2024年03月29日

ユーロドル、3日続落

・ユーロドルは3日続落。アジア時間に伝わったウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の発言をきっかけに、米利下げ開始時期が後ずれするとの観測が高まった一方、欧州中央銀行(ECB)の利下げ開始時期が近づいているとの見方は強まっており、欧州市場では一時1.0775ドルと2月20日以来の安値を付けた。
 NY市場では明日からのイースター休暇を控えて、ポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが先行し、23時過ぎに一時1.0819ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
 なお、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「インフレは急速に低下しているものの、依然として高水準」「2%のインフレ目標が視野に入ってきた」などと述べたと伝わった。

・ドル円は小反発。0時30分過ぎに一時151.15円と日通し安値を付けたものの、前日の安値151.03円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。4時過ぎには151.42円付近まで持ち直した。
 海外の主要市場が明日からイースター休暇入りするほか、本日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)の前日で米債券市場が短縮取引。流動性が薄く、大きな方向感は出なかった。明日29日にFRBが重視する2月米個人消費支出 (PCE) 価格指数など、注目度の高いインフレ指数の発表を控えて様子見ムードも広がった。

・ユーロ円は続落。欧州時間に一時163.14円と19日以来の安値を付けたものの、NY市場に入ると163.58円付近まで下げ渋った。ユーロドルにつれた動きとなった。

・カナダドルは全面高。1月カナダ国内総生産(GDP)が予想を上回ると全般カナダドル買いが先行。対米ドルで一時1.3525カナダドル、対ユーロで1.4604カナダドル、対円で111.87円までカナダドル高に振れた。WTI原油先物価格の上昇を背景に産油国通貨とされるカナダドルに買いが集まった面もあった。



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2024年03月28日

ドル円、反落

・ドル円は反落。田村直樹日銀審議委員の発言がハト派的と受け止められたことをきっかけに、東京市場では一時151.97円と1990年7月以来約33年8カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、これを受けて財務省・金融庁・日銀による3者会合が開催されると、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まり一転下落した。神田財務官が「過度な為替変動に対してあらゆる手段を排除せずに適切な対応をとる」「(介入の可能性について)文字通りあらゆる手段を排除しない」と述べたことも相場の重しとなり、20時30分過ぎには一時151.03円と日通し安値を更新した。
 もっとも、そのあとは次第に値動きが鈍った。本日は重要な米経済指標の発表などもなく、米長期金利の動向などを眺めて151円台前半から半ばでの狭いレンジ取引に終始した。29日の2月米PCEデフレーターなど、注目度の高いインフレ指数の発表を控えて様子見ムードも広がった。

・ユーロドルは小幅続落。月末・期末が近づく中、対欧州通貨中心にドル買いが先行すると一時1.0811ドルと日通し安値を付けたものの、イースター(復活祭)の連休を前に積極的な売買は手控えられたため下値も限定的だった。今日一日の値幅は0.0028ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。アジア時間に一時164.42円と本日高値を付けたものの、21時過ぎには為替介入への警戒感から163.44円の本日安値まで一転下落した。ただ、そのあとは163円台後半で値動きが細った。ドル円と似た動きとなった。



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2024年03月27日

ドル円、上昇

・ドル円は上昇。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.27%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが観測されると、前日の高値151.54円を上抜けて一時151.60円まで上値を伸ばした。
 ただ、米10年債利回りが低下に転じると上昇は一服した。政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、22日の高値151.86円や2022年10月21日の高値151.95円、ノックアウトオプションが観測されている152.00円などがレジスタンスとして意識された面もあった。

・ユーロドルは小反落。欧州時間に一時1.0864ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が上昇すると次第にユーロ売り・ドル買いに傾いた。月末・期末が接近する中、ロンドン・フィキシングに絡んだドル買いが入ると一時1.0824ドルと日通し安値を更新した。ただ、米長期金利が低下に転じると下げ渋った。
 なお、本日発表の2月米耐久財受注額は予想を上回った一方、3月米消費者信頼感指数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となった。

・ユーロ円は小幅続伸。日本時間夕刻に一時163.96円と日通し安値を付けたものの、21時30分過ぎには164.41円と日通し高値を付けた。ただ、1時30分前には164.01円付近まで下押しするなど、一進一退の動きとなった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。



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2024年03月26日

ユーロドル、3日ぶり反発

・ユーロドルは3日ぶりに反発。欧州中央銀行(ECB)の利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まる中、前週末までにユーロ安・ドル高が進んでいたため、この日はポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが優勢となった。2月米新築住宅販売件数が予想を下回ったことが伝わると全般ドル売りが加速し、23時30分前に一時1.0842ドルと日通し高値を付けた。その後の下押しも1.0832ドル付近にとどまった。
 なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「今年の利下げは1回のみと予想」「経済が想定通りに進展すれば、米連邦準備理事会(FRB)は忍耐強くなることが可能」と述べた一方、グールズビー米シカゴ連銀総裁は「年内3回の利下げを予想」「(6月は利下げ検討の対象となっているかとの質問に対して)すべて検討中だがデータ次第」などと述べたと伝わった。

