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  1. Amazonの箱の底で作るキーボードケース

    ノートのかわりに初代iPadと、絶対たくさんメモをとるとわかっているときはニンテンドーDSのキーボードを持ち歩いています。キーボードのためのケースを持っていなくて、何度か裸でカバンに入れて持ち歩いたのですが、こんなことをしていたら絶対にいたむ、そしたらものを大事にしていることにならない、つまり省エネではない、と思い、ケースを自作しました。防水防塵性はありませんが、なにもないよりはマシかなと思っています。

    材料

    • 一般的なサイズのAmazonの箱の底に敷いてあるダンボール
    • 輪ゴム(写真の輪ゴムは雑誌を買った時にたまについてくるものです)

    作り方

    1. ダンボールにキーボードを置いて、大体このへんで折る、という線を決め、折る。定規を当てたり、硬いもので一度スジを付けてから折ると失敗が少ないと思います
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    2. キーボードの厚みに併せてもう一度折り、キーボードを挟んで輪ゴムでとめる
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      逆側から
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    作り方も見た目もシンプルです。これをさらにビニール袋に入れたりしたら、もっと安心です。

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  2. 布の立体マスク

    掃除の時なんかには絶対欠かせないマスクですが、私は不織布のマスクの肌触りと微かなにおいが苦手です。今の季節は暑さと相まって不快感が強くなるので、布の立体マスクを作りました。 自作ですが、鼻あてをつけて、ちゃんとフィットするように工夫しました。手縫いで、20分くらいでできました。

    自分で作ると、こんないいことがありました。

    • それぞれにフィットしたサイズや形で作れる
    • そのため、不織布のマスクのインナーにもなる(不織布の方が密なので、併せて使って遮蔽度アップ)
    • 不織布のマスクのパーツや電化製品のコードなどをまとめている針金を再利用できる
    • 洗って繰り返し使える
    • 濡れたガーゼを挟むことができる(作り方による)
    • 不織布マスク独特の不快感が軽減できる

    材料

    • 子どもは子ども用など、それぞれにフィットする市販の立体マスク
    • 厚紙
    • ガーゼや晒し布のような、目が密すぎない布
    • 電化製品のコードなどを束ねている針金(を樹脂で挟んだもの)
    • 使用済みの使い捨てマスクの耳掛け部分を下のように切り取ったものか、ゴム

    作り方

    1. 好きな立体マスクの形を厚紙に写し、フリーハンドで縫い代をつける。縫い代は、ゴムを付けるところだけ2cm、それ以外は1cm。厚紙を切り抜き、型紙を作る

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      フィットする立体マスクがない場合は、近い大きさのものを縮小したり拡大したりして調整してください。
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    2. 型紙を布に写し、布を切り取る。表の左右、裏の左右で合計4パーツ必要です。また、今回私はダブルガーゼを使っていますが、薄いガーゼを使って作る場合など、布の厚みが不足していると思われるのであれば、表だけ2枚ずつ使うなどして調整してください。
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    3. 布を中表にし、鼻側の曲線を縫い、その後アイロンで丁寧に割っておく。

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      すでに立体的なので、縫い目を割るのはちょっと面倒です
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    4. 電化製品のコードなどをまとめている針金を、表側になる方のパーツの裏側に縫いつけ、外れてしまわないように両端を曲げておく。使用済みの使い捨てマスクの針金部分周辺だけを切り抜いて縫いつけても。
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      中心と左右の3箇所を簡単に縫いとめました
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      両端を曲げて、外れてしまわないようにしておく
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    5. 2つのパーツを中表にし、上下を縫って裏返し、アイロンで形を整える
    6. 耳掛けのゴムをつける

      マスクの両端を1cmずつ内側に折り込んでアイロンをかけ、使い捨てマスクの耳掛け部分の土台を挟み込み、土台の部分だけ縫いとめる
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      この隙間に濡れガーゼを挟みます
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      普通のゴムを使う場合はマスクの両端を三つ折りにし、ゴムが通る幅をあけて縫い、そこにゴムを通します

    以上。

    使い捨てマスクのゴムを使うと、痛くなりにくいです。

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    完成。しっかり立体です。
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    洗濯は優しく手洗いしてください。

