長野
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地域の足どうする?交通問題を考える
/4 地方都市 鉄道・バス「使って残す」 東洋大・岡村敏之教授 /長野
2024/5/8 05:09 1360文字――地方でも、既存の公共交通機関に代わる移動手段は普及するでしょうか。 ◆デマンド型交通(予約制で相乗りの交通サービス)や有償運送などがあるが、車がない人をすべてタクシーで運ぶのと効率のうえでは変わらない。お客さんがいなくても運転手が待機していれば、利用者1人当たりのコストはタクシーと同程度以上か
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6県のワインをじっくりと吟味 関東信越醸造研 /長野
2024/5/8 05:09 447文字ワインの醸造技術を高め合う「関東信越ワイン醸造研究会」が、さいたま市の関東信越国税局で開かれた。同局管内の茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野の6県のワイナリーが対象。参加者はワインの科学的知識を学びつつ、各地の醸造家が腕によりをかけて造った一品を真剣に吟味した。 研究会では酒類総合研究所(広島県東
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静かな水面 逆さの北ア /長野
2024/5/8 05:09 266文字北アルプス山麓(さんろく)の長野県安曇野市で、雪解け水が入った田んぼに北アの山々が逆さに映る「水鏡」の季節を迎えた=写真。晴天で風がない朝にきれいに見られ、残雪の常念岳(2857メートル)や横通(よことおし)岳(2767メートル)の姿が美しい。 安曇野は県内有数の米どころで、例年、大型連休の前後か
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地域の足どうする?交通問題を考える
/3 ライドシェア 試行錯誤重ね便利に 専修大・中村吉明教授 /長野
2024/5/7 05:03 1380文字――ライドシェアが4月に国内の都市部などでも始まりました。 ◆良しあしを判断するのは時期尚早だが、移動手段の選択肢が増えるのは良いこと。「運行主体をタクシー事業者に限るのは米国と比べて進歩がない」「一般のドライバーがお客を乗せて大丈夫なのか」など両極端の意見があるが、安全面などでリスクがあると思う
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列島・北から南から スタンプラリーで100万円?
2024/5/7 05:03 151文字山梨県の富士河口湖町観光連盟は、町内の観光エリアなど10カ所を巡るスタンプラリーを開催中だ。富士吉田市の富士急ハイランドも対象。全て集めて応募すると、抽選で商品券が当たる。特賞100万円は2本。 来年2月末まで。台紙の写真をホームページから送る。担当者は「人気エリア以外も魅力満載だ」と語る。(甲府
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社告
紙面、ウェブ 掲載写真買えます /長野
2024/5/7 05:03 266文字毎日新聞の紙面やニュースサイトに掲載された写真に、ご本人やご親族、関係者が写っている場合は、末尾の二次元コードから購入することができます。風景写真はどなたでも購入可能ですが、いずれも個人で鑑賞・保存する用途に限ります。毎日新聞社側でプリントし、約2週間~1カ月でお手元にお届けします。オプションとし
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熟成期間10倍超 ヤッホーブルーイング新ビール 重厚さのなかにホップらしさ /長野
2024/5/6 05:01 483文字クラフトビール最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は通常のビールの10倍以上の時間をかけて熟成させた新製品「眠れるししし2024」を発売した。同社の通販サイトなどで予約を受け付け、5月下旬から出荷される。 同商品は麦芽を通常の1.8倍使用し、麦汁を煮詰める工程に通常の2倍、熟成には10倍
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地域の足どうする?交通問題を考える
/2 インフラ危機 複合的観点で議論を 環境経済研究所・上岡直見代表 /長野
2024/5/6 05:01 1487文字――採算性を考えると鉄道の赤字ローカル路線の存続は困難では。 ◆「郷愁ではローカル路線は残せない」といわれる。しかし、特別な感情を抱けるからこそ残す価値がある。「ローカル線は郷愁で残せ」ということを強く主張したい。 特に地域と共に歩んできた駅の役割は重要だ。福井県北部の第三セクター・えちぜん鉄道が
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列島・北から南から ホタルの名所で祭り
2024/5/6 05:01 152文字長野県辰野町の「辰野ほたる童謡公園」で、乱舞するゲンジボタルを観賞できる「ほたる祭り」が6月8~16日に開かれる。入園料は一般500円で中学生以下は無料。 担当者は「日本一のホタルの名所」と自負する。昨シーズンは推定で1日当たり1万匹以上が目撃された日もあったという。午後8~9時ごろが見ごろ。(長
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地域の足どうする?交通問題を考える
路線廃止・減便 現実的な選択が必要 流通経済大・板谷和也教授 /長野
2024/5/5 05:01 1542文字運輸業界に4月、時間外労働時間の上限規制が適用されるようになった。運転者の健康確保や安全などが目的だが、人口減少と高齢化が急速に進む中で「2024年問題」と呼ばれ、公共交通機関を担う人手不足は深刻さを増している。鉄道の赤字ローカル線を巡る議論やライドシェアの運用が本格的に始まるなど、新たな動きも活
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スキー場利用、445万5000人 23年度3.6%増 大北地域で好調 /長野
