矛盾、というわけではないが

目の前に在る現実に寄り添い、対応していくことが、生き物としての強さであり、社会という文脈における、人間の強かさである
しかし、一貫した人格が持つ、感受性や信念の輝きがどうにも美しいということも本当のことだ
矛盾、というわけではないが

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Rita Ora- Your Song 和訳

Rita Ora- Your Song

 

[Verse 1]
I woke up with a fear this morning
But I can taste you on the tip of my tongue
Alarm without no warning
You’re by my side and we’ve got smoke in our lungs

今朝はちょっと嫌な気分で目が覚めたけど

舌先であなたを味わうことができるから

気分が良くなる(アラームなしで起きられたときみたい)

ベッドの上で一緒にいるんだから一服しようよ

[Pre-Chorus]
Last night we were way up, kissing in the back of the cab
And then you say “love, baby, let’s go back to my flat”
And when we wake up, never had a feeling like that
I got a reason, so man, put that record on again

昨日の夜、タクシーに乗ってるときに後部座席でキスをしながら

「もう部屋に戻ろうよ」って、あなたは言った

起きたとき、初めてあんな気持ちになった

なんでそんな気持ちになったかはもう分かってるから、とりあえず、

ねぇ、あの曲をもう一度かけて

[Chorus]
I don’t want to hear sad songs anymore
I only want to hear love songs
I found my heart up in this place tonight
Don’t want to sing mad songs anymore
Only want to sing your song
Cause your song’s got me feeling like I’m

もう悲しい歌は聴きたくない

ただラブソングだけ聴いていたい

今夜はこれ以上ないくらい幸せな気分だから

もうおかしな歌は歌っていたくない

あなたの歌だけを歌っていたい

あなたの歌を歌っていると

[Post-Chorus]
I’m in love, I’m in love, I’m in love
Yeah, you know your song’s got me feeling like I’m

何もかもを愛せるような気がするから

ねぇ、私はそんな気がしてるんだよ

[Verse 2]
No fear but I think I’m falling
I’m not proud
But I’m usually the type of girl that would hit and run
No risk so I think I’m all in
When I kiss your lips, feel my heartbeat thump

全然怖いとかじゃなくて、ただ恋に落ちているんだと思う

自慢じゃないけど

普段は相手を傷つけては離れていくような感じだから

リスクは負わないはずだったのに、今はもう夢中になってる

あなたとキスするだけで胸がドキドキし過ぎて苦しくなる

[Pre-Chorus]
And now we’re way up, dancing on the roof of the house
And then we make love, right there on your best friend’s couch
And then you say “love, this is what it’s all about”
So keep on kissing my mouth and put that record on again

こうして屋根にのぼってダンスをしてる

これからこの家(うち)にある、あなたの友だちのソファでセックスしたい

「これが人を好きになるってことなんだ」ってあなたは言うんだろうな

ずっとキスしていたい

あの曲をもう一度かけてほしい

[Chorus]
I don’t want to hear sad songs anymore
I only want to hear love songs
I found my heart up in this place tonight
Don’t want to sing mad songs anymore
Only want to sing your song
Cause your song’s got me feeling like I’m

もう悲しい歌は聴きたくない

ただラブソングだけ聴いていたい

今夜はこれ以上ないくらい幸せな気分だから

もうおかしな歌は歌っていたくない

あなたの歌だけを歌っていたい

あなたの歌を歌っていると
[Post-Chorus]
I’m in love, I’m in love, I’m in love
I’m in love, I’m in love, I’m in love
I’m in love, I’m in love, I’m in love
Yeah, you know your song’s got me feeling like I’m

何もかもを愛せるような気がするから

ねぇ、私はそんな気がしてるんだよ
[Bridge]
I don’t want to hear sad songs anymore
I only want to hear love songs
I found my heart up in this place tonight
Don’t want to sing mad songs anymore
Only want to sing your song
Cause your song’s got me feeling like I’m

もう悲しい歌は聴きたくない

ただラブソングだけ聴いていたい

今夜はこれ以上ないくらい幸せな気分だから

もうおかしな歌は歌っていたくない

あなたの歌だけを歌っていたい

あなたの歌を歌っていると
[Chorus]
I don’t want to hear sad songs anymore
I only want to hear love songs
I found my heart up in this place tonight
Don’t want to sing mad songs anymore
Only want to sing your song
Cause your song’s got me feeling like I’m

もう悲しい歌は聴きたくない

ただラブソングだけ聴いていたい

今夜はこれ以上ないくらい幸せな気分だから

もうおかしな歌は歌っていたくない

あなたの歌だけを歌っていたい

あなたの歌を歌っていると
[Post-Chorus]
I’m in love, I’m in love, I’m in love
I’m in love, I’m in love, I’m in love
I’m in love, I’m in love, I’m in love
Yeah, you know your song’s got me feeling like I’m

何もかもを愛せるような気がするから

ねぇ、私はそんな気がしてるんだよ

 