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  3. バナナと黒糖、くるみのケーキ

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    シュガースポットが浮き出た、完全に熟したバナナで作ります。
    バナナのカリウム、黒糖のカリウムカルシウム、くるみのビタミンEカルシウム、ベーキングパウダーのカルシウム、バターのビタミンK、D、E、と、今体に必要な栄養がすばらしくたくさん含まれたおやつです(ちなみにバナナのカリウムには天然の放射性カリウムがたくさん含まれていますが、私たちの体は適切に排出することができるそうです)。
    バターは牛乳から加工される際に放射性物質の多くが乳清に移っているのでわりと安心して買える食材ですし、心配な場合は、植物油(太白ごま油など)で作ってもあっさりしておいしいです。

    材料

    • 薄力粉 - 70g
    • バナナ(完熟) - 2本
    • くるみ - 大さじ1
    • 黒糖 - 50g
    • バター(または植物油) - 50g
    • 卵 - 1個
    • ラム酒 - 大さじ6
    • ベーキングパウダー - 小さじ1/2

    作り方

    1. くるみは軽くローストして、小さく砕いておく
    2. バナナをフォークの背などで荒く潰し、ラム酒をかけておく
    3. 常温に置いて柔らかくしたバターをよく練り、そこにふるった黒糖を加えてさらに練る
    4. 溶き卵を3回くらいに分けて加え、その都度よく混ぜる
    5. 潰したバナナを加えて混ぜ、そこに薄力粉とベーキングパウダーをふるって加え、さっくりと混ぜる
    6. さらにくるみを加えて(一部飾りに取っておく)混ぜ、オーブンシートを敷いた型に流し入れて飾りのくるみを表面に乗せ、170℃に予熱しておいたオーブンで45分焼く
    7. 竹串を刺して何もついてこなければ完成。冷まして食べる。翌日食べた方がしっとりしていておいしい

    色んな配合で試してみましたが、バナナが多かったり粉が足りなかったり、ベーキングパウダーがなくても全部おいしかったです。

    栄養メモ

    • バナナカリウム、マグネシウム、ビタミンB1、B2、食物繊維、酵素などを含む
    • クルミ:脂質、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維、ビタミンB1、Eが豊富。クルミに含まれるリノール酸・リノレン酸はコレステロールを下げ、心臓病や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を予防する。植物の卵とも呼ばれる。
    • 黒糖ビタミンB6カルシウムカリウム、炭水化物、銅が多く含まれている。100gあたりに含まれているカルシウムの量は、牛乳の倍。
    • バター:脂質、レチノール、コレステロールが多く含まれている。他に、ビタミンK、D、Eなども含まれている。
    • 薄力粉:炭水化物、たんぱく質、食物繊維が豊富に含まれている。他に、マンガン、銅、ビタミンB1なども含まれている。
    • ベーキングパウダー:リン、カルシウム、食塩、カリウムが豊富に含まれている。
    • ビタミンD、B12、B2、パントテン酸、レチノール、たんぱく質、脂質が豊富に含まれている。他に、リン、ビタミンKも含まれている。ビタミンD、Kはカルシウムの吸収と骨への沈着を助ける。

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  4. 抹茶

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    以前、お茶の先生から「あるお医者さんは毎朝抹茶を小さいスプーン1杯口に放り込んで、水をぐっと口に含んでそのままグチュグチュしてから飲んでいる。当人によると『時間のない朝、最も効率的に栄養が摂れる方法』らしい」と聞き、そんな忙しさに憧れたりしましたが、その抹茶に含まれる栄養素は、カフェイン、タンニン、ビタミン、葉酸カリウムなど様々です。

    特にビタミンKの量が多く、一般人の1日の推奨摂取量の2倍以上が含まれています。 ビタミンKは、カルシウムが骨から溶け出て行くのを防ぎ、骨にカルシウムを沈着させる働きをもっています(ちなみにビタミンDはカルシウムの吸収を助けます)。

    ところで自然界には存在しないストロンチウムは、私たちの体の中ではカルシウムのように振る舞うそうです。振る舞うというよりは、私たちの体は未知の物質を、形の近いカルシウムとしてしか処理出来ないのでしょう。カルシウムの体への吸収率は、口に入った総量の30%で、ストロンチウムの吸収率はその半分程度だそうです(六号通り診療所所長のブログ、放射性ストロンチウムの内部被曝について)。ストロンチウムが含まれた食物を食べるとき、体内にカルシウムが不足していれば、ストロンチウムがより吸収されやすくなります。そして、一度骨に吸収されたストロンチウムはなかなか体外に排出されません。できるだけ骨にストロンチウムが吸収されないように、先もってカルシウムで満たしておくことが大事です。抹茶に大量に含まれるビタミンKは骨をカルシウムで満たす助けになるのではないでしょうか。

