梅雨時だった第3戦から2週間後となった7月16日(日)。
子供たちが夏休みに入るにはまだ少し早いですが、
快晴の日曜日という事もあって、
各地の道の駅はどこも人が多くて駐車場も満車。
そんな晴れた夏日の第4戦は奈良県の吉野路を巡る
近畿エリア南側の山の中を駆け巡りました。
紀伊半島攻略戦、始めました♪
今回は、名阪国道の針テラスをスタート地点として、
奈良市街を横切って吉野路から宇陀路を抜けて伊勢へと続くルートになりました。
この辺りはまだ自宅のある刈谷から日帰りで回れる範囲になっていますが、
紀伊半島の南側や奈良京都よりも西や北の方は
宿泊前提で一気に駆け抜ける事になる為、
お盆休みから秋休みに集中させる事になります。
01.針T.R.S.
針テラスは日本の自動車専用道路10kmあたりの死亡事故発生件数
ワーストワンという不名誉な記録で有名な名阪国道にある道の駅ですね。
信号交差点が無く緑標識というほぼ高速道路のような構造ながら
山の中を抜ける線形の悪さに加えてICでの加減速車線が短すぎて、
速度制限は60km/hなのにみんな100km/hは出しているから
大型車や合流車との速度差もあって事故率が高いのです。
加えて通称"Ωカーブ"と呼ばれる、高低差を埋める為の急激なループ勾配が
事故率の高さを跳ね上げており、最凶国道の名を欲しいままにしていますね。
走ってると楽しい道路ではあるのですが。
私も免許を取得した直後からよく走っていた道でして、
東名阪道が伊勢道と直結される前の名阪国道と直接繋がっていた頃で、
かの有名な高峰SAの上り線や五月橋SAが営業していた頃に
道の駅になる前のこの針テラスと共によく立ち寄ったりしていました。
もちろん、今は無き廃道の針ICも知っています。
その頃に比べると、今は改良が進んでいて本当に走りやすくなっていますけどね。
今の針テラスは休日はクルマよりもバイクの方が多いんじゃないかってくらい、
バイカーさんの重要なスポットと化していますね。
02.なら歴史芸術文化村
かなり新しい道の駅なのでとてもキレイですが、
休日は特にクルマもバイクも多くて駐車場がいっぱいです。
隣にはホテルも併設されています。
03.レスティ唐古・鍵
歴史の街だけあってあちこちに歴史的スポットがある奈良らしく、
史跡のそばにある道の駅ですね。
到着時はまだ駐車場はガラ空きでしたが、
誘導員さんが居たので午後は満車になっていたのでしょうね。
04.飛鳥
近鉄吉野線の飛鳥駅に併設されている道の駅ですね。
鉄道と道路の駅が同じというのは面白いですね。
ただ残念な事に鉄道駅併設なせいか駐車場が少なすぎて
タイミングによっては停められないかも。
この時はまだ空いていましたが。
05.吉野路大淀iセンター
紀伊半島を南北に縦断する国道169号線の、
奈良市内のバイパス区間にある道の駅ですね。
とはいってもバイパスはほとんどがまだ建設途中ですし、
紀伊半島区間は通行も一苦労する険しい山岳路です。
ここは山の中なものの、休日は人が多く駐車場がいっぱいになります。
奥の方の駐車場は隣の残土処分場と間違われそうです。
06.吉野路黒滝
隣の国道169号線と並走し紀伊半島を縦断する国道309号線の
山の中にある道の駅ですね。
ここは人気があるようでとにかく人が多く駐車場がいっぱいでした。
この時も奥の方の砂利の臨時駐車場に案内され歩く事に…。
スタンプを押すのも一苦労なくらい、人でいっぱいでした。
07.杉の湯川上
吉野川沿いの川上村役場の隣りにある道の駅ですね。
その隣には温泉宿もあるようです。
また、道路を挟んだ向かいは住宅街で、
山の中の集落にある道の駅という感じです。
こんな場所でも人でごった返しているので
近年の休日は道の駅が大人気というのも本当なのですね。
当初の予定では国道309号線を南下して行くはずでしたが、
国道169号線と合流する直前の区間が走行困難だった為、
急遽迂回して国道169号線から回っていきました。
08.吉野路上北山
北上川をさらに南下していく山の中の道の駅ですね。
この辺りはまともに道路が通っていないので
おのずと通れる道が限られます。
ここからさらに南へ行くと、
昨冬12月23日に崩土事故があった場所になり、
今現在も通行止めが続いています。
私が"近畿「道の駅」スタンプラリー"を完走したのは10月29日なのと
元々この区間は走行ルートに入っていなかった事もあって
スタンプラリーでは影響を受けていませんが…。
09.宇陀路大宇陀
山を抜けて宇陀市に入り、久しぶりに市街地の道の駅に。
小ぶりな駅なので駐車場が少ないのが難点。
10.宇陀路室生
近鉄大阪線と並走する宇陀川沿いの道の駅。
駐車場が広いのに駐車台数は少ないという。
青空が眩しい♪
11.伊勢本街道 御杖
三重県との県境を跨いで走る国道422号線の県境にある道の駅。
夏なのでまだ明るいですが既に夕方17時を回っているのでここで終了。
今回はほぼ計画通りに進みました。
ここからの帰路はのんびりと三重県のJR名松線沿い県道15号線を通って
津市へ抜けて国道23号線で帰るルートに。
途中名松線伊勢竹原駅近くでダムが見えたので
少し引き返して寄ってみる事に。
君ヶ野ダムというところだそうです。
夕暮れで中途半端に日陰になってしまいましたが、
ダムを背景に撮影できる良いスポットでしたね。
そんなこんなで、近畿「道の駅」スタンプラリー第4戦でした。
紀伊半島は東側が三重県で近畿のエリアに入らないとはいえ、
それを差し引いても範囲が広い上に駅数が多く、
さらに海沿いの外周以外はまともに走れる道が限られるという、
山岳路の中でも特に条件が厳しいエリアです。
たぶん、
2022年に完走した中部の伊豆半島よりもシビアかと。
夏の青空は澄んでいて特に清々しいですね♪
Posted at 2024/04/21 01:38:04 | |
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