先日、ジムでトレーニングしていたときに、たまたまこの曲が聞こえてきた。sound houndというアプリで捕まえて、聴いて以来、ヘビーローテーションになっている。どこかで聞いた覚えのあるメロディーとポコポコ感だなと思ったら、Ed Sheeranが作った曲だということ。なるほど、言われてみれば、shape of youを思い出す。Your songはもう2年半くらい前にリリースされた曲だが、全く聴き逃していた。今youtubeを見ると、8,000万回くらい再生されているものの、Ed Sheeran作詞・作曲で、Rita Oraが歌っているもののわりには、あまり再生されていないようにも見える。俺が知らない間にRita Oraの人気が無くなっていたのかな。冒頭でyoutubeのurlをリンクとして貼っておいたが、これはofficial lyric videoであって、official video(いわゆるmusic video)ではない。official videoもある曲だが、俺が思うにofficial lyric videoの方が良い。ちなみにThe ChainsmokersのCloserも同様。

Rita OraのYour Songはつまりこういう曲だ「sad songは聴きたくなくて、love songを聴きたい。mad songは歌っていたくなくて、your songを歌っていたい。your songはI’m in loveにさせてくれるから。」そこ以外の歌詞は、そのことをより具体的に表現しているところということかな。まず、love songを聴きたいっていうストレートさが面白いし、mad songを歌っている自分がいたけど、そんなことはもうしたくなくて、your songを歌っていたいっていうのも面白い。そして、それが人を好きになること、という話。作品のテーマとなるものの内の一つに、恋愛というものをどのように表現するかということがあるけど、音楽に喩えるっていうやり方は一つあって、面白いね。「あなたを見ていると音楽が聴こえてくるようだ」とかそんな単純なものじゃなくて(いや、これも書きようによっては面白いものになるだろうし、ある意味ではこのYour Songもそんな歌なんだけど、少なくとも具体的な歌詞として、このYour Songはそれだけということはない)、日本の曲で言えば、「踊る君を見て 恋がはじまって」という歌詞が、globeのCan’t stop fallin’ in loveという歌にもあって、これも「踊る」っていうことが、そのまま字義どおり踊ることともとれるし、それだけではなくて、もっと抽象化してどこかで何かとして振る舞っている姿ともとれる。例えば、「踊る」ということを舞台の上でダンスをするということだけではなくて、オフィスでプレゼンしているところとか、上司として部下に指示を出しているところとか、先生になって生徒に教えているところとか、抽象化すれば、何かの役割を引きうけて、その役割を表現しているところ、何かとして振る舞っているところともとれる。「あなたの髪に触れ 私ができること なんだか分かった」っていうのは、「何かとして振る舞う姿」だけではなく、直にその人間性に触れてみて、それが言い過ぎであれば、少なくともより多面的に触れてみて、自分にできること、自分がその人のためにしたいことが感覚的、具体的に分かったっていうことなんだろう。さて、Your Songに戻ると、歌うっていうのは、自分が選んで行うもののはずなのに、この「I」(「your」 songに対して)は歌いたくもないmad songを歌ってしまっている。songがメロディーやリズムに則って成立しているものだとすると、これを人間の一つの行動様式、あるいは人格としての典型とすることもできる。つまり、良くも悪くも一貫した振る舞いということ。だから、人間は歌うものだということがこの話の前提であって、歌うっていうことは、良くも悪くも一貫性を持って行動するということ。良くも悪くもっていうのは、例えば、悪いやり方っていうやり方があるし、いいヤツっていう人格があるということ。歌詞の中で言えば、I’m usually the type of girl that would hit and runがmad songにあたるのかな。hit and runはどう訳すかちょっと考えどころだよね。「セックスしてバイバイする」とかでもよかったかなと思う。そうすると、その後のWhen I kiss your lips, feel my heartbeat thumpの「あなたとキスするだけで胸がドキドキし過ぎて苦しくなる」との対比が強くなるだろうから。でも、ちょっと直接的過ぎて、品がないかなとも思ったので、「傷つけては離れていく」にしてみました。「傷つけては離れていく」ということが、やりようによっては、それほどmadだとは限らないとも思うけど、ただ、your songでgot me feeling like I’m in loveになるのに、mad songだとそうはならなかったっていうのであれば、やっぱりloveは一つの大きな価値であり、意味だから、そんなyour songがあっていいな、いい歌だなと思う。ちなみにI’m in loveは普通に言えば、好きになるとか、恋をするとかっていうように訳すんだろうけど、恋愛のあの何とも言えない多幸感、好きになった人を通して世界が素晴らしく感じられる、その人がいてくれる世界自体を愛せるように思える、そんな多幸感を「何もかもを愛せるような気がする」というようにしてみました。まぁ、やっぱね、mad songも飽きるよね。伊集院光氏も「年齢を追うごとにある種の作品を避ける傾向が出てくる。現実にツラいこととかしんどいこととかが起こるのを体験して、お腹がいっぱいになるから、わざわざ作品に対して胸がざわついてしんどくなるようなものを求めることは減っていく。」という主旨のことをラジオで言っていたし、作品を鑑賞するだけではなく、行為としてもおかしなことをやろうとすることは減っていくよね。ちゃんと楽しいことやちゃんと面白いことはやりたいんだけどね。おかしなことはやろうとしなくても起こるからね。たまにはいいかもしれないけど。その結果sadにもなるし。だから、やっぱりlove songを聴きたくなるよねって話。your songでI’m in loveになったらいいねって話。ちなみに、鑑賞してしんどくなる作品を避けようということではなくて、何がやりたいんだかよく分からないような、少なくとも自分にとっては(可能的にも)意味がなくて、あるいは、他のものに比べてとても少なくて、ただ刺激的だから注意が引きつけられてしまうような、そんなmadなもの、つまり、おかしなものにはわざわざ自分から触れなくてもいいよね、ってこと。

ところでこれって、なんてルー大柴?

