ミソジノジスイ

24/04/19(Fri)

今日は今シーズン筍4回目ゲット。正直持て余しています。貰った筍は速やかに下茹で。流派によっては皮付きのまま茹でるようですが、うちでは茹でる前に全部剥いてしまいます。ただでさえ大きい筍、皮を剥いて少しでも体積を減らす事が最優先。皮をつけておくことで柔らかく茹であがるそうですが、正直そんなの誤差だと思います。茹で時間の目安は1時間。竹串がスッと刺さるようになったら完了で、そのまま茹で汁から出さずに丸一日放置することでアクを抜きます。ここも流派によっては鷹の爪・糠を加えますが、水溶性のアクを抜くには温かいお湯だけで十分で、鷹の爪・糠は所詮迷信効果に過ぎないと思っているので、私は使いません。

で、ココからが問題。筍は基本的に冷凍保存が出来ません(解凍時スカスカのスポンジ状になる)。細かく切った状態ならある程度誤魔化せますが、食感の低下は隠しようがないので、うちではやりません。1週間位なら、大きな容器に入れてひたひたの水を注ぎ、毎日水を替えて何とか保存できますが、それ以上は無理。現状うちでは食べられる量を超えてしまっており、水漬けで保存しても食べる順番になる頃には傷んでしまっています。ですんで今回は仕方なく奥の手の塩蔵。下茹でした筍に大量の塩をまぶしておけば1年位は冷暗所で保存可能になります。ただ、個人的には塩がもったいないのであんまりやりたくはないです。やりたくはないですが、どう考えても塩コスト<<筍コストなので、総合的に損得を考えるとやらざるをえません。この時ばかりは冷凍保存できない筍の特性が恨めしいです。

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