私たち、ピアです
2015年3月12日木曜日
ピアサポ通信バックナンバーについて
『みえサポート通信』は、ピアサポートにかかわる勉強会や研修会のご連絡やご報告を目的として、1年に 4号ほど発行しています。
ところで、たいへん遅まきながら、2014年度発行の『みえピアサポート通信』について、このブログからダウンロードできるようにいたしました。
このブログ右横の「ピアサポート通信バックナンバー」という見出しの下に表示してある各号のリストから、お好みの号をクリックしていただきますと、PDFファイルを開くことができます。
どうぞご活用ください。
2015年2月24日火曜日
第12回勉強会を開催しました
2月18日水曜日、「意図的なピアサポート(IPS)勉強会in三重」の第12回勉強会を行いました。伊勢の宮町駅すぐのところにある縁の家で行いました。縁の家では、毎月第三水曜日に、「こころの病♡いせいいこいの会 心来」が居場所をしています。ボランティアの方も含めて10名程度の皆さんで、近況報告も含めて一時間半楽しく話し合いました。
前回とおなじ「相互性」をテーマに、架空の職場での同僚と“病気を抱えてテキパキと仕事をこなすことができない私”の関係について書かれた二つのストーリーを読んで、どのように感じたかを話し合いました。
参加者の中には、実際に現在お仕事をされている方や、以前お仕事をされた経験のある方もいて、「助けてくれるのはありがたい」という意見の一方で、「対等ではない気がする」という意見も出されました。
ストーリーを離れて、実際の生活でお互い助け合っているという経験についても話題になりました。
温かい飲み物とたくさんのお茶を頂き、こころもお腹もほっこりとした勉強会でした。
こんな飛び入り参加者もいらっしゃいました |
2015年1月27日火曜日
三重県知事より回答をいただきました
三重県当事者会連絡会議では、医療や行政に望むことについて当事者会の参加者を対象に行ったアンケートにもとづき、2014年11月7日に、三重県知事あての要望書を健康福祉部長に提出しました(→こちらをクリック)。
そして12月25日には、この要望書への回答を三重県知事よりいただきました。
いただいた回答は、本文で15ページにわたり、具体的かつ生活上でも有用な情報も含まれています。
これを、アンケートにお答えくださった皆さんをはじめ多くの方々と共有できるよう、このブログにて公開いたします。必要な方は、下記のリンクをクリックして、ダウンロードしてくださいますようお願いいたします。
2014年12月12日金曜日
IPS研修 in 三重(27年2月21〜22日)のお知らせ
「みんなでピアサポートについて考えよう♪—IPS研修in三重」を、平成27年2月21日〜22に下記の要領にて開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
趣旨
私たちは、なぜ、言葉を交わすのでしょうか?
今回のIPS研修では、言葉を交わすことで生じること、また、言葉によってみえなくなっていることを探ってみたいと考えています。
言葉が交わされなくても、一緒にいることの安心感や共感のなかにいたというような経験も、言葉があることで、自分や他者の経験を共有することができたというような経験もあるでしょう。お互いの存在をあるがままに受け取り、交流することに、言葉はどんなふうに役立ち、あるいは、その妨げになっているのでしょうか?