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献血と骨髄バンク登録

昨日、献血をした。

10回目の記念でガラス器がもらえた。

多田美波という、今はもう亡くなっている彫刻家の作品で、良いものだ。

献血をする上で、この器を一つの目標としていたので、とてもうれしい。

これを他の人からもらったり、買ったりしても、きっとこんなうれしくはならないだろうな。

もらった器は、全体がガラスでできており、ちょっと大きめのおちょこに、台座がついているもの。

酒を飲むものとしては大振りで、存在感がある。

おちょこ本体は透明で、グラデーションがかかっており、台座は泉を思わせるような、控えめの、淡い青。

日本酒をたっぷりと注いだときには、その大振りさがいっそう映え、また、おちょこの、ちょうど口をつけるあたりに、台座の青が移るさま。

官能的で、良い。

気に入った。

しかし、もし、多田が全て作っているということであれば、相当な数を一人で作ったことになるだろうが、はたしてどうなんだろうか。

でも、本人はデザインしただけで、実際に作った人が別ということであれば、その割には、できているものがあまりにも良いもののようにも見える。

本人が作ったものということであれば、その良さについては、納得はできるのだが。

あるいは、別の人が作ったものの中で、たまたま良いものがまわってきただけか。

それか、優秀なお弟子さんのような人がたくさんいたとか。

実際のところはここでは分からないが、なんにせよ、自分としてはとても気に入って、これから手元にあると思うとうれしい。

次にガラス器がもらえるのは、30回目とのこと。

よし、がんばろう!とはならないかな。

う~ん、続けようとは思うが、もう目標にはならないかな、という感じ。

献血は年に3回しかできないし。

 

献血の際に、骨髄バンクの登録もした。

ここ何年かは献血の度に骨髄バンク登録の案内があったので、いつ登録しようかと考えていたが、今年度から仕事の調整がつきやすい部署に異動になったので、登録するに至った、というわけ。

登録をして、骨髄・末梢血幹細胞提供の依頼が来ても、応じられないということだと、向こうも困るかなと考えたのだった。

知人から聞いた話では、水泳の池江璃花子選手の白血病について報道があってから、登録者は増えたらしいが、実際に提供の話を進めようとすると、「登録はしたが、提供はしない」という人も多いということだ。

検査から採取までは、いくつかのプロセスがあって、1~2日で済ませてしまえるようなものではない。

管理すべきことが多そうだし、それはしかたがないと思う。

ただ、人によっては、仕事なり、家事なり、育児なり…、様々な事情で、なかなかその時間をとれない場合があることは想像できるし、登録した時点と提供しようという時点とで、その事情が変わってしまったということも想像はできる。

そもそも考えが変わったということもあるだろう。

でも、やっぱり、ちゃんと考えてから登録した方がいいんじゃないかとは思う。

自分の骨髄・末梢血幹細胞を必要としている人がいたとして、その本人は分からないにせよ、担当の医師か、別の仲介者か、詳しくは分からないが、それを使おうとした人には分かるだろうから。

助けられたかもしれない、ということが。

それが命に関わるものかどうかはひとまず置いておくとしても、ね。

骨髄・末梢血幹細胞の提供について、近年では、それ用に休暇がとれたり、助成金が出たり、色々と制度が整えられているようだ。

よく考えて、できそうな人はするといいよね。

 

さて、献血の話に戻るが、今回はあまり感じが良くなかった。

若い太った女性が、私の血を採ったんだが、針を刺すときの「それが腕の伸びる限界ですか」という聞き方だったり、「絶対にひじを曲げないでください」という高圧的な言い方だったり、「ギュッとしてください」という(手を握ればいいのか、どこかに力を込めるだけでいいのかよく分からないな)と思うような漠然とした指示だったり、針が刺さっている状態で声掛けもなく突然手のひらをぺちぺちと軽くではあるが叩いて来たり…、感じが良くなかった。

同じ内容を伝えるにしても、もう少しこちらが快く対応できるようなやり方がありそうなものだ。

献血カーの中がそこまで混み合っているというような状況でもなかったし。

そう言えば、車内で大声で話している人がいて、聞こえにくい状態なのに、最初の問診の人も小声で色々聞いてきたということもあった。

「なま…と、せ……っ…を…し……く……い」みたいな感じ。

聞き返しても、結局同じような言い方。

「名前と生年月日を教えてください」だから、まぁ、分かるには分かるんだけど。

しかし、考えてみると、一つ一つのことをちゃんとしてくれていないということが、例えば、文書のやりとりだけで済むような他の仕事とは、全く違ったように思えるものだ。

というのも、もし採った血を雑に扱われて無駄になったり、また、衛生面の配慮が行き届いていなくて自分が病気になったり、そういったことまで考えようと思えば考えられてしまうから。

