2008年 03月 03日
いいものが出来ました!
祇園 花見小路一本西側の通りに
器のブランド“OKU”のギャラリー&カフェが
3月8日にオープンいたします。
ちょっと 皆様にお知らせいたしたいと存じますますので、お時間頂けますか?
そもそも“OKU”というのは?
一言でいうと、器のブランドです。
OKUは 京の都の人々が、美山荘のある花背を“奥”と呼んでいた事から付けたブランド名です。 奥という言葉は、とても日本的な言葉で“奥ゆかしい”“奥行きがある”など、物事の見えない部分に対する賛賞を表すときの使われる言葉であると解釈し 日本の精神的な“美”の部分から器を通じて現代の形にするブランドとして立ち上げました。
OKUギャラリー&カフェってどんな感じのところ?
バイオな空間で、無駄のない有機的な空間という感じです
まず入ると 大きな杉の板が目にはいります。 これは私が以前からもっていた花背の杉で、購入時 長さ6メートル 幅1メートル 厚さ10cmという大きなものでした。
これは、京都・御所の池の船の素材に選ばれたものなんですって!
まず その大きな有機物が皆様をお出迎えします。さながら 花背への入り口にある北山杉の大木のような、、、。その横がウォ-ルナッツの格子の棚があるギャラリーとなっていますので そこでOKUの器をご覧いただけます。
その奥が、カフェとなっていているのですがテーブルもすべて花背の大きい杉板2枚から14テーブル分を取り分けてあります。テーブルを合わせてゆくと一枚の大きな板になります。
椅子は、椅子フリークのカフェの責任者が考えぬいてチョイスしたパトリシア・ウルキオラのグローブチェアで座り心地が抜群です。
庭も町家の庭ではなく、バイオな空間を造り出すため山の湧き水が出ている場所をイメージしました。小鳥が木の実を啄み、水浴びができる庭です。
そして2Fもあります。2Fは1Fとは少々異なる空間に仕上げモダンな山小屋風に仕上げてあります。目に付く屏風はストリートアーチストが山にこもって書き上げたもので、現代アートでありながら伝統を感じさせ、しかも自然の癒しをも与えてくれます。
所々に飾られた花は ほとんどが山から摘んできた草花で皆様をお迎えいたします。
メニューは?
お出しするメニューはスウィーツではなく、ガトーです。毎日食べても飽きないお菓子を厳選された素材と考え抜かれた技術で造りあげたものをOKUの器でお召し上がりいただきます。
お飲物も、花背の水にあった最高級の豆を使用した珈琲や、花背の特産物“笹茶”時期になったっら“アケビ茶”など季節感のあるものをご提供してゆきたいとおもいます。
最後に。
まだOKUは立ち上がったばかりで不慣れな点も多々ありますが、頑張って日本の新しい形を創造してゆきたい所存でございますので、皆様 何かの折にはお立ち寄りくださいますよう よろしくお願い申し上げます。
住所:京都市東山区祇園町南側570-119
電話:075-531-4776 営業時間:11:00-19:00 定休日:木曜日
美山荘主人 中東久人