・ドル円はほぼ横ばい。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.25%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。週明け早朝取引で付けた151.45円を上抜けて一時151.54円まで値を上げた。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、一本調子で上昇する展開にはならなかった。22日の高値151.86円や2022年10月21日の高値151.95円、ノックアウトオプションが観測されている152.00円などがレジスタンスとして意識された。

・ユーロ円は3日ぶりに反発。ユーロドルの上昇につれた円売り・ユーロ買いが出ると一時164.21円と日通し高値を更新した。

・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインはしっかり。対ドルでは一時7万1187ドル前後まで上昇したほか、対円では1076万円台まで買われた。ビットコインを裏付けとする上場投資信託(ETF)から資金が大量流出したことで、前週は下落が続いた。その反動もあり、本日は押し目買いなどが優勢となった。



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2024年03月23日

ユーロドル、続落

・ユーロドルは続落。欧州中央銀行(ECB)の利下げ開始時期が近づいているとの観測を背景に、この日もユーロ売りが続いた。欧州時間発表の3月独Ifo企業景況感指数が予想を上回ったことが分かると1.0832ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。買い戻しが一巡すると再び上値が重くなり、4時30分前に一時1.0802ドルと1日以来の安値を付けた。
 なお、ナーゲル独連銀総裁は「おそらく初回の利下げは夏季休暇前になる」「利下げが早すぎた例をこれまでに見てきている」などと述べた一方、シクルーナ・マルタ中銀総裁は「早ければ4月に利下げに踏み切る可能性を排除すべきではない」などと語った。

・ドル円は9日ぶりに反落。2022年10月21日の高値151.95円やノックアウトオプションが観測されている152.00円手前で上値の重さを確認したこともあって、利食い売りなどが出た。市場では「前日まで8日続伸した反動で週末を控えたポジション調整目的の売りが出た」との声も聞かれ、21時30分前に一時151.01円と日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げる展開に。対ユーロ中心にドル買いが優勢になると、円に対してもドル高が進んだため、151.48円付近まで下げ渋った。

・ユーロ円は続落。前日の英中銀(BOE)やスイス国立銀行(中央銀行、SNB)の金融政策公表後に、ECBの利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まったことからユーロ売りが出やすい地合いとなった。24時前には一時163.49円と本日安値を更新した。

・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは大幅安。対ドルでは一時6万2614ドル前後まで下落したほか、対円では948万円台まで売られた。市場では「ビットコインを裏付けとする上場投資信託(ETF)から資金が大量流出してることが背景。値下がりはまだ続く」と警鐘を鳴らす向きもあった。



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2024年03月22日

ドル円、8日続伸

・ドル円は8日続伸。本日発表された3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数、2月米中古住宅販売件数、2月米景気先行指標総合指数が予想より強い内容となったことを受けて全般ドル買いが先行。対欧州通貨中心にドル高が進んだ影響も受けて、2時前に一時151.75円まで値を上げた。前日に大幅低下した米2年債利回りが上昇したことも相場の支援材料。
 ただ、前日に付けた年初来高値151.82円や昨年11月13日の高値151.91円、2022年10月21日の高値151.95円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

・ポンドドルは一時1.2651ドルと4日以来の安値を付けた。英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を据え置き、「英CPI伸び率は4−6月に目標の2%を一時的に下回る」との見通しを示した。また、ベイリーBOE総裁は「市場の利下げ見通しは妥当」「行動する前にインフレ率が2%になる必要はない」と述べ、今後の利下げの可能性を示唆した。市場ではBOEが利下げに向かっているとの観測が広がり、ポンド売りを促した。
 ドルスイスフランは一時0.8994スイスフランと昨年11月14日以来約4カ月ぶりの高値を更新した。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)の予想外の利下げを受けたスイスフラン売りがNY市場に入っても続いた。

・ユーロドルは反落。米金利上昇や米経済指標の上振れをきっかけに全般ドル買いが優勢になると、1時前に一時1.0856ドルと日通し安値を付けた。BOEやSNBの金融政策公表後に、欧州中央銀行(ECB)の利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まったことも相場の重し。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。欧州序盤に一時165.34円まで上げたものの、前日に付けた08年8月以来の高値165.35円がレジスタンスとして意識されると失速した。ECBの利下げ開始時期が近づいているとの見方も相場の重しとなり、1時前に164.57円付近まで下押しした。




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