まぁ、そんなことはまずないだろうけど。

ただ、やっぱり、採血する人は仕事でやっているんだろうが、血を提供する側は好意でやっていることなんだし、もう少し安心させて欲しいな。

ガラス器はもらえて嬉しかったから、純粋な好意というわけではないかもしれないが。

あんまり続くと、きっとやりたくなくなるだろう。

とは言え、こんなに感じが良くなかったのも、10回やってきた中で初めてのことだったので、そんなに続けて何回もあることは考えにくいし、それに、ある程度はやりたくなくなっても、やるだろう。

なんか、自分にできることは、したいよね。

なんつって。

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トレ日記⑥ フォームと、ストレッチ&スクイーズと、エキセントリックについての考察

5カ月ほど前に傷めた右肩の痛みがほぼ無くなった。

インクラインバーベルベンチプレスを行ったときに、傷めたものだった。

一時は、ベンチプレスやショルダープレス等のプレス系のトレーニング種目で常に、痛みを感じたり、違和感を覚えていたし、チンニングのような上から引くような動作は、痛みにより全くできないときもあった。

日常生活にも支障があった。

たとえ重いものでなくても、肩よりも上にあるものを取ろうとすると、痛みや違和感があった。

それらのことが今はほぼ無くなっている。

一昨日、家でどこでもマッチョ(なんとかならんかなこのネーミング…、ちなみにリンク先は、自分が持っているものよりも何段階か進んだもの)で、チンニングをしてみたら、全く痛みが無くて、驚いた。

重量を追うのをやめていたが、それがよかったんだと思う。

ここ1~2カ月、ビッグ3(バーベルベンチプレス、デッドリフト、スクワット)を行っていない。

特にバーベルベンチプレスは2カ月間、一度も行っていない。

北村克哉氏の動画を参考にして、トレーニングをしていた。

氏のセットの組み方は、中強度×ハイレップというもの。

中強度と言っても、フォームについては、かなりストリクトにして行うので、ビッグ3の1rep Maxからすると、極端に重量が落ちる。

氏はたしか、「一時は200kgを超えるバーベルベンチプレスを行っていたが、今では30~40kgのダンベルでのダンベルベンチプレスで十分」と言っていた。

自分も一時はバーベルベンチプレスで120kgに届こうとしていたが、今のやり方では20kg×3set×20repのダンベルベンチプレスを行うこともできない。

そのやり方は、以下の3点を意識ながら行うもの。

2点目までは氏の説明するやり方に、トレーニング前の「ストレッチ」について、自分の意見を加えたもの。

3点目は、全体が自分の付け加えたものだ。

 

①フォーム⇒ベタ足(つま先だけではなく、足全体を床にべったりとつけること)と尻つけ(寝ているベンチから尻を浮かさないこと)だけではなく、次のことを意識する。幅が広く、分厚くて長いリストストラップ(リストラップではない)を用いて、ダンベルの根元の部分に巻きつけ、ファットグリップのようにして持つ。トレーニングベルトを用いて、体幹部分を固定する。ダンベルは、手のひらの指側に近い部分よりも根元の方の広い部分で持つ。脇は開き過ぎず、手首は適度に寝かせ、前腕を少し回外させる。ダンベルを少し傾けて、ダンベルの根元の重りの部分を面で持つようにする。このとき、ダンベルが前腕に付いていてもよい。スタートポジションから最大限にストレッチするように下制し、親指の根元を前に押し出し、ひじの内側を近づけていくような軌道でダンベルを挙上する。手(ダンベル)の間隔が狭すぎると、大胸筋よりも上腕三頭筋に刺激が入りやすくなり、広すぎると肩を傷めやすくなるので、適切な間隔を探る。痛みがある場合には、痛くないフォームを探る。あごを引いて頭を少し持ち上げてもよい。肩を傷めていない場合には、脇を開き、手(ダンベル)の幅を広くして行うことによって、より強い刺激を大胸筋に入れることも可能。

②ストレッチ(伸張)&スクイーズ(収縮)⇒負荷が抜けない範囲で、筋肉を最大限可動させる。痛みがあるときには、フォームと重量の調整を行うと、多くの場合、緩和ないし解消される。また、トレーニング前のいわゆる「ストレッチ」も重要だ。よく「『動的ストレッチ』はウォームアップとケガの防止に有効だが、『静的ストレッチ』は出力(パフォーマンス)が下がり、ケガのリスクも増す」という記事がウェブ上で見受けられるが、私の体感としては、ケガのリスクを少しでも減らすためには、トレーニング前に「静的ストレッチ」→「動的ストレッチ」を行うことが有効だ。「静的ストレッチ」によって出力が下がることは感じられるが、ケガのリスクが増す要因は、出力が下がっている状態から、無理に出力を高めようとすることにあるのではないだろうか。つまり、「静的ストレッチ」そのものにケガのリスクが増す要因があるのではなく、挙上できない(またはしにくい)重量を無理に挙上しようとすることが、その他の筋肉や関節に適切でない負荷をかけることになるのではないかということ。体感としては、むしろ「静的ストレッチ」そのものには、ケガのリスクを減らす効果があると思える。痛みが少なくなり、それに伴って無理なフォームで行うことが少なくなるからだ。その仮説に則り、「静的ストレッチ」において、出力が下がることと、ケガのリスクを減らすことのどちらを選ぶかと言われれば、私は後者を優先する。骨盤職人、ストレッチポール、フォームローラー等の器具を用いることも有効だ。