2024/5/5 05:01 471文字長野経済研究所は2023年度の長野県内主要スキー場(22カ所)の利用者数をまとめた。前年度比3・6%増の445万5000人で、コロナ禍前の19年度を上回ったが、雪不足などの影響もあり、調査を開始した1992年度以降で5番目に低い水準だった。 調査期間は23年11月から24年3月まで。対象が前年度か
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松本の染織作家・本郷さんが個展 6日まで /長野
2024/5/4 05:09 340文字長野県松本市の染織作家、本郷孝文(たかゆき)さん(79)の個展「本郷孝文の仕事」が、同市中央2の高美書店中2階にある高美屋文庫で開かれている。同市では初の個展で、6日まで。 本郷さんは染織工房「本郷織物研究所」の3代目で、25歳で染織の道に入った。民芸運動の創始者、柳宗悦のおいの柳悦博氏を師と仰ぎ
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「男装の麗人」 「旧日本軍スパイ」川島芳子、激動前の写真 凜とした10代、長野で撮影か /長野
2024/5/3 05:07 570文字旧日本軍のスパイとして活動したとされる清朝の王女川島芳子が、10代を過ごした長野県松本市などで撮られたとみられる写真が2枚、見つかった。「男装の麗人」とも呼ばれた川島の断髪前の姿に、所有者は「激動の人生が始まる前の表情をとらえた貴重な写真だ」と話す。 川島は1907年に清朝粛親王の王女として生まれ
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「ラグビー合宿の聖地」に活気再び 10年ぶりに日本代表も 長野
2024/5/2 12:00 983文字長野県上田市の菅平高原で、再びラグビー熱が高まっている。市営の運動施設で同市初のネーミングライツ契約が結ばれ、ラグビー日本代表の合宿も今月、10年ぶりに行われる。コロナ禍を経て「ラグビー合宿の聖地」はかつての姿を取り戻しつつある。【鈴木英世】 上田市は2月、スポーツブランド「アンダーアーマー」の日
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菅平にラグビー熱再び 上田の2施設、冠に「アンダーアーマー」 10年ぶりに日本代表も合宿 /長野
2024/5/2 05:02 983文字長野県上田市の菅平高原で、再びラグビー熱が高まっている。市営の運動施設で同市初のネーミングライツ契約が結ばれ、ラグビー日本代表の合宿も今月、10年ぶりに行われる。コロナ禍を経て「ラグビー合宿の聖地」はかつての姿を取り戻しつつある。【鈴木英世】 上田市は2月、スポーツブランド「アンダーアーマー」の日
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列島・北から南から 市庁舎を美術館に
2024/5/2 05:02 154文字長野市は、市が所有する絵画や彫刻などの芸術作品を市庁舎の各階に展示する「市役所階遊美術館」を始めた。市ゆかりの画家や学生らの作品を並べることで、芸術に親しむ機会を提供する。 約60点を展示し、定期的に入れ替える。荻原健司市長は「いい作品がたくさん。市庁舎が気軽に寄れる場所になれば」と期待している。
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社会人野球
北信越クラブ野球 昨秋の決勝再開 千曲川クラブV /長野
2024/5/2 05:01 168文字社会人野球の第9回JABA北信越クラブカップ大会(日本野球連盟、同北信越地区連盟、毎日新聞社主催)は1日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアムで決勝があった。昨年10月に降雨のためにサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となり、五回裏から試合を再開。千曲川クラブ(長野)が新潟コンマーシャル倶楽部に
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カレーで能登を元気に スマトラ沖大地震の恩返し 長野の店とスリランカ大使ら /長野
2024/5/1 05:03 343文字能登半島地震の被災者を元気づけようと、駐日スリランカ大使らが4月25日、石川県珠洲市の道の駅「すずなり」でチキンカレー500食分の炊き出しを行った。 長野県のスリランカ料理店が調理を担当し、関東、関西に住むスリランカ人15人がボランティアで参加した。ロドニー・ペレーラ駐日大使(61)は地震発生後の
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エネルギー貯蔵、新ステージへ 極小の炭素素材で効率は今の3倍超 信州大特別特任教授らが成果発表 /長野
2024/5/1 05:03 696文字信州大などは、極小の炭素素材「単層カーボンナノチューブ(SWCNT)」を使ったエネルギー貯蔵法を開発したと発表した。同じ重量のリチウムイオン電池に比べ、3倍以上のエネルギーを蓄えられるとしている。天候に左右される太陽光や風力といった再生可能エネルギーの貯蔵などに活用できる可能性があるといい、企業な
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今の夢、追い続けて 「無言館」の成人式 全国から16人参加 周防正行さん「戦没画学生の叫びを胸に」 /長野
2024/5/1 05:03 854文字第二次世界大戦で戦死した画学生の作品を展示する長野県上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」で4月29日、毎年恒例の「成人式」が開かれた。ゲストに招かれた映画監督の周防正行さん(67)は、全国から応募して参加した18歳から24歳の16人に対し、自身の青年時代を赤裸々に打ち明けながら、心がこもったメッ
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