そういったことを論じるのではなく、何か体験的に垣間見られるような機会になればと思います。これまでのIPS研修に参加経験のある方も、初めての方も歓迎です。みなさまのご参加をお待ちしています。
開催要領
日時 平成27年2月21日(土)〜2月22日(日)の2日間9:30〜17:00(9:15〜受け付け開始)
場所 三重県立看護大学 講義棟2階 多目的講義室
三重県津市夢が丘1-1-1
交通 津駅西口バス乗り場1番から三交バス「夢が丘団地」行に乗車
「看護大学前」バス停下車、徒歩1分
地図 こちらをクリックしてください
参加費 500円
対象 ピアサポートに関心のある方、20名程度
当事者・ご家族・支援者の方など立場や所属は問いません。
初めての方でも参加可能です。
講師 久野恵里氏(オフィス道具箱代表)
久保善秋氏(IPS修行中、WRAPアドバンスド・ファシリテーター)
宮本有紀氏(IPS修行中、IPS東京勉強会)
申込方法 チラシを下記リンクよりダウンロードし、裏面の申込書にご記入ください。
そのうえで、下記までFaxにてご送信ください。
チラシ こちらをクリックしてください
Fax送付先 059-233-5635(三重県立看護大学 船越)
申込期限 平成27年2月6日
希望者型通の場合、三重県在住または在勤の方を優先させていただきます。
お問合せ 三重県立看護大学(http://www/mcn/ac/jp/)
津市夢が丘1-1-1
精神看護学 船越明子
059-233-5635(直通)
この研修会は、三重県立こころの医療センターと三重県立看護大学の平成26年度連携事業として開催されます。
2014年12月1日月曜日
第11回勉強会を開催しました
11月25日火曜日、「意図的なピアサポート(IPS)勉強会in三重」の第11回勉強会を行いました。津市丸之内にあるスタジオピアを会場に、15名ほどの皆さんで2時間ほど、意見交換とディスカッションをおこないました。
今回の勉強会ではピアサポートの原理として、『相互性』をテーマに意見交換をしました。異なる2つの職場の事例を比較することから始めました。1つ目の事例は、同僚は体調を気にかけてくれます。難しく責任のある仕事は同僚がしてくれますが、意見を求められることはない職場でした。2つ目の事例は、同僚はそっと見守ってくれます。自分でできそうな仕事は自分でみつけて取り組み、お互いに失敗したときには助け合って乗り切る職場が描かれていました。
このように2つの事例に対して意見を出し合っていくことで、それぞれの職場にメリット・デメリットがあることがわかってきました。また仕事の場面で<助ける側>と<助けられる側>に役割が分かれるのではないかと意見が出ました。この2つの役割から上下関係が生じる可能性はありますが、お互いに助け合うことで対等な関係を保つことができるのではないかという意見もでました。
次にロールプレイを通して、辛いとき友達に自分の気持ちを伝えるか、逆に友達の立場に立ったとき辛い気持ちを伝えられたらどう感じるか、について意見交換をしました。みなさん実体験を元に、それぞれの立場に立って真剣に考え、『相互性』のある関係や会話をしていくためにはどうすれば良いかなど活発な意見交換がなされました。
最後には、「“助けのパラドクス”、“エンパワメント”、“パワーレス”など勉強会の中で出てきたキーワードと出会えた。」、「違う立場に立って考える機会になった。」などの感想がありました。「相互性のバランスに偏りが出たことに気づくためには、どうすれば良いのか。」など積極的に質問が飛び交う場面もありました。自分と相手の関係性が変わってきたことに気づくこと、お互いが学び成長するためにはどうすればよいのか、相手を理解しようとすることが大切であることなど、本日の勉強会の学びを共有しました。
2014年11月10日月曜日
三重県知事あての要望書を提出しました
いよいよ、当事者会連絡会議で取りまとめた要望書を提出する日が来ました。
11月7日(金)の午後、三重県庁一階のロビーで三重県精神保健福祉会(さんかれん)の家族会の皆さんと合流し、健康福祉部に行きました。幹部がそろう中、当事者会連絡会議を代表して、三重県知事宛ての要望書を健康福祉部長に手渡しました。
この要望書は、事者会の有志が中心となり、当事者会の参加者を対象に医療や行政に望むことについて質問したアンケートの結果を、当事者会連絡会議で分類・整理したものです。みんなの思いがこもっています。
要望書に対する回答は、後日書面で頂くことになっていますので、このブログで公開する予定です。
仲間が力を合わせて声を挙げることは大切なことですので、これからも継続していけたらと思います。
2014年10月23日木曜日
第2回三重県当事者会連絡会議を開催しました
10月14日の午後、第2回三重県当事者会連絡会議を開催しました。
日毎に秋も深まる中、県内当事者会の皆さまが参加してくださいました。
初めに今年度の当事者会連絡会議の活動と今後の活動について確認をしました。
当事者のニーズを集約するために、夏に実施したアンケートは当事者会の皆さまのご協力のおかげで、38通の返信がありました。
ご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
会議では、アンケートに記載されたご意見を、医療・政策に関する要望書としてどのように整理していくかについて検討しました。アンケートに寄せられた要望をよりわかりやすく集約するにはどうしたら良いか活発な意見交換を行うことができました。要望書では、近鉄、JRやバスなどの公共交通機関の割引、精神障がい者が働きやすい職場づくり、ピアサポートの専門性を認めること、などを含んでいくこととなりました。
予定していた時間があっという間に過ぎていくほど充実した時間となりました。
今回集約したアンケートのご意見は、要望書としてまとめて、11月7日に提出する予定です。完成した要望書も、後日このブログに掲載したいと思います。
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