③エキセントリック⇒動作中のネガティヴもポジティヴも時間をかけて、セット中はずっと対象筋に刺激が入るように行う。例えば、ダンベルベンチプレスであれば、大胸筋の中部(~下部)に負荷が常に乗るようにしながら、スタートポジションから3~5秒かけて下制し、2~3秒かけて挙上する。挙上も早すぎないことを心がける。ひじを伸ばし切らず、負荷が抜けなければ、ある程度のレストポーズは可。よく「下制するときにはエキセントリックを意識し、挙上するときは『爆発的に』挙上しろ」と言われるが、この意識の持ち方が有効なのはおそらく、1rep Maxを上げるための、言い換えれば、「強くなる」ためのトレーニングを行うときだろう。もちろん、1rep Maxの重量に近づけば近づくほど、「爆発的に」挙上しても、時間がかかるようになり、その結果として、エキセントリックを意識しながら行う場合と、パッと見は変わらないようになるということはあるだろう。(すなわち、意識としていくら「爆発的に」挙上しても、ゆっくりとしか挙上できないということ。)ただし、いくらパッと見は似ていても、「爆発的に」挙上するか、エキセントリックを意識しながら挙上するかによって、変わってくるものもある。大きなものは、姿勢の保持の意識だ。いずれにしても、ケガのリスクを少しでも低くするためには、挙上のときにもエキセントリックを意識し、早すぎないように行う方がよい。

 

 

以上のことをふまえたトレーニングメニューは、ケガのリスクを可能な限り排除しており、自分としても驚くほどにケガが改善した。

氏の動画でも、ケガのリスクの排除について述べられてはいるが、ここに私の意見を付け加えるならば、この方法は予防的にケガのリスクを減らすだけではなく、ケガの回復という面においても有効なのではないか。

何せ、ある部位を傷めたとき、または、痛むときに、それを改善するためには、痛くないようにして、できるだけ動かすことが重要だからだ。

より厳密に言えば、ストリクトなフォームで行っても、痛くないフォームを探っても、ケガをして間もなくは、痛みや違和感を完全に無くすことは難しい。

ただし、十分にコントロールできる重量を扱えば、セット中に痛くないフォームを探ることができる。

そして、それがケガの改善につながる。

また、体幹部分のトレーニングとしても有効だ。

例えば、ベンチプレスでは、姿勢の作り方、その保持の仕方について、次の3点が重要だと言われる。

①肩甲骨を下制し、②背中の真ん中に寄せて、③骨盤を前傾させることにより、ベンチ上にアーチを作る。

フォームをストリクトにして、エキセントリックを意識すると、この姿勢が崩れにくくなる、というか、この姿勢を保持するために必要な広背筋、腹直筋、前腕等にも意識が向くようになる。

しかも体感として近いのは、セット中、姿勢保持のための筋肉にダンベルの重量が逃げるというよりは、対象筋により効かせるための姿勢を保持しようとした結果、姿勢保持に必要な筋肉が鍛えられるという感覚であり、姿勢保持に必要な筋肉が鍛えられればまた、対象筋に意識をより集中することができるようになる。

だから、上で述べたように、ストリクトなフォームで、エキセントリックを意識しながらダンベルプレスを行うと、結果的に、広背筋、腹直筋、前腕等も鍛えられる。

実際にそれらの部分が、筋肉痛にもなる。

これは、例えば腹筋に関して、「スクワットやデッドリフトを行えば、自然に腹筋等の体幹部分の筋肉も鍛えられるのだから、とりたてて腹筋のみを鍛える必要はない」と言われていることと、似たような話だろう。

ただ、大きい腹筋、一つ一つの溝が大きく、陰影がくっきりと出るような腹筋を作るためには、やはり個別に腹筋を鍛えるような種目を取り入れた方がよい。

それに、スクワットとデッドリフトも、ストリクトなフォームで行うことができれば、体幹部分を健全に鍛えることはできるだろうが、そうでなければ、扱う重量が比較的大きいこともあり、体幹部分を鍛えられないどころか、ケガのリスクが大きく増すだろう。

実際に、自分はスクワットでもデッドリフトでも腰を傷めた。

さらに言えば、体幹を鍛えるということと、ケガのリスクを減らすということは、密接に繋がっている。

同じことの別の面と言ってもよいくらいだ。

しかし、ここで一つ注意しておきたいこととして、「体幹」と言ったときに、それが何を指しているのか、ということがある。

私がこれまで述べたことの中での「体幹」というのは、あくまでウェイトトレーニングにおいて、姿勢を保持するために必要な筋肉ということだ。

そして、それはウェイトトレーニングの中で鍛えることが望ましいと思う。

例えば、「体幹」を鍛える種目として、巷でよく挙げられるのが「プランク」だ。

確かにプランクは腹筋と背筋が鍛えられるものであり、いわゆる運動不足の人が、日常生活をより快適に過ごすために行った方がよいメニューとして、おおむねは正しいものと考えることはできる。

