ミソジノジスイ

24/04/18(Thu)

貰ったタラの芽が天婦羅3回分あったので、今日も天婦羅。つくづく思うんですけど、天婦羅を上達するコツは間をあけずに続けて作る事だと思います。回数を重ねても間をあけてしまうと、前回の経験や感じた事を忘れてしまうので、イマイチフィードバックが出来ている気がしません。その点間隔が短いと、前回の反省点などを余すところなく活かせるので、上達が早いと思います。とはいえ、1週間連続天婦羅とか物理的に不可能なので、毎日天婦羅を揚げ続けるプロとは根本的に違うんですね。

というわけで今回のお品書き。タラの芽と玉葱&人参のかき揚げは前回と一緒ですが、全部一緒ってのもつまらないので、何かないかと冷蔵庫の中を漁ったんですが、残念ながら天婦羅にできそうな食材がありません。全部一緒かーと多少残念に考えていた時に、庭の隅のユキノシタを思い出しました。最近天婦羅していなかったのですっかり忘れてましたが、今の季節なら食べられる筈。という事でゲットしてきましたユキノシタ。少し小ぶりで理想サイズの8掛けといったところですが、イケなくはないでしょう。という事で久しぶりのユキノシタ天ですが、相変わらず安定の美味さ。山菜ってタラの芽もそうですが、レシピは天婦羅orおひたしの二択というものが多い中、ユキノシタは天婦羅しか食べ方のない山菜です。しかし、天婦羅にすると他に類似品が無い独特の味わいで超美味い。

ユキノシタが食材として売られていることはほぼ無いと思います。主用途は日本庭園の岩の根元に植える用。形はミニ蕗ですが、多分分類上は全然赤の他人です。日陰のちょっとじめっとしたところを好み、暑さに弱くて日当たりの良い場所に置いておくと死滅します。野生でも普通に見かける一般的な野草で、似ている毒草が無いので比較的手を出しやすいと思います。ユキノシタの天婦羅、おススメです。

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