卓に招き入れてくださってありがとう。
 おいしい楽しい笑顔も一緒にお届けできたらと思っています。」

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ー秋のLOPPISにはどんな商品が並びますか?


 「今回は軒先で日向ぼっこしてできた干し柿と粒あんをくるんだ『あんぱん』や、雪どけのころ、白樺樹液を採りに森に入ります。
 それを練り込んだ力強いけど優しい『白樺』、他たくさんお持ちします。」

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ー秋といえば思い出すもの、または秋に必ずしていることは何ですか?


 「とにかく食べ物!
 冬支度を感じながら、台所にこもる時間増えて、そんな時間が大好きです。」


ーインテリアとカフェの週末マーケット「LOPPIS」にちなんで質問です。
    ご自身が憧れている、いつか行ってみたい、または好きでたまらない、インテリアショップやカフェを教えてください。


 「東京に住んでいた時、おうちのまわりを何となく散策していたら、人も車もあまり通らない路地にカフェがあって、疲れてひとやすみ。

 壁一面に絵が描かれてて、絵と同じようにちゃんと誰かにてまひまかけて作られた食事がそっと出てきて、すごくほっとした記憶があります。
 ここを一人ですごすための私の居場所にしよう、また行こうと何度も何度も周辺を探し回ったけれど結局見つけられませんでした。
あれは夢だったのかな。」

 なんて不思議な体験!
 ほっとしたり、刺激をもらったり、懐かしい気持ちになったり、そんなお店が各地にあると楽しいですね。
 またいつか再開できると良いですね。


ー最後にお客さまへメッセージをお願いします。


 「裸足の指先に柔らかく触れる芝生の心地よさ。
 楽ししいがぎゅぅと詰めこまれてる、そんな雰囲気がLOPPISにあります。
 みなさまとお会いできるのを楽しみにしています。」

 イコロの芝生はほんとうにふわふわです。
 スタッフのみなさんが無農薬で大切に育てています。
 イベントのあとはどうしても傷んでしまうのですが、それでもお庭の中で楽しく過ごしていただきたいというのが、イコロの森さんの想いです。
 ぜひこのふわふわ感を体感しにいらしてください。
 秋のお庭でお待ちしております。

POTORI BAKERY

http://www.potori-bakery.com/

イコロの森&LOPPIS2022-AUTUMN-「帰ってきたタカネさん(kalender)」さん

 参加店さん紹介の(おそらく)トリを飾るのは、もうひとりのLOPPIS創始者、タカネ氏による「kalender」さん。
 元北欧ビンテージショップの店長であり、わたしの上司でした。
 もう20年くらい前になります。
 あの頃、高くて手が出なかった名作家具はさらに徳を積み、お姿を見ることさえも難しくなりました。
 タカネさんもまた、実家のある秋田へ帰り徳を積んでいます。
 (どんな徳かはぜひブースで本人に聞いてみてください)

 「北欧ビンテージマニア」という人たちがどれくらいのレベルのことを言うのかわかりませんが、タカネさんを近くで見ていた限り「変態」レベルであると推測したわたしです。
 あの頃はそんな変態たちがまわりにたくさんいて、そのおかげでLOPPISが生まれたと言っても過言ではありません。
 最近になってある方から「あの個性的な人たちとここまでやってこれたのは素晴らしい」と、わたしの人生の中でベスト3に入るくらいの嬉しいお言葉をいただきました。
 今思えば、その筆頭がタカネさんだったようにも感じます。
 
 そのタカネさんがLOPPISに帰ってきます。
 わたしたちのように、初期から参加いただいてるお客さまはきっと楽しみにされているのではないでしょうか。
 初めての方もぜひ 「kalender」さんブースで、北欧のビンテージや民藝のこと、そしてありがたいお話などなど、聞いてみてくだいね。

 


kalenderさんインタビュー

 

ーどんなお店か、紹介をお願いします。

 「 いまは特にお店やHPも無く、好きなものを集めてイベントなどで販売しています。
 北欧のヴィンテージが中心ですが、最近では日本の民藝やヴィンテージのキャンプ道具なんかもあるので、特に国やジャンルにこだわりなく紹介しています。 」

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ー秋のLOPPISにはどんな作品が並びますか?

 「 今回のLOPPISはスウェーデンやフィンランド のヴィンテージフラワーポットを中心に雑貨、民藝などを紹介します。

  もう、2年前にLOPPISの為に仕入れていたものなんですが… ようやく日の目を見ることができます。」

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ー秋といえば思い出すもの、または秋に必ずしていることは何ですか?