自重によるアイソメトリックのトレーニングであり、ケガのリスクもかなり少ない。

ウェイトトレーニングを始める前の、予備のトレーニングとして行うことも有効だろう。

ただ、一旦ベンチプレスを行えるようになってから、ベンチプレスのより良いフォーム作りのために、プランクを行うのは非効率的だ。

それよりは、十分に扱える重量で、フォームを意識してベンチプレスを行う方がずっと効率的だろう。

また、そのあたりのことを合理的に考えておかないと、どこにも効かせられていない種目を、「まぁ、どこかしらには効いているからいいだろう、少なくとも体幹には効いているからいいだろう、よく分からないが疲れるから何かにはなっているだろう」という考えにもなりかねない。

これは消耗する考え方だ。

新しいやり方を考えるなということではなく、無駄に終わるかもしれないことをするなということでもなく、無駄なこととそうでないことは分かっていた方がよいということ。

せっかくジムでトレーニングをするんだから、基本的なことを理解しながら、強くなることや、スタイルが良くなることの喜びをちゃんと味わった方がよい。

自分で理解する喜びというものもあるし、最短距離を進めというわけでもない。

自分が喜びを感じながら頑張って結果を出したいし、他の人も同様に頑張って結果を出して欲しいということ。

ただ、結果が何も要らないという人はいるかもしれないし、また、どこまでのことを満足の行く結果として捉えるかは人それぞれだということも、忘れないようにしよう。

 

さて、ケガのリスクを減らすために、ストリクトなフォームとエキセントリックを意識してのトレーニングについて述べてきたが、いくら重量を追わないとは言え、楽なトレーニングというわけでは決してない。

自分のことで言えば、トレーニング中は汗だくになるし、毎回、筋肉痛は生じる。

今の時期、かなり冷房の効いたジムで、自分だけ汗だくということもしょっちゅうだ。

そして憂鬱だ。

1rep Maxのような爽快感はなく、1setの時間も長い。

あの、「伸るか反るか」みたいな感覚がない、スリルが少ない。

そのような楽しみは少ない。

しかし、重量を追わないことによって、痛みはなくなった。

そして、体重はそれほど増えていないが、バルクは増している。

ボディメイクを行うということであれば、これが最良の方法なんじゃないだろうか。

あとは、強さだったり、ボディメイクだったり、その両方だったり、その人にとって何が楽しいのか、それぞれの人が何を目指すか、ということだと思う。

ただ、重量を追わないとは言え、それはあくまで「1rep Maxを上げることを主な目的にしない」というだけであって、ストリクトなフォームで扱える重量は増やしていく。

目標は、現状維持ではなく、より良いフィジークを実現させることだからだ。

 

しかし、また1rep Maxの更新にチャレンジしてみたい気持ちもある。

もちろん、その際にも、ケガのリスクをできるだけ少なくするということは重要だ。

とは言え、これまで述べてきたように、そもそもケガのリスクをできるだけ少なくして、ボディメイク、筋肥大をするということであれば、1rep Maxの更新にチャレンジすることは、必ずしも得策とは言えない。

でもやっぱりまた、あのスリリングな体験をしたい。

見上げるほどの高い壁を飛び越えられるか、目の前にあるぶ厚い壁を叩き壊せるか、そもそもそれにチャレンジする覚悟が自分にあるのか…、試されている、そんな感覚。

また、あの場所に立ってみたい。

1rep Maxの更新にチャレンジすることが、ボディメイク、筋肥大と絶対的に矛盾するというわけではない。

色んな刺激を与えることが有効だからだ。

大事なのはリスクをどう管理するかということ。

最大限ケガには気を付けて、これからもトレーニングを楽しみたい。

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何かを失うことがあったとして、

失ったからと言ってそのことを大きくし過ぎず、

また、小さくもし過ぎず、

その「何か」が自分にとってどのようなものであったかを

覚えていて、

そして、失った後もどのようなものであるか、

また、あり続けるかを、理解の範疇に留めたいものです。

 

わぴこ

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トレ日記⑤

スクワットの120kg*1set*5repが出来た次の日に、デッドリフトも更新してやろうと思って、155kg*1et*1repに挑戦したら、すねの真ん中くらいまでは浮いたが、結局は引けず、そして腰を傷めるという話。

140kgまでは割りと軽い感じだったのにな。

ちなみに、スクワットの1rep Maxにはチャレンジしたことがない。

デッドリフト以上に関節が怖いから。

さて、デッドリフトで腰を傷めた後は、日常生活も難儀していたが、骨盤職人を使うと、かなり痛みが緩和される。

腰周りの痛みはかなり和らいだので、そのついでに、三カ月ほど前に傷めてから、なかなか解消できない肩の痛みも何とかならないかと思い、骨盤職人と試行錯誤。

その結果見つけたのは、玉を一番狭くした骨盤職人を床に置き、その間に向かって垂直(あるいはやや斜め手前上)方向から、ショルダータックルをぶちかます感じで、ぐりぐりやる、というもの。(三角筋の前部分と中部分に当てる感じ。)

やってる間は脂汗が出る一歩手前くらいにマジで痛いけど、やった後は、痛みと違和感が少なくなり、よりスムーズに動くようになる。

これまでは、ダンベルプルオーバーやフェイスプルといった種目を行い、それによって肩およびその周辺の柔軟性・連動性を高め、痛みを和らげようとしてきたが、こういったことは一定程度の効果はあるものの、少し物足りなかった。

