現実世界では建国記念日の今日、Oberinの世界ではMirithの戴冠式が執り行われました。朝8時、なんとか間に合った!
お城に着くと、王宮の主だった顔ぶれが勢ぞろいしておりました。場面はちょうど、王宮聖職の重鎮Nafetsが王様に冠を戴くところでした。右の方に(見切れてますけど)Andrisからの賓客Janik議員、その娘のAlexandraがいました。
(Nafets): I remember the occasion of your birth. Mirith has never seen such rejoicing. Today, Mirith also rejoices. For while our city has undergone many trials, finally we have cause to celebrate. May the wisdom of the Centaurs continue to guide you as you guide our people. My prince, my King. I am honored this day to officially crown you King of Mirith.
(Nafets: あなたが生まれた時の事を思い出します。かつてMirithにあれほど喜ばしいことはありませんでした。今日Mirithはまた、喜ばしい日を迎えます。苦難に耐える日々を経て、ようやく私たちは祝賀の儀を迎えました。あなたが我らの民を導く傍ら、Centarsの叡知が引き続きあなたを導きますように。王子よ、否、王よ。今日、あなたが正式にMirithの王としてその冠を戴くことを光栄に思います。)
(N'eroth): *stands*
(Nafets): *places crown on head* May Elara bless you and your reign.
(王冠をかぶせて「王と王の御世にElaraの加護を賜りますよう」)
ここで王様、式典のために一生懸命暗記してきたと思われる口上を述べ始め、王家の錫杖を構えます(右手に持ってる蒼いやつ)
(N'eroth): Today, in the city of Elara, you have witnessed my coronation, on this auspicious day. *unveils scepter* The scepter was itself carved from the first tree planted by Elara, when first mankind emerged from Haven. The calling of mankind is to strive against all that seek to destroy us. It be me special priv.. Um,
(N'eroth: 本日この良き日に、Elaraの創り給うた都において皆は我が戴冠の立会人となった。これなる錫杖は、いにしえの人々が安息の地より出ずる時、Elaraが初めに植えた木を彫り創られた。人々の使命は、我らを滅ぼさんとするもの全てに立ち向かうことである。これはイケてる俺様が海ぞ‥‥うっ。)
ここでいきなり、王宮占者のKherasijaが奇声を発します。Tiranaが葬られた後に忽然と現れたこの王宮占者は、盲目の予言者だそうで。最近のフォーラムのレポートを読むと、Kherasijaと王様の関係は、まるでどこかの新興宗教の教祖と信者のように、わたしの目には映ります。だから私は好かない。
(Kherasija): The darkenessssss! Aiiiiiieeeeee! They are circling above us!
(闇ぃがぁぁ。あいぃぃあぁぁ。我らが頭上を巡っておる!)
(N'eroth): It is His Majesty's duty, always to strive to protect those brave souls that struggle against the foes we all face. The giants, the trolls, the dragons and the undead, the so called "Black Hand", and all other threats to my Kingdom's prosperity.
(N'eroth: 巨人やトロル、龍や亡者、Black Handとかいうのと、あと他にも我が王国の繁栄を脅かす者共、そういう我々皆の敵に対峙し奮闘する勇敢なる魂を守るために、常に立ち向かうことが、王様の責務である。)
(Kherasija): The darkness! A new child is born!!! We must pay our tribute to the gods upon the birth of a new child.
(闇が!新たなる子の誕生ぞ!神に貢物を報いよ。)
(N'eroth): Therefore it be me orders to... It is His Majety's command, to wage war on all these elements. In this full bleeding moon. His Majesty is beholden to his most warlike Duke. Duldrus shall be the place I shall visit first with as many brave subjects as dare to follow me... I hear that it can get cold up there! Yo ho!