 「 なんでしょーね… いまは秋田に住んでいるので、秋って言ったらあきたこまちの新米です。

 田舎町なので、少し離れると見渡す限りの田園風景と里山なので、この時期になると新米は楽しみの一つです。

  あとはキャンプですね。 この時期は昼はまだ陽気でビールが美味しいし、夕方から夜にかけては肌寒くなって温かい食べ物に日本酒なんかが最高です。」

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ーインテリアとカフェの週末マーケット「LOPPIS」にちなんで質問です。ご自身が憧れている、いつか行ってみたい、または好きでたまらない、インテリアショップやカフェを教えてください。


 「 ショップでは無いのですが、デンマークのボーンホルム島ですかね。

  もう10年くらい前にいったきりですが、古き良きデンマークが残っていて、とにかく地ビールが美味しすぎて、もう一度行きたいです。」


ー最後にお客さまへメッセージをお願いします。


「 それほど品数も多くないのですが、面白そうなものをセレクトして持っていきまーす。」

 みなさまお楽しみに。
 ご来場お待ちしております!

イコロの森&LOPPIS2022-AUTUMN-「季々」さん(10.2のみ)

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 「おうち時間」という言葉が大流行しましたね。
 みなさんそれぞれに工夫をして、楽しまれていたのだろうと思います。

 札幌の我が家はリビングに日が入らず、昼間の「おうち時間」は「苦行時間」だったわたしです。
 そんな修行中の癒しがお花でした。
 カタチや色によって様々な表情をみせてくれて、またお花同士を組み合わせることで新しい発見があります。
 その魅力を教えてくださるのが、7月にも参加いただいた季々さん。今回は10月2日(日)に参加です。
 夏の開催では、雨を回避するために少し気づきにくい場所での出店となってしまっため、改めてみなさまにご紹介させていただきます。
 

季々さんインタビュー

ーどんなお店か、紹介をお願いします


 「季節の珍しい花材を取り揃えた花屋です。」

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ー秋のLOPPISにはどんなお花が並びますか?


 「紅葉や実りの秋の花、旬の国産ユーカリやビバーナムなどの枝をお持ちする予定です。」

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ー秋といえば思い出すもの、または秋に必ずしていることは何ですか?


 「旬の食材をたのしむ寿司は大好きなたべもの。ししゃも、鯖、秋刀魚、秋の魚も楽しみです。」


ーインテリアとカフェの週末マーケット「LOPPIS」にちなんで質問です。
  ご自身が憧れている、いつか行ってみたい、または好きでたまらない、インテリアショップやカフェを教えてください。


「福岡と大阪にあるインテリアショップ<LIGHT YEARS>さん。
 同じく福岡のヨーロッパの花器をあつめた<Blumo>さんも。」


ー最後にお客さまへメッセージをお願いします。


 「秋のLOPPISへ初参加させていただきます。

 今回もうつくしいイコロの森で、季節の植物を皆さまにご覧いただけるのを楽しみに準備してお待ちしております!」

 秋の夜長を彩るお花たち。
 ぜひ季々さんのブースでお気に入りを見つけてくださいね。

季々

https://www.instagram.com/kiki__sapporo/

イコロの森&LOPPIS2022-AUTUMN-「野つけうるし」さん

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 前回の菓子屋さん「BONNE FÉE」さんに続き、今日も、森のギャラリーに出店するお店をご紹介します。

北見から、LOPPIS初参加の野つけうるしさんです。
 
 昨年からオファーをして、今年の2月に工房にお邪魔し、今回の秋LOPPISに参加いただくことになりました。
 一昨年の夏に帯広のpastoralさんでお会いして、朱色のお椀と溜色のぐい呑みを購入してから、その手触り、口当たりのとりこになっているわたしです。
 漆のことは仕事の関係ですこしだけ勉強をしていましたが、塗師である菅原さんの生きたお話がとても面白くて、時間を忘れました。
 一年を経て、ご一緒出来たことが本当に嬉しくて、どんなブースになるのか楽しみです。
 わたしに買い占められてしまう前に、森のギャラリーへお急ぎください。

野つけうるしさんインタビュー

ーどんなお店か、紹介をお願いします。

 「北海道・オホーツク地方に工房があります。

 この土地らしいものづくりを目指し、オホーツク産の漆を取り入れて、椀や箸などの暮らしの定番となるような漆器を作っています。」

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ー秋のLOPPISにはどんな作品が並びますか?
 その中でも特に思い入れのある、またはオススメしたい作品についてお聞かせください。


 「肌寒くなってきたので温かい汁物にぴったりの汁椀や日本酒に合うぐい呑みなど、お待ちする予定です。
 定番の塗り箸もありますので、贈り物やはじめての漆デビューにもおすすめです。」

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 このぐい吞みの飲み口が秀逸なんです。
 すいすいと日本酒がはいっていきます。


ー秋といえば思い出すもの、または秋に必ずしていることは何ですか?