これからは、職人にタックルをぶちかまして、治す。

あと、最近は「冷え」についてよく考えている。

風邪、トレーニング、お茶、砂糖、脂質、風呂、胃腸、睡眠…などについて、体感的なことをいずれ書こうと思うが、それはまたの機会に。

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トレ日記④

ブログにトレーニングの記録を付けるの超めんどい。やばい。とりあえず、補助種目は置いといて、最近やった主なもの。

squat 110*1*8  90*1*10

incline bench press  30*1*20  38*1*5

週に3~4日はジムに行っているが、肩も治りきらないし、なんだかな。様子見しながら。

治りかけの肩を。

壊れかけのRADIO。

壊れかけのRADIO HEAD。

Radio Ga Ga。

Lady Gaga。

デビューして10年経ったLady Gaga。

なにせ、歌がうまい。

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トレ日記③

2019/5/5(日)4:00ごろから1時間半程度

胸と肩

※算数字表記はkg×set×rep

 

胸①【ベンチプレス】

・ウォームアップ20×1×20、60×1×10、90×1×3、100×1×1、110×1×1

・メイン100×6×1、100×3×1、100×4×1

久しぶりの高重量とはいえ、1月半前に右肩を傷める前には100×5×5ができていたのに、だいぶ弱くなっていて、イライラする。

2種目目に越YG】山澤 礼明で紹介されていたスミスマシンでの逆手インクラインプレスをやろうとしたが、右肩に痛みを感じ、断念。

 

胸②【インクラインダンベルベンチプレス】

・12×1×10、22×1×10、30×1×10、30×1×6

 

肩①【インクラインダンベルサイドレイズ】

・6×1×8、8×2×6

肩の2種目目に逆手ショルダープレス&アーノルドプレスをやろうとしたが、これも右肩の痛みにより断念。昨日はあまり痛みを感じずにできたはずだが、2日続けたからよくなかったか、あるいは、フォームとして肩から離し過ぎたかな。

 

肩②【スタンディングフェイスプル】

・11.5×3×できるまで(12~15)

 

肩③【リアデルトレイズ&ローイング&スイング】

・8×2×30(各10repずつ)

 

もう肩はほぼ越YG】山澤 礼明で紹介されたままやっている。

ただ、昨日よりもインクラインダンベルサイドレイズができなくなっていたのは、2日連続だからか、あるいは、やっぱり胸をやった後だからかな。

ベンチプレスで初めて100kgを上げられたのが2017/5/4だから、もう2年前のことだ。

今のPRは117.5kg。

100kg→117.5kgで2年かかるというのは、自分としてはかなり不満だ。

モチベーションが弱まっていた時期もあるし、今は右肩を傷めてしまって、なかなか120kgが上げられずにいて、イライラする。

左肩のリアもチクチクとした痛みが少しでてきている。

右肩の痛みにより、上方から引くような、チンニングやラットプルダウンといったプル系のトレーニングができていないことの影響で、バランスがおかしくなっているんだろう。

フェイスプルをすると治まる。

ただ、痛みがあっても、トレーニングは楽しい。

120kgが上げられたら、減量に入る。

今季はかなりダーティにバルクしてしまったので、少しキツイかも。

それがまた楽しみでもある。

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トレ日記②

2019/5/4(土)3:30ごろから1時間半程度。

脚と肩。

 

脚①【ハイバースクワット】

・ウォームアップ

⇒20kg×2set×10rep、60kg×1set×10rep、90kg×1set×3rep、100kg×1set×2rep

・110kg×1set×7rep

・90kg×1set×8rep

110kgで7repは初。

ただ、5rep目以降はフォームが崩れ気味になる。

 

脚②【45°レッグプレス】

・フォーム確認で50kg×20repほど

・150kg×3set×10rep

 

脚③【ハックスクワット】

・70kg×1set×6rep

・70kg×1set×11rep

 

肩①【インクラインサイドレイズ】

・ウォームアップ6kg×1set×10rep

・8kg×2set×8rep

 

肩②【逆手ショルダープレス&アーノルドプレス】

・12kg×2set×20rep(各10repずつ)

 

肩③【リアデルトレイズ&ローイング&スイング】

・8kg×2set×30rep(各10repずつ)

 

 

肩は【上越YG】山澤 礼明の、で見た動画のままやってみた。

同じ場所で同じようにインクラインサイドレイズをしている人がいた。

影響力すげぇな。

前にも違う場所でインクラインサイドレイズしている人がいたしな。

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トレ日記①~初GVT~

2019/05/02(木)16;30ごろから1時間程度。

胸をメインとしたトレーニングを行う。

1カ月以上前に右肩を傷めて、なかなか治りきらない、が、

少しずつ治ってきてもいる。

高重量でなければ、ある程度は大丈夫そうなので、GVTを試してみる。

⇒【German Volume Training】

・1rep MAXの60%の重量で10set×10rep。

・set間のインターバルは60秒~90秒。

 

【今回の自分のセットの組み方】

種目:バーベルフラットベンチプレス(いわゆるベンチプレス)

set×rep:10×10

重量:72.5kg

インターバル:75秒

ギア:リストラップ、パワーベルト着用

フォーム:足は地面にちゃんと着ける(ベタ足)。

尻はベンチから離れない(尻つけ)。

バーベルはrep毎に胸につける。バウンドなし。

1rep目は特にゆっくり下ろし、フォームに気を付ける。

2rep目以降は早く上げ下げしても可。

 