(N'eroth: つーわけで頼むわ‥‥ このBleeding Moonの満月に、敵共に戦いを仕掛ける。これ王様命令ね。王様はこれなる好戦的な公爵(Rengal)に恩義がある。気概ある勇敢なる臣民と共に、まずはDuldrusにいってみるか。あそこは冷えるらしいじゃん。ヨーホー。)
Rengalは、Tirana討伐の際の功績を称えられ、Duldrusの領主(公爵)となりました。公爵なので本来はHis Grace the Duke of Duldrusが正式な呼称なのかも知れません。でも彼は今だにLord Rengalと呼ばれることが多いです。そっちの方が通りがいいからかな。
こうして、戴冠するや否や海賊育ちの新王とともにDuldrusへ鬼退治に向かうことに。城を出る間際、Centaurがお祝いに駆けつけました。N'erothはCentaurに、Centaursの里を勝手に抜け出したことを不器用に詫びたりしていました。
【余談】N'erothは生まれてすぐに才知ある種族Centaursに預けられましたが、前王Galandirの希望により、自身がMirithの王位継承者であることを知らされずに育てられました。やがて彼は外の世界に憬れてCentaursの里を飛び出し、Jassという名の海賊(Privateer)と行動を共にするようになりました。当時のN'erothは、Halforthの名で知られていました。Halforthとは、Centaurの言葉で「小さき子」という意味なんだそうです。後にJassのもとを離れてIstra Falvoと知り合い、Tiranaに牛耳られていたMirith解放の立役者となりました。
N'erothの母は、前王Galandirの妹Tiranaです。かつてTiranaに娘を殺されたBelethはTiranaを追い、娘の復讐に全てを捧げていましたが、逆にTiranaに囚われてしまいました。そのBelethの救出劇の後、Mirithは門外不出の禁断の書「Tome of the Lost」を携えTiranaの居所を暴き出す策に出ました。本に記された呪文を得るためにはCentaursの助力を必要としました。しかしCentaursの里を訪れたMirithの要人達とCecilの行動はTiranaに察知されていました。Centaursの里で再びCentaursの血が流されました。すぐさまTiranaと双子は逃亡を謀り、Mirithの総督Cidda TiggはTiranaを追いました。そして、彼女に首を斬られたとされていたTiranaは、実は城の地下に幽閉され生きていたのでした。前王GalandirがMirithの正統な後継者を得るためならばどんな手段も厭わない覚悟であったことは、王宮の限られた人々だけが知る秘中の秘として、Mirith王宮はそれをずっと隠し通してきました。Tiranaが産む子供を交換条件に、彼女の命の保証を約束したのです。N'erothの父は、元王宮偵察隊長の故Casden Pernelだと囁かれています。
幽閉されたTiranaの魔力を封じていたのはBelethでした。魔封じの為にBlack Magicを酷使したBelethは、その代償に体を蝕まれていました。ある時Belethは、自らの体を自らの力で治癒することを試みます。この頃、Zionidic Crystalを求める仮面の魔道師がいましたが、それがBelethでした。しかし彼の試みは失敗に終わり、彼は完全に魔力を失いました。同時にTiranaへの魔封じは破れ、彼女は野望へと突き進みました。【余談終わり】
Duldrusに着いてみれば、Andrisの賓客Janik議員の娘がいる。ママの差金でしょうか。
(Alexandra): Ah, Fuoco! Ma-ma has told me so much about you! She said that I was allowed to come along. Well, after I twisted her arm a bit. Oh this will be wonderful! *laughs* I have been simply dying to get to know King N'eroth. *whispers* He's so handsome, don't you think?
(Alexandra: まあ、Fuoco! あなたのこと、ママからたくさん聞いてるわ!ママが、一緒に行ってもいいって言ったのよ。まあ、ちょっぴり脅かしたんだけど。これはきっと素敵な旅行になるわよね!あたしね、もう死ぬほどN'eroth王とお知り合いになりたかったの。彼ってば、とってもハンサムじゃない?)
ま、こんな娘っこです。Clericの呪文を知っているようです。毛皮商人のパパとよくDuldrusを旅したとかいうことも話していました。
街に入るとIce Dragonが何匹かいました。Dragonを倒した王様はますます気分が盛り上がってきちゃって「奴らの牙城を攻めるぞ」って事に。
Ice Dungeonでは大荒れとなりました。詳しくは書きませんが、Guruのお導き通りに、沢山の魂が神に貢がれました。神様もお腹一杯になった頃、古代竜は倒され(Rengalさんのお力で)帰路につきました。
(N'eroth): I think it be time ter teach them Red Dragons a lesson next!
(次はRed Dragonに思い知らせてやろうと思うんだけど!)
人々は、この若い王様について行けるのでしょうか。
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