 「漆掻き(漆の採取のこと)のために、6月から10月の初めまで週に1回位のペースで山林に通うので、それが終わってホッとするのが秋です。

 私は素人の漆掻きですが、一滴一滴掻き集めた漆がまとまった量になると「よくやったなあ」という自分への賞賛と「掻き子さんは偉大」というリスペクトでしみじみした気持ちになります。」

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 福井県の民謡「漆掻き唄」はわたしの好きな民謡のひとつです。
 掻き子さんは本当に偉大だと思います!

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 上の写真は修行されていた安代塗の工房ですね。
 修業時代はとにかく掃除をしていたとか。
 今でも「なぜここまで」と思われるくらい、掃除の日々だそうです。
 塗師さんにとってホコリや塵は最大の敵なのですね。

ーインテリアとカフェの週末マーケット「LOPPIS」にちなんで質問です。ご自身が憧れている、いつか行ってみたい、または好きでたまらない、インテリアショップやカフェを教えてください。


 「岩手県盛岡市にある「光原社」さんの空気と言いますか、美意識に憧れがあります。
 漆を習った研修所が岩手県の安代だったので、休みの日に盛岡の街を巡っていました。
 民藝や宮沢賢治の印象が強いですが、美しい建物や手入れされた庭、スタッフさんの素敵な制服も記憶に残っています。」


ー最後にお客さまへメッセージをお願いします。


 「漆器はたくさん使い、布巾で拭きあげることで美しい艶が生まれます。
 毎日のお手入れによって器が育つ楽しみもあります。
 ぜひ暮らしの中に取り入れていただけると嬉しいです。
 漆や漆器について気になることがあれば、お気軽にお声がけください。
 みなさんとお会いできることを楽しみにしております。」

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 素敵なお写真、ありがとうございます。
 まだお若い菅原さんですが、知識も豊富で、最近漆器に関わるようになったわたしにとって、旭川の瀬戸晋さん同様、先生のような存在です。
 みなさんもぜひ、野つけうるしさんの作品を手に取って、お話を聞いてみてくださいね。
 森のギャラリ―でお待ちしています。

野つけうるし

notsukeurushi.com/home

イコロの森&LOPPIS2022-AUTUMN-「 BONNE FÉE」さん(森のギャラリー/10月1日のみ)

 今日もいただきました甘いもの。
 母のチーズケーキとファビュラスさんのアップルパイ。
 深夜のブログアップにホットレモネード、といきたいところをぐっと我慢した、えらいわたしです。
 そんな流れから、今日はボンフィさんをご紹介します。
 お菓子もそうですが、店主のとなりでお話をしていると、日向ぼっこをしているようで、ぬくぬくあったかい心地になります。
 新居にはまだやかんがないため、土瓶で珈琲をドリップしていますが、これが美味しくて、ボンフィさんのお菓子とも相性バッチリだと思うのです。
 
  陽だまりのようなボンフィさんのお菓子、わたしに買い占められてしまう前に、森のギャラリーへお急ぎください。

BONNE FÉEさんインタビュー


  ーどんなお店か、紹介をお願いします 。

 「月に一度だけオープンするお菓子屋さんです。
 お誕生日や記念日のケーキなどのオーダーも受け付けてます。」

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ー秋のLOPPISにはどんな商品が並びますか?  
 その中でも特に思い入れのある、またはオススメしたい商品についてお聞かせください。


 「LOPPIS では、スティックケーキやマカロン、焼き菓子など販売予定です。
 スティックケーキは、もともとLOPPISでの出店用に作り始めたお菓子、細長く持ち歩きしやすい形で屋外でのイベントでも食べやすいよう考えました。」

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ーさて、ボンフィーさんが秋といえば思い出すもの、または秋に必ずしていることは何ですか?  


 「秋といえば、美味しいものがたくさんのイメージ。
 少し落ち着いた大人の季節という感じ…」


ーインテリアとカフェの週末マーケット「LOPPIS」にちなんで質問です。
  ご自身が憧れている、いつか行ってみたい、または好きでたまらない、インテリアショップやカフェを教えてください。


 「 静かなカフェで、一人のんびり過ごす時間が好き。
 空き時間見つけると、気になるお店に出かけたりします。
 けど、あまりよく知らないので、おすすめのお店は、私が教えて頂きたい…」


ー最後にお客さまへメッセージをお願いします。


 「 BONNE FÉEとしての参加は2年目ですが、長く kanna cafe  として参加してきたLOPPISは、とても思い入れのあるイベントです。

 素敵なお客さま、出店者さま達との出逢い、日常から離れたようなイコロの森での時間。参加できること、私自身が何より楽しみにしています。」


 ボンフィさんは10月1日(土)のみ参加、場所はフードエリアの奥、森の学校内にある「森のギャラリー」に出店されます。
 靴を脱いであがるエリアですが、山岸正美さんの絵画展や、初参加の野つけうるしさん、メトロクス札幌さんの素敵なインテリア雑貨が並びます。
 ぜひご覧ください。


BONNE FÉEさん

https://www.instagram.com/feebonne_bonbon/?hl=ja