随分悩みました。
既に、約1年ほどになります。
結論から申し上げると、
「私、BMW車から降りることにしました。」
BMW車に乗るようになり、すでに16年半以上を経過しています。
20歳代後半以降、BMW車に乗ることが私の夢でした。思い返せば、何とか30歳代に
BMW車に乗れるようになりたいと仕事を頑張りました。
そして、その夢はギリギリ叶いました。その時の感激は今も忘れられません。
E36の323i⇒E46の325i⇒E87の130iと、乗り継ぎました。
BMW車は、私にクルマを運転する楽しみを教えてくれました。
でも、それだけではありませんでした。BMW車を通していろいろな出会いがありました。
もし、BMW車に乗っていなかったら、ほとんど出会うことができなかったと思われる多く
の素敵な出会いがありました。
“みんカラ”でも多くの「お友達」ができました。
BMW車は、予想を裏切らないとても素晴らしいクルマです。
すべてが100点満点だとはいいませんが、走ることに関してはとても楽しいクルマです。
私のような運転テクニックがないようなものでも、運転がうまくなったような錯覚をさせて
しまうクルマです。
私には、もったいないクルマです。
“F20”に試乗したときに
「とてもいいクルマだ。」と思いました。
“F30”に試乗したときも、
「なんていいクルマなんだろう。」と思いました。
と同時に、
「あまりによく出来過ぎていてつまらないな」とも・・・。
贅沢な感想です。
私にとってBMW車に乗ることは、ステイタスでもありました。
しかし、普段営業車で“Vitz”に乗るようになり、私は少し反省もしました。
BMW車に乗るようになり、自分がどんどん“横着”で“横柄”な運転をしているときがある
ことに気が付きました。“謙虚さ”を忘れるときがあります。
BMW車に溺れてしまっている自分に気付きました。
そして「ここらで一度、BMW車から降りよう」と思うようになりました。
今の“130i”は、とても気に入っています。モディもして、随分コストもかけました。
「非常にバランスがとれた、いいクルマに仕上がった」と自画自賛しています。
なので、ここで手放すことは正直つらいことです。
しかしながら、これから将来のことを見据えて、「ここらが潮時かな?」と考えました。
ボロボロになるまで、乗り続けることも考えましたが、今後の維持費のことを考えると
「ちょっと無理かな…」と。
私にとってクルマは、“道楽”でありました。“趣味”の域を超えていたと思います。
今後の私には、今までのような“道楽”を続けることは無理だと判断しました。
経済的に十分な余裕があるわけではないので、多趣味でもある私にとっては“クルマ”に
分配できるコストに限界があります。
また、年老いた両親の介護のことや、自分自身の老後のことも考えました。
限られた時間と資源を有効に活用する必要があります。もっと若くて才能があれば、まだ
いろいろチャレンジもできると思いますが、選択肢はどんどん狭まってきています。
もし宝くじで高額当選でもすれば、また選択肢も増えるのでしょうけど、残念ながらそうは
なかなかうまくいかないです。(笑&涙;)
次のクルマは、維持費が安いクルマ(国産車)になると思います。でも、“道楽”にならず
“趣味”の域では、モディも続けたいと思っています。
おそらく「“クルマ弄り”はやめることができない」と思っています。
ちょっと長くなりましたが、そんなわけで涙を堪えて“BMW車”から降りる決心をしました。
何卒、ご理解くださいませ。
まだしばらく(年内中?)は、130iに乗る予定なので、今後ともよろしくお願いします。
Posted at 2012/12/03 19:57:00 | |
トラックバック(1) |
次期愛車君候補 | クルマ