    抹茶自体にもカルシウムは含まれていますが、1日の推奨摂取量には満たないので、安全だとわかるカルシウムを一緒に摂るとよりよさそうです。安全な牛乳が手に入るなら抹茶ミルク、そうでなければ今の時期なら豆乳で抹茶ミルクがおいしいしよさそうかなと思います。

    ちなみに抹茶の新茶は11月に口切り。それまでは去年のお茶です。

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  5. モロヘイヤのおひたし

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    モロヘイヤはいかにも体に良さそうなので、特に調べたことはなかったのですが、今日ふと調べてみたら、本当に栄養と食物繊維が豊富でした。さらに、ネバネバ成分はムチンと呼ばれ、人間の体のぬるっとした部分や、うなぎの体のヌルヌルも、同じムチンだと知って驚きました。同じ成分だから足して胃の粘膜を保護するって、そんなシンプルなことでいいのだろうかと動揺しました。でも、おいしいし栄養はあるしで文句はないです。

    材料

    • モロヘイヤ
    • 鰹節
    • 醤油かポン酢、麺つゆ

    作り方

    1. モロヘイヤは花や実を丁寧に取り除き(毒がある)、よく洗い、さっと湯がいて水にとる
    2. 水気を切って刻み、鰹節をかけ、醤油などの調味料をたらす

    栄養メモ

    • モロヘイヤβカロテン、ビタミンE、B1、B2、B6、C、Kカルシウム、食物繊維、ムチンを多く含む。ビタミンKが含まれているため、カルシウムを効率良く吸収することができる。食物繊維はごぼうに匹敵する多さ。ネバネバの成分であるムチンは、胃や腸の粘膜を保護し、肝臓や腎臓の機能を強化し、疲労回復や老化予防の効果がある。
    • 鰹節:タンパク質、脂質、カリウムカルシウム、マグネシウム、リン、ビタミンD鉄分を含む。

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  6. ドライトマトとそのオイル漬け

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    ドライトマトに挑戦しましたが、カビが生えやすくてけっこう散々でした。それでもなんとかそれらしきものはできましたが、湿度が高い地域では難しいのでしょうね。

    材料

    • プチトマト
    • オリーブ油
    • にんにく

    作り方

    1. プチトマトを半分に切って、切り口に塩をひとつまみずつのせ、数日かけて干す
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      車を使って干す場合は、1日で干し上がらなかったら、夜は家に取り込む。車に置きっぱなしだと蒸れてカビが生える
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    2. 一部のセミドライになったトマトと潰したにんにくを清潔な瓶に入れ、オリーブ油を注ぐ(私はカビがうっすら見えたトマトを片っ端から取り除いてさっと洗い、オリーブ油に漬けてみました。漬けてしまってから、お湯にくぐらせるくらいしてもよかったかと思ったのですが、その後普通に食べています。おいしいです)
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    3. 残りは乾燥させ続け、しっかり乾いたら密閉して冷蔵庫で保存する。食べるときは少しだけ酢を加えたお湯に5分ほど浸し、水気を切って戻す。その後2の手順でオイル漬けにしても
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    今回は塩を使わずに干しました。トマトだけの天然の旨みを大事に…などと思って塩を乗せないやり方でやったせいで、乾くのが遅かったように思います。私の家は田んぼの中の一軒家で、普通の土地より湿気が多いので、これからやる時は、塩ありでやろうと思います。

     
     
  7. ゴーヤの白和え

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    ゴーヤの苦味が苦手な方でも食べられる白和えでカリウムカルシウムと味噌の酵素をたくさん摂って、放射能から体を守りつつ、夏バテ予防はどうでしょうか。

    材料

    • ゴーヤ - 1本
    • 豆腐 - 半丁
    • みそ - 大さじ1/2〜1
    • いりごま - 大さじ1
    • 砂糖 - 小さじ1/2
    • 鰹節 - ひとつかみ

    作り方

    1. ゴーヤは縦に割って種を取り、薄切りにし、塩でもんでおく
    2. 豆腐は水をきっておく
    3. すり鉢でごまをすり、そこに味噌、豆腐、砂糖を加えてなめらかにすりあわせる
    4. ゴーヤを熱湯でさっとゆがいて水をきったものと鰹節を3に加えて和える

    栄養メモ

    • 全体にカリウムカルシウムが豊富な食材ばかり。味噌に火を通していないので、酵素がしっかりとれる。
    • ゴーヤビタミンCが特に豊富。トマトの5倍のビタミンCが含まれている。ゴーヤのビタミンは熱に強く、炒めてもほとんど失われない。カリウムも豊富。ほかにビタミンB1、B2、ビタミンAなどを含む。苦味成分であるククルビタシンというフラボノイド類は、免疫料を強化し、糖尿病や癌を予防する。
    • 豆腐:植物性たんぱく質が豊富。カルシウムビタミン類、オリゴ糖、レシチンを含む。
    • 味噌:特に豆味噌が良い。消化吸収率の高い大豆タンパク質、カルシウムカリウム酵素、イソフラボン、レシチン、ビタミンE、ビタミンB12などが豊富。酵母菌が生きている味噌を買うこと。味噌の酵素は20℃以上で活性化し、48℃以上で死にはじめる。
    • ごまカリウム、マグネシウム、、リン、亜鉛などのミネラルが豊富。骨粗しょう症の予防(骨をストロンチウム等から守る?)、貧血改善。タンパク質、水溶性食物繊維ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、E、葉酸が豊富。抗酸化作用あり。活性酸素が体内で作られるのを抑え肝臓機能を強化、細胞の老化、がん化を抑制する作用あり。すったり切ったりすると吸収しやすくなる。
    • 鰹節:タンパク質、脂質、カリウムカルシウム、マグネシウム、リン、ビタミンD鉄分を含む。

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  8. 紫蘇つくだ煮とゆかり

    染物に使った紫蘇は、つくだ煮にしました。
    つくだ煮の作り方はこちら

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    そして、まだまだ色が残っているようできれいだったので、つくだ煮の一部をざるに入れ、車の中でパリパリになるまで乾燥させて砕き、塩を少し混ぜてゆかりにしました。

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    作り方

    1. 紫蘇つくだ煮の水分を絞り、ザルなどに重ならないように広げ、乾燥させる(熱い車の中に放置するのがおすすめです)
    2. パリパリになったらミキサーやすり鉢で粉々に砕き、味をみて塩を少し足して調整する

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  9. 服の染め直し

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    気に入っていて手放したくないしまだまだ使えるのに、色や形が年齢や趣味に合わなくなって使えず、手元に置き続けている服をどうにかしたい場合、

    • 無理やり着る
    • 形が合わなくなっている場合は、リメイクして着る
    • 色柄が合わなくなっている場合は、染めなおして着る

    のような対策が考えられます。無理やり着るというのは続かなさそうなので、何らかの加工をして、また長く楽しむのを前提に考えます。

    その前にまず布について考えてみると、はさみをできるだけ入れずに仕立てるのが、布の価値を一番保った利用法のように思います。これから何にでも加工できる状態、無限の可能性へと開かれた状態を保っているのがよいのです。その考え方を存分に組み込んだ服は、インドのサリーや日本のきものなど、世界各地の民族衣装に見られます。

    次に、服について考えてみると、ある用途を想定して貴重な布が裁断され加工された後の物です。その形になった事自体が価値があるのだと考えます。形が体型に合わなくなっている場合はもう一度はさみを入れて加工しなおすのは当然必要ですが、シルエットの流行が変わって、着にくくなったというのはどうでしょう。気になる場合はやっぱり加工しなおすしかないですが、もし今後服を新たに買うならできるだけ流行に左右されにくい形のものを買うほうがよさそうですね。

    さて、色柄が合わなくなっている場合、きものならほどいて染めなおすことが多いようです。洋服を自宅で染めなおすことができるか、試してみました。

    私はタイによく行く友人からのおみやげで、タイパンツをたくさん持っています。その内の2本がどうしても自分には派手に思えて、ほとんど着ていません。綿100%で気軽な服なので、まずこれを染めなおすことにしました。

    紫蘇ジュースを作った際に用意した紫蘇の葉がちょっと多すぎたので、その紫蘇を使いました。

    材料

    • 染めたいもの(綿素材)
    • 紫蘇 - 染める布と同じ重さ
    • 酢 - 紫蘇がひたひたになる量
    • 呉汁か豆乳か倍に薄めた牛乳 - 染めるものがゆったり入るくらいの量

    作り方(紫蘇の酸性抽出)

    1. 染める服と同量の紫蘇を用意し、よく洗って半日ほど日陰で干して水気を切る
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    2. 紫蘇を酢に漬け、一晩置く
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    3. 染める服を一度洗って少し干す
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    4. 乾いた服を豆乳か水で倍に薄めた牛乳などに1〜2時間ほど浸ける。全体がしっかり浸かるように時々かき混ぜる。ここで作業を中断する場合は冷蔵庫に入れる。白いひも状のものは、綿テープ。一緒に染めて本来の色を見ようとしている
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    5. 4の服を絞り、乾かす
    6. さらに、水に1時間ほど浸けておく
    7. 一晩置いた紫蘇を絞り、抽出液に水を加えて服全体が浸かるくらいの量に増やす
    8. 6の服を絞ってから広げ、染液に浸ける。絞っては浸ける作業を5〜10回繰り返す。その後、染液に浸けた状態で一晩おいておく。布が染液から出ないように、ビニールを上にのせておく。
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      染めている間に綿テープの色がみるみる変わっていった
    9. 一晩経ったら流水ですすぎ洗いをして、優しくしぼって陰干しする
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    反省点など

    • 下処理には牛乳も使えるが豆乳のほうがよいとあったので、その前日、産地をよく確認せずに買ってしまった微妙な牛乳を使った。作業中は「飲めない牛乳はこうやって使ったら有効活用できるのでは」などと思っていたが、完成してみると、どうにも牛乳臭い。何度洗っても臭いがとれない。豆乳にすればよかったと本当に後悔した。
    • 今回は飲用には微妙な牛乳を倍に薄めて使ったが、それでも本来は飲むためのものを飲む以外のことに大量に使うのに、非常に気が滅入った。家庭でやるなら下処理が必要ない染め方にするか、いっそプロに任せたほうがいいと思った。
    • 作業中オレンジ色のタイパンツからオレンジ色が染み出続けていた。一緒に染めた綿テープは紫蘇の色がやや負けて、ピンクオレンジに染まった(左。ちなみに何度か洗っててぬぐいふんどしに使った)。
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    • もともと派手な色に薄い紫をかけると落ち着くのではないかと思って染めたが、ますます派手な色になったように思う。元の色に蛍光のようなまぶしさがプラスされて、パワーアップしてしまった感じだ。参考にした本の色見本ではもう少し落ち着いた紫が出ていたのだけど、染物は植物をとるタイミングや他の条件で、かなり色が変わるというのを目の当たりにできてよかった。

    参考

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  10. 納豆の冷や汁

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    冷や汁には何を入れてもだいたいおいしいです。納豆は特におすすめです。納豆は発酵食品なので、酵素が入っています。
    カルシウムの吸収を促進する成分が含まれているので、味噌のカルシウムが吸収されやすくなり、骨に先回りしてカルシウムを溜めてストロンチウムが骨に吸収されにくくする効果がありそうです。

    材料(だいたい2〜4人分)

    • いりごま - 大さじ1〜好きなだけ
    • 納豆 - 1パック〜好きなだけ
    • きゅうり - 1本
    • 味噌 - 大さじ1強(味噌と好みによって調整する)
    • 青じそかネギなど薬味 - 好きなだけ
    • 水か冷たいだし

    作り方

    1. 納豆をよく練る
    2. きゅうりは輪切りにし、塩もみしておく
    3. すり鉢でいりごまをすり、そこに味噌を加えさらにする
    4. 水か冷たいだし汁を加えて味噌をとく
    5. 椀に納豆と水をきった塩もみきゅうりを盛って4の冷や汁を入れ、薬味を散らす

    栄養メモ

    • 味噌を生で食べるので、酵素をたくさんとりこめる
    • ごまカリウム、マグネシウム、、リン、亜鉛などのミネラルが豊富。骨粗しょう症の予防(骨をストロンチウム等から守る?)、貧血改善。タンパク質、水溶性食物繊維ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、E、葉酸が豊富。抗酸化作用あり。活性酸素が体内で作られるのを抑え肝臓機能を強化、細胞の老化、がん化を抑制する作用あり。すったり切ったりすると吸収しやすくなる。
    • きゅうり:ほとんど栄養はないが、ビタミンC、カロチン、カリウムなどを少量含む。体にこもった熱をとる作用あり。脂質分解酵素が含まれている。
    • 納豆:タンパク質、ビタミンK、食物繊維が豊富に含まれている。赤痢、チフス、大腸菌、サルモネラ菌への抗菌作用がある。血栓を溶かすナットウキナーゼという酵素が含まれている。カルシウムの吸収促進効果のあるポリグルタミン酸が含まれている。骨タンパク質の働きや骨形成を促進するビタミンK2が含まれている。
    • 味噌:特に豆味噌が良い。消化吸収率の高い大豆タンパク質、カルシウムカリウム酵素、イソフラボン、レシチン、ビタミンE、ビタミンB12などが豊富。酵母菌が生きている味噌を買うこと。味噌の酵素は20℃以上で活性化し、48℃以上で死にはじめる。
    • 青じそ:βカロチン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2鉄分カリウムカルシウム、食物繊維などを多く含む。

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