 

まず、1kgのダンベルで2~3分程度、動的ストレッチを行う。

20kg(バーのみ)×20rep、60kg×10repでウォームアップセット。

その後メインセットに入ろうとする、が、

一度始めるとインターバルの時間が正確に決められている中で、

10setやり切らなければいけないというプレッシャーから

緊張感が生まれる。

俺は普段インターバルの時間をそんなに厳密に決めていない。

GVTは初めてやってみるというのもある。

でも、いいね。

これでこそ、この緊張感こそ、ウェイトトレーニング。

メインセットに入る。

 

1set目・・・余裕。1rep MAXの60%で10repならこんなものだろう。

2set目・・・余裕。75秒で呼吸も整う。

3set目・・・まだ余裕。2set目のときよりも若干呼吸が整っていない感はある。

4set目・・・少しつらい。当初30repくらいは連続でいけそうだったのが、この時点では

20repくらいになっていそう。汗がだいぶ出始める。胸のパンプを少し感じる。

5set目・・・少しつらい。だんだんと呼吸が整わなくなってくる。

6set目・・・だいぶつらい。胸のパンプをだいぶ感じる。

7set目・・・つらい、が、まだ10repがギリギリというわけではない。

8set目・・・つらい。8rep目くらいから少しずつ声が出始める。汗だく。

9set目・・・つらい。心肺機能のトレーニングかと思うくらいに、呼吸が整わない。

10set目・・・割りと限界。ただ、10repきっちりやりきった。もう1setくらいはいけるか。

 

という感じ。

10setを終えた直後は、想定していたよりも余裕だった。

ただ、それから少し経った後、疲労感が大きくなってくる。

初めてにしては、我ながらうまくいったと思う。

次はもう少し追い込めそうな気がする。

インターバルを短くするか、重量を上げるか、かな。

まぁ、当分はもうやらないだろうが。

 

その後の予定もあるので、後は軽めにした。

 

種目:スタンディングケーブルフライ(胸の中部)

set×rep:3×20

重量:適当な重さ

 

種目:スタンディングサイドレイズ

set×rep:3×20

重量:10kg

 

今回、GVTをやろうと思ったのは、筋トレyoutuberのコアラ小嵐さんの動画を見て、

そう言えばGVTをやったことがない、ということに気付いたからだった。

「ヤムチャタイム」面白い。

スクワットでGVTはめちゃくちゃつらそうだなぁ。

 

あと、ちょっと見ない内に、同じく筋トレyoutuberの

【上越YG】山澤 礼明が凄いことになっていた。

山本義徳、山岸秀匡、岡田隆史(バズーカ岡田)といった錚々たる人たちに

インタビューを行っていたり、パーソナルトレーニングを受けていたり・・・

といった内容を動画で惜しみなく公開しており、

そのトレーニングの教材としてのクオリティの高さには目を見張るものがある。

インタビューでは、できるだけこのインタビューを有意義なものにしよう、

その対象に食いついていこう、という必死な姿勢が見えるし、

パーソナルトレーニングでは、懸命にトレーニングに取り組んでいる。

言葉遣いには何一つ直すところがなく、振舞いがとても慇懃だ

というわけにはいかないが、その懸命さは観ている側にも伝わるし、

動画の中の相手を尊敬しているであろうことも伝わる。

パーソナルトレーニングではない、自分の身体に筋肉と骨の画像を投影しての

トレーニングの説明も、とても丁寧な作りになっている。

色んな筋トレyoutuberとコラボレーションしているのも楽しい。

コンペティター(競技者)としてコンテストに真摯に挑もうとしている姿勢にも好感が持てる。

以前からパーソナルジムを運営していたが、近々、

大型のジムの経営を始めるという野心も、見ていて小気味良い。

元々は体操選手で、シルク・ド・ソレイユに所属していたという経歴も面白い。

しかし、何に一番驚いたかと言うと、やはり山本義徳さんとの動画。

よく言われることだが、本当に、よく、これを無料で提供したなと思った。

しかし、そのことによって、これまでは知る人ぞ知るという感もあった、

山本義徳さんの業績が少しでも世に広められたのなら、喜ばしいことだと思う。

とても多くのものを積み上げてこられているのに、

肯定的な認知度が低いように見受けられたからだ。

 

先日、自分が行ったジムで、三頭筋にとてもよく効きそうではあるが、

あまり見たことのない種目をやっている人を見かけた。

【上越YG】山澤 礼明動画内で紹介されていた種目だった。

とても大きな影響力だ。

kanekinに続いて、また1人、影響力の大きな筋トレyoutuberが生まれる、

(あるいはすでに生まれた?)かもしれない。

これをきっかけに、日本のフィットネス業界に、単なるブームではない、

更なるムーヴメントが起こることを、俺は期待している。

俺自身が、身体的・精神的にとても苦しい状況の中に立たされたときに

トレーニングというものに出会うことができて、それを乗り越えることができたように、

トレーニングに救われうる人がまだ少なからず世の中にいると思うからだ。

功罪はもちろんあるだろうが、今時点、世に蔓延している

いい加減な健康志向に代替するものが生まれることによって、

まだまだ「功」の方が大きくなる余地があると、俺は思う。

山澤さんには頑張